2018/08/02 - 2018/08/03
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funasanさん
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欧州鉄道旅行を終えていよいよ日本に帰る日がきた。日本までのロングフライトを狭いエコノミー席で耐えるのはつらい。できればビジネスクラスに乗りたい。でも、夏のハイシーズンにルフトハンザ航空のビジネスクラスでドイツまで往復するとなると50万円以上する。とても庶民(私)の手が届く範囲ではない。私は格安ビジネスのチケットをゲットするために海外発券という裏技を使った。往路はソウル→フランクフルト、帰路はフランクフルト→ソウル。驚くべきことに同じルフトハンザ航空でありながらソウル発にすると日本発着の半額以下の値段でビジネスクラスで飛べる。詳しくは私の著書『夢の国際線ビジネスクラスの旅』参照。
私の新著出ました。
◎『夢の国際線ビジネスクラスの旅(欧米編第1弾)
何とかして格安でビジネスクラスに乗ろう!』
https://www.amazon.co.jp/dp/B07KT222VF/ref=sr_1_2?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1543007882&sr=1-2&keywords=%E8%88%9F%E6%A9%8B%E6%A0%84%E4%BA%8C
本書出版により今まで4トラで長らくご覧頂いたビジネスクラスの旅(欧米路線)の旅行記を非公開とさせて頂きます。
◎『夢の豪華客船クルーズの旅: 大衆レジャーとなった世界の船旅』
https://www.amazon.co.jp/dp/B078LPSDYJ/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1514161467&sr=8-1&keywords=B078LPSDYJ
◎『熟年世代に送る 安くて豪華に旅する方法』
https://www.amazon.co.jp/dp/B07F5MW9KB
私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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8月2日(木)の午後2時頃、チェックインを済ませてルフトハンザ航空のビジネスクラス・ラウンジ(写真)に入る。
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ここは日本への長距離国際線が出発する搭乗ゲートに近く、ルフトハンザ航空の旗艦ラウンジである。規模が大きく色々楽しめそうである。まずはラウンジ内を探検してみよう。
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食材が置かれてビュッフェカウンター(写真)に近い場所が一番広く、ダイニングエリアとなっている。
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お酒の種類も多く、「どうぞ、お好きな銘柄で、お好きなだけ飲んでください」である。
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我々夫婦はシュツットガルトを昼前に出て、ランチ抜きで空港に来た。本格的なランチをビジネスラウンジで取ろう!という作戦である。さて、問題は食材であるが…、これが期待以上のメニューであった。まずは、新鮮サラダ類に温かいスープ2種類、そしてドイツのパン。ドリンクを添えて。
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メイン料理も数種類あり適当にピックアップして本日のランチの主食にする。
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そして、仕上げはデザート各種とカフェラテ、もう完璧なランチタイムとなった。夫婦ともに大満足である。
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本日のソウルへのフライトは午後5時40分。ランチ終了後も十分休憩する時間がある。ここでシャワーを浴びることにする。広々としたシャワールームに入って‥
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香りのよいシャンプー、リンス、ボディソープで旅の汗を流しすっきりする。
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シャワーの後は、久しぶりに日本の新聞を読みながらラウンジでくつろぐ。
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ラウンジ内は広く、ゆったりと座席が配置されているので混雑した感じはない。静かで優雅な時間が流れていく。私は外国の国際空港のビジネスラウンジが大好きである。知らぬ間にフライトの時間が迫ってくる。
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本日の機材はエアバス社の大型機A340-600である。4気筒のエンジンで安心感がある。エンジンが1つくらい故障してもまだ3つも残っているので何とかなる。これが2気筒エンジンなら、残り1個しかない。ちょっと怖い!
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さて、ソウルまでのフライトは往路と同じなので、ここはちょっと旅行記とは離れて私の人生を少し見直してみよう。老後の(退職後の第2の人生)を考えるヒントにでもなれば幸いである。
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私は若い時から旅に憧れ「旅から旅へ、渡り鳥のような人生を送れたらいいな~」と思ってきた。そして、実際に20才の時、大学を休学して1年間の放浪の旅(国内)に出た。その話は別にして、若き青年だった私は今や67才!正直、この自分の年齢が信じられない。
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53才で早期退職し、世界に旅立ってはや14年、あっという間に過ぎ去ってしまった。その間に数え切れないほど旅行をし、4トラに書き、本も出版した。結構満足した14年間だった。
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本当にあっという間の14年間だった。これから14年たつと私は81才になってしまう。もう死んでいるかもしれない。最近、私は「残りの人生が少なくなってきている」と思うようになった。こんな感じは自分の人生の中ではじめてである。そして、本当に元気に遊べるのは今後10年間くらいか~?と、
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今や人生100年時代、これは単なるスローガンではなく本当に現実味を帯びてきた。ひょっとして我々は100才まで生きるのが普通になるかもしれない。
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これは大変な事態である。65才の退職後、死ぬまで(90才~100才)に、もう一度人生を生きなければならないくらい長い年月(30年くらい)がある。老後などと悠長なことは言っておれない。
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長生きは素晴らしい。長生きすることは人類の夢であった。それが今や実現しつつある。しかし、ここで大きな問題が出てくる。健康とお金、そして、生きがい、である。
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豊かな老後を実現するためには、まずは健康でなければならない。しかし、これが難しい。65才を超えると様々な病気が迫ってきて病院通いが普通になってくる。体のあちこちが痛い、痛いと言って老後を暮らすのは苦しい。
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老後の健康を維持するために、私の体験がお役に立つかもしれない。実は私はガン患者であり、2度もガンの手術をしてる。特に2回目は転移ガンの手術(2008年3月)で私の人生はお先真暗になった。当時、まだ56才だった。
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あれから10年、私は手術を受けたガンセンターと現代ガン治療と決別してあらゆる民間療法・健康療法・生活改善をした。そして、その後の転移ガンを防いだ。私は病院に頼らず自分でガンを克服したと自負している。
写真:飲み物・食事メニュー表 -
ガン治療のための生活改善を10年間もしているあいだに、私の体からあらゆる生活習慣病が消えうせ、今や67才の健康優良児となった。薬やサプリメントは一切取っておらず、毎日スポーツクラブに通って体を鍛えている。
写真:オードブル(サーモンサラダ) -
ガンにならなければ、そして、再発・転移ガンにならなければ、ここまで真剣に自分の心と体を見直すことはなかったと思う。「ガンになって本当に良かった」と、今では思っている。ガンちゃん、ありがとう!
写真:オードブル(ローストビーフサラダ) -
次に「お金」、65才の退職後、年金だけで長い長い老後の生活が支えられるか?この老後のお金の問題が大問題としてシニア世代の前に立ちはだかってくる。
写真:メイン料理(海老) -
65才以降、国民年金(老齢基礎年金)を満額もらって月額65000円程度である。ただし、この金額は国民年金を真面目に40年間払った人の年金額であり、国民年金の平均月額は55000円程度という。
写真:メイン料理 -
夫婦で満額もらっても月額11万円程度、これで1か月生活していかねばならない。この金額は生活保護以下であり、貯金を取り崩して老後破産に向かう。それを避けるために「死ぬまで働く」という暗い未来が見えてくる。
写真:チーズ盛り合わせ -
会社勤めをし、無事に定年退職をした人でも老後は安泰ではない。厚生年金の月額平均年金は147000円。会社員の夫(厚生年金)と専業主婦(国民年金)のモデルケースで月額平均222000円程度。最も恵まれた夫婦共働き(夫婦共厚生年金)で269000円程度である。
写真:デザートとコーヒー -
最も恵まれた夫婦共働き世帯くらいの年金をもらえば、日々の生活は年金でまかなえるかもしれない。しかし、旅行費等の遊びの費用は貯金からの持ち出しになる。長い老後に備え、あまり贅沢はできない。
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では、退職後、生活のために働かず、好きな趣味に打ち込み、豊かな老後を実現させるための「お金」はどうすればいいのか?
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ここから資産運用が重要になってくる。株式投資、債券投資、為替取引、不動産投資等々、資産運用の方法は色々ある。リスクもリターンも様々であるが、若い時から資産運用の訓練を積んでお金のリテラシーを高めておく必要がある。
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そして、ある程度の軍資金が貯まったら資産運用を本格的に開始し、老後に備える。年金の不足分を(不労所得たる)資産運用でまかなうのである。
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私は様々な資産運用をしてきて、最後に大きな投資をしたのが2011年、あの東日本大震災と原発事故が起こった年である。私はある地方都市の中古アパートを格安で購入した。
写真:朝食メニュー -
地方都市は地価が安く、築20年近い木造アパートは安く購入できる。しかも、時は2011年、日本中が総悲観一色に染まっていた絶不調の時であった。不動産は売り一色で買い手が少なかった。我ながら安く買えた。
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その中古アパートを多少リフォームし、賃貸経営を開始した。全額自己資金(キャッシュ)でまかなったのでローン負担はなく、毎月の賃料がそのまま、家計収入となる。日々の生活は年金でまかない、旅行費はこの不労所得から出している。
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健康とお金、そして、最後にくるのが老後の「生きがい」だ。第二の人生を趣味に生き、趣味が本業になれば素晴らしい。伊能忠敬を目指してもいい。私は旅が好きだ。旅から旅へ渡り鳥のように、昨年は年間80泊ほど日本・世界に旅立った。
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そして、旅先で写真を撮り、旅行記を書き、それらを1冊の本にまとめて昨年の11月にアマゾンの電子書籍としてKDP(キンドル自己出版)した。出版社に頼らず経費ゼロで自分で本(以下参照)を出せる時代になってきた。金額はともかく、それが売れれば趣味が本業になる。かくして私は(今のところ)豊かな老後が実現している。皆さんの参考になれば幸いである。
舟橋栄二著『夢の国際線ビジネスクラスの旅
: 何とかして格安でビジネスクラスに乗ろう』 Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07KT222VF/ref=sr_1_2?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1543007882&sr=1-2&keywords=%E8%88%9F%E6%A9%8B%E6%A0%84%E4%BA%8C
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