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ウズベキスタン最初の観光地はヒヴァ。「イチャン・カラ」と呼ばれる、城壁に囲まれた旧市街が観光対象です。正直、3時間あれば全部見終えることもできるぐらい、狭い範囲に魅力的な建物が密集しています。お土産屋さんもレストランも密集。白人の大型観光バスが次々にやってくる場所で、「ウズベキスタン」という国名を聞いて少し構えていた人でも、容易に観光ができます。英語の通用率も中央アジアの平均とは比較にならないほど。商売になるならみんな頑張ってしゃべれるようになりますよね。でも日本人のたどたどしい英語とどっこいどっこいなので、その点でも気楽です。海外初心者の人にむしろ向いているウズベキスタンのヒヴァなのです。

中央アジア2019 ③ ヒヴァ

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2019/08/22 - 2019/08/24

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Prof.Chicken

Prof.Chickenさん

ウズベキスタン最初の観光地はヒヴァ。「イチャン・カラ」と呼ばれる、城壁に囲まれた旧市街が観光対象です。正直、3時間あれば全部見終えることもできるぐらい、狭い範囲に魅力的な建物が密集しています。お土産屋さんもレストランも密集。白人の大型観光バスが次々にやってくる場所で、「ウズベキスタン」という国名を聞いて少し構えていた人でも、容易に観光ができます。英語の通用率も中央アジアの平均とは比較にならないほど。商売になるならみんな頑張ってしゃべれるようになりますよね。でも日本人のたどたどしい英語とどっこいどっこいなので、その点でも気楽です。海外初心者の人にむしろ向いているウズベキスタンのヒヴァなのです。

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  • 入場口です。中のほぼ全ての施設の見学が可能な2日券、「VIPチケット」を購入しました。15万ウズベキスタン・スム(約1725円)なり。<br /><br />トルクメニスタンで行った「クフナ・ウルゲンチ」がアムダリア川の流れが変わったせいで放棄され、代わりにホラズム地域の一番の都となったのがここヒヴァだとか。<br />1512年にはこのあたりだけが独立したヒヴァ・ハン国も誕生。

    入場口です。中のほぼ全ての施設の見学が可能な2日券、「VIPチケット」を購入しました。15万ウズベキスタン・スム(約1725円)なり。

    トルクメニスタンで行った「クフナ・ウルゲンチ」がアムダリア川の流れが変わったせいで放棄され、代わりにホラズム地域の一番の都となったのがここヒヴァだとか。
    1512年にはこのあたりだけが独立したヒヴァ・ハン国も誕生。

  • 入場してほぼ最初に目に飛び込んでくる、右が「ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ」。「マドラサ」とか「メドレセ」というのは神学校のことですね。入ろうと思ったら今はホテルになっていました。(そのまま入れば博物館的な部屋もあったみたいなのですが、「なーんだ。ホテルなのか」と言って入らなかったんですよね…)<br />左がイチャン・カラを象徴する「カルタ・ミナル」。「短い塔」という意味の未完成の建物。ブハラまで見渡そうという計画だったものが26mで止まったままだとか。<br />ともに1852年の、ヒヴァ・ハン国時代終盤のもの。

    入場してほぼ最初に目に飛び込んでくる、右が「ムハンマド・アミン・ハン・メドレセ」。「マドラサ」とか「メドレセ」というのは神学校のことですね。入ろうと思ったら今はホテルになっていました。(そのまま入れば博物館的な部屋もあったみたいなのですが、「なーんだ。ホテルなのか」と言って入らなかったんですよね…)
    左がイチャン・カラを象徴する「カルタ・ミナル」。「短い塔」という意味の未完成の建物。ブハラまで見渡そうという計画だったものが26mで止まったままだとか。
    ともに1852年の、ヒヴァ・ハン国時代終盤のもの。

  • さきほどの写真の背中側には露店の帽子屋さん。「安い羊のものは15ドル、ミンクや狐は30ドルだ!」などと言われます。着いたばかりで相場もわからないのにあまりにキュートだったので、言い値30ドルゾーンの中から一番気に入ったやつをそのまま買いました。たぶんもっと安い。それにほんとにいい毛皮なら何かの条約でダメなんじゃないのかな。

    さきほどの写真の背中側には露店の帽子屋さん。「安い羊のものは15ドル、ミンクや狐は30ドルだ!」などと言われます。着いたばかりで相場もわからないのにあまりにキュートだったので、言い値30ドルゾーンの中から一番気に入ったやつをそのまま買いました。たぶんもっと安い。それにほんとにいい毛皮なら何かの条約でダメなんじゃないのかな。

  • カルタ・ミナルを過ぎて左に曲がると「キョフナ・アルク」(古い宮殿、の意)の入り口。これは16世紀のものだとか。

    カルタ・ミナルを過ぎて左に曲がると「キョフナ・アルク」(古い宮殿、の意)の入り口。これは16世紀のものだとか。

  • アイヴァン、と呼ばれる中庭に面したテラス。偶像崇拝禁止のイスラム教地域でよく見られる、これでもかというほどのデザインの極致。内部に関しては建て直しもあったりで、1800年代のものらしいです。

    アイヴァン、と呼ばれる中庭に面したテラス。偶像崇拝禁止のイスラム教地域でよく見られる、これでもかというほどのデザインの極致。内部に関しては建て直しもあったりで、1800年代のものらしいです。

  • 高いところに上がってさきほどのアイヴァンを見下ろしてみました。奥にはカルタ・ミナルがしっかり見えます。

    高いところに上がってさきほどのアイヴァンを見下ろしてみました。奥にはカルタ・ミナルがしっかり見えます。

  • イチャン・カラの中央エリアにある「ジュマ・ミナレット」。高さは42m。古いガイドブックには登れると書いてあったけど、今はダメらしいです。

    イチャン・カラの中央エリアにある「ジュマ・ミナレット」。高さは42m。古いガイドブックには登れると書いてあったけど、今はダメらしいです。

  • ミナレットの根元にある「ジュマ・モスク」。柱のうち4本はホラズムの頃からのもので、10~11世紀のものだとか。説明を今(帰国後)読んだぐらいで、どれがどれだかわからず。ただ、「石の文化」というイメージのあった中央アジアで、木が使われているというのが新鮮。他の柱は17世紀までのもの?

    ミナレットの根元にある「ジュマ・モスク」。柱のうち4本はホラズムの頃からのもので、10~11世紀のものだとか。説明を今(帰国後)読んだぐらいで、どれがどれだかわからず。ただ、「石の文化」というイメージのあった中央アジアで、木が使われているというのが新鮮。他の柱は17世紀までのもの?

  • 最も高くてしかも登れる45mの「イスラム・ホジャ・ミナレット」。1910年のものなので、ロシアにやられる直前ぐらい。登りました。フトモモ、死にました。

    最も高くてしかも登れる45mの「イスラム・ホジャ・ミナレット」。1910年のものなので、ロシアにやられる直前ぐらい。登りました。フトモモ、死にました。

  • さっきの42mの塔がだいぶ眼下に見える感じ。建ってる場所にも高低差あるのかな。

    さっきの42mの塔がだいぶ眼下に見える感じ。建ってる場所にも高低差あるのかな。

  • 奥まったところにあった「パフラバン・マフムド廟」。

    奥まったところにあった「パフラバン・マフムド廟」。

  • 聖人のお墓ということで、ここだけVIPチケットに加えプラス1万スム必要。敬虔なイスラム教徒がお祈りに使っている、現役の宗教施設といった風情でした。

    聖人のお墓ということで、ここだけVIPチケットに加えプラス1万スム必要。敬虔なイスラム教徒がお祈りに使っている、現役の宗教施設といった風情でした。

  • 一番深いところまで進むと出てくる、「アラクリ・ハン・メドレセ」。1830年代のもの。なにか映画かドラマの撮影中のようでした。

    一番深いところまで進むと出てくる、「アラクリ・ハン・メドレセ」。1830年代のもの。なにか映画かドラマの撮影中のようでした。

  • 刀を持っていた人に写真をせがむ僕。

    刀を持っていた人に写真をせがむ僕。

  • その向かい、「タシュ・ハウリ宮殿」。これも1830年代のもの。

    その向かい、「タシュ・ハウリ宮殿」。これも1830年代のもの。

  • こちらも内部に「アイヴァン」。手前にユルタ(テント)がありますが、お客様が来た時にこういうのを立てたのを再現しているのだとか。

    こちらも内部に「アイヴァン」。手前にユルタ(テント)がありますが、お客様が来た時にこういうのを立てたのを再現しているのだとか。

  • 場所は忘れたけれどどこかにいたラクダ。かつてキャラバンがやってきた街であることを再現しているのかな?

    場所は忘れたけれどどこかにいたラクダ。かつてキャラバンがやってきた街であることを再現しているのかな?

  • 買い物はすっかり相手ペース。550円ほどで買ったTシャツは空港で4ドルのシールが貼られていたし、2ドルで買った帽子は次のブハラで言い値1ドル。でも安いから勘が狂って仕方がない。楽しければいいかな?

    買い物はすっかり相手ペース。550円ほどで買ったTシャツは空港で4ドルのシールが貼られていたし、2ドルで買った帽子は次のブハラで言い値1ドル。でも安いから勘が狂って仕方がない。楽しければいいかな?

  • 食事はイチャン・カラの外に出て、地元の人の集まる食堂に。食べきれる量の倍が出てきて失敗。焼き肉は串1本9000スム(約103円)。珍しい外人が来たからか、けっこう気を遣ってもらった感じ。ウズベキスタンの人もかなり優しいなと感じました。

    食事はイチャン・カラの外に出て、地元の人の集まる食堂に。食べきれる量の倍が出てきて失敗。焼き肉は串1本9000スム(約103円)。珍しい外人が来たからか、けっこう気を遣ってもらった感じ。ウズベキスタンの人もかなり優しいなと感じました。

  • 夜のイチャン・カラもなかなか素敵でした。

    夜のイチャン・カラもなかなか素敵でした。

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