バリ島放浪記　テガラランとジャティルウィの棚田比較　テガララン編

2019/10/11 - 2019/10/14

バリ島と言えば、ビーチを思い浮かべる人が多いようです。
私は、クタやレギャンなどのビーチよりも、内陸のウブドを勧めます。
ウブドは、バリ文化が凝縮されたような所です。
今回は、バリ芸術やバリ舞踊ではなく、棚田体験を紹介します。
バリ島の棚田でとくに有名なのは、テガラランとジャティルウィです。
この旅行記では、ジャティルイと比較しながら、
テガラランの棚田体験を紹介します。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: セブパシフィック
• 旅行の手配内容: 個別手配

テガラランは、ウブドからは自転車でも行けるような距離です。
道中はアップダウンがあって、ちょっときついですが…。

テガラランには、入り口付近にこんな展望台も…。
観光地として、ちょっと俗化し過ぎているのが残念です。

テガラランは、ジャティルウィの棚田と違って、
こんな急峻な谷あいに水田が営まれています。

入村料として20000ルピアを払わないいけません。

テガラランは、棚田の美しさという点では、
確かにジャティルウィよりもフォトジェニックです。

谷間を通って、テガラランの入り口の反対側の高台に出ました。
ここまでやってくるのに、プライベートな水田らしく、
数回20000ルピアほど払わされました。
その辺も、ちょっとジャティルウィのおおらかさとは違います。

最近のテガラランは、俗化し過ぎてしまい、商魂たくましく、
こんな「スイング」と呼ばれるブランコが大はやりでした。

何カ所もこういうブランコを目にしました。
確かに開放的な空間のジャティルイでは体験できません。

並んだヤシの木を利用して、ブランコのロープが吊されています。

急峻な谷間に営まれる棚田の風景です。

谷底まで下りてみました。
ちゃんと一人が通れるくらいの遊歩道があります。
遊歩道はあぜ道ではなく、タイルが敷かれていて歩きやすかったです。

遊歩道はこんな感じです。

遊歩道に沿って、また高台に上がってきました。

谷底に遊歩道が見えます。
ジャティルウィとは全く違った表情のテガラランの棚田風景です。

テガラランの一番奥の棚田です。
ここにも俗化の波が…。
棚田の畦には、「Santana Teracce　BALI」との表記が…。

上の画像で紹介したライステラスの反対側にやって来ました。

例の「SANTANA terrace」です。
こんな谷あいにもカフェができてしまっています。

俗化してしまったと嘆きながらも、ついつい腰を下ろしてビンタンビールを…。
矛盾した情けない私です。

眺めは、ノスタルジックでなかなかです。
棚田の間に立つヤシが、バリ島らしい雰囲気を醸しています。

テーブルの上には、こんな彫刻も…。
バリの芸術性の高さを感じさせる精巧な彫刻です。

一服したところで、またテガラランの棚田巡りを。
ジャティルウィの開放感や棚田の直線美とは対局の風景です。

こんな急峻な谷を下って、入り口に戻っていきます。
高齢者にはちょっときつい棚田巡りのようです。

棚田を手入れしている農夫の姿も…。

テガラランには午前中の早い時間がお勧めです。
棚田巡りから帰ってくる頃には、こんなにたくさんの観光客が…。

周辺にはこんなゲストハウスもできています。

ジャティルウィとは全く違ったテガラランの棚田巡りでした。