アエロエクスプレスの終電を逃した男～18時以降にウラジオストク駅から空港へ向かう方法～

2019/05/12 - 2019/05/12

18時ウラジオストク駅発のウラジオストク空港行アエロエクスプレスに乗り遅れてしまいました。
シベリア鉄道やタクシー配車アプリを利用してどうにか空港へ向かいます。

エリア ウラジオストック(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 1.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウラジオストク観光最終日、のんきに北朝鮮国営レストランなんか行って片言の韓国語(朝鮮語？)でウェイトレスに話しかけたりなんかしている私です。

平壌レストラン 韓国料理

マッコリ飲んでいい気分になっております。

満席なので相席でと言われ、通されたのは行きに同じ飛行機だった日本人でした。
ウラジオストクも狭いものです。
その方とはその後またすれ違いました。

北朝鮮名物のトウモロコシジャンです。やはり北朝鮮といえばトウモロコシですよね

平壌冷麺です。

この翌週に発射された飛翔体は私が支払ったルーブルが使われていたとかいないとか。
外貨獲得のためのレストランですから、敵対国にお金が流れていることくらい意識しながら美味しくいただきましょう。

きれいな夕焼けです。
この時18時30分
空港行アエロエクスプレスの最終は18時です。もう行っていますね

焦りとワクワクが入り混じった高揚感を胸に噴水通りを散歩します。
なんとも危機感のないハプニング明けの午後です。

噴水通り 散歩・街歩き

というのも帰りの飛行機は深夜2時発なのでむしろ終電を逃して好都合
ギリギリまでウラジオストクを満喫します。

善後策を考えるためにカフェに入ります。

結論から言うと空港最寄り駅まで電車を使用し、その後アプリでタクシーを呼び空港へ向かうというプランです。
さらにいうと最寄り駅のウゴナリヤ駅には駅前広場にタクシーオフィスがあり23時まで営業しておりました。

アプリも必要なかったわけです。

重い腰を上げて夜景を見に行きました。
駅の歩道橋から見るウラジオストク市街は最高にきれいでした。

ウラジオストック駅 駅

有人窓口できっぷを買います。
ウラジオストク空港の最寄り駅であるウラジオストク空港行はもうないので、ウゴナリヤまで買いました。
空港へはアムチョ―ル駅がより近いのですが、すでに終電を迎えておりました。

22時22分発です。

プラットホーム位置は不明
いやいや始発なのに何番ホームに入るのかわからないのかい

わくわくする地名が並んでいます。
モスクワなど、まさにヨーロッパまで行ける電車が続々とやってくるのですね。

私が乗る電車は終着駅がどこなのかもわからず、グーグルマップで現在地を確認しながら到着を待ちます。

なんと寝台車でした。どうやらウスリースクよりさらに北側へ向かうようです。
要はシベリア鉄道ですね。図らずもシベリア鉄道の一部区間に乗ることになりますた。３駅だけですが

終着駅の正式な場所や名前は未だにわかりません

ウゴナリヤ駅に到着しました。
階段も閉鎖されており、もう店仕舞い済みの様でした。

電光掲示板です。ウラジオストク発？？？行き

まだウラジオストク都市圏ということもあり、立派なプラットホームです。

一方で駅舎はこんな感じ
坂の上にあり、プラットホームへはエスカレーターか階段で下っていくなんとも横須賀の隅にありそうな感じが漂う駅ですね。

目の前にはタクシー会社の事務所があり、固定料金で空港まで向かってくれます。
交渉の必要もなく楽でしょう。

しかし私はこの日のためにインストールしたタクシー配車アプリを使ってみました。
アプリを使えば日本円にして200円ほど安くなります。
アプリで呼べばあらかじめクレジットカードで払うことになるので料金面も心配ありません

タクシーが300ルーブル足りないと吹っ掛けてきました。
完全にぼったくりですね。もう使わないであろう小銭を見せてこれしかないとジェスチャー。カードはJCBしかないとアピール(ロシアでは大抵使えないので)

仕方なさそうに小銭をいくらかふんだくってタクシーは去っていきました。
最小限の被害で済みましたが、おそろしいですね。

実は余っていたルーブル札を消費するためにボルシチや

マンジュウを食べました。

やはり空港飯は値段が高いうえに不味く、できるだけ町中で食べるべきであることを再確認しました。

参考までに時刻表を貼っておきます。

この写真は2019年5月のものです。

ウラジオストクはコンパクトで徒歩でほとんどまわれてしまうような街でした。

今回はシベリア鉄道の下見という大義名分でやってきました。
いつの日か必ずモスクワ行きの切符をもってまたやってきますよ。

ここで宣言しておかないと有耶無耶になってしまいそうなので、言い切ります。