インドネシアはイスラム教徒が世界で最も多い国ですが、<br />そのインドネシア領のバリ島は、<br />なんと90％以上がヒンズー教徒だとも言われています。<br /><br />バリヒンズーの名だたる四つの寺院を巡ってみました。<br />この旅行記では、以前訪ねたウルワツ寺院も載せています。<br />

バリ島放浪記　バリ島古寺巡礼（タナロット寺院、ブサキ寺院、タマ・アユン寺院、ウルワツ寺院）

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2019/10/11 - 2019/10/14

4837位(同エリア16700件中)

エリア

バリ島(インドネシア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: 徒歩

航空会社: セブパシフィック

旅行の手配内容: 個別手配

最初に訪ねたのは、デンパサール空港から近いタナロット寺院です。
バリ島で最も有名な観光スポットです。
ガイドさんによると、
今後、この近辺の海岸もリゾート開発が進むとのことでした。
ちょっと残念な気がします。

駐車場を背に海に向かって右側に見えるバトゥ・ボロン寺院です。
このヒンズー寺院も断崖の上に建ち、海に浮かんで見えます。
左側には、バリ絶景の代表格、タナロット寺院が海に浮かんでいます。
上の写真と同じポイントから撮った一枚です。
タナロット寺院は、海に隔てられています。
が、干潮時には陸続きになるようです。
が、観光客は寺院の建つ島に渡ることができません。
タナロット寺院に向かう途中にあるペナタラン寺院です。
タナロット寺院の近くには、たくさんのヒンズー寺院が…。
これもタナロット寺院の境内なのでしょうか？
バリヒンズー寺院の屋根は、どこもシュロでできているようです。
なかなか風情があって、バリ島と一目でわかる風景です。
タナロット寺院を真正面に望む、波打ち際にやって来ました。
このタナロット寺院、夕陽の観光スポットでもあるようです。
タナロット寺院の駐車場付近の門に立つハヌマーン像です。
これって、今までバリ島で出会った一番美しいハヌマーンかも、
と思って撮った一枚です。
今回のバリ島旅行は、ちょうど10月の満月の日にあたりました。
ラッキーなことに、このフルムーンの日に、
バリヒンドゥー教総本山のブサキ寺院を訪ねることができました。
祭礼用の白い装束で、寺院にお供えに訪れる信者たちを撮りました。
バリ島ならではの白黒のチェック柄も目にとまります。
「サブット・ボレン」と呼ぶそうで、魔除けの意味があるようです。
ガイドさん曰く、世界には常に正と悪が存在していて、
それを白と黒で表しているとのこと。
バリでは、ケチャックダンスで男性が腰に巻いている布柄です。
ブサキ寺院では、お祭りの警備の人が巻いているとのことでした。
ブサキ寺院の正面の長い階段です。
総本山だけあって、とても威厳があります。
境内のバリ寺院独特のメルと呼ばれる塔です。
奇数層のこの塔の屋根は、やはりシュロで葺かれいいるのでしょう。
七層のメルを、階段上から望みました。
階段の上からは、こんな風景です。
階段上のここには、観光客は入れませんでした。
ここも信者しか入ることが許されない境内です。
境内をゆっくり回ると、こんな素晴らしい光景にも出会えます。
天気がよくて、本当によかったです。
この角度からの風景もなかなか荘厳です。
長い階段の下から、信者の列が途絶えた機会を見計らって、一枚！
ラッキーなことに雲が晴れ、聖峰アグン山が顔を見せてくれました。
アグン山を背景に、満月の日の美しいブサキ寺院を収めました。
アグン山も、ブサキ寺院も、白い雲も、
とてもフォトジェニックな一枚になりました！
いつまでも見とれてしまう絶景です！
ちょうど信者のみなさんも少なくなった頃の一枚です。
タマ・アユン寺院の門です。
観光客は、この門から寺院に入ることは許されず、
周囲からしか望むことはできません。
低い塀越しに望むタマ・アユン寺院の境内です。
茅葺きの建物と、バリ独特のメルと呼ばれる塔が綺麗です。
これも塀越しに、違った角度から境内を一枚！
タマ・アユン寺院境内に立ち並ぶメル群です。
タマ・アユン寺院は、こういう低い塀で囲まれています。
塀際の通路から一枚！
タマ・アユン寺院が最も美しいと言う人もいるとのことです。
確かに、バリらしい風景です。
ガイドさんによると、
ここがタマ・アユン寺院のベストスポットだそうです。
インド洋を一望できる、バリ島最南端のウルワツの断崖です。
ウルワツ寺院の境内からの一枚です。
向こう側の岸壁の上に、ケチャックの会場が見えます。
ケチャックの行われる広場から、ウルワツ寺院を撮りました。
バリ島独特の儀式用の傘やペンジョールが綺麗です。
ウルワツ寺院のケチャックの風景です。
ガイドさんによると、バリ島のケチャの中では、
ウルワツのケチャが一番力強いとおっしゃっていました。
ケチャの中で演じられている「ラーマヤナ物語」の一風景です。
これは、インドに古くから伝わる物語だそうで、
インドヒンズー教徒に流れをくむのがよく理解できます。
ウルワツから見るインド洋に沈む夕陽です。

バリヒンズー寺院を回りましたが、
どの寺院もインドヒンズー教とバリ島土着の宗教が結びついた、
独特の文化空間を醸しています。
なかなか魅力的な寺院群でした。