2019/10/20 - 2019/10/20
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かつのすけさん
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この旅行記スケジュールを元に
ここのところ台風など休日に天気が悪い日が多かった
珍しく晴れたので、急遽思い立ってお散歩に出かけることにしました
ここ、浦安は現在は東京ディズニーリゾートがあることで有名ですが、ディズニーランドができる少しまでは昭和の色濃い漁師町だったそうです
街中にはそんな昭和の漁師町だったころの面影があちこちに見られました
【表紙の写真】旧濱野医院
- 旅行の満足度
- 3.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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久々の晴れとなった休日
本日は東京メトロ東西線で出かけました東京メトロ 東西線 乗り物
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ここは東京のすぐお隣の浦安
そう、あの東京にはない東京ディズニーリゾートがある浦安市です
東京の隣に位置しながら、昭和56年にようやく市制が施行され、TDLができてから急速に発展したちょっと前まで昭和の風景が残る漁師町だった
市域の4分の3が1960年代以降に造成された埋立地という経緯から、東日本震災の際には液状化現象も見られた地域でもあります浦安駅 駅
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境川に沿って進んで行きます
はっきり言って水質は良くなさそうですが、護岸はきれいに煉瓦で固められておりました -
進んで行くとあったのが旧大塚家住宅
こちらは江戸時代に建てられた漁師のお宅だそうです旧大塚家住宅 名所・史跡
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こちらの入口から入ります
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入口で網の準備をするお父さん(人形)
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地元の漁師のお宅なので、あちこちで展示されている古民家よりも小ぶりなお宅です
それでも周囲の漁師の家よりは大きかったそう
漁師は「家」よりも「舟」にお金をかけていたんだそうですよ -
入ってすぐのところにある部屋には火鉢
全部で3室です -
裏に回るとそれほど広くはなかったけど庭もありました
川のすぐ脇にある建物ですが、地盤は昔よりも高くして再建築をしているそう
なので、先日の台風15号や19号の時も被害はなかったみたいですね -
続いて来たのは旧宇田川家住宅
先ほどの旧大塚家住宅から歩いて2~3分の所にあります
こちらは明治に建てられた呉服屋さんの建物とのこと旧宇田川家住宅 名所・史跡
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狭いお店の入口を入るとそこでは番頭さんが接客中(こちらも人形です)
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お店の奥は居住スペースでした
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先ほどの旧大塚家住宅に比べると部屋数も多いですが、時には出稼ぎで来た方など15人くらいが同居していたそうなので、手狭です
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屋根裏もありました
今風に言えばロフトです -
こちらの住宅には明治に入ってから建てられたため、屋根裏部屋とは別に2階もあります
それでも15人は住めないと思いますが・・・ -
階段はかなり急です
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お店の隣の土間
こちらでは時々呉服以外のものも売っていたそうです -
庭です
先日の台風19号の際に隣の家の木の幹が折れて倒れてきたそう -
続いて来たのが旧濱野医院
こちらも旧大塚家住宅や旧宇田川家住宅から歩いて数分のところにありました旧濱野医院 名所・史跡
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入ってすぐの待合室
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診療室
意外と中は現代でもありそうな感じです -
薬局
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市役所の方へと向かって境川沿いに歩いて行きます
この辺りを「おっぱらみ」と言うそう
「おっぱらみ」とは江戸時代、塩づくりが有名で、幕府の直轄地だった行徳の製塩業者が、梅雨時に雨で川の水かさが増し境川から水が海になだれこんで海水が薄まって塩がとりづらくなったため、海に水が流れないように土砂や板を使って境川の川幅が一番狭い東境橋付近を堰き止めたが、漁に出られなくなった堀江(写真では川の向こう岸)・猫実(同こちら)の漁師は怒り、土砂や板をとり払って再び川を堰き止めようと押しかけてきた行徳の製塩業者を追い払ったことによる「追いはらい」が「おっぱらみ」に変わり、東境橋付近の呼び名となったと言われている -
昔のこの辺りの境川の様子です
いかにも昭和の漁師町って感じの光景です -
現在はというと護岸工事もされ、おぉ~、すぐそばが東京だというのに、街中にこんな鳥が普通にいるのかぁ…
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この辺りは先ほどよりも明らかに川幅が広い
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健康センターの前には「べか舟河童」
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金魚池の跡だそうです
金魚池跡 名所・史跡
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健康センターの前の公園(市役所周辺)はこの日浦安市民まつりが行われていました
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健康センターの隣には郷土資料館があります
屋外展示で浦安の昔の街並みが再現されていました -
漁船が浮かぶ川や船宿等も再現されています
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入口はこちら
浦安市郷土博物館 美術館・博物館
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今ではTDLの街というイメージが強い浦安ですが、あまり想像ができませんが、ちょっと前までは古き漁師町だったんですねぇ
とにかく、浦安の郷土を語る上で、漁師町だったことは外せないようです -
階段を下りていくと再現された浦安の街への橋が架けられているので、行ってみます
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「理料小らぷ天」ではなく「天ぷら小料理」です
ということで、こちらは天ぷらを扱った小料理屋さん -
お店の中です
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昔懐かしい銭湯 最近こういう銭湯見なくなりました
暖簾はかかっていますが、入口の戸は開きませんでした -
昭和の街並みです
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タバコ屋さん
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お店の中 奥は居住空間です
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建物の中に戻り、郷土資料の展示です
やはり漁師町だったことを思わせる展示物が多いですね -
干潟のジオラマ
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東京湾の魚たち
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漁具の展示
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昔は自転車で多摩地区や埼玉まで日帰りで魚介類の行商に行っていたそう
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駅へと戻る途中、江川橋のオブジェも漁船をイメージ
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豊受神社の前を通って
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やなぎ通りを駅の方へ
ここは辛うじて海抜0.1mのようです -
浦安駅に到着しました
浦安駅 駅
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帰りも東西線に乗って清澄
https://4travel.jp/travelogue/11556740
へと向かいます東京メトロ 東西線 乗り物
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この旅行記へのコメント (1)
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- ぽんちゃんさん 2019/10/22 11:50:50
- 訪ねてみたい浦安の漁師町の面影
- かつのすけさん、はじめまして。
息子が浦安の海寄りのマンションに住んでいますので、そこにはたびたび訪ねていますが漁師町の面影のある場所があるとは知りませんでした。実は先日、新聞の折り込み広告「定年時代」にかつのすけさんの旅行記にあるような案内を見つけ、実現しようと思っていたところです。大変参考になりました。
ぽんちゃん
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