午後半休で気楽に伊東

2019/09/27 - 2019/09/28

3ヶ月に1.5日の有休消化が義務付けられ、9月末までにあと0.5日取得しないといけないので、9月末に午後半休を取得した。
奥様は仕事で忙しいと言うので、一人で湯治に行く事にした。
久し振りに伊東温泉に行ってみようかな･･･。
･･･てな訳で、直前に伊東温泉･大東館を予約して一泊楽しんで来た。

エリア 伊東温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: その他

途中トラブルで夕方6時頃に大東館に到着。
客室は広縁付き八帖和室。
清掃状態は良好。
既に布団が敷いてあり、こういう処でコストダウンを図られているようだ。
平日宿泊、一泊朝食付き7千円の宿としては立派な客室だと思う。

伊豆・伊東温泉　大東館 宿・ホテル

広縁には冷蔵庫完備。
持ち込みOKの宿である。

部屋付きの風呂場
古めかしい風呂で一見して特別な処はないように見える。
ところがこの風呂場、蛇口から出るお湯は伊東温泉源泉。
大浴場が良かったので今回は使わなかったが、その気になれば自室で源泉風呂に入る事が出来る。
これは凄い。
湯井の湧出量が十分でなければ出来ない芸当だ。

さて、早速温泉に向かう。
この宿には貸切風呂が三つ。
本日は激空きで三つとも空いていたので、先ずは防空壕を再利用した五右衛門風呂から。

暖簾を潜った先にこのような案内があった。

その先はこんな感じ。
翌朝も利用したが、防空壕には窓がないので昼間も同様に真っ暗である。

暗い通路を進む

突き当りを左に折れると風呂場の入口が見える。

中に入って鍵を掛けるとロビー近くの案内板に利用中のランプが点灯する仕組み。
脱衣所は空調が効き寒いくらいだが、湯上りには丁度良い温度だった。

五右衛門風呂
湯舟は二つで、湯舟に設けられた注湯口から源泉が掛け流されていた。
身体を洗って湯舟に浸かると大量の湯が捨てられるが、一度上がって洗髪してからもう一度浸かる頃には元に戻っていた。

大東館は夕食付プランを廃止し、簡単な朝食付きプランに一本化する事でもコストダウンを図っている。
故に夕食は外で摂らないといけない。
駅から少し離れた位置にある旅館だが、徒歩で10分もあれば伊東駅前の湯の花通りまで辿り着く。
これは夜の湯の花通り。
まだ午後7時半頃なのに、殆どのお店のシャッターは下りていた。

市川製茶さんの近くまで夕食場所を探索。

路地裏のこちらの寿司屋が好い構えだったので暖簾を潜った。
寿司金

寿司金 グルメ・レストラン

老夫婦お二人で廻しておいでの小ぢんまりした寿司屋。
場所柄高級寿司屋ではないだろうとは踏んでいたが、予想以上にリーズナブル。
写真は上にぎり。
金二千円也。(2019年9月時点)
スマホの写真だと伝わり難いが、見栄えの良い握り寿司だ。

寿司金 グルメ・レストラン

あら汁も美味しく、久しぶりにまともな寿司を戴いた。
ご馳走様。
大変美味しゅうございました。

寿司金 グルメ・レストラン

美味しい寿司で気分も上々。
宿に帰る途中にあるマックスバリューでビールとアテを調達し、宿に戻ったら早速大浴場。
大浴場は二つあり、午後10時を境に男女が入れ替わる。
まだ10時前なので、男風呂はこちら『京の湯大風呂』。

伊豆・伊東温泉　大東館 宿・ホテル

どなたもおいでにならなかったので失礼して一枚。
湯舟は二つあり、熱湯と温湯に分かれる。
温湯側に坪庭が造ってあった。

大風呂から上がって貸切風呂の案内板を見ると三つとも空いていたので、防空壕五右エ門風呂に続き寝風呂を利用。

寝風呂はこんな感じ。
浅い湯舟には石が敷いてあり、寝るとこのゴツゴツが気持ち良かった。
とは言え長湯できる雰囲気でもなく、早々に退散。

続いて三つ目の貸切風呂は露天風呂。
一泊したが貸切風呂案内板に利用中のランプが点いているのを一度も見なかったので、正に使い放題だった。

おおーっ、良い感じだ。
石造りの湯舟横に注湯口が設けられており、そこから源泉が給湯される。
余った湯は階段横から排水。

夜10時を廻ったので大浴場が男女入れ替わり、今度は『流れ湯大風呂』が男風呂になる。

本当に誰とも会わないんですけど･･･
宿泊客、自分一人なんじゃないの？
この風呂も一人利用だったので、失礼して一枚。

こっちは露天。
雰囲気も上々なので長風呂してしまった。
一人でゆっくりできるのは好いが、全く誰とも出逢わないのはどういう訳？
この後客室に戻り、ビールをかっ喰らって就寝。
おやすみなさい。

翌朝の朝食会場。
旅館自ら『簡単な朝食』と言う割には立派な朝食だった。
ここで先客何名かが既に朝食を摂られていた。
良かった、一人じゃなかったんだ･･･。
とは言え空いているのは確か。

基本洋食。
サラダなどの供給は頻繁で、旅館が謙遜するほど簡素なものでもないと思う。
美味しく戴きました。
ご馳走様。

チェックアウトは11時。嬉しいねぇ。
防空壕五右衛門風呂をもう一度楽しみ、チェックアウト前に貸切露天へ。

夜の雰囲気も好いが、朝は朝で素敵な風呂場だと思った。

掛け流される湯

11時にチェックアウト。
金曜一泊朝食付き7千円の宿だが、サービスは真っ当な旅館のものだし、客室の清掃状態は良好だし、良い宿を発見した。
一泊お世話になりました。
また来ます。

以前、伊豆高原のアンダリゾートでぐり茶の冷茶を戴いて以来、我が家の冷蔵庫には常時ぐり茶の水出し冷茶が入っている。
奥様のリクエストで、帰りにこちらに立ち寄ってぐり茶を買って帰る。
ぐり茶の杉山 本店。

ぐり茶の杉山 本店 グルメ・レストラン

朝から何度も温泉に浸かったので喉が渇く。
店頭に置かれた冷茶サーバーで冷茶を頂いた。
いやー、美味しいわ。

水出し冷茶なら二番茶で十分。
500gパックを3つ。
その他抹茶の入った冷茶ティーバッグなどを購入した。

お昼はこちら魚河岸さん。
以前来た時とは場所が変わっていた。

魚河岸 グルメ・レストラン

刺身定食(1,100円 ※2019年9月時点)を注文
以前はもっと凄かったように記憶しているが、期待感高かったかな･･･。
まあ美味しい事には違いなく、満腹にもなりました。
ご馳走様。

温泉、海鮮、伊東良いとこ一度はおいで。

了

魚河岸 グルメ・レストラン