2019/10/09 - 2019/10/14
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ANAのアップグレードポイントを期限内に消化するため、ビジネスでシアトルへ。
アンダーグラウンドツアー、パイクプレイスマーケット、ボーイング工場見学に航空博物館、その他クルーズやスペースニードルなど盛りだくさんで楽しんできました。
有名な観光名所ではないものの、岩合光昭「世界ネコ歩き」のシアトル編で見た、猫のいる古書店「TWICE SOLD TALES」も覗いてほっこりしてきました。
旅行中、日本はちょうど台風19号で大変なことになっていました。米国のニュース番組でもトップから4つ目くらいのトピックで大きく報じられていました。チェックアウト時にフロントの方からも「これからトーキョーに帰るのか。大丈夫か?」と心配をしていただきました。成田発着のANA国際便は私の帰国日の前日まで全便欠航していたようですが、幸い私の便は通常運行で無事に帰国できました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シアトルアンダーグラウンドツアーのオフィス。リンクライトレイルのパイオニア・スクエア駅から徒歩数分のところにあります。
130年前のシアトル大火災の後の街の再建時に、土地が低いシアトルで満潮時の下水の逆流を防ぐためにいい機会だから道路を数mかさ上げしよう/いや今のままでいい…とゴタゴタがあったあげく、結局かさ上げすることで決着。しかしかさ上げ前の高さですでに再建してしまった建物があったので、それらの1階部分は地下に埋もれることに…。
その地下に埋もれて失われた街を探検するのが、アンダーグラウンドツアーです。 -
地下に埋もれたパブの跡地で説明するガイドさん。
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地下に埋もれた街の朽ち果てたトイレ。土地のかさ上げ前の高さに作られているので、満潮時にはしばしば汚水が逆流したそうです。
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地下に埋もれた通り。左側にはサウナ?の看板が。
アンダーグラウンドツアーは大人$20くらいで、あらかじめネットで日時を指定して申し込めます。毎正時に出発するので都合に合わせて好きな時刻を選択できます。出発前の説明も含めて1.5時間くらいのツアーです。
開始時刻の少し前に上述のオフィスに集合し、ネット予約のバウチャーと引き換えに、参加者であることを証明するリストバンドを手に巻いてもらうシステムです。その後は出発時刻まで建物内で待てます。説明はもちろん全て英語ですが、ネイティブでない参加者のために各国語の説明プリントが置かれていますので、必要な方は日本語版を取ってから出発するとよいでしょう。
最後はギャラリー兼土産物屋で解散になるので、気に入ったものがあれば記念品など購入できます。 -
定番のスペースニードル。
リンクライトレイルのウエストレイク駅からモノレール(2駅しかない)に乗り換えて2分弱。スペースニードルの入場料は大人$40弱、モノレールは往復で$6。 -
スペースニードルの展望台。大きなガラス越しにシアトル市街や港などが見られます。
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展望台のひとつ下には、床がガラス張りになっているフロアがあります。高所恐怖症でない方はぜひガラスの上に立ってみましょう。
なおこのフロアはゆっくりと回転しているため、ただ立っているだけで勝手に景色が移り変わっていきます。 -
パイクプレイスマーケットの入り口。
現存する公的な市場としては全米で最も古いマーケットだそうです。魚介類だけでなく農産物や雑貨など色々な物が売られています。パブやレストランでは地元の醸造所で作った地ビールなども楽しめます。かのスターバックスの記念すべき1号店もここにあります。
リンクライトレイルのユニバーシティ・ストリート駅から徒歩で数分。 -
マーケット内の有名な鮮魚店。
注文された魚を奥にいる店員に投げて渡すパフォーマンスが観光客に大人気です。というか注文を受けなくても、観光客が集まってくると意味もなく魚を投げて盛り上げてくれます(笑)。写真はちょうど魚を投げたところで、中央の緑の旗の横を飛行中です。 -
同じ鮮魚店の店先に並んでいるアンコウ。
ここにも客を楽しませるためのギミックが隠されているので、現地に行った方はぜひ顔を近づけて見てみてください(笑)。
このように食べ物、しかも売り物だったり客が注文したりしたものを投げたりパフォーマンスの道具にすることは、日本人の感覚からすると多少抵抗があるかもしれませんね。しかしそこは大らかでエンターテインメント大国である米国らしいな…と素直に楽しんでみるとよいかと。 -
マーケット内にある、かの有名なスターバックスの1号店。現在の緑の女神のロゴではなく、創業当時の茶色い人魚のロゴが掲げられています。
店内はこぢんまりとしていて、to goのコーヒーと物販のみで、座ってコーヒーを飲むスペースはありません。いつ行っても行列していますが、平日の朝早い時刻などは比較的空いていると思います。
この1号店でしか買えない人魚の旧ロゴをあしらったマグカップが人気で、$15ほど。 -
シアトルでもっとも不衛生な観光名所とも言われる「ガムの壁」。マーケット内の劇場の近くの壁です。
劇場の待ち時間にある少年が噛んでいたガムを壁に貼り付けたのが発端で、その後多くの人がその真似をして現在のような惨状に(笑)。 -
マーケット内のパブで地ビールの「パイクピルス」をバーガーとともに。ピルスナーなので日本人の口にも合うスッキリとした味わいで、おかわりもしてしまいました。
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マーケット内にはクラムチャウダーの名店「パイクプレイスチャウダー」があります。味がよいので観光客だけでなく地元の人も通う店です。
ただしいつ行ってもすごい行列なので、そちらでは店の写真だけ撮って(笑)、リンクライトレイルのウエストレイク駅すぐそばにあるパシフィックプレイスというショッピングセンターの4階にある姉妹店でゆっくりと食べるとよいと思います。これは姉妹店の方の写真で、並ばずに買えてゆっくりと座って食べられます。マーケットにある本店から徒歩でも10分くらいで行けます。
パシフィックプレイス自体が改装工事中で、天井裏のパイプなどが多少見えていますが、店は営業していました。 -
「パイクプレイスチャウダー」の一番人気のニューイングランド・クラムチャウダーをブレッドボウルで。あとフィッシュ&チップスとビールもいただきました。
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シアトル郊外にあるボーイング社のエベレット工場。見学ツアーをやっています。
左右にある灰色の箱はロッカーで、ツアー開始前に各自でバッグ、カメラ、携帯電話やスマホなどを全て預けなければなりません(ツアー中は撮影禁止です)。扉を入った内側にも同じロッカーがあります。ロッカーはダイヤル式で、自分で好きな暗証番号を設定して開閉できます。以前は利用に$1必要だったそうですが、私が行ったときは無料でした。
最悪暗証番号を忘れてもマスターキーで開けてもらえるそうですが、ただし「どのロッカーに預けたか」を忘れてしまうとどうしようもないので、ロッカー番号は必ず覚えておいてください。ロッカーのところにボールペンがぶら下がっているので、それで掌にでも番号をメモしておくとよいと思います。
ここを入って左側に土産物屋、右側にはカフェがあります。ツアー終了後に貴重品をロッカーから出してから、じっくりと土産物を物色しましょう。私は飛行機の形をした可愛いステープラーを購入しました。$10ほど。 -
ボーイング工場の巨大な建屋。カラーで絵が描いてある1枚1枚がフットボールのコートより広い巨大な扉で、完成した航空機をここから出します。
この工場は容積が世界最大の建造物なのだそうです。
ツアーの前後は敷地内でも撮影可能ですが、ただツアー中は撮影ができないのでこの建屋の中の写真はありません。私が行ったときは777や787が何機も組み立て中でした。 -
駐機場にたまたま停まっていたドリームリフターを激写!
787(ドリームライナー)用の大きな部品を世界各地の委託先工場から運び込むための専用輸送機で、世界に4機しかないレアモノです。大きな部品を積むためのずんぐりしたユーモラスな形状が可愛いですよね。日本では部品製造の委託先が愛知県に多いとのことで、ごく希に中部セントレア空港で見ることができるそうです。 -
航空博物館の超音速旅客機・コンコルド。内部にも入れます。
航空博物館はボーイング社の工場やギャラリーとは別物で、場所も離れています。 -
同じく航空博物館に展示されていた、退役した大統領専用機・エアフォースワン。
かなり古い機体とはいえ、大統領の執務スペースが想像していたよりショボかったです…。 -
猫のいる古書店として有名な「TWICE SOLD TALES」。リンクライトレイルのキャピトル・ヒル駅から徒歩数分のところにあります。
岩合光昭「世界ネコ歩き」のシアトル編で見た店で、今回せっかくの機会なので訪れました。迷路のような店内には床置きも含め多くの古書がやや乱雑に置かれており、猫の好む物陰や狭い隙間が多くよい遊び場になっているのでしょうね。 -
店内には猫ドアもあります。
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本を並べるためのショーウインドウ裏の棚も、猫にとってはキャットウォーク。
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古書店の床を猫が悠々と闊歩する光景には、何かシュールなものを感じます。
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ショーウインドウ裏の特等席から、行き交う人を眺めます。
この店はおそらく地元でも猫のいる店として有名なのだと思います。私が行ったときだけの感覚ですが、古書を買いに来る人よりも猫に会いに来る人の方が多そうでした(笑)。でもそんなに混雑しているわけでもなく、ゆったりとしたよい時間が流れる空間でした。 -
アマゾン本社横のアマゾン・スフィア。
街中に突然出現するガラスの異様な建造物は、中が植物園や会議スペースなどになっています。基本的に(一部の展示エリアを除いて)部外者は立ち入り禁止ですが、定期的に見学ツアーをやっているそうなので興味のある方はネットで調べて予約するとよいでしょう。
数多のサーバが出す熱を利用して植物を育てているところなど、さすがIT企業ですね。 -
シアトルの色々な交通機関で利用できるオルカカード。カード自体の価格が$5で、そこにさらにお金をチャージしておいて使います。駅の券売機で購入とチャージができます。
リンクライトレイルは駅の入り口やホーム上にあるセンサ(黄色いポール)に、乗車前と降車後にタッチします。定額のバスなどは乗車時に1回だけタッチします。
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