2019/10/08 - 2019/10/10
30位(同エリア74件中)
mahaさん
インドを旅行するなんて、考えただけでも嫌でした。カースト制度、格差、物乞い、トイレ問題、女性蔑視、レイプ,…どれも目を背けたくなるものばかり。若いころは平気だった汚さや安ホテルも、年とともに耐え難くなってきているし、これからは旅行するならきれいな疲れないところへ行くほうがいいと、思っていました。
でも、でも、でもね…そういうところは、楽しいんだけど飽きるんだよね。
と、思っていたところ、シーク教の総本山ゴールデンテンプルがあるアムリトサルの写真を見かけました。綺麗だ!そして、近くにあるパキスタンとの国境で毎日行われるフラッグセレモニーは楽しそうだ。
う~ん、行ってみるか、初めてのインド!ちょっと、きつそうだけど。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- インディゴ ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は、ANAでデリーイン、ムンバイアウトの特典航空券を取りました。ANAだからデリーまでは日本…ではなかった!カレーの香りこそしないけど、ここはもうインド。日本人とインド人が半々ほどの乗客、離陸してまだCAさんすらシートベルトを着用しているとき、私の髪の毛が引っ張られた。「?」と思った瞬間、後ろに座っていたインド人のおばあちゃんが、私の座っていた座席を私の髪の毛とともにつかんで立ち上がってトイレに行こうとしたのだ。斜め前に座っていたCAさんの目が、真ん丸になった!この無節操さ…もうすでにインドだ!
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23時過ぎにデリーに到着。ビザは取っていったので(これは結構大変だった)すらっと入国したけど、乗り継ぎのLCCがターミナルの変更になっていて、早速トラブルの洗礼を受けました。よくあることだ。アムリトサル行は5:15発なので、国内線のカウンターの近くで待つことにします。建物の中にはチケットを持った人しか入れないようなので、安心です。到着ロビーで両替をしました。レートは悪いし、50ドル以上じゃないとダメだというので、仕方なく50ドルほど両替=3260ルピー
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アムリトサルへはLCCのINDIGOで。
こんなタラップ初めて見た。それとも、新しい形なのかな? -
プリペイドタクシーのカウンターがあったけど、どうしようか迷って一度外に出てみることにしました。
空港は小さな地方空港だから、すぐ建物の外へ出ました。目の前に黄色いバスが停まっていて、FREE BUSと書いてある。あ~これが、ゴールデンテンプル行の無料バスなのね…と乗り込む。こんな早朝から、ちょーラッキーだ。 -
バスはゴールデンテンプルの前へは乗り入れできないようになっているようです。まっすぐ歩けばジャリヤーンワーラー庭園正面の道が終点。ホテルの場所が定かでないので、オートリキシャに乗りました。近頃の運転手のおじさんは携帯を持っているので、自分の携帯でホテルに電話をかけて場所を聞いているので安心。だけど、100ルピーなんて言ってくる。バカ言うんじゃないわよ。すごく近いことは知ってんのよ。。と、思ったけど、面倒くさかったので、80ルピーで乗りました。すごいぼったくりだけど、しょうがないわね。80ルピーは120円位だもの、そんなので腹立ててもね。私も年取ったわ、若いころは次に来る人も外国人だからとボったくられる前例を作っちゃいけない…なんて、息巻いていたんですけどね。
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ホテルはCSJSインバイクリシュナ グループオブホテルズ
ゴールデンテンプル(ハリマンディルサーヒブ)の正面右手にある靴預かり所の前、徒歩10秒といったところなので、場所はすごく良いです。エアコンも効いていて部屋もきれいでしたが、リネン類が我が家の犬たちの足ふきタオルよりもぼろい。もとは白かったのであろうと思われるグレーのタオルで、少々臭かった。
でもここは、インドだ。そんなこと気にしないでおこう。
ただここ、4星ってなってたけど、インドの星って勝手につけるのだろうか。 -
ホテルの屋上からハリマンディルサーヒブが見えます。
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ゴールデンテンプル正面
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早速ゴールデンテンプルに行ってみました。日本で見ていた写真にたがわず、きれいです。
黄金寺院 寺院・教会
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沐浴している人が多いけど、この池の中、コイが泳いでいるし子供は泣いていたから冷たいのだと思います。
黄金寺院 寺院・教会
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池の周りは回廊になっています。今は大理石が冷たくて気持ちいいけど、季節によっては歩けないほど、暑くなるらしいです。
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ランガルという無料の食堂へ行って、朝食を食べさせてもらうことにします。シーク教は人間はみな平等の精神なので、だれでも無料で食べられます。食べた分は、寄付してきました。ここを訪れる信者の方々がボランティアで働いています。
グル・ガ・ランガル インド料理
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ちょうど朝食で込み合う時間帯だったようです。横を見ると、ここではみなさんがにんにくの皮をむいている。左側に座っているお兄さんは皮がむかれたジャガイモを一心に切っています。
グル・ガ・ランガル インド料理
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女性も男性も宗教も人種も関係なく、みな同じものを食べる。シーク教って素晴らしいな。
グル・ガ・ランガル インド料理
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インドの第一食目、カレーとごはんのみいただきました。ヨーグルトと水はちょっと怖いので、注いでいかれないように伏せておきました。よそってもらったものは、残せないから。カレーの味はこの時はあまりよくわからなかったけど、あとで考えると、飛び上がって美味しいという訳ではなかったけど、だれでも食べられるような優しい味でした。食事代として100ルピー寄付しましたが、初日でわからなかったため、もう少し出しておけばよかったかな…
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働いている人はボランティアの信者さんたち
この近くまで自分でお皿を提げていくのですが、私のお皿は後ろを歩いていた男性が持って行ってくれました。 -
ハリマンディルサーヒブの中で売っているお菓子。
ランガルの池を挟んで反対側にあり、いったいに甘い香りが漂っていて、「う~ん、食べちゃおうかな」・・・
大きさによって値段がいくつかあり、これは一番小さい10ルピーのものです。香りほどは美味しくもなく、手で食べると油が出てきて熱くてやけどしそうになり、すぐにギブアップです。 -
ゴールデンテンプル(ハリマンディルサーヒブ)の正面左側地下にレーザーショーが見られるミュージアムがあります。
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夜にまた行く。水面に写って、息をのむほど美しい。
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こんなに美しいテンプルで祈りの時間を過ごせるのは、幸せだね。
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ジャリヤーンワーラー庭園
1919年アムリトサル事件で1500名以上が虐殺された庭園。
慰霊碑がたっていますが、庭園だと思って入ったら、一面土が掘り起こされて工事現場のようになっていました。 -
ジャリヤーンワーラー庭園の前の道。まるでテーマパークの中のようで、ここがインドか?と思ってしまうところです。
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3日目の夕方は、パキスタンとの国境、アターリー・ワーガボーダーにフラッグセレモニーを見に行きます。HOP ON HOPのバスが往復で290ルピーだったので、ちょっと高めだったけどこれなら置いて行かれる心配もないだろうと申し込みました。乗合とかだともっと安そうだったけど、バックパッカーの若者でもないので、ケチらないことにします。290ルピー=450円弱だもんね。
アターリー/ワガ国境 エンターテイメント
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ボーダーに行く前にマックでティッカのハンバーガー
旅行先でマックはあまり食べたくないですが、ゴールデンテンプルの近くで入れるようなレストランがなかなか見つからなかったので、仕方ありません。カレーコロッケという感じで、意外に美味しかったですが、ファンタオレンジに氷が入っていて、ちょっと大丈夫かな…と、ビビりました。これで65ルピー、100円弱。 -
駐車場から2か所ほど検問があった後、国境の建物が見えてきます。まるで、サッカー観戦にスタジアムへ行くような感じです。
アターリー/ワガ国境 エンターテイメント
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外国人用の席に通されます。
どんどん人で埋まっていき、セレモニーが始まる頃は2階席も半分以上埋まっていました。アターリー/ワガ国境 エンターテイメント
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女性たちが国旗を持って走った後、皆で踊ります。楽しそう。
盛り上げる進行役のお兄さんがいるのですが、いい声してる、顔が見えなかったのが残念だけど・・・ -
シェパードとラブラドールを連れて。でもこのラブちゃん、ちょっと太り気味。
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セレモニーはほとんどは携帯の動画で取りました。写真では楽しさが、まったく伝わりませんね。
「パキスターン」という声に、こちらも「ヒンドスターン」と呼応。インドが実は○○スタンの仲間だったんだと改めて感じました。 -
6時にセレモニーが終わり6時30分までにバスに戻らなくてはならないので、帰りはちょっと急ぎます。
ここで私としてはちょっと衝撃的なシーンを目撃。道路の端、看板で上のほうがちょっと隠れているところで、年配らしき女性がやおらしゃがんで、用を足し始めたのです。え~~~~!道端よそこ!みんな歩いているところよ!
旅行中、ポイポイポイポイごみを捨てる姿を見るたび、NGOは教育教育って叫ぶけど、ほんとにそうだわ…ってつくづく思いました(趣旨は違うと思いますが)。
この世代はあきらめて、次世代をゴミ捨ても含めてきちんと教育していくしかないんだな…。ということは、インドが清潔な国になるのは次世代を待たなければだめってこと?! -
インド式焼き芋屋さん
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すごく行列している食べ物屋さんがありましたが、横を通った時の油の匂いで私が食べたら100%お腹を壊すと思いました。
食べ歩きということができないのが、インド旅行の寂しさ・・・ -
インドの面白さって、やっぱり人なんだと思います。アムリトサルはシーク教徒が多い街なので、インドの他の町とはだいぶ違うとは思うのですが、それでもすごく面白かったです。
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野良牛
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スイーツのショーケース
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細い道もバイクが走り回るので、注意しないと。
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10月10日、インド3日目
ホテルからバスターミナルまで、リキシャで。50ルピー払いました。多分オートリキシャの値段。
リキシャはつかまるところが無いので、でこぼこ道を走るのは意外に怖かったです。
これからダラムサラへ移動します。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Riotaさん 2021/01/06 15:04:40
- アムリトサル!!
- mahaさま
海外に出れないので、行ったことのある場所の旅行記を読みあさってました。
私も4年前に2回目のインド訪問でアムリトサルに行きました。デリーから日帰りだったので、ワガ国境には行けませんでしたが、ゴールデンテンプルで2回カレーをいただき、バックヤードにも行って皿洗いして、チャイもできました。
インドはほんと面白い国ですよね。気が抜けないし
早くコロナが収まって、また自由に旅をしたいですね。
Riota
- mahaさん からの返信 2021/01/08 11:21:03
- Re: アムリトサル!!
- Riotaさま
こんにちわ!
ゴールデンテンプルのバックヤードで皿洗い?!チャイも?!
素敵です!
たくさんの人がいて、その中に入っていくのも勇気がいることだったでしょう!
お手伝いは無理だから、大人のやり方お金で解決…なんて思っていましたが、いくら置いたらいいのかわからず100ルピーしか払わなかった私が、今更ながら恥ずかしいです笑
インド、あまりの面白さに昨年の1月末に再訪してしまいました。ぎりぎりのタイミングで帰国しましたが、インドの人たちは今どういう風にして暮らしているのだろう…と、時折胸が痛みます。
旅行命の私たち、コロナから解放される日が来たら、真っ先に旅行に出て無事を喜びあいたいですね。
その日まで、健康に留意し、コロナにかからないように気を付けて生活していきましょう!!
maha
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- ももであさん 2019/11/23 13:22:45
- インド亜大陸
- mahaさん♪
遅ればせながら、ぼくも9月にインドデビューしました。
一ヶ月も大先輩のももであです。
何かとインドあるあるのインドですが、終わってしまえば
やはり楽しいところですね。
ちょっぴりまた行きたくなりました(ΦωΦ)
- mahaさん からの返信 2019/11/24 17:00:06
- RE: インド亜大陸
- ももであさん
こんにちわ!
1か月後輩のmahaです!w
インドをレンタカーで旅行?
聞いただけで悶絶死しそうです。
何でもありの信号なし、私は道を歩くだけでインドに溶け込む気になっていましたが、運転するのは別の視点、すごい!よくぞ御無事で…と尊敬のみです。
インドにはまる…などという軽い言葉とは違う、また行きたくなる気持ち。バックパッカーの若者とは違う感覚だけど、やっぱりインドって魅力的。
「注射していけ」だの「シンガポールあたりで汚れ落としてから帰国しろ」だの「今更インド?あきれる」だのと家族からは散々に言われての出発でしたが、ほんとに面白い国でした。
帰国したらANAのマイレージ半額キャンペーンが始まっていて、あ〜これは天の導き・・と来年のチェンナイ行を決めた私は、やっぱりインドにはまったと言われるのでしょうか・・・
どうぞ、ももであさんもインドへのまたのお越しを、お待ちしています!
maha
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