2019/10/27 - 2019/10/27
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ぱっしょんKさん
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この旅行記のスケジュール
2019/10/27
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ホテルからカンチェンジュンガを望む
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スカイウォーク
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リンビの滝
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カンチェンゾンガの滝
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ビッグボール
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ベースキャンプで夕食
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The Chumbi Mountain Retreat&Spa泊
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この旅行記スケジュールを元に
「光のフェスティバル」とも呼ばれるインドの大部分で最大のヒンドゥー教のお祝い、ディワーリー。ヒンドゥー暦のカールッティカ月の新月の夜の日で今年は10月27日の日曜日でした。
10月26日は交代休暇日。28日は振替休日ということで3連休!9月の3連休にダージリンに行った際に今回のためにシッキム州の入境許可証(パーミット)を入手しておりました。チェンナイでこのパーミットを手配することはできないので、予定変更することなくシッキム州のぺリン(インド人はぺリングと発音します)にいくことにしました。
シッキム州には1975年までシッキム王国という国があり独立国家でしたが、4月に当時のパルデン・トンドゥプ王の退位を求めるデモ隊に宮廷親衛隊が発砲して混乱したため当時保護国の立場だったインドが出兵。シッキム立法議会が王制廃止とインド編入を賛成多数で承認してインドの22番目の州になった過去があります。
そんなわけでどこの国の人も入境が許可されるわけではありません。
日本人はそんな入境を許されている国民の一つです。
シッキム州になにがあるのかというとインドで一番高い山であり世界第3位の高い山カンチェンジュンガ峰(標高8,586m)があり、その周りに広がるカンチェンゾンガ国立公園は日本の世界文化遺産富士山のように信仰の対象の聖地とあがめられると同時にユキヒョウやチベットオオカミなどが住む自然遺産としても認められているのでインドで唯一の世界複合遺産に指定されています。
ここカンチェンゾンガ国立公園を目標地点にして旅行に出発します。
が、カンチェンゾンガ国立公園に関して出発前には恐ろしいほど情報が入りませんでしたが、世界遺産の中心に添えられているカンチェンジュンガ峰をみるだけでもいいかと思いながらも、ちょっとした不安を抱えながらの出発になりました。
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以下旅行の予定です(実際のスケジュールは上記スケジュール欄をご覧ください)
10/26
https://4travel.jp/travelogue/11559784
5:15チェンナイ→8:20バグドグラ スパイスジェットSG461便
バグドグラ空港→シリグリーSNTバススタンド プリペイドタクシー
10:30シリグリーSNTバススタンド→16:30 ぺリン SNTバス
★10/27★←この旅行記
カンチェンゾンガ国立公園 トレッキングの予定
10/28
7:00ぺリン→13:30シリグリーSNTバススタンド SNTバス
シリグリー→バグドグラ空港 タクシー
16:40バグドグラ→20:55チェンナイ
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10/27
朝5時の空気が澄んでいる朝にカンチェンジュンガ峰を見るために起きました。
まだ日の出前で真っ暗でした。
30分ほど二度寝して再び待つと5:50に雲の切れ間からほんの少しだけカンチェンジュンガ峰が見えました。がこりゃハズレかと思ったのですが、雲の動きが早く6時を過ぎたらきれいにカンチェンジュンガを見ることができました。
前日にホテルの方にタクシーの手配をお願いしてありました。最大目的地はかんチェンゾンガ国立公園と言っておいたのですが、出発してからドライバー君から衝撃の事実を聞くことになった2日目スタートです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この旅行記は2019年10月26日ディワリ休暇 ペリン旅行 チェンナイからペリン移動編からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11559784
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朝5時50分にカーテンを開けて見るとカンチェンジュンガ峰が雲の中にチラッと見える程度。 -
5分ほど待ったら雲が晴れてカンチェンジュンガ主峰が顔を出しました。
カンチェンジュンガ主峰は世界第3位の高峰で標高は8586mあります。
そしてこの山を中心にインド側の麓にあるカンチェンゾンガ国立公園がインドで唯一の世界複合遺産に指定されています。 -
日本の世界文化遺産富士山同様信仰の中心地となっているのと同時に麓に広がる樹海にはユキヒョウやチベット狼などの貴重な動物たちが生活していることから文化遺産+自然遺産の複合遺産になっているというわけです。
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前日バスを降りたペリンシティーは日もさして明るくなっていました。
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6時を回ったらカンチェンジュンガの頂上付近の雲は晴れました。
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望遠レンズ使ってみました。
カンチェンジュンガも日の出を迎えたようです。 -
カンチェンジュンガ峰がさらにきれいに見えてきました。
部屋の中からではなく外で見てみたくなったので -
建物の外に三脚を持って出てきました。
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部屋は3階ですから外に出るとカンチェンジュンガを見上げる形になります。
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世界遺産カンチェンジュンガをバックに1枚。
この後カンチェンゾンガ国立公園に行くのでそこで今回の世界遺産で一枚を撮影するつもりだったのですが結局これが世界遺産で一枚になりました。 -
下側に続くホテルの建物越しにカンチェンジュンガ。
カンチェンジュンガはチベット語で「偉大な雪の5つの宝庫」の意味。 -
主峰の他に西峰=ヤルン・カン(8,505m)、中央峰(8,478m)、南峰=カンチェンジュンガII(8,476m)、カンバチェン(7,903m)が並んでいます。
もう一つ気になったのが右側に写っているピンクの花。
桜?
近くで見て見ることにします。 -
木の下まで降りてきました。
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桜に見えるけどなぁ。
ペリンで何本か咲いている木がありました。 -
登って部屋に戻ります。一番上の階の左側。窓が空いている部屋が僕の部屋。
一度戻って三脚や一眼レフを置いて食堂に向かいます。 -
部屋のある建物のフロントの下の階にあるGolden Bambooレストランが朝食会場です。
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朝食はビュッフェスタイル。
手前にインディアンスタイルの朝食。奥にパン。 -
独立した場所にフルーツとシリアルが用意されています。
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この日の朝は珍しくトーストを選択。
ゆで卵とローストトマト。チキンソーセージとリンゴ、梨、スイカのカットフルーツ。
ドリンクはストレートティー。 -
そして目玉焼き。
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さらにちょっと物足りなかったので、僕が住んでいる南インドの朝食の定番、イドりーを追加。サンバーに付けて食べます。
満足したら一度部屋へ戻って出発の準備をします。9時に昨日ホテルがアレンジしてくれたタクシーがきます。 -
車が来るまでロビーをフラフラしてみます。
入り口入ったところは吹き抜け。
僕の部屋は丸いバルコニーがある3階です。 -
暖炉があります。
前夜到着した時はここに火が入っていましたから今も実際に使われています。 -
窓際にインクと鳥の羽で手紙を書くのが似合いそうな机が置いてありました。
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豪華なロビーです。
走行していたらお迎えが来ました。 -
名前聞き忘れちゃったけどドライバー君は非常に好青年。
愛車はインドのマヒンドラ社のザイロ。
前日ホテルにお願いしていた行きたいところはカンチェンゾンガ国立公園とシッキム王国の宮殿跡のラブデンツェ。チベット寺院のペマヤンツェ・ゴンパ。ケチュパリ湖。 -
ドライバー君が一番最初に連れて行ってくれたのはスカイウォーク。
希望していない観光地でした。
ぐるっと回っているガラスの床の周回路があります。 -
カンチェンゾンガ国立公園は遠いはずだけどこんなところに寄って大丈夫かな?
と思いながらチケットを購入して上に上がります。
入場料50ルピー。カメラ持ち込み料50ルピーで計100ルピー。 -
上まで上がってきました。大仏が上に鎮座しています。
ここで靴を脱いで行きます。 -
スカイウオークはガラス張りの展望台。
ただ、特に崖に飛び出したりしているわけじゃないので、ガラス張りにする必要性はないなぁ。。 -
カンチェンジュンガが非常によく見えました。
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大仏さんのところまで上がろうかと思ったのですが、この上はお寺では無いそうなので上まで上がるのはやめました。
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代わりにちょっと下ったところにサンガ・チョリン・ゴンパというチベット仏教寺院があるようなのでそちらに向かいます。
この丘を登って降ると -
サンガ・チョリン・ゴンパの本堂です。
中は撮影禁止ですが、初めてみた歓喜仏という仏像が何体もあってびっくりしました。
自身の妃である女尊との性的結合をしている仏像です。チベット仏教はインドから直接入ってきた仏教なので仏様に性別があるのです。
日本では女性を忘れて禁欲をするのが教えですから随分違います。 -
サンガ・チョリン・ゴンパの敷地内にあるストゥーパです。
サンガ・チョリン・ゴンパは1697年に法王ラツン=チェンボによって建てられたお寺です。 -
駐車場に戻ってきました。
車に乗って次はケチュパリ湖に向かいます。 -
急坂急カーブの道をゆっくり下っていきます。
次のカーブがもうすぐそこに見えています。高度を下げながら大きくカーブしています。 -
ケチュパリ湖への道のすぐ脇に立派な滝があったので車を止めてもらいました。
リンビの滝です。
少し撮影したら再びスタート! -
リンビの滝から40分でケチュパリ湖の駐車場に到着しました。
-
駐車場の周りに食事できる屋台みたいなお店が多いから、おこぼれを待つ犬がたくさんいました。
君たちおっちゃんはご飯食べずに湖見てくるよ!! -
お店の間を抜けようとしたら右側に見えるパラソルの下にいる女性から
「チケット」と声をかけられました。
ここでチケットを購入。外国人は一人100ルピーです。
この先の橋を渡ると -
立派なチベット寺院があります。
中には大きなマニ車が1個だけありました。
たくさんの人が参拝してマニ車を回していました。 -
チベット寺院の前の道を歩いて
-
奥へと向かいます。
しばらく歩くと -
チベット文字で書かれた石碑がありました。
なんて書いてあるかわかりません。
ケチュパリ湖は仏教徒とヒンドゥー教徒にとって聖地です。 -
ケチュパリ湖が見えてきました。この回廊から靴を脱いで湖畔に行きます。が、僕は湖畔までは行かずにここはスルー。
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奥に行くと山の上に続く道がありました。
ケチュパリ湖全景が見えるビューポイントの入り口を示す看板があります。 -
さっぱり先が見えませんが、ここは行くしかないでしょ!!
-
でも展望台まで来るのに15分もひたすら登る羽目に。
登山じゃん!! -
ケチュパリ湖全景が見えました。
かなり汗書きました(笑) -
息が上がったぱっしょんを横目でチラッと見るわんちゃんがビューポイントにいました。
じゃぁ降るね。バイバイ。 -
次の目的地に向かいます。
ドライバー君が次はカンチェンゾンガだと言いましたので、2時間は走るだろうと思ったのですが、1時間で到着。
入場券を購入したら20ルピーとのこと。うん?安すぎる気がする。
入場券カウンターのところにカンチェンゾンガウォーターフォールと書いてある。
滝だけなのか? -
とりあえず中に入ります。高い落差の滝がまずはお出迎え。
音がすごかったんですけど、写真じゃわからないので動画をつけます。
https://www.youtube.com/watch?v=QHCwZUeB1t4 -
ここをハーネスつけて滑り降りてくるアトラクションがありました。
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奥に階段があってそこを登ると奥にもう一つ滝がありました。
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こちらも水の流れの早い滝です。
近づいて行ってみます。 -
お~立派な滝です。
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谷底まで行けるようです。さらに進みます。
-
こちらの滝は高さはそうでもないですが、流れ落ちるスピードが凄かったです。
季節は雨季が終わったか終わらないかの時期なので水量が多いんですね。
でもこの滝の先に続く道は無し。
やっぱり滝だけなのかな?
車に戻ります。 -
こちら側から見る入り口の滝はまたちょっと違った雰囲気に見えます。
車に戻って気になっていることをドライバー君に確認
「昨日ホテルの人にカンチェンゾンガ国立公園を第一で行きたいって言ったんだけど?」
「え?カンチェンゾンガ国立公園はパーミットとガイド帯同が必要なはずだよ。」
電話で確かめてくれましたが、彼のいう通りだったことを確認したのみ。
「ここから国立公園まではどのくらいなの?」
「40キロくらいかな」
!!!!
そりゃパーミットを持っていたとしても無理だ!
後で調べたところ、カンチェンゾンガ国立公園は北シッキムにあって別の入境許可証が必要。さらにカンチェンゾンガ国立公園の旅行に行くなら旅行会社で3、4日でツアーを組まなくては恐らく無理だろうと思います。
世界遺産の基幹遺産カンチェンジュンガ峰自体を見て写真も撮影したので、これでカンチェンゾンガ国立公園はクリアーということで自分を納得させることにします。 -
ここでペリンシティーに一度戻ってきました。時間はすでに14時半。
ここで昼食をいただきます。
ドライバー君が連れてきてくれたのは彼の勤務する旅行会社の前にあるビッグボールというレストラン。 -
コンパクトな店内です。
-
チベット料理、豚肉スチームももを注文しました。
これは、中国だと包子ですね。 -
食後にブラックティーを注文。
お腹一杯になったところでペリンの見所、シッキム王国の宮殿跡ラブデンツェとチベット寺院のペマヤンツェ・ゴンパに行きます。 -
ラブデンツェがラブデンツェ・バード・パークという公園の中にあるっていうわけのわからん形になっていて、見たくもないバードパークの入場チケットを購入することになりました。
外国人は50ルピー。 -
鳥はいないけど犬がいました笑
-
石畳の道を進みます。
所々に -
鳥の写真パネルはありますが鳥の姿は見えず。
-
分岐が出てきました。
-
階段の上にネットで囲まれたスペースがあります。
この中に鳥がいるようですが、 -
中には入りませんでした。
ここにも空中回廊がありました。
後でドライバー君に聞いたら、「鳥はみんな海外から来たやつが中にいるはず」
見る必要は全くなかったようです(笑) -
入り口から700mこんな感じの道を進みます。
少し登りましたが歩くのは楽でした。
30分歩きました。 -
城壁と仏塔らしきものが出てきました。
-
丘の上に城壁が続いています。
僕も坂を登っていきます。 -
丘の上に登ってきました。
昔のシッキム 王国の首都ラブデンツェ遺跡の看板が立っていました。
階段を上がって宮殿跡に入ります。 -
階段上がって左手に宮殿の住居エリアがあります。
-
住居エリアの壁が残っています。
中も仕切りの壁がきれいに残っていました。 -
住居エリアの横に3つの仏塔が立っていました。
ここで王は毎日の礼拝でもしていたのでしょうか? -
敷地内にもう一つ建物の跡がありました。
これは宮殿内の祭事をやる建物。 -
上に登って先ほど見学した宮殿住居跡を望みます。
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催事場の建物の上の真ん中に祭壇がありました。
-
祭壇に近づいたら白い壁に3体の仏様が彫られていました。
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ラブデンツェは1670年~1814年まで140年余りの間シッキム王国の首都だったところです。王宮の跡は広いスペースでしたが建物の跡は2つしか残っていませんでした。
兵どもが夢の跡ですな! -
車で最後の観光ポイントにきました。
ラブデンツェを見下ろせる山の上に建っているペマヤンツェ・ゴンパです。
駐車場から階段を上がったところに小さな祠があって中には大きなマニ車がありました。 -
本堂です。
すごい数の仏教徒が参拝していました。
中は当然撮影禁止。
外観を撮影しました。
実はこの時を最後にレンズキャップが姿を消しました。
落としたのに気づかなかったようです(T_T) -
16:30にホテルに戻ってきました。
今回ヒンドゥ寺院が全く目に入らなかったので忘れてました。
この日2019年10月27日はディーワーリ当日。
入り口にディーワーリの装飾がされていました。 -
18時に夕食を食べます。
この日はバー ベースキャンプに行きます。 -
前日レストランに行ったので飲めなかったビールで乾杯です。
シッキムのダンスバーグビールを注文。 -
まだ時間が早かったから最初お客さんは僕だけでしたが徐々にお客さんが増えてきました。
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注文したチキンステーキは30分くらい掛かるそうです。
フライドポテトを注文。
ビール2本をピーナツをつまみに飲んで待ちます。 -
チキンステーキがきました。
量の多さにびっくりさらに -
チキンステーキと同時にフライドポテトがやってくる誤算が発生!
食べきれませんでした。 -
フロントとベースキャンプの間にステージが出来ていました。
ディーワーリのパーティが行われたようです。
僕は翌日朝6時に出発しますので早々と部屋に戻りました。たっぷり飲んでかなり酔ってましたしね笑笑
翌日はチェンナイに戻ります。
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この旅行記は2019年10月28日ディワリ休暇 ペリン旅行 チェンナイに戻る編に続きます
https://4travel.jp/travelogue/11559790
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