千島列島ワイルドライフクルーズ11日間９日目（クルーズ７日目）パラムシル島⇒ロパトカ岬

2019/07/05 - 2019/07/05

2019年6月27日から7月7日の11日間、ロシアの中千島へ海鳥観察のクルーズツアーに参加しました。

本旅行記はツアー９日目（乗船７日目）
パラムシル島に上陸して旧カクマベツ空港へ。
ロパトカ岬に上陸

エリア その他の観光地(ロシア)

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

午前5時15分　航海は順調すぎ！
すでにパラムシル島シェレコヴァ湾に到着してる！？

パラムシル島

パラムシル島

小鳥が訪問してくれました。

イソサザイかな？

イソサザイ？

イソサザイ

午前5時40分
さっきまでよく見えていたのに、もう霧がこんなに。

こっちはアンツィフェロバ島かな？

午前5時55分
もう見えんな。

かろうじて見える山には

朝日があたっています。

船員さんは停泊中は釣り。

どんどん釣れます。

カレイ

入れ食い状態です

ウミガラス

ウミガラス

午前6時33分　また見えてきました。

パラムシル島

エトピリカ

フルマカモメ

6時50分　パラムシル島は完全に霧の中に。

釣れまくり。釣ったその場で頭を落としています。

フルマカモメ

フルマカモメ

ウミオウム？

ウミオウム？

エトピリカ

午前7時25分　朝食

朝食

朝食をさくっと食べてすぐに外へ、

カレイ

8時20分　ゴムボートへ。

ゴムボート

発進

パラムシル島へ向かいます。

パラムシル島が見えてきました。

岩場には

チシマウガラス等

いっぱい飛んでるー！

海岸線を走ります。

海岸

霧が濃い中上陸に適した場所を探します。

パラムシル島

川が海に流れでています。
河口は高低差があって勢いよく海に水が落ちていきます。
そして後ろには小屋が見えますね。

小屋と河口

この落差で海に注ぎます。

では上陸しましょう

海岸へ

川の近くですね。

というよりも、カクマベツ空港跡地に行くには、この川の右岸に上陸する必要がありますので、河口が目印なのでしょう。

玉石の海岸

パラムシル島に上陸！

何やら足跡が。

熊とキツネの足跡だそうです。
あと、我々が踏みまくった人間の足跡も。

熊とキツネ

パラムシル島

さっきの河口。

流れが急で怖い怖い。

ここからカクマベツ空港跡地組みと、探鳥組みに分かれます。
私はカクマベツ空港に行きます。
海岸の土手を上り

小屋が見えてきました。

こんなところにぽつんと小屋が。

この川はキングサーモンが遡上するそうで、その漁師の番屋がこの小屋っぽい。

小屋

中には誰もいないようです。
ちなみに、ここから数キロ東に行くと、小さな集落のようなものがあります。たぶん定住はしていない感じではありますが。

おっすお邪魔しまーす

調理器具がありますね。
構造はこのダイニングと

ベッドルームのみというシンプルな造り。

小屋の前には熊が来た跡がありました。

ではカクマベツ空港跡へ。

土手を上ると

のぼった先を見ると、下に大きな溝があります。

日本軍が作った戦車壕。

人力で掘ったんだろうなぁ

よく見ると

石垣のようなものが見えます。

戦車壕跡沿いに歩き

壕が途切れたところで向こう側へ。

戦車壕

風景

◎＝◎

風景

風景

てくてく

てくてく

草を掻き分け

午前9時5分　カクマベツ空港跡に到着

カクマベツ空港跡

カクマベツ空港跡

カクマベツ空港跡

木が転がっています。

何かの資材でしょうか

白線の跡も残っています。

ちなみに、このあたりでもヒグマは出没するらしい。

10分ほどの滞在で空港を去ります。

来た道を戻ります。

例の川もちょっと覗きましょう。

川の右岸に来ました。

上流方面

下流方面
キングサーモンの遡上にはまだ時期が少し早い。

歩いていると

熊の糞

河口の流れはなかり急です。

小屋の場所まで戻ってきました。

流木だらけ！

ここらへんを渡りましょう
流木はたまに釘が出ているものがあるので注意をして踏む必要があります。

午前9時45分　ゴムボートへ。

出発！

やはり霧が濃い。

最初にも訪れた岩場へ。

パラムシル島

なんだこれは？
って思ったけどなんでもないっぽい。

パラムシル島

岩場に目を向けると

ハーレクイン

逃げちゃった。

チシマウガラス？ヒメウ？
あとオオセグロ

パラムシル島

パラムシル島

セキレイ

セキレイ

おっとこちらには

アザラシ

アフィナに戻ります

午前10時　アフィナ号に戻ってきました。

カレイが大漁！

このまま北上してシュムシュ島の北側からロパトか岬を目指します。

風景

アトラソフ島？
千島列島最高峰。
同社ではこの島の山頂へのトレッキングを行っていました。

パラムシル島

アトラソフ島
以前の日本最北端！

パラムシル島
って言うより、海面が水鏡のようだ！

アライト山の山頂は見えん！

暇なのでパラムシル島を眺め続けます。

パラムシル島

パラムシル島

風景

航海の中盤以降は夜間以外はずっと外に出ているのですが、
船が高速で移動するので風が強く大変です。
ずっと鼻水は垂れまくり。
大体のときは7枚着ていました。

パラムシル島

フルマー！

パラムシル島

ですが、何やら霧の壁みたいなのが。

オオセグロちゃんいらっしゃい。

かわいいね(⌒-⌒)

って思ったけど、結構きつい顔してるなぁ。

7月というのに雪渓がたくさん残っています。

雪渓

パラムシル島

ズームして

ズームすると小屋が！
これも河口の横にあるのでサーモン漁に使用するのかもしれません。

パラムシル島

パラムシル島

風景
遠くに陸地が見えるが。

パラムシル島

午後1時　昼食

午後1時30分に外にでてみると。
なんだかいっそう曇ってきました。

カムチャッカ半島の火山がかなり遠くに見えてきました。

海鳥は少ないのですがちらほらと。エチピリカ

ウミガラス

これはパラムシル島とシュムシュ島か？

風景

オオセグロの若鳥？

オオセグロの若鳥？

むむ！？これはウミツバメ？

それともミズナギドリ？

この海域、結構海鳥多い。

こ、これは！？

ハシボソミズナギドリ？

マジックくるか！？
って思わせる感じですが、まぁこの後もマジックは起こりません。ですが、ミニマジックって感じですね。

ぶしゅー

きたか…！！

　　( ﾟдﾟ )　ｶﾞﾀｯ
　　.r　　 ヾ
＿_l_l　/￣￣￣/＿
　　＼/　　　　/

ハシボソミズナギドリ

　( 　ﾟдﾟ)　こないか
＿(__つ/￣￣￣/＿
　　＼/　　　/

ハシボソミズナギドリも結構多いのですが、マジックには程遠い。

ハシボソミズナギドリ

ハシボソミズナギドリ

風景

おお！

久しぶりに船を見た！

風景

ウミガラス

風景

遠くに灯台が見えます。これはカムチャッカ半島ですね。

風景ですが

またハシボソミズナギドリか。

先に言うとマジックは起きませんが、ミニマジック見たいなのは起こります。

多いなぁ。
前年のマジックみたいなのを見たいのだけど。

少ないよぉ！

きたか…!!

　 ( ﾟдﾟ)　ｶﾞﾀｯ
　 /　　 ヾ
＿_L| /￣￣￣/＿
　 ＼/　　　/

クジラか！

ザトウらしいぞ！

ザトウ

クジラ

何頭いるのやら

ハシボソとザトウ

左舷にも右舷にも現れます。

ザトウ

ザトウクジラ

奥に見えるのがロパトカ岬。
周囲にはハシボソミズナギドリ。オキアミに集まってきているのでしょう。

ザトウ

クジラが何頭か集まっているので、アフィナ号もクジラに合わせて動きます。

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ブロー

ブローが２つ！

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ザトウクジラ

乗員みんな大興奮！

クジラを待つ！

ザトウクジラ

ザトウクジラ

尾びれ

ザトウクジラ

近いっす！

ザトウクジラが横転？
遊んで喜んでいるそうです。

ザトウクジラ
https://youtu.be/Kd9fUPd3ZyU

ザトウクジラ

ザトウクジラ

ザトウクジラ

２０分以上のザトウクジラタイム。
まだまだ名残惜しいのですが、こちらも予定があるのでザトウクジラとはお別れすることに。
もっと遊んでいたかったのですが仕方なし。

ハシボソミズナギドリかな。
前年はアリューシャンマジックの千島版が起こったので、ちょっと期待したのですが残念。
前年の異常な超マジックは「クリルマジック」って検索すると出てきますので、ぜひ一度見てほしい。

カムチャッカ半島

風景

風景

カムチャッカ半島といえば火山。
まぁ千島列島も火山だけど。

風景

君はオオセグロかね？

ちらほらと海鳥

群れはいないのですが、ロパトカ岬ってどんな感じで鳥がいるのでしょうか？

午後５時
ロパトカ岬の上陸に向けて停泊。

場所は先端ではないのですが、その近くの西側の湖がある場所。

風が強くて上陸の可否が怪しかったそうですが、なんとか上陸。カメラは水をかぶるかもしれないといういことでしまっていました。
久々のユーラシア大陸！

おっと、オオセグロカモメ
右２羽はやたらと小さく見えるがただのセグロカモメかな。

アフィナ号

海岸線

土手を越えると

そこには湖

鳥がいないやん！

湖もこの白波。
風が強すぎて鳥がいるとは思えん。
天候に恵まれず。

→

↑

←

君はオオセグロかね？

花

湖にかなりの白波が！

ここで探鳥するのですが、いないやん！

適当にぶらぶら散策

この波。小さな湖とは思えん。

風景

廃材で暖をとるように火を起こしてくれています。

何の穴？

こっちは海岸線。

オホーツク海

飛ぶ鳥を発見

湖岸へ戻ってきました。

他の人があっちで盛り上がっていますが、まぁこちらはバードウォッチャーではないので、その輪には加わらず。トウネン、ウミアイサ、オオハムやメダイチドリとかがいたらしいです。
どんな鳥かわからないっす。
ウォッチャーと何も考えていない人間との違いを感じた旅でもありました。

←オホーツク海　　湖→

よっし。ゴムボートへ。

午後６時３０分アフィナ号に帰還。
そして、さらばロパトカ岬

ロパトカ岬

風景

なんだかんだで

海鳥が飛び回っています。

ここからは第一クリル海峡を通過して、北上する予定。

フルマカモメ達。

風景

風景

結構荒れてはいますが、もう船酔いなんぞしないぜ！
酔い止めを薬をガンガン飲みまくっているからな！

午後８時に夕食

アフィナ号での最後の晩餐

本日のおさらい。

パラムシル島のカクマベツ空港

航路
現時点ではロパトカ岬を回って北上中

ロパトカ岬の上陸地点

翌日の予定

ツアーに参加一緒に参加した方に、シジュウカラガン復活に取り組んでいる方がいましたので、そのことについてパワポでレクチャーいただきました。

現地ツアー責任者のなかなかギターも上手

コックの女性も最後にダンス！
コックは案外大変な仕事だそうで、船員の食事とツアー参加者の食事を６回作らないといけないし、ツアー参加者は好みも掴みにくいので大変。コックは厳しい仕事なのでよく交代するそうです。
楽しいひと時でした。
おやすみなさい。