チェコ（プラハ＆クトナー・ホラ）とドイツ（ドレスデン）を2人旅 2017/6/24～7/2:③プラハ観光２日目

2017/06/24 - 2017/07/02

2016年、十数年ぶりに海外旅行に飛び出したのに味を占め、2017年も旅に出ました。
年に1度のリフレッシュだ～～！！


【日程】

※航空会社は往復エミレーツ航空

・6/24　　関空
・6/25　　ドバイ経由でルズィエニ国際空港
・6/26　　プラハ観光
・6/27　　プラハ観光
・6/28　　ドレスデン（ドイツ）日帰り観光
・6/29　　クトナー・ホラ観光
・6/30　　プラハ観光
・7/1　　 ルズィエニ国際空港→ドバイ
・7/2 　　ドバイ→関空→夜行バスで地元

エリア プラハ(チェコ)

■6/27

6時に起床。
バルコニーに出て朝の冷たい空気吸い込みながら、外の景色眺めるの気持ち良いです。昨日と同様めちゃくちゃインスタ映えしそうな朝ご飯を頂いて、2日目のプラハ観光に出かけます。

この日の旅行記、何故か入った教会の外観を全然撮って無い＆相変わらずモードいじくりまわしてコントラストのおかしな写真ばかりです。

「普通に撮っといて！」て写真選別しながらこの時の自分に心の中で怒ってました…。
なので「一体どこだよ」って写真ばかりです。

まずはプラハ城下にある聖ニコラス教会へ。
昨日訪れたら閉館時間過ぎていたので再チャレンジ。
入場料は70コルナ。

ここ、日本の情報サイトだと「聖ミクラーシュ教会」とも言われてるんですけど、聖ミクラーシュ教会はまた別にあるんですよね。ちょっと混乱しますね。

聖ミクラーシュ教会 (マラーストラナ) 寺院・教会

この教会入ってすぐのあたりの装飾がパステルカラー基調で女子が好きそうでした。

内部は一部補修中でこんな感じで足場が組まれてました。
こういうの無い状態で見学したかったですけど、貴重な建築物や装飾をこの先も保存していくには大事な作業ですもんね。

でも聖ニコラス教会の「補修中」はこの日の序章に過ぎなかった…。

２階の回廊に登るとこの教会の人なのかな？おじいちゃまに声を掛けられて「あのオルガンはモーツァツルトが実際に演奏したものだよ」って教えてくれました。
モーツァルトがこのオルガンで演奏するの聴いてみたかったな～。

この像、よく見ると聖人がとても良い笑顔しててシチュエーションとしてはなかなかシュール。

天井部分も凄く綺麗です。

カレル橋を渡って、旧市街方面に来ました。

旧市街広場にあるヤン・フス像。

ヤン・フスはチェコの宗教思想家・改革者で、プロテスタント運動の先駆者となった人物だそうです。最後は火刑にされたとの事。

観光馬車がいる所はいつもこう…独特の匂いがしますよね(笑)
風下に立ってはいけない。

この日のプラハは晴れたり曇ったりでちょうどこの時間は雲ってました。
気温は高くてちょっと湿気もあったのでけっこう暑かったです。

広場にいたストリートパフォーマーのおじいちゃん。
カッコイイ～～！！！

服装から小物まで完璧に計算されてる感じで素敵。
自分を魅せる方法を知っている人だ！

外観撮って無いから「一体どこか分からない教会」その２。

旧市街広場にある1732～1737年に建てられた聖ミクラーシュ教会。

ハラホフという場所のガラス工房から取り寄せたクリスタルガラス製のシャンデリアがとっても美しい作りで、みんな写真撮ってました。

教会やお城って、ずっと上を見上げて見学するので首痛くなっちゃいませんか？
あと、よく口がパカってあいたままになってます(笑)

同じく旧市街広場にある天文時計。
でもこれも修復中でした。
一番古い部分は時計の機構と天文図の文字盤で、1410年に製作されたそうです。

この文字盤そのまんまの腕時計とかあったらオシャレだろうな～。
ここもプラハの目玉観光スポットなので、写真を撮る観光客で人だかりでした。

天文時計を見た後、ティーン教会に行くも入れない…何故。
恐らく補修中のせい。
「じゃあこのままクレメンティヌムに行こう～」って向かうと、ここも補修中で入れない。

どこもかしこも入れない～～！！
クレメンティヌムの図書館とても楽しみにしていたのに…私のリサーチ不足でした。夏場は観光客多いんだし、改修補修工事は冬場にしようよ～って思っちゃいました。

仕方ないので周辺をぶらぶらしながら火薬塔に向かいます。

1475年に造られた後期ゴシック様式の建物。

楽しみにしていたティーン教会・クレメンティヌムの2ヶ所が見学出来ず、どうしようかな～と思ったんですが市民会館がツアー見学できるのを思い出して午後からの予約をして来ました。

ツアーまで時間があったので、お昼ご飯を食べようって事でグランド・カフェ・オリエントに。

私は右側の「パラチンキ」っていうホウレンソウを茹でて薄いクレープで巻いたもの、友人は…何だったかな覚えてない(笑)
パラチンキ美味しかったです！

カフェラテとパラチンキで233コルナ。

写真奥に写っているガイドブックをウェイターのおじさんがテーブルに来た時に手に取ってめくりだしたので「海外の本だから珍しいのかな？」て思ってたら、この本に載ってるお店のページを開いて「ここに写ってる奴、アイツだよ」て別のウェイターさんを指してました(笑)

本を覗き込んで写っている人と指をさされたウェイターさんを見比べて「あ～！ほんとだ～！」てなってたら、当の本人も気づいたようで「ニコッ＾＾」てしてくれました。

市民会館のツアー時間が近くなってきたので向かいます。
この写真パノラマで撮ったせいで、手前の人が消えかかってる(笑)

英語ガイドツアーでだいたい1時間程度。

ガイド料が290コルナ、写真撮影料が55コルナでした。
バッグは持ち込めなかったので、ツアー前に参加者全員がクロークに荷物を預けました。

まずはスメタナホールの見学から。

毎年春に開催される「プラハの春国際音楽祭」のメイン会場に使われるそうです。

ここ「のだめカンタービレ」のロケも行われたそうです。

スメタナ・ホールにあるこのパイプオルガン、4814本のパイプが使われてるんですって。世界最大だそう。
どんな音色奏でるんだろう…聴いてみたかったです。

オリエンタル・サロンの扉。

オリエンタルって名前が付いてるだけあって、ちょっとデザインがイスラム風な感じします。

これもオリエンタル・サロン。

グレーグル・ホール。

社交の為に造られた部屋。
実際使われていた時は、上流階級の人がここで社交パーティとか開いてたんでしょうか。

ミュシャがデザインした「市長の間」。愛国心の強かったミュシャはこのデザインを完全無償で行ったそうです。

この部屋とっても素敵でした。流石ミュシャ…。
そう言えば、チェコ語でミュシャは「ムハ」て発音するそうです。

「スラヴの団結」という天井画。

このステンドグラスもミュシャのデザイン。

写っている女性がガイドさん。

私達がプラハを訪れた2017年、3月～6月初旬まで東京の国立新美術館でスラヴ叙事詩が展示されていたんですが、観に行かれた方いますか？
すごく観たかったんですが住んでる場所から東京が「ちょっとそこまで」の距離じゃないので私は観れなくて、もしかしてチェコ旅行の時（7月初旬）だったらもうプラハ戻ってて展示されるのでは～？と思ってたけどダメでしたね…。

「（スラヴ叙事詩）この間まで日本に来てたけど観れなかったし、チェコでも観れなかった」ってこのガイド中に話したら他の参加者に「何しにチェコ来てるんだ君は～！(笑)」て言われました。本当だよねー！

このカーテンも確かミュシャがデザインしたって言ってたような。

スラドコフスキー・ホール。

別にこのおじさまを撮りたかったわけではない…(笑)

コンフェクショナリーという休憩室。

市民会館の見学、思ってた以上に楽しかったので満足です。

市民会館のツアーを終えた後はミュシャ美術館へ。
入場料は240コルナ。

ミュシャ美術館の中は残念ながら撮影禁止です。
でもミュシャ好きな人は楽しめると思います。

友人はミュシャをあまり知らなかったようで作品観ながら「とても…絵の上手い人だ！」って言ってて「そりゃそうだよ！」って横でツッコミいれる私。

ミュシャ美術館でお土産にポストカードなどを購入。
他のものは友人達にお土産に配ったので、今手元に残ってるのはこれ4枚。

この絵が一番お気に入りです。
タイトルは「MEDEE（メディア）」
2500年前にエウリピデスが書いたギリシア悲劇を題材にした絵。
ミュシャの作品の中でもダークサイドな雰囲気が好きです。

で、このポストカードがトラベルノートのサイズにぴったりだと気が付いた友人がラミネート加工して下敷きにしてくれたんですよ～！！残念ながらこのトラベルノート、革のカバーがめっちゃ重いので次の年から使ってないんだけど(笑)

裏側はミュシャ美術館のチケットとプラハの公共交通機関のチケットを「こんな風に配置して欲しい」ってお願いしてラミネートして貰いました。
乗り物のチケットも凄いオシャレですよね。

ミュシャ美術館から出てあとはのんびりあても無くプラハの街を散策しました。

普通に撮れば綺麗な青空だったろうに何でこんなモードで…(笑)

プラハ到着時に公共交通機関の3日間有効券買ってたんですけど、基本歩いて移動してるのであんまり使って無かった。
勿体ない事したかなと思うけど、都度買うのも面倒だしまあいっか！
別に貧乏旅行してる訳でもないので、旅先で数十円～数百円ぐらいの事で神経質になりたくないんですよね。（単に大雑把とも言えます）

コスタコーヒーの店内で一休み。
カフェラテ69コルナ。

スーパーでお土産用のお菓子などを購入してこの日の観光は終了。
翌日は日帰りでドイツのドレスデンへ向かいます。

この旅行記へのコメント （2）

• 旅好きじいさんさん 2019/10/25 10:47:31

  はじめまして

  後期高齢者になる爺です。
  写真楽しく見せて貰いました。
  　続く気も見せてくださいね。
  　１人での旅とは凄いです、私達夫婦も最後のヨーロッパは、ウィーンのクリスマスマーケット巡りを、カタールエアで自由旅行を最初で最後にしました。
  　ウィーンは大好きで、中央ヨーロッパツアーで２回、オーストリア１週でも行ったので、幾らか勝手がわかり言葉は出来ませんが何とかなりました。　
  　ミュシャの美術館、２度目のツアーの時の自由行動で１人探して見に行きました。
  　２度目のプラハでは、ミュシャ美術館だけは逃すまいと行ったのです。
  　カレル橋の南塔へ上がっての写真を写すのも２度目のことで良かったです。

  Migalooさん からの返信 2019/10/25 11:05:16

  RE: はじめまして

  初めまして、こんにちは。
  メッセージありがとうございます。
  
  写真も楽しんで頂けて嬉しいです。
  
  このチェコ旅行は1人旅ではなく友人と2人旅ですが、今年は1人旅でした。
  
  ご夫婦でヨーロッパ旅行、とっても素敵ですね！
  ご夫婦での海外旅行、憧れます。
  ウィーンは私も20年ほど前に行った事があります。
  大昔なのでだいぶ記憶も薄れてますが、綺麗な街並みだったことは覚えています。
  シェーンブル宮殿でオペレッタを鑑賞しました。
  
  わたしばかよねさんもミュシャ美術館行かれたんですね。
  
  チェコ旅行記はもう少し続きますので、また良ければ覗きにきてください。
  
  Migaloo