2019/09/25 - 2019/09/28
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akitaineさん
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9月後半、あこがれのカッコイイ名前のザイテングラート経由で奥穂と涸沢岳に登ってきました。道中紹介と2つの山小屋泊の感想を記します。紅葉には少し早かったけど、広々とした涸沢でリラックスし、奥穂高山頂で絶景を堪能しました。山行前半(1/2)です。
【コースタイム】
9月26日(晴)
6:00新島々 バス発―7:00上高地バスターミナル
7:15バスターミナル発―8:00明神 8:10発
8:50徳沢 9:00発
9:50横尾 10:20発 (中食休憩)
11:15本谷橋 11:25発
13:20涸沢小屋 着 その後 涸沢ヒュッテで飲食
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
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-
朝、新島々の宿を出て一番のバスでやってきました上高地。
ごらんのように快晴。
暑い夏だったせいか、9月後半とはいえ上高地も全然寒くない。18度くらいの適度な温度。
今日は、上高地から涸沢まで歩きます。
写真は、皆様おなじみ河童橋。 -
上高地から横尾までは、ほとんど平坦な道。
2か月弱前も歩いた道ですが、季節の移りは確実で、前回は赤・黄色・白・紫と色とりどりのお花が咲いていましたが、すっかり少なくなっていました。
代わりにズミの実があちこちで赤い実をつけていました。 -
ノコンギクが真っ盛り。薄紫で秋らしいですね。
-
上高地を出て最初の休憩ポイント明神エリアにやってまいりました。道のところどころから梓川対岸に、立派な山が見えてきます。
明神岳(手前は5峰)です。
あまり人が登らない山ですが、神様がおられるような威厳のある山。
穂高エリアに近づくんだという思いが強くなります。 -
明神を少し過ぎたあたりに、徳本峠への分岐があります。
かつて、新島々から上高地に入るメインルートでした。
現在は、沢渡経由の立派な道路が通っているので、ほとんどの人が車で上高地入りします。
最近この旧道を通って上高地に入る道を歩くのが人気になっているようです。8~10時間かかります。 -
明神から40分くらいで、次の休憩ポイント徳沢に到着。
紅葉はまだの様子。 -
さらに50分かけて横尾に到着。ここで少し長い休憩タイムを取って、軽い食事をしました。
横尾は、涸沢と槍沢の分岐にあたるので、いつ来てもたくさんの人です。
ここでしばらく中食休憩。
横尾山荘は2か月前に宿泊し、高評価の宿です。水がとてもおいしいのです。
もちろん給水してこれからの登山にそなえました。 -
横尾付近で撮った前穂。
2日後にこの山近くを通過して上高地に下るのだ~。(と、この時点では思っていた) -
横尾大橋を渡ります。
涸沢方面に行く人が通ります。
初渡りです。この先はどんな道が待っているのでしょう。 -
立派な吊り橋です。
-
横尾大橋を渡るとこのような看板が。
ここから登山エリアです、登山装備で歩いてくださいね、という注意書き。
しばらくは平坦な林道でした。 -
すぐに対岸にドーンと巨大な屏風岩。
岩を巻くように道ができています。
地図には「国内最大級の岩場」とあります。
ここを岩登りするのだろうか。 -
だんだん勾配がある石の道になってきました。
-
屏風岩を回りこみ、北穂が見えてまいりました。
今回は行かないけど。いつかは行ってみたいですね。 -
横尾から55分で本谷橋に到着。暑い日でしたので、水場は気持ちがよく大勢の人が休んでいました。
-
本谷橋からは、さらに急登となり、大きな石がゴロゴロ。
なるべく消耗しないよう、歩幅を小さく足を上げない場所を選んで歩きます。
よく「涸沢までは(楽に行けるよ)」と言いますが、どうして、この登りきつかった~。 -
所々、このようなガレ場があります。
上から下まで石の川。怖いですね。いつ石が落ちてくるかわかりません。
絶対休まず、急いで渡りましょう。 -
本谷橋から約2時間で、涸沢小屋到着。
最後の石畳の階段きつかった~。
涸沢カールの両側向かいあうように、涸沢小屋と涸沢ヒュッテは建っています。 -
涸沢小屋から見た涸沢ヒュッテとテント場。
涸沢小屋のほうが少し高い場所に位置しています。 -
涸沢小屋のテラス。
午後のひと時、絶景をみながら登山者がくつろいでいます。
左後方にちらっと見えるのが常念岳。
昨年登ったのでメチャ親しみ感じます。 -
まずはチェックインして、寝場所を確保。
そろそろ紅葉の季節となり、涸沢小屋も涸沢ヒュッテもにぎわっているようです。9月はじめに予約したときは、100名予約が入っていて、9/24に150名になったとのこと。
寝場所は、2階の大広間。(写真撮ればよかった)
横2列に25人以上枕が並べられ、番号札がその上に載っていました。
敷布団は二人で1枚くらい。
ここで大問題。
夜中トイレに行きたくなったとき、窓側の人は寝ている人の列をまたいで通路に出なくてはなりません。踏んだらどうする!
私たちは皆窓側の場所。少しでも空きがあればと願っていましたが、夜には満室になりました。
あ~あ、山小屋苦手なんです。プライバシー少ないし。
山登る人間が、こんな場所で贅沢言うなって怒られそうですが。
しかし、選択の余地はありません。寝かせていただくだけでありがたい、と思う…ことに。 -
さて、気を取り直し、衣服を着替えてから対面の涸沢ヒュッテに遊びに行くことにしました。
涸沢小屋とヒュッテの間にはテント場があり、それは華やか・カラフルです。
繁忙時でもプライバシーある空間を得る方法:それはテント!
でもね、荷物多くなるから無理だね。 -
4トラベルでも取り上げられ絶賛されていた涸沢ヒュッテの広いテラス。
靴を脱いであがる桟敷席もあります。
周囲ぐるっと景色が望め、ビールでも飲みながらゆっくりするのは最高です。 -
デッキ販売店には、ビールやおでんがありました。
-
かなり混んでいます。
-
さて、デッキに腰をおろし落ち着いて周囲の景色を楽しむことにしましょう。
これは北穂方面。正面手前が北穂南陵。奥に北穂高岳。
明日は一番左側にあるザレた道を通り、ザイテングラートに取りつきます。 -
少し視点を左にずらすと涸沢槍と涸沢岳、その左に明日泊まる穂高岳山荘のある鞍部、左は奥穂へ。正面鞍部の下、縦長の黒い岩塊がザイテングラート!
明日はこのルートを登ります!
テラスの桟敷席前から撮影。 -
さらに左に視点を移すと、奥穂から前穂に続く吊尾根。
ここも通るんだよね~。(と、この時点では思っていた) -
こちらは穂高と反対の東側。テラスの向こうは屏風岩や常念岳方面です。
常念岳はヒュッテからは見えませんが。 -
涸沢小屋に戻り、夕食タイムです。
今日のメニューはポークソテー。玉ねぎとニンニクを炒めた醤油味のタレがかかっていて美味しかった。ありきたりのハンバーグなどですませない、配慮が見られますね。パスタのケチャップ炒めは冷めていて残念。
(山小屋の食事に、文句言うなと言われるかな)
食事は3部制でこなしていました。
食後、外は満点の星。涸沢テント場のテントの灯がきれいでした。
山小屋初日は、混雑の中、就寝。
明日はいよいよ奥穂へ!
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