目当ての寺に行くためだけのタイひとり旅【後編】

2019/09/27 - 2019/09/30

ワット・プラタート・パーソーンケーオに行くためだけのタイ旅後編です。
まじでよかった。車がないと行くの大変だけど、おすすめです。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: タイ・エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

ワット・プラタート・パーソンケーオ参拝のつづきです。
ここに来るまでの珍道中は、ぜひ下記をごらんくださいませ。
https://4travel.jp/travelogue/11550400

連結ブッダの胎内に入ることが可能。
立派な涅槃仏がおられました。白とピンクの世界で、なんともガーリー。

涅槃仏の足元には鹿たち。とことんラブリー。

ここはお寺でありながら一大観光地でもあって、まわりには売店はもちろん、ガラス張りのオシャレなカフェみたいのや、こじゃれたホテルなどもあって、かなり洗練されてるのです。わたしもぜひひと休みしたかったんだけど、時間の関係で眺めるだけ。

装飾がいちいち細かい。どこを切り取っても映える感じで、みんなさまざまに写真を撮ってた。

胎内の中にあった絵がかわいかった。めちゃくちゃ欲しい。

だいたいどこのお寺にも釈迦の一生を描いた「釈尊絵伝」っていうシリーズ絵があるのですが、ここのはものすごくオリジナリティがあった。この、大蛇に襲われかけてる釈迦なんて、初めて見たしかなりドラマチック。

なんだかよくわからないけど、きれいではある。

こんな風に、どこもかしこもゴテゴテなのだ。楽しすぎる。

階段一段一段に細かなモザイクが施してある。よって、めちゃくちゃばえる。
何人ものタイ人たちがこの階段前でポーズを取ってた。

ねえねえ、これさ、仏塔だよね。

ねえ、ここ、仏塔で間違いないよね…？（すき）

仏塔（おそらく）の中は、ギャラクシーが極まってた。
この感じ、本当にだいすきすぎるんだが。

仏様戦隊もいたーーー！
しかもゴテゴテに飾り付けておられる。尊い。

仏塔（おそらく）から眺めるカオコー。きれいすぎるやないかい。

仏塔（おそらく）から眺める連結ブッダ。なんだこれは。（すき）

さらに登ると、ギャラクシー感がうすまり、丸みが強いまろやかな装飾になってきました。新宗教の趣が増してきましたよ。

中に入ると広々とした空間に。たぶんここで瞑想が行われるんだろうな。ワット・プラタート・パーソーンケーオは、瞑想寺なのだ。

で、中に飾られてた絵がこれなんですけど、、！？

！！！？？？？

従来の仏教画にはないおしゃれ感ですな。

楽しかったーーー。
これまでにない雰囲気のお寺でした。さすが地獄寺のあるタイ、仏教施設に遊びを取り入れて観光地化してしまうのです。すごいなー。これほどすごい寺なのに参拝料が必要ないのはどういうことなんだろう。
山の上なので風がびゅーびゅー吹いて心地よかったし、有意義な時が過ごせました。

さて、ここからまた30分、徒歩で山を下りなければなりません。。駐車場に白タクいるかな？なんてちょっと期待したけど、もちろんおらず。てくてく歩いて帰りました。

山を下りたところに売店があって、ここにバスはくるのかと身振り手振りで聞いてみたら、おそらく30分後にやってくるから、来たら手を振ってバスを止めるんやでーと教わり、待つ。

しかしほんとにここにバスが来るのか！？と心配に。
検索したら、最寄りのバス停までは徒歩10分ほどで行けるようだったので、バス停目指して歩き、無事発見してようやく落ち着きました。
ここでバス待ってると、車に乗ったタイの女性が「私ピッサヌローク行くけど乗ってく？」と声をかけてくれた。ピッサヌロークには行かないので断ったけど、タイの人って本当にやさしい。

30分ほど待ってバス到着。この時点で16時。今日バンコクに帰る予定だったんだけど、たどり着けるかとても微妙な雰囲気。
ペッチャブーンバスターミナルに戻ってこれたのは17時半。バンコク行きのバスは18時半。バンコクに戻ったら24時を過ぎるし、予約したホステルは24時までにチェックインしなければならない。というわけで。

ペッチャブーン で2泊決定ですぜー。
泊まってたホテルにもう1泊できるか聞いてみたら、無事空いてた。ほんとよかった。。

ホテルでちょっと休んで、ご飯を食べにでかけます。今日1日まだ何も食べてないのだ！！
夕日がでかい！

ふらふら歩いてたら日本語が話せるタイ人女性に話しかけられ、おすすめのご飯屋さんを教えてもらい、さらにバイクの後ろに乗せていただきご飯屋さんまで送ってもらった。ありがたや。

チャンビール！！
グラスの半分が氷だった！

ご飯ご飯！
シーフードと香草を炒めたやつ。おいしかった！！

チェックお願いしたらデザートにスイカが出てきたよ。うれしー。
ビールとご飯で150バーツぐらいだった気がします。

近くでナイトマーケットをやっていたので、ちょっくら見学。

おいしそうな香草やお肉たちがずらりと並んでいて、魅力的でした。

とっても甘そうなケーキ。ドラえもんの造形がなかなかファニー。

ナイトマーケットも堪能しコンビニを探してうろうろ歩いてたら、先ほどご飯屋さんを教えてくれたタイ人女性にばったり遭遇！ これからみんなで集まるから来なよ、と誘われて、ちょっとだけ参加させてもらうことに。

知らない人の家でタイ人女性としばらく話す。
ひとりで夜道歩くの危ないよ！と注意され、タイの人ほんといい人ばっかりだからさーと返すと、「そんなことないよ。日本語を話すタイ人はだいたい騙そうとしてる悪い奴」と言われた。…えーっと、つまりそれはアナタのこと…！？って不安になったよね。

タイ人女性のだんなさんにはバイク仲間が大勢いるらしく、ぶるんぶるんエンジン音をなびかせてイカついバイクたちが帰ってきた。
というわけで、なんだか怖いのでそろそろお暇することに。
ただバイクでコンビニに連れていってくれた上、ホテルにまで送ってくれたので、本当にただのやさしい女性だったのだと思う。疑ってごめんね。
あと、年齢を聞かれて、だいぶサバよんで7歳下の年齢で伝えてしまった。ごめんね。「見えなーい！」と言われたよ。どっちの見えないだったのかしらん

ナイトマーケットで買ったご飯たち。ガパオみたいのが35バーツで、ご飯が5バーツ。これがね、火を吹くぐらい辛かったーーー！ あまりに辛くて食べられず、ほとんど残してしまいました。すみません。
日が変わる前に寝ました。

早朝6時、ホテルを出発！
2泊お世話になったドゥシータ・レジデンス、よかった。おすすめです！

6時50分、バスが来てバンコクへと帰ります。
バンコクまでの高速バスは2種類あって、行きは1stクラス、帰りは2ndクラスに。帰りも1stクラスでゆっくりしたかったけど、もう満席だったのです。普通の4列シートで、各地のバス停に停まりながらバンコクを目指します。

4時間経ったところ。グーグルマップってすごいなー。結局モーチットバスターミナルまで6時間かかりました。

バスターミナルからBTSまで77番（だったと思う）の路線バスで行くのですが…乗ったバスが超クレイジーだったんですーーー！
・小さな女の子がお金を徴収してる
・冷房なしのバスは一律6.5バーツなのに「テン、バーツ！」とぼったくろうとしてくる。周りの乗客笑ってる（ナメンナヨ…！ と6.5バーツ渡した）
・ブンブンに飛ばしまくる
・バス停に停車しない

いやー命が削られる思いがした。

モーチットからBTSでプロンボンへ。「エンポリアム」という超高級デパートでご飯を食べます。ほんとはフードコートに行きたかったんだけどシステムがいまいちわからず、しょうがなくおしゃれタイ料理店（マンゴツリーカフェみたいな感じ）に入った。まずはビールやで。

エンポリアム ショッピングセンター

なんだか映えるタイ料理を食べたんですけど、これがまためちゃくちゃ辛くて死ぬかと思ったのです。なぜだか右目だけから涙がボロボロ流れ出た。あまりにも辛くて無理すぎて、残しました。ほんとすいません。

デザートはめちゃくちゃおいしかったーー！
黒いゼリー、滋味深い味でした。ガリガリの氷もたまりません。タピオカも入ってたよ。

ここまで見ないふりをしていた仕事に本気で取り組むべく、エンポリアムの5Fだかにあるコワーキングスペースへ。1日で150バーツで出入り自由。めちゃくちゃおしゃれで、こんなところが日本にもあればと思ったよね。タイのインターナショナルに通う子どもたちが、高校のノリでワイワイキャッキャしてた。
3時間ほどがっつり仕事し、いよいよタイともおさらばの時。コワーキングスペースを出てプロンポンのマッサージ屋に行き、1時間380バーツの足肩マッサージを受ける。めちゃくちゃうまくて、チップ50バーツ渡した。

マッサージ屋の近くのイムチャンとかいう屋台っぽいお店でご飯を食べます。

イムチャン (プロンポン駅店) アジア料理

鶏肉と香草の炒め物を注文。60バーツだったかな。これと水10バーツで、70バーツ。250円ぐらい？ 安い！
辛かったけど、完食。

プロンポンの駅からモーチット駅へ。

プロンポン駅 (BTS) 駅

モーチット駅からA1バスでドンムアンに行くのだけれど、祭りかな？ってぐらいバス停に人がぎゅうぎゅう。とはいえ無事乗れて、空港へ。
エアアジアのカウンターで死ぬほど待って、3時間前に保安検査場を通過。

モーチット駅 (BTS) 駅

ドンムアンのエアーサイドにはエグゼクティブなんちゃらっていうラウンジと、ミラクルラウンジがあって、貧乏根性丸出しでどっちにも行ってみた。こちらはミラクルラウンジ。グリーンカレーがあって、おいしくいただきました。

泣きながら仕事して、搭乗。約5時間、ひたすら爆睡して月曜朝に到着。そっこう家に帰って準備をし、また仕事に行ったのでした。仕事つらー！
やー楽しかった。ふしぎ寺ほんと最高。またすてきな寺目指してタイ行こうっと！