2011/08/17 - 2011/08/20
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パンダ番長さん
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北京旅行の4日目。北京からの帰国の旅程。
- 旅行の満足度
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
<帰国の朝と北京国際空港までの道程>
朝、目覚し時計が鳴る音で目が覚める。時刻は4時20分である。この後、モーニングコールが4時30分に掛かってくる予定である。それまではベッドの中にいる事にした。
すると二度寝で朦朧としている時にモーニングコールの電話が鳴った。電話を取り、直ぐに受話器を置く。そして、そのまま飛び起き、直ぐに顔を洗い、目を覚ます。
時刻は既に4時45分で、急いで身支度を行い、目覚し時計などを仕舞い、最終荷物の確認をし、旅行カバンの鍵を閉める。
そうしていると、もう5時前である。部屋をもう一度チェックし、忘れ物がないかを確認後、部屋を出て、1階のロビーに向かう。
その際に乗るエレベーターを間違えた為に、フロント前まで行くのに少し時間が掛かった。
既にフロント前にはパクさんがいたので、ルームキーを渡し、チェックアウトを行って貰う。
そして、朝食用のお弁当を受け取り、ロビー横の喫茶ラウンジの席でみんなを待つ。
まだ、私の他は1組だけが来ているだけである。
その喫茶ラウンジで待っていると、軽装の人が私に近づいて来た。
見ると、大学でゴミのリサイクルの研究をされている先生である。
その先生は午後の便で北京を発つ予定なのに、態々私に名刺を渡す為に、この時間に起きて、下りて来てくれたのである。
その先生の名刺を受け取り、私は名刺がないのを謝し、また態々名刺を渡す為に、来て頂いた事に礼を言い、私の持っているゴミ箱の写真を送る事を約束した。
名刺を見ると、その方は大阪市立大学工学部都市学科の准教授の水谷先生と言う人であった。
水谷先生が部屋に戻るのを見送り、パクさんが訝しげにこちらを見ていたので、態々名刺を渡しに起きて来てくれた事を説明した。
その後、続々とみんなが集まり、時間通りにホテルを出発する。時刻は5時20分である。
さすがにこの時間帯では北京市街の道も渋滞はない。しかし、そこそこ車は多い。
この間に先程ホテルで貰った朝食のお弁当を食べる事にする。
お弁当を開けると、入っていたものは、サンドウィッチ(ハムとチーズ入り)、餡パン風菓子パン、小さなペットボトルの水、ゆで卵とバナナ(半分)である。
それらを食べながら、バスは北京市街の道を日航新世紀ホテルに向かい、走る。
ほぼ予定通りの5時40分前に日航新世紀ホテルに到着し、パクさんがバスを降り、このホテルの宿泊客を迎えに行く。同じ便に乗る別のツアー客のバスが、このホテルには数台止まり、既に多くのツアー客が乗り込み。バスが出発するのを待っている。
ここでみんなが乗り込むのに少し時間を要した。それでも5時45分過ぎには日航新世紀ホテルを出発し、北京首都国際空港を目指す。
再び、北京市街の道を走り、途中から空港への高速道路に入る。高速道路もこの時間帯では車の数も少なく、スムースに進む。高速道路に乗って、20分程で前方に北京首都国際空港が見えて来た。
出発階の玄関にバスが到着したのが、6時25分頃である。 -
<北京首都国際空港での出発までの時間>
バスからみんなの荷物を下ろし、ここで運転手の方に挨拶をして別れ、出発階ターミナル内に移動する。そして、中国国際航空のカウンター前でチェックインの手続きを待つ。
既にチェックインの手続きは開始させてはいるが、この時間帯に便が集中している為か、どのカウンターも長蛇の列になっている。その列の後で集合し、パクさんにここで暫く待つ様に言われる。
そして、パクさんは中国国際航空のカウンターの一つに行き、何か交渉をしている。
パクさんが戻り、そのカウンターの一番端のカウンター前まで移動する様に促され、その前に整列する。そのカウンターにはまだ人がいないが、程なく航空会社の係員が来て、我々のチェックインを始めた。どうも団体用のカウンターで、席の指定が出来ない様である。
我々のツアー客は順番にそのカウンターで旅行カバンを預け、チェックインを済ませる。
意外に早く、チェックインが終了した。そして、出発ゲートへ移動する。
ここでパクさんともお別れである。お礼を言い、握手をして、我々は出発口に入る。
出発口では、搭乗券の確認作業を行っている。搭乗券を見せ、その入口を入る。そして、その先のエスカレーターで階下のシャトル駅に進む。
ここからシャトルに乗り込み、国際線のターミナルに移動する。丁度、来ていたシャトルに飛び乗る。シャトルは直ぐにドアが閉まり、走り始める。
数分間走り、国際線ターミナルの駅に到着し、ドアが開く。ここから再び、階上にエスカレーターで上がり、そこで通関である。この早い時間帯でも通関所は人が多い。
ここで、行きの際に入国カードしか書いていないので、出国カードを記入し、列のひとつに並ぶ。そして10分程要し、やっと通関を終える。
その先には手荷物検査所がある。ここは通関を終えた人しか来ないので、然程混雑していない。
しかし、今回のツアーでもして来たベルトが悪く、関西空港でも、ここでも金属探知機に引っ掛かってしまう。その為に台の上に乗り、全身をチェックされる事になった。
やっとの事、その手荷物検査所を抜け、出発ロビーに出たのが、7時15分頃であった。
搭乗予定時刻が8時10分なので、もう1時間もない。まずは搭乗ゲートを確認する為に、一旦搭乗ゲート前まで行く事にする。掲示板で搭乗ゲートを確認する。搭乗便は8時40分発のCA927便で、搭乗ゲートはE04ゲートである。 -
その場所まで行き、ゲートの場所を確認する。そして、再び近くの免税店で、土産物を物色する。
しかし、これと言ったものがないので、何も買わずに搭乗ゲート付近に戻る。
そして、自販機でお茶を購入し、搭乗ゲート付近の椅子で時間を潰す。
搭乗ゲート付近には、人はまだ少ない。椅子に座った事で、眠気が差し、そのまま寝てしまう。
廻りが騒がしくなった事で目が覚めたら、搭乗ゲート前には既に列が出来ている。
まだ、搭乗は開始されていないが、アナウンスがあった様だ。
そして、8時10分の定刻に搭乗が開始される。搭乗が開始されたのを確認して、私もその列に並ぶ。列に並んでいる人は然程多くはない。
この時間帯の便での日本へ帰国する人は少ないのかも知れない。 -
<関西国際空港へのCA927便>
程なく、搭乗ゲートを抜け、機内に入る。
機体はこちらに来る時と同じA321-200型の機体で、1列6人掛けの機体である。
私の席は、31Cで通路側の席である。奥の窓側の席にはまだ誰もいない。
時刻は8時15分である。結局、私の窓側の2人の席は空席のままであった。
乗客が全て乗り込んでいるが、なかなか動き出す気配がない。やっと8時45分の定刻を過ぎた頃になり、ゆっくりと機体が後進を開始する。
暫く後進をしながら向きを変えたが、またそこで停止する。そして、ゆっくりと前進を開始するが、少し進んだところでまた停止する。この様な事が何回か繰り返されている内にまた、うとうとと寝てしまった。そして、機体のエンジン音が上がる音で目が覚め、滑走路を走り始める。
時計を見ると、定刻よりも40分遅れの9時20分に無事、北京首都国際空港を離陸した。
機体は順調に旋回をしながら上昇する。途中、雲の間を抜ける時に少し揺れたが、その後は揺れる事もなく、上昇を続けた。
暫くすると、水平飛行には入ったが、未だシートベルト着用ランプは点いたままの状態である。
離陸してから25分が経過し、やっとシートベルト着用ランプが消える。
するとCAが飲物を配り始めた。飲物として、オレンジジュースを貰い、飲む。
直ぐに機内食も配られるのであろうと思い、寝るのを我慢して起きていたが、なかなか配る気配がない。それで寝ようかどうか思案していると、機内食を配り始めた。どうもタイミングが悪い。
10時10分頃に機内食が配られた。
機内食は中華風のものと西洋風のものがある様だ。私は中華風を貰う。
予想した通り、中華風のものはお粥である。ホテルで貰った朝食のお弁当がパンであったので、ご飯が食べたかった。このメニューを予想して中華風を選んだ。
西洋風のものはオムレツとロールパンである。
中華風の機内食は以下の様な内容のものである。
<CA927便機内食:北京首都国際空港~関西国際空港>
①お粥(ザーサイ/ピータン付き)
②あんパン
③フルーツヨーグルト
④フルーツ(パイナップル/黄桃)
⑤飲物(オレンジジュース/珈琲)
ザーサイとピータンの塩辛さでお粥が丁度美味しくなる。
この機内食を食べ終わったのが、10時35分頃である。ここで時計を日本時間に合わせ直す。
日本時間は11時35分である。
機内食も食べ終わったので、先程からかなり睡魔に襲われていたので、早々寝る体制に入る。
暫くすると、寝てしまった。次の目が覚めたのは、機体がかなり高度を下げた事で耳が痛くなり、その事で目が覚めた。どの辺りを飛んでいるのかと考える間もなく、機体下で音がする。
車輪が出る音である。もう直ぐ着陸である。程なく、衝撃が起こり、関西国際空港に無事着陸した。
時刻は12時40分である。北京首都国際空港の離陸時間が40分も遅れたのに、関西国際空港には定刻に着陸した。5分程空港内を移動し、ターミナル脇で機体は停止する。
そして更に数分で乗客が降り始める。非常にスムースである。
今回の旅行はここまで!
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