2019/08/02 - 2019/08/03
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funasanさん
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2週間近くにもわたるヨーロッパ国際特急列車の旅が終了し、いよいよ日本に帰る。帰国便もルフトハンザドイツ航空のビジネスクラスである。
旅の終わりは何となく物悲しくなる。しかし、国際線ビジネスクラスの旅は違う。空の旅そのものが楽しくなり「よーし、日本までの12時間、楽しむぞ~」てな感じで気持ちが再び盛り上がってくる。
今回のルフトハンザ航空のビジネス往復で、今まで妻と私にあったユナイテッド・マイルの在庫を全て処分した。さよなら、ユナイテッドマイレージ!
来年の夏は妻と行く「フランス周遊列車の旅」に決定した。ハイシーズンの夏のヨーロッパまでいかに安くビジネスで飛ぶか、ここが問題だ。
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8月2日(金)の朝、ヴュルツブルクのホテルレギーナの朝食レストラン(写真)に行く。3星ホテルの宿命かレストランは狭い。しかし、壁一面にヴュルツブルクの写真が貼ってあり、いい雰囲気。ここでアメリカン・ブレックファーストを頂く。
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早めに(朝8時頃)ヴュルツブルク中央駅(写真)に行き、フランクフルトまでのチケットを買う。代金は44ユーロ+座席指定料金4.5ユーロ。1ユーロ122円換算で約6000円と結構な値段になる。
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今日は絶対に乗り遅れてはいけない。朝8時55分発フランクフルト空港駅行のICE728(写真)に乗り込む。ここでちょっと注意!フランクフルト空港駅はドイツ語表示で「Frankfurt(M)Flughafen Fernbf」。フランクフルト中央駅「Frankfurt (Main)Hauptbahnhof」とは違うのでご注意を!
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1時間27分の乗車で無事フランクフルト空港駅(写真)に到着した。時刻は午前10時22分。本日のルフトハンザ航空の出発は午後2時5分なので3時間半くらいの余裕がある。これでひと安心だ。
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欧州中央銀行の本店がフランクフルト(写真:これは空港のポスターを写したもの)にある。今やフランクフルトはヨーロッパの金融の中心で超近代的都市に変貌した。よって、あまり歴史的魅力はない。
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ルフトハンザ航空のビジネスクラス専用カウンターでチェックインを済ませ、いつものようにラウンジに急ぐ。ところがどうも変だ。日本への帰国便が出発するターミナルはAのはずだが搭乗券はターミナルCになっている。
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ターミナルCには人影まばらで雰囲気がイマイチ、これでは折角のビジネスラウンジもしょぼい?と思ったので、あえてターミナルAにもどって豪華なビジネスラウンジ突入を目論んだ。
写真:ターミナルCのルフトハンザ航空・ビジネスラウンジ -
しかし、お目当てのラウンジにたどり着くにはターミナルAのセキュリティーゲートを通過しなければならない。色々係官に聞いてみると、ゲート通過後、ターミナルAからCに行くことはできないと言う。
写真:ターミナルCのラウンジの食材 -
ターミナルCに戻るには一旦ターミナルAのセキュリティーゲートを出なければならない。そしてターミナルCまでもどり、そこのセキュリティーを通過して搭乗口となる。
写真:ターミナルCのラウンジの軽食 -
これではあまりにも面倒だ!結局、ターミナルCに戻って、セキュリティーゲートでチェックを受け搭乗口に向かった。そこにお目当てのラウンジがあった。
写真:ターミナルCのラウンジの軽食 -
実は昨年の夏も我々夫婦はヨーロッパ国際特急列車の旅をして、最後はフランクフルトからルフトハンザ航空のビジネスクラスに乗ってソウルに飛んだ。奇しくも昨年も全く同じ8月2日である。
写真:ターミナルCのラウンジのメイン料理 -
その時はターミナルAのラウンジで予想外に広いラウンジと豪華な食材に大満足だった。その記憶が鮮やかだったので、あえてターミナルAを目指したのである。昨年の帰国便の旅行記は以下に詳しい。
https://4travel.jp/travelogue/11438130
写真:ターミナルCのラウンジのデザート -
ターミナルCのルフトハンザ航空のビジネスラウンジの驚くべきことは、ラウンジがまさに搭乗口(写真)なのである。この広々したラウンジ兼搭乗口に名古屋行ビジネスクラスの客だけが集まってくる。
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通常は搭乗時刻の少し前にラウンジを出て、指定の搭乗口から機内に入る。優先搭乗で、大勢のエコノミー客の視線を受けて(無視、無視、だれもあんたなんか見てないぞ!)
写真:エアバス社のA340-300 -
不思議なもので、優先搭乗のアナウンスがある前から多くの優先客(エリートメンバー、ファースト・ビジネスクラス客)が優先レーンに並ぶ。はっきり言って並ぶ必要は全くない。
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なぜ並ぶのか???並んでみて分かった「自己満足と錯覚」の大きさよ。私は数年前に全日空のファーストクラスで成田から飛んだことがあった。その時、搭乗口に3つのレーンがあった。ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラス、まさに階級社会だ。
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階級社会に慣れていない庶民の私は、真っ先にファーストクラスのレーンに並ぶ度胸はない。しかし、何と若い女性が平然とファーストクラスレーンの先頭に立っていた。そこで私は彼女の後ろに、ドキドキしながら並んだのである。
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我々2人の横のレーンにはビジネスクラスの客が並びはじめた。その周囲にエコノミー客が大勢ひかえている。この時、私は強烈な優越感を感じた。「バカか、お前は~」である。
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ふと、ここで気が付いた。これはブランド物で身を飾った人が感じる優越感と同じか?「私、あなた達と違うのよ~」
再び言う。「バカ~、誰もお前なんか見ていないぞ」 -
人間の心理とは困ったもので、少しでも差別されると大きく気分を害し、少しでも優先されると非常に大きな優越感・満足感を感じる。そして優先された客はリピーターになる。ここが企業の作戦であろう。
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航空会社のマイレージでもホテルのロイヤルティーシステム(会員制度)でも、お客を差別することによってお客を囲いこむ。
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優先レーンに並びたいために飛行機に何度も乗り、ホテル上級会員になりたいために何度もホテルに泊まる。旅の目的が観光旅行から「飛行機に乗る」「ホテルに泊まる」に転換してくる。
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本末転倒?と思いきや、これが実に楽しい。旅のスタイルは個人の自由、どんな旅をしようがそれは個人の自由だ。飛行機に乗るだけの旅、高級ホテルに泊まるだけの旅、豪華客船に乗るだけの旅、すべてOKだ。
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いよいよお待ちかね、第1回目の食事がはじまった。食事の前のお飲み物は…
妻は「シャンパン(注)」私は「オレンジジュース」、ヨーロッパ国際特急列車の旅の終了を祝って乾杯!
注:シャンパーニュ・デュ・カステルノー・ブリュート・レゼルべ(フランス) -
オードブルは3種類からの選択で私は「ブラックアンガス牛のマリネ、マンゴーとセロリのサラダ、アスパラガス、ワイルドクランベリー」(写真)にする。
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妻のオードブルは「海老のコンフィ、和風だしサラダ、シーアスパラガス、赤ペスト」(写真)。シャンペンを飲み終えた妻はここで赤ワインを注文。
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メインディッシュの前にサラダ(写真)が欲しい。新鮮なミックスサラダ、胡麻醤油ドレッシング。
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メイン料理は2種類からの選択で「牛肉のインボルティー二」「サーモンステーキ」。2人とも何だか元気もりもりで牛肉にする。
写真:牛肉のインボルティー二、トマトソース、ホウレン草、タリアテッレパスタ -
ここらでCAに記念写真を撮ってもらう。ある本に書いてあったことであるが、「人は自分の不幸には非常に敏感であるが、自分の幸せには鈍感だ」と。この年になっても夫婦2人で仲良く海外旅行に出れる幸せをかみしめよう!
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チーズが好きで甘党の私はチーズとデザート類は全部頂くことにする。
写真下(左):チーズ盛り合わせ
写真下(右):ブルーベリーとココナッツクリーム
写真上:フルーツ盛り合わせ -
最後にコーヒー、チョコレートを添えて…。もうお腹いっぱい、心もお腹も大満足だ。ルフトハンザさん、ご馳走様でした。
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ここらでトイレに立つ。ビジネスクラス’(写真)は満席に近いが実に静かだ。もうほとんどの客が食事を終え、それぞれが自分の世界に入っている。
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トイレ(写真)で用を済ませ、備え付けの歯ブラシで歯を磨き、最後にクリームを手と顔に塗って機内の乾燥から肌を防御する。これでダンディーなシニア男の出来上がり。バカ~、誰も見てないぞ!
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その後は座席をフラットベッドにして厚手のマットを敷き、お休み時間となる。時刻はまだ夕方の5時頃、まだそれ程眠くはない。
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そこで映画を1本見る。日本への帰国便は深夜便となり名古屋到着は翌日の朝8時、よってここで熟睡した方が体と時差解消にいい。映画の途中で妻はもう完全に睡眠に切り替え熟睡中である。
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私は旅に出ると嬉しくって交感神経が出っぱなしになるせいかなかなか眠れない。お酒が飲めればアルコールの勢いで寝てしまう人が多いが、私は全くアルコールダメ人間、よって、少しうとうとしただけでおやつタイムとなった。
写真:ビジネスクラスのギャレーに置いてある軽食類 -
軽めのおやつタイム(写真)にして、その後は本格的に睡眠体制に入る。ここが、狭いエコノミーで12時間も耐えるフライトと好きな時にフラットベッドにして熟睡できるビジネスクラスの大きな違いである。
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そして、日本近くになってくると機内が明るくなり食器の触れ合う音が聞こえてくる。その音で自然に目が覚める。起き上がってみるとCAが朝食の準備をはじめている。さあ、朝食だ!
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しかし、頭はボーとして食欲なし。2人とも和食にする。前菜「茄子の味噌田楽、鶏炭火焼き、さつま揚げ」台の物「カラスガレイ雲丹焼きと野菜の煮物、御飯」味噌汁、香の物、デザート
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朝食を食べながら窓を開けるともう朝になっていた。日本海上空の空は一面の雲海(写真)に覆われている。
ビジネスクラスでドイツまで飛び、ヨーロッパ国際特急列車の旅をする。お泊りは「マリオット・ヒルトン」という世界的高級ホテル、しかも上級会員として無料アップグレードしてもらってクラブラウンジ使い放題、誠に充実した素晴らしい旅行となった。妻は大満足で、来年はフランス周遊鉄道にしよう、と言ってきた。勿論、OKだ。(ヨーロッパ国際特急列車の旅全17編 完)
私のホームページに新著紹介・旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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