目当ての寺に行くためだけのタイひとり旅【前編】

2019/09/27 - 2019/09/30

どこかへ行きたい欲求が高まりスカイスキャナーで検索すると、エアアジア・バンコク往復がなんと16,000円との表示。
考える間もなく、すぐにチケットを予約したのであります。

いつかは行きたいと思っていた魅惑のお寺「ワット・プラタート・パーソーンケーオ」へ行こう…！
バンコクから遠いところにあるお寺なのでほとんど移動だけの旅でしたが、とてもとてもよかった。ナイスなお寺すぎました。

航空券：エアアジア 16,000円ぐらい
宿泊費：3,000円ぐらい（2泊）
現地で使ったおかね：10,000円ぐらい

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: タイ・エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

例によって仕事がまったく終わらず、深夜3時頃まで仕事して、5時に起きてあわてて家を出、すべりこみで関空へ。
カルラウンジでビールを飲んでカップ麺を食べ、無理やり旅気分を演出します。

関西国際空港 空港

9:50に出発。LCCなので機内食なし。機内でもパソコンをカタカタ叩いて、ほんとやんなる。やんなりすぎて、仕事終わらずだけどもぐーすか寝てやった。

ドンムアン到着！ タイー！涙

腹ペコだったので、とりあえず国内線のターミナル1まで移動してマジックなんちゃらというフードコートへ。

マジック タイフード アジア料理

いろんな食べ物があってどうしようかなーーーって迷いつつ、50バーツのカオマンガイをチョイス。
…泣けるほどうめえええええ！！
フガフガ言いながら、一瞬で食べた。まじでおいしかった。

フードコートでひとしきり休憩して今後のプランを考えつつ、A1バスに乗ってモーチットバスターミナルへやってきました。

16時頃に着いて、まずペッチャブーン県行きの高速バスを予約。1時間後の17時に出るやつで、250バーツぐらいだった気がする。

北バスターミナル バス系

バスはいちばん前の席で、めちゃめちゃ広くて快適。足も伸ばせて、ほとんど横になってる感覚でくつろげました。ここから約5時間のバス旅スタートです。
今日ペッチャブーン に行けるかどうか微妙だったので宿をとってなかったんだけど、22時には着けそうだったので、ペッチャブーン 市街の宿を予約した。

3時間ほど走って、サービスエリアのようなところでしばし休憩。
トイレ行きたかったんだけど、紙がないパターンだったのでがまんした。

乗ってきたバスです。こぎれいな2階建バスでした。ただし、冷房がべらぼうに効いてるのでご注意を。

お土産とかたくさん売ってた。興味深かったな。

で、22時頃にペッチャブーンのバスターミナルに着く予定だったのに、なぜだかすんごく遅れて、到着したのは23時過ぎ。バスターミナルから宿まですんごく離れているため徒歩ではまず行けないし、おいおいどないすんねん、、、と思ってたら、バイクタクシーが声をかけてくれて事なきを得たのだった。60バーツ。初めてバイクタクシーに乗っておもしろかった。風を感じた。

で、これがお宿ですー。
ドゥシータ・レジデンスというところ。めちゃくちゃキレイで広くて、ダブルベッドだし、これで1,600円ぐらいという心配になる価格。

シャワーもトイレもキレイで、まじでグッドでした。
ただひとつ難点だったのが、壁が薄いというかドアからほかの部屋の声がまる聞こえだったこと。夜中寝てたら、それはそれは激しく男女が燃えている声が聞こえてきて起こされたのです。しかし、すごかった。ものすごくエンジョイしてた。
あ、あとドライヤーはなし。わたしは気にしないけれど。

今日の晩御飯です。バスでもらったお水と菓子パン。この菓子パンがすごくおいしくて、ばくばく食べた。別日にコンビニに行ったら同じパンが売ってて、思わず買ったよね。

ひと晩寝て、いよいよワット・プラタート・パーソーンケーオへGOGO！

これがホテルの外観です。キレイです。

ペッチャブーンのバスターミナルは2つあって、1つが昨日23時に着いた郊外のところで、もう1つがホテルからすぐの市街地のところ。ワット・プラタート・パーソーンケーオは市街地のバスターミナルから行けます。ホテルからは徒歩3分くらい。

これがペッチャブーン の市街地にあるバスターミナルです。

ペッチャブーン バスターミナル バス系

チケット売り場の人は英語がまったく通じなかったので、スマホの画像を見せながら「この寺に行きたいんだ！」と必死にアピール。なんとかそれらしいチケットが買えました。

出発まで1時間ほどあるので、本読みながら気長に待ちます。

バスがきたので乗り込み、乗務員さんに「この寺に行きたい！」とスマホ画像を見せながらアピールしておく。

ワット・プラタート・パーソーンケーオはカオコーという山の中にあるのです。車窓からこんな緑が見えてきて、期待がどんどん高まる…！

したら、おもむろに乗務員さんがそばに来て、「テンプル」と教えてくれた。最寄りのバス停よりも近いところで降ろしてくれました。

ワット・プラタート・バーソーンケーオは、山の頂上にあるのだ…！
というわけで、降ろしてもらった場所から徒歩約30分かけて登っていきます。
整備された道路ではあるんだけど、歩道はなし。

えー、これからワット・プラタート・バーソーンケーオに行こうと思ってる人にアドバイスを捧げます。バスと徒歩では行くべからず！！
行けないいことはないけれど、めちゃくちゃつらいし、車がビュンビュン走ってて危ない。歩いてる人はわたし以外見かけなかったし、タイの人にも心配されて、行き帰りともに、車から「乗ってく？」と声をかけられたよ。

でも、やっぱり徒歩で歩いてるとキレイな景色が見えて得した気持ちにもなります。カオコーはタイの人たちの避暑地らしく、こんな眺めのいいカフェみたいのがあったりした。

ようやくワット・プラタート・パーソーンケーオが見えてきた…！

ほとんど泣きながらめざします。

うわーーーーん泣
念願の！！

ねえ、ねえ、ねえったら！！！

おいーーーーー！！！！

さいっこー。
どういう意図なん。
不思議の世界へと誘う、新宗教の趣じゃん。

はぁーーー、すき。だいぶラブ。

この旅行記、いったんこちらで区切ります。