2019/07/21 - 2019/07/29
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azianokazeさん
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2019年7月27日 前日に引き続き武陵源をガイドの朱さんの案内で観光します。
この日は「黄石寨景区」と川沿いの散策コース「金鞭渓景区」を主に観光。
前日同様の奇岩奇峰の景観以上に印象的だったのは、点検作業で動かないロープウェイを待つ人々の様子でした。
表紙写真は、ロープウェイを待つ長蛇の列のほんの一部。
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7月27日 朝7時頃にホテルをチェックアウト
荷物はホテルに預けて、迎えに来た日本語ガイドの朱さんと歩いてバスターミナルに向かいます。 -
バス移動時間は30分ぐらいだったでしょうか、到着したのは多分「森林公園ゲート」。
付近のお店で朝食をとることに。 -
美味しそうです。
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この日は麺ではなく、ワンタンみたいなものにしてみました。
これは“アタリ”です。
のど越しがよく、味も淡白で、朝食にはうってつけです。 -
昨日のICカードを使って入場します。
昨日入場時に登録した指紋チェックもありますが、どの指で登録したか忘れてしまい、うまく符合しません。エラーが続きましたが、係員は「もういいから入れ」って感じで通してくれました。 -
森林公園入口
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森林公園
昨日観光した袁家界も、エリア的には、この森林公園の一部のようです。 -
同上
今日、これから向かうのは森林公園内の「黄石寨風景区」 -
ロープウェイで山上(1092m)に上がります。
写真はロープーウェイ順番待ちの列ですが、これがまったく動きません。
20分ほども止まったまま。
先頭で様子を見ているガイドの朱さんに電話して確認したところ、「点検作業が実施されている」とのこと。
どういう理由で点検作業が行われたのか知りませんし、安全のために必要なことであればやむを得ないことです。
でも、暑い中を並んでいる者の本音としては「こんなときに点検なんかするなよ!やるなら営業時間外にやれよ!」というのが本音。
この間、どういう理由でストップしているのかの説明もありません。
でも不思議なぐらい中国人民は文句も言わず、並び続けています。
日本なら「どうなっているの? あとどのくらいかかるの? 早くしてよ!」といった苛立ちの声が上がるところです。
あとで、そのあたりを朱さんに聞くと、「中国ではこういうことはよくあることなので、誰も文句を言いません」とのこと。
大げさに言えば、中国4千年の歴史のなかで培われた、権力に逆らわずに暮らすことが生き延びるために不可欠であるという、長いものに巻かれやすい意識でしょうか。
歴代王朝を引き継ぐ中国共産党支配に対しても、政府や当局・金持ちのやることに文句を言っても自分が損するだけだ・・・という意識でしょうか。
人民レベルで他人の足を引っぱってでも自分の利益を目指すという風潮と、「お上」のやることに従順な風潮が対照的ということで興味深い光景でした。(結局、ロープーウェイに乗るまでに50分かかりました) -
床がガラス張りになったロープウェイ(全部がガラス張りではないようで、ガイドの朱さんが「ラッキーですね!」って言ってました。)
最近の中国は、こうしたガラス張りが大流行りで、いたるところにガラス張りのつり橋などがあります。
張家界にもあるようですが、今回は行きませんでした。ちょっと期待もしていたのですが。(武陵源とは少し離れた場所にあります)
張家界のガラスのつり橋は、全長430mで世界最長、谷底からの高さは300mとか。 -
「黄石寨」の最初のスポットは「双門迎賓」
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「双門迎賓」
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同上
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続いては「五指峰」
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まあ、確かに5本の岩柱が並んでいるようにも見えますが・・・
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どうでしょうか。
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続いて「摘星台」(画像右手の展望台)に向かいます。
漢字を見れば、大体のイメージがつかめるところが日中共通文化です。 -
遊歩道は観光客であふれています。
それは仕方ないのですが、中国人観光客グループはガイドがマイクで説明しているため騒々しいのが難点。 -
「摘星台」はからの展望
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同上
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同上
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同上
「黄石寨」はまだまだ多くの観光スポットがあり、遊歩道も続いていますが、「まあまあ、大体こんな感じ・・・・」というところで、山を下りることにします。 -
下りロープウェイからの眺め
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下りたロープウェイ乗り場では、長蛇の列が。写真はそのほんの一部です。
10時40分頃ということで、観光客が一段と増えたようです。
ロープウェイの輸送力は小さいので、乗るまでには相当かかりそうです。
こういう有名観光地は、混み合う前の早め早めの移動・観光がベターです。 -
ロープウェイで黄石寨から下ってやってきたのは「金鞭渓景区」
全長6kmの川沿いの散策コースです。 -
家族連れが川遊び
気持ち良さそうなので、サンダル履きの私もジャブジャブと川に入ってみました。
冷たい水でいい気持ちです。 -
木立の中を遊歩道が続いています。
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サルもそこら中にいます。
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のんびり家族でピクニックするなら悪くないところです。
悪くはありませんが、こうした場所なら別に中国でなくても、武陵源でなくても、日本にもたくさんあります。
敢えて数kmここで散策するのは・・・という感じがあって、歩き始めてしばらくしたところで、「雰囲気はわかったので引き返しましょう」ということで早々に撤収。 -
昼食場所まで引き返す途中、武陵源の眺め。
昼食場所までは歩いて移動したのですが、日差しの中歩いていると異様にからだがだるく感じます。
レストランが非常に遠く、20~30分も歩いたように思います。朱さんに「どこまで歩くの?」と言いたくなるのをこらえて歩きます。
どうも風邪でもひいたようです。 -
やっとたどりついたレストランで、近くの薬局を紹介してもらい、料理ができるまでの間に薬を買いにいきます。
そこで買った風邪薬。 -
職業柄、非常に興味があるのですが、成分は・・・中国語ですからわかりません。
結果的には、よく効いたようです。
帰国後確認したら、インフルエンザ対応と思われる特殊な成分も入っていました。日本では見られない処方です。 -
でもって、昼食メニュー
麻婆豆腐を頼んだのですが、出てきたのは・・・・。
ガイドの朱さんも「これは麻婆豆腐じゃないですね」と言っていましたので、日中の違いという話ではなく、単にこの店の問題のようです。 -
これは何だったか忘れました。
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もう一品。
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武陵源観光はこれで終了。
「金鞭渓」を早々に切り上げたので、随分と早い「上がり」になりましたが、体調も万全ではないのでホテルに直行。
風邪薬のせいか、疲れのせいか、帰路の車中ではすっかり寝込んでしまい、目を覚ますと、もうすぐ到着とのこと。
翌日の広州へのフライトが早朝のため、空港の近くのホテルです。
それはいいのですが、周囲には食べる店も殆どないようなところ。
街に出かけるというホテルの方に頼んで、夕食代わりのサンドイッチなどを買ってきてもらうことに。
ホテルは、こじんまりとして、中国らしからぬお洒落な雰囲気も。 -
ガイドの朱さんとはここでお別れ。
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ホテルからの眺め。
画像中央部、山並みにポッカリ穴があいているのがわかるでしょうか。
張家界の観光スポット「天門山」です。 -
ズームすると、こんな感じ。
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更にズームすると・・・穴の下部に階段が続いているのがわかります。
「天門山」は行けませんでしたが、まあ、ここからの眺めで我慢しましょう。
しばらく部屋で昼寝。幸い体調は悪化することもなく回復したようです。
ホテルフロントで客の男性が「日本人ですか?」と話しけてきました。
随分達者な日本語で、日本人かと思いましたが、内モンゴルの方とか。日本で数年働いていたとのことです。
ホテルの方にお茶をいれてもらって、しばし歓談。
この日の夕食は、買ってきてもらったサンドイッチ。
翌日早朝に広州へ移動します。
広州の観光は次編で。
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