2019年10月28日ディワリ休暇　ペリン旅行　チェンナイに戻る編

2019/10/28 - 2019/10/28

「光のフェスティバル」とも呼ばれるインドの大部分で最大のヒンドゥー教のお祝い、ディワーリー。ヒンドゥー暦のカールッティカ月の新月の夜の日で今年は10月27日の日曜日でした。
10月26日は交代休暇日。28日は振替休日ということで3連休！9月の3連休にダージリンに行った際に今回のためにシッキム州の入境許可証（パーミット）を入手しておりました。チェンナイでこのパーミットを手配することはできないので、予定変更することなくシッキム州のぺリン（インド人はぺリングと発音します）にいくことにしました。

シッキム州には1975年までシッキム王国という国があり独立国家でしたが、4月に当時のパルデン・トンドゥプ王の退位を求めるデモ隊に宮廷親衛隊が発砲して混乱したため当時保護国の立場だったインドが出兵。シッキム立法議会が王制廃止とインド編入を賛成多数で承認してインドの22番目の州になった過去があります。
そんなわけでどこの国の人も入境が許可されるわけではありません。
日本人はそんな入境を許されている国民の一つです。

シッキム州になにがあるのかというとインドで一番高い山であり世界第3位の高い山カンチェンジュンガ峰（標高8,586ｍ）があり、その周りに広がるカンチェンゾンガ国立公園は日本の世界文化遺産富士山のように信仰の対象の聖地とあがめられると同時にユキヒョウやチベットオオカミなどが住む自然遺産としても認められているのでインドで唯一の世界複合遺産に指定されています。

ここカンチェンゾンガ国立公園を目標地点にして旅行に出発します。
が、カンチェンゾンガ国立公園に関して出発前には恐ろしいほど情報が入りませんでしたが、世界遺産の中心に添えられているカンチェンジュンガ峰をみるだけでもいいかと思いながらも、ちょっとした不安を抱えながらの出発になりました。


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以下旅行の予定です（実際のスケジュールは上記スケジュール欄をご覧ください）

10/26
https://4travel.jp/travelogue/11559784
5:15チェンナイ→8:20バグドグラ　スパイスジェットSG461便
バグドグラ空港→シリグリーSNTバススタンド　プリペイドタクシー
10:30シリグリーSNTバススタンド→16:30 ぺリン　SNTバス

10/27
https://4travel.jp/travelogue/11559787
カンチェンゾンガ国立公園　トレッキングの予定

★10/28★←この旅行記

7:00ぺリン→13:30シリグリーSNTバススタンド　SNTバス
シリグリー→バグドグラ空港　タクシー
16:40バグドグラ→20:55チェンナイ
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10/28
また一日かけてチェンナイに帰ります。
7時発のシリング行のバスに乗るために6時にチェックアウトをしようとカウンターに行ったのですが、カードリーダーがシステムの問題で動かない。
ペリンシティまで車を出してくれればATMで現金を払うと言ったのですが車がないらしくいたずらに時間が過ぎる。
30分くらいした時にネットで振り込めませんかと提案があり、パソコンを出して直接銀行口座からホテルの口座に振り込みを実施。時間にして45分経過しました。。
もう7時発のバスには間に合いません。16時40分発の飛行機には乗らないといけません。
流石にこれはホテルに言うしかない。普段はクレーム的なことは言わないんですが今回は、
「飛行機に乗れなかったらどうするんだ！なんとかしろ！」
と要求。

擦ったもんだがありましたが、ペリンシティまでのタクシーをホテルで持ってゲイジンへのタクシーを運転手に手配させると言うことで手打ち。
ゲイジンからシリングは乗合ジープが出ているのでそれを僕が自分で手配すればなんとかなりそうです。

そうと決まれば早く出発を。
タクシーで７時１０分にペリンシティに着いたらまだバスが止まってる！！
出発が遅れているようです。まぁ時間通りに出るはずないんですが。
運転手さんに言ってバスの前で下ろしてもらいました。

切符を買いに行くと、
「ごめん。席がもうないの。。。」
「！！！！！」

自分でゲイジンから先も手配しなくてはならなくなりました。
朝から大焦りの旅行3日目です。

エリア ペリン(インド)

• 旅行の満足度: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 飛行機
• 航空会社: インディゴ

この旅行記は2019年10月27日ディワリ休暇　ペリン旅行　世界遺産カンチェンゾンガを眺めてペリン観光編からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11559787
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10/28
朝7時に出発するシリグリ行きのバスに乗車するために朝6時にチェックアウトするためにフロントに降りました。
システムの問題でカードリーダーが動かない。6時半になってフロントの彼から銀行振込で払ってください。30分経ってそれかい。とかなりイラッとしながらパソコンを出して送金をしましたがすでに時間は6時45分。
「今からじゃ1日1本しかないバスに乗れなくなったからなんとかせい！！」とイラついて要求。
タクシーを呼んでくれてペリンシティまでホテルでお金を出してもらって、さらにそのドライバーが8キロ下にある街ゲイジンまでの小型タクシーを手配してくれることに。
手を打ちました。ゲイジンまで行けばシリグリまでの乗合ジープがあります。ペリンシティーまでのタクシー代持ってもらったのは感謝しなくちゃ。

ホテルが手配してくれたタクシーに乗って坂道を登ってきたら
あ！まだバスがいる！！
出発が遅れているようです。
「バスに乗るから止めてくれればいいから！」

バスの停車場の真前にあるホテルサレデナの前でタクシーを下ろしてもらいました。
写真のパラソルの下で切符を売っています。
「シリグリまで１枚お願いします」
「ごめんね。座席が埋まってしまって売り切れよ！」
「まじですか！！」

乗り損なったシリグリ行きのバスです。
さぁどうしましょう。
これからタクシーを捕まえてゲイジンに行こうと思ったのですが、捕まらないのよね。
飛行機は16時40分。あんまり乗り換えとかで手間取ると肝心の飛行機に乗れなくなるかも。よし諦めた！！

昨日観光のタクシーを運転してくれたドライバー君の働いている旅行会社に行くことにしました。オフィスは前日昼食を食べたビッグボールレストランの前にあります。

車に空きがありました。バグドグラ空港まで5,000ルピーです。
「8時に出発ね。どっかでお茶でも飲んできて！」

まだ30分あります。ペリンシティのこの近辺はホテルが並んでいますからどこかに入って朝食を食べることにします。
何箇所か見て、

こちらのホテルガルーダでいただくことにします。

ホテルの宿泊客らしい白人さんが一人居ただけでした。

バタートーストとブラックティーを注文。
トーストは４枚ありました。

8時に車でスタート。ペインを出て車は細い山道を走り、

ダートに変わり、

ドロドロのみちを走ります。

山を大方下り終え9時になったところでドライバー君が車を止めました。
朝食を食べていないということなので、ここで彼の朝食タイムです！
ゆっくり食べてもらいます。

彼の愛車はトヨタイノーバです。東南アジアやインドでは日本人なら必ず一度はどこかでお世話になる車です。

メリの境界管理所にやってきました。
僕はこの青い建物へ行って出境の手続きを行います。
同じタイミングで

運転手の兄ちゃんはこの緑の建物で何か手続きをしていました。
彼が戻ってきて聞いたら、西ベンガルのパーミットの手続きだという。
まじかいな！インド人なのにシッキム居住者は西ベンガルに行くのにパーミットがいるんだ！！

出境を無事終え車は西ベンガル州に入って国道10号線を気持ちよく走ります。

バグドグラ空港に12時半に到着。
ペリンシティーから４時間半で到着しました。

搭乗する飛行機の離陸時間まで４時間あります。まだチェックインできないので、
チェックインカウンターを通過して

この階段、エスカレーターで上に上がって右に曲がると安全検査の入り口がありますが、それを左にそれると

レストランがあります。
これは知らないとここには来れません。上にレストランのマークがあると安全検査を超えてからじゃないとレストランがないと思いますもんね。
僕も9月にダージリンからの帰りにこの空港を使っていたから分かっていたんですよね。9月はチェックイン終わってから上に上がってきてレストランに入りました。チェックイン始まるまで椅子の全くない１階で立って待ちましたもんね。

レストラン入ったらディーワーリの装飾がしてありました。

まずはビールを注文。
キングフィッシャーストロング。

この日のランチはインディアンチャイニーズのチキンハッカヌードルを注文。
ビールと合います。

15:50に僕が搭乗するインディゴ航空6E534便コルカタ経由チェンナイ行になるエアバスA320型飛行機がやってきました。

LCCのインディゴなので長距離バス移動の後ではきついので、足元の広い一番前の席を取っていました。
飛行機は途中コルカタを経由して

チェンナイ空港に到着です。定刻は20:50。少し早めに飛行機は着陸したようです。
バスを降りて、バゲージクレームに着いたのは20:49。

地下鉄の駅にやってきました。
月曜日は23時台が終電です。

ティルマンガラム駅まで30分。帰ります！