2019/02/13 - 2019/02/13
256位(同エリア307件中)
ヒビーさん
2019年の最初はぬかびら源泉郷です。
今回は十勝バスの日帰り路線バスパックを使いました。
何といっても単独で行くよりも安く済むのは魅力的です。
午前中は路線バスでぬかびら源泉郷に向かい、ガイドの方の案内でタウシュベツ川橋梁に行きます。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
2019年になり、どこに行くか考えていました。
ぷー 「おっ、これなんか良さそうだね」
ぐでたま「どこ行くん?」
十勝バスの日帰り路線バスパックの中で、ぬかびら源泉郷湖上ハイキングゆったり温泉パックがあるのを見つけました。
バスパックを使わなかった場合、ガイドによるツアー代金が4200円かかり、温泉も一番高い所に入ると1000円かかるので、それだけで5200円になります。
それにガソリン代もかかるので,路線バスの往復運賃とガイドツアー代金と入浴料で合計5400円のバスパックを使った方が安くなるのです。 -
ぷー 「疲れていても帰りはバスの中でゆっくりできるからこれで決まりだね」
ぐでたま「寒いのやだ~、ぐでたまはお留守番するんだわ~」
ぷー 「だめだめ、みんな賛成してるよ」
ぐでたま「強引なんだわ~」 -
出発の6日前の2月7日にバスターミナルに行き、バスパックの申し込みをしました。
ぷー 「問題はバス停までどうやって行くかだね」
ぐでたま「そういう事、考えないで決めたん?」
バスターミナル周辺は無料で車を置く場所はないので、いつも一緒に温泉に行く友達の家の敷地に車を置かせてもらい、そこから最寄りのバス停まで歩く事にしました。 -
ぐでたま「ぷー君、それどうしたん?」
ぷー 「用意する物に書いてあったから買って来たんだよ」
防寒着と耳かけはありましたが、除雪用の防寒手袋は破れており、スノーズボンもゴーグルもウインタースポーツをやらないので持っていませんでした。
そういう事で作業用品の店に行き、作業用のサングラスとスノーズボンと防寒手袋を購入したので、スポーツ用品店で買うよりも安く済ませました。 -
出発当日になりました。
天候も無事晴れました。
友達の家の敷地に車を置いて、最寄りのバス停まで少し歩きました。
この時点で7時15分頃です。
ぷー 「バスは7時20分だね」
ぐでたま「何とか間に合ったんだわ~」 -
7時20分頃です。
ぬかびら源泉郷へ向かう路線バスがやって来ました。
ぐでたま「下り方面なのに、混んでるんだわ~」
ぷー 「優先席しか空いてなかったけど周りは学生ばっかりだから座っちゃおう」
通勤時間帯なので空いているかと思いきや、通学する高校生が多かったです。
辛うじて座れましたが、音更町を出る頃には立ち乗りでいっぱいでした。
大半は士幌高校前で降り、上士幌高校前で降りる頃には乗客は数人しかいませんでした。 -
路線バスはぬかびら源泉郷へと走行して行きます。
上士幌町の市街地を過ぎると車窓が山と畑ばかりになりました。
ぐでたま「雪、少なくね?」
ぷー 「まだ2月なのにね~」
この年の冬は例年になく雪が少なく、除雪をする回数は非常に少なかったです。 -
路線バスはぬかびら源泉郷に入ってきました。
営業所前で降りるので降車ボタンを押しました。
ぐでたま「終点なら押す必要ないっしょ」
ぷー 「営業所前だけど終点ではないんだって」
普通であれば営業所前等が終点の事が多いですが、ここでは営業所前の先にあるスキー場前が終点となっているそうです。 -
停留所で乗車してから約1時間半でぬかびら源泉郷へ到着しました。
この時点で8時50分頃です。
ぷー 「普通に乗車したら運賃を払うのに時間がかかるけど、日帰りバスパックだから往路用の券を入れるだけだね」
ぐでたま「便利なんだわ~」 -
ぬかびら源泉郷営業所前です。
ぐでたま「ここで待つん?」
ぷー 「係の人がツアー参加者に案内の声掛けをしているよ」
係の人に案内されてワゴン車に乗って移動しました。 -
ワゴン車で糠平温泉文化ホールに到着してから中で受付を行います。
NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターのツアーは季節に応じたツアーが企画されているそうです。
2001年6月13日に設立認証されたそうで、ガイドの方も道外出身者が多いようです。
ぐでたま「いろいろあるけど、どれにしたん?」
ぷー 「午前中はタウシュベツだって」 -
受付を済ませてから一人ずつスノーシューを渡されました。
ぷー 「かんじきみたいなものなんだって」
ぐでたま「これがあれば、雪に埋まらないんだわ~」
そうして写真を撮っていると、ダウンタウンの松本氏みたいな声で「何してるんですか?」っと言われました。
見ると顔や髪形もパッと見で松本氏の雰囲気の係の方がスノーシューの装着方法の説明を始めました。 -
説明が終わった後、ワゴン車数台に分乗して現地へ向かいました。
北へ向かう道路は国道237号線で、そのまま行くと三国峠方向です。
ここでスノーシューを履いてから森の中へ入っていきます。
この時点で9時45分頃です。 -
現地の道路から南方向です。
分乗してきたワゴン車以外にも車が停まっています。
個人で見に来た方やわかさぎ釣りをしに来た方だと思われます。 -
道中で1本の大木のの説明がありました。
どうやら中が空洞なので森林資源として活用は難しいそうで、現状では倒木の危険もないそうなのでそのままにされているそうです。
ぷー 「どれどれ、覗いてみよう」
ぐでたま「本当に中が、空洞なんだわ~」 -
森の中を抜けて糠平湖に出てきました。
南東方向の風景です。
ぷー 「全部凍ってるんだね」
ぐでたま「どこが湖でどこが陸か、わからないんだわ~」 -
北東方向を見るとタウシュベツ川橋梁が見えました。
ぐでたま「置いてかれてるんじゃね?」
ぷー 「ああ~先頭がもうあんなに先に、待ってえ~」 -
ツアーの列に追いつき、陸から坂を下りて湖の部分を少し進むとガイドの方がこれからアイスバブルを見せるとの事でした。
ぐでたま「何か取り出したんだわ~」
ぷー 「あれはアイスバブルを見せるための魔法の液体が入ってるんだよ」
普通にお湯かと思われます・・・ -
こうしてぷー君の言う魔法の液体!?(お湯)をかけると。
ぷー 「もう~、ヒビーったら夢がないな~」
ぐでたま「魔法の液体っていう事に、しておくんだわ~」 -
イチオシ
何と氷の中からアイスバブルが出てきました。
ぐでたま「アイスバブルが、出てきたんだわ~」
ぷー 「まさに氷のマジックだね」
アイスバブルとは湖底の植物から発生するメタンガスが、湖面にたどり着く前に凍りついてできる現象だそうで、今回はほんの一部分だそうですが、場合によっては広範囲のアイスバブルを見る事ができるそうです。 -
ぷー 「せっかくだからみんなで見ようよ」
ぐでたま「滑って落として濡らさないように、気をつけるんだわ~」 -
10時55分頃です。
タウシュベツ川橋梁に到着しました。
ここでダウンタウンの松本氏似のガイドの方が「フリーターイム」とノリの良い掛け声で参加者はそれぞれ自由に見学を始めました。
ぐでたま「ガイドの人が、写真撮ってあげますって、言ってるんだわ~」
ぷー 「せっかくだからヒビーも撮ってもらったら?」
普段はぷー君達ばかり撮影しており、撮影者が写っている写真はほとんどないので松本氏似のガイドの方に撮影してもらいました。 -
橋の南側からみんなで記念撮影です。
タウシュベツ川橋梁は国鉄時代の士幌線(1987年廃線)が1939年に十勝三股駅まで開通した際に音更川の支流であるタウシュベツ川に架けられたものですが、1955年に糠平ダムが建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が建設されて切り替えられたそうです。
その際に、橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在までその姿をとどめているとの事です。
また、よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると眼鏡のように見えるそうで、「めがね橋」の別名を持つそうです。
近年では老朽化で橋梁が崩れてきており、完全なめがね橋で見られる期間は少ないとされているそうです
なお、橋に触ったり渡る事は禁止されています。
ぷー 「崩れる前に来れて良かったね」
ぐでたま「ここまで歩いて来たかいが、あったんだわ~」 -
ぷー 「割れ目の中はどうなってるんだろう~」
ぐでたま「ぷー君、危ないからやめようよ~」
ぷー君が割れ目の中を覗こうとしていると・・・ -
ぷー 「わああ~落ちる~」
ぐでたま「だから言ったんだわ~」 -
ぐでたま「ぐでたま一人じゃ無理~、みんなで引き上げるのを、手伝うんだわ~」
ぷー 「ふう~助かった~一時はどうなるかと思ったよ」 -
ぷー 「この壁の割れ目には何があるんだろう~」
ぐでたま「やめれ~、崩れたら助け出せないから・・・」 -
橋梁の東端の丘の上に上がって南側を撮影しました。
ぷー 「氷が溶けてダムが放水していない状態だと一面が湖になるんだって」
ぐでたま「こうして見ると、想像できないんだわ~」 -
東端から橋梁を見ました。
ぷー 「昔はこの上を列車が走ったんだって」
ぐでたま「もう60年以上前の、話なんだわ~」 -
イチオシ
ぷー 「これがキノコ氷なんだって~」
ぐでたま「食べてみるん?」
ぷー 「かき氷くらいが関の山だね」
ぐでたま「いずれにしても、期間限定なんだわ~」
糠平湖はダムを建設の際に切り倒して残った切り株の上に氷が乗っかったものだそうです。
冬になると水面が凍って水位が下がり、切り株の高さより下がるとこのように切り株の上に乗っかる形になる事からこう呼ばれているそうです。 -
橋の北東側から撮影しました。
例年ツアーは定員に達する事が多く、時期が遅れたら湖面の氷が溶けて近づけずに対岸から見学するツアーに変更になるそうです。
ぷー 「休みの日と空いている日を考えたらぎりぎりだったね」
ぐでたま「無事に来れて、良かったんだわ~」 -
イチオシ
橋の北側から撮影しました。
ぷー 「これがベストショットだね」
ぐでたま「ダンボー君のパーツを、雪の中でなくさないように、するんだわ~」 -
冬になると氷の厚さはこのように分厚くなります。
ぷー 「これなら人がたくさん乗っても大丈夫だね」
ぐでたま「車が乗っても、大丈夫なんだわ~」
糠平湖では冬になると車で氷上タイムトライアルが行われているそうです。
ぬかびら源泉郷の活性化40年程前からJAF公認のタイムトライアル競技だそうです。
分厚い氷とはいっても過去には氷に穴があいて車が落ちた事もあるそうです・・・
ぷー 「ひいい~」
ぐでたま「それなりの覚悟が、いるんだわ~」 -
橋の北西側から撮影しました。
すると、ガイドの方の戻りますの声が聞こえてきました。
この時点で11時25分頃です。
ぐでたま「もう時間なん?」
ぷー 「楽しいとあっという間だね」 -
反対側の線路があった部分です。
ぷー 「中の鉄筋が出ているね」
ぐでたな「よくこれだけ、もったんだわ~」 -
イチオシ
橋の南西側から撮影しました。
こうしている間にツアーの一行と離れてしまいました。
そこで追いつくのに最短距離を行こうとした時にそれは起こりました。
ぷー 「わわっ!!足元の氷が割れていく!!」
ぐでたま「沈むの、やだ~」
何と氷の薄い部分が割れて水が出てきたのでした。
急いで来た道を戻り、事無きを得ました。
借り物の長靴のおかげで靴の中への浸水も免れました。
ぷー 「ヒビー勘弁してよ~」
ぐでたま「危なく明日の新聞に、載る所だったんだわ~」
何とか一行に追いつくと、ガイドの方と話をしながら戻りました。
今回のツアーの参加者は私以外全員道外の方との事でした。
また、ぬいぐるみを持っての参加者はこれまでにもいたそうですが、さすがに1体だけだそうです・・・ -
道が開けた部分はかつて十勝三股まで線路があった部分だそうです。
今でこそ線路はありませんが、この場所より南側の三の沢橋梁の近くに森のトロッコエコレールが春から秋まで営業しているそうです。
ぷー 「さてと戻ってお昼ご飯だね」
ぐでたま「やっと休憩なんだわ~」
午前の部はここまでです、午後の部に続きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
糠平湖・然別湖周辺(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37