2019年　知床＆網走の旅　～前編～

2019/08/29 - 2019/09/01

知床と網走（ちょこっと）3泊4日の旅。
駆け足になってしまったけど、お天気にも恵まれて楽しかったです。

-日程-
8/29 伊丹→羽田　JALシティ羽田West Wing泊
8/30 羽田→女満別→（バス）網走→（レンタカー）→知床　KIKI知床ナチュラルリゾート泊
8/31 知床観光（午前：知床五湖、午後オーロラ号でクルーズ）　KIKI知床ナチュラルリゾート泊
9/1 中標津→羽田→伊丹

エリア 網走(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス 自家用車 AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日に羽田まで移動して、東京泊。
翌日11:20羽田発のエアーDoで女満別空港に向かいました。

機内のドリンクサービス時のコップ。
かわいい?

女満別空港から網走市内までは、バスで移動。
空港に飛行機が到着するタイミングでバスが出ます。
全員が荷物をPick Upしたことを確認してから出発なんだそうです。
空港から網走駅まで35分ほどで910円でした。

路線バス (網走バス) 乗り物

網走駅近くのニッポンレンタカーで車を借りて出発です。
・・・車の写真撮るの忘れました・・・
スズキのスイフトでした。
なかなか良かった。
まずは博物館網走監獄に。
駐車場（無料）に車を止めてさっそく見学に向かいます。

博物館網走監獄 名所・史跡

鏡橋。
「川面にわが身を映し、襟を正し、心の垢をぬぐいおとす目的で岸にわたるように、と誰とはなしに鏡橋と呼ばれるようになりました」
と書かれていました。

博物館網走監獄 名所・史跡

この門の横にチケット売り場があります。
Webサイトの割引券を提示すれば10％Offです。
※割引券を使うときは現金のみ
割引後で970円でした（2019年8月現在）

博物館網走監獄 名所・史跡

監獄食堂。
こちらでは、監獄食を食べることができるそうです。
今回は先を急ぐのでパス。

博物館網走監獄 名所・史跡

通称赤レンガ門。
人が立っているのかと思ったらお人形でした(笑)

博物館網走監獄 名所・史跡

ところどころで当時が再現されています。

博物館網走監獄 名所・史跡

重要文化財の庁舎。
入母屋造の入り口です。
ここを入ったところで、ガイドツアーと一緒になったので合流して回ることにしました。
※無料ガイドツアーがでています。

博物館網走監獄 名所・史跡

囚人たちが作った北海道の道が書かれていました。
ガイドさん、無表情で淡々と話している感じが面白かった(笑)

博物館網走監獄 名所・史跡

重要文化財：教誨堂。
最初は仏教のみだったそうですが、途中ですべての宗派の教誨を受けることができるようになったそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

今は、当時使っていた本などの資料が展示されています。
刑務所とは思えないきれいで明るい場所でした。

博物館網走監獄 名所・史跡

お花がきれいに咲いていました。

博物館網走監獄 名所・史跡

独立型独居房。
光も差さないこの房に入れられるのは何よりも厳しかったそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

登録文化財：レンガ造り独居房。
先の木の独居房では脱走者もいたそうですが、こちらではそれも無理になり・・
中は真っ暗です。

博物館網走監獄 名所・史跡

浴場。
現在は1日おきに入れるのだそうですが、当時は6月～冬場は9月は月5回、その他の月は月1回の入浴だったそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

脱衣に3分
第1浴槽につかるのが3分
洗うのに3分
上がり湯の第2浴槽に3分
着衣に3分の計15分で一度に15人が入浴したそうです。
昔は石鹸とかも共有だったので、あわただしい入浴だったそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

浴場を出て重要文化財の舎房及び中央見張所に向かいます。

博物館網走監獄 名所・史跡

登録文化財の哨舎。

博物館網走監獄 名所・史跡

中央見張りからは、すべての舎房を監視することができるそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

舎房はこんな感じで、５つあります。

博物館網走監獄 名所・史跡

舎房の中も入って見学できます。
奥の衝立の後ろがトイレ。
匂いがすごいらしく、刑務所で食べるご飯を「くさいめし」っていうようになったのだそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

この格子は外からのぞくことは可能ですが・・・

博物館網走監獄 名所・史跡

中から外は見えないのだそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

中には脱走する人もいるらしく、この写真に写っている人形は、実在した人物なんだそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

暖房。
すべての舎房にあるわけではないですが、あるだけ”マシ”だったのでしょうか・・・

博物館網走監獄 名所・史跡

舎房を後に、監獄歴史館に向かいました。
ここでは、約1世紀前に囚人たちが従事した過酷な労働を五感を使って体感できる映像を見ることができます。
昼夜とわず強行され北見道路(国道333号)は、僅か1年で、網走から北見まで約160kmが開通したそうです。
労働は過酷で、栄養失調になる者も多く、死者は200名を越えたそうです。
その亡骸はそのままその場所に埋められたそうですが、後年人々によって掘り出され、弔われたそうです。
囚人が北海道の開拓に大きくかかわっていたと教わりました。

博物館網走監獄 名所・史跡

こちらは現在の網走刑務所を再現したもの。

博物館網走監獄 名所・史跡

当時の再現。
網走刑務所は、農園刑務所として自給自足を目指していたのだそうです。
先に見えるのが、高見張りです。

博物館網走監獄 名所・史跡

これは、移動式の小屋。

博物館網走監獄 名所・史跡

このように木を枕にねて、起こすときはこの木をたたくのだそうです。
「たたき起こす」の語源だとか。

博物館網走監獄 名所・史跡

味噌醤油蔵
自給自足を目指していたので、お味噌や醤油もここで作っていたのだそうです。

博物館網走監獄 名所・史跡

大きな味噌樽です。

博物館網走監獄 名所・史跡

重要文化財：網走刑務所裏門。
約1時間の見学でしたが、いろいろ学ぶことができて、よかったなぁと思いつつ、知床に向かうことにしました。

博物館網走監獄 名所・史跡

到着が19時頃になりそうだし、お昼を食べそこねたので、網走の道の駅へ向かうことに。

至る所で、このポスターを見た気がする(笑)
網走刑務所が有名になるきっかけになった映画なのだそうで・・・

2階にあったレストランでご飯を食べることに。
券売機で買って、席で待っているとラーメンを持ってきてくれます。

味噌ラーメンにしました。
味が濃い場合はお申しつけくださいって書かれていましたが、私にはちょうど良かったです。
チャーシューでかっ！

ラーメンを食べて、おやつを買い込んで、知床に向かいます。

きれいな夕日です。
明日も天気かな～～

KIKI知床ナチュラルリゾートに到着しました。
駐車場は、道を挟んで前にあります。

ホテルは木のぬくもりを感じさせる作りでとてもいい感じです。

こんなかわいい足載せも。

ひつじバージョン。

このスクリーンでは、知床の自然についての映像が流されています。

温泉に向かうところ。
歩いているだけでワクワクします～～

温泉の入り口にはホワイトボード。
昔懐かし（ある年齢以上だけどｗ）の伝言板です。
結構皆さん活用していましたよ～～
先にお部屋戻ります、とか・・・

明日は、天候次第ですが、知床五湖ハイキング。
朝早いので、早めに休むことにしました。

・・・後半に続く・・・