2019/07/21 - 2019/07/29
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azianokazeさん
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7月26日 夜行寝台で張家界に到着後、武陵源観光に
多くの写真等で見てはいましたが、映画「アバター」のモデルともされる奇峰連なる景観は見事です。
特に、高さ150mだか200mだかの細い岩柱(表紙写真)が谷底から屹立する様は圧巻です。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月26日 朝の7時半頃 寝台列車は張家界の手前「施溶渓駅」を通過。
朝霧にかすむ山の雰囲気がいいですね。期待が膨らみます。 -
車内は2段式の「軟臥」
「なるべく安く」という私の要望に沿って、当初「硬臥」で手配されていましたが、さすがにこの年になると・・・ということで「軟臥」に変更してもらいました。
ある程度は眠れたようで、特段の支障もありませんでした。
列車は張家界が終点ですので、寝過ごしの心配もありません。
(中国の寝台列車は、乗車すると車掌が切符をいったん回収して、別のカードを配ります。そして回収した切符で乗客の降車駅を管理する車掌が、降車駅が近づくと起こしにきてくれ、切符を戻してくれます。ですから、基本的に寝過ごしの心配はありません) -
8時半頃、張家界駅に到着
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同上
このときスリッパに履き替えていましたが、靴を車内に忘れたと思い、慌てて列車に戻るも、ドアが閉じていて車内に入れません。
うろたえましたが、靴はバッグに入っていました。
慌てる様子を怪訝そうな顔で見守る中国人係員に「大丈夫でした。」と笑って誤魔化し、改札口へ。朝からぼけています。 -
同じく張家界駅構内
写真背景に写っているロープーウェイは張家界の有名スポット「天門山」に向かうロープーウェイ。
全長7.5km、高低差1279mで世界最長のロープーウェイとも。
ただし、今回旅行では時間の都合で、「天門山」観光は含まれていません。
後から考えると、うまくスケジュールすれば、「天門山」にも行けたのに・・・という感も。
改札を出たところで、張家界での日本後ガイド朱永丹さんと合流。 -
まずはホテルにチェックイン
画面左下の若い男性がガイドの朱さん。
安宿のため、朱さんも場所がわからず、「このあたりのはずですが・・・」と、あちこち探します。 -
画像左手前がこの日のホテル
チェックイン後、荷物を預けて武陵源観光にでかけます。 -
張家界の街並み
武陵源の入口ゲートも近いあたりですので、観光客相手のホテル・レストランが建ち並んでいます。 -
同上。
武陵源入口ゲートまでは歩いて向かいます。10~15分程度でしょうか。 -
広いアエリアにまたがる武陵源には5カ所のゲートがありますが、そのなかの一つ「武陵源ゲート」
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手続きをする朱さんを待ちます。
入場券はICカードになっており、4日間有効とのこと。
値段は聞き忘れましたが(手配料金に含まれているので)、2016年発行の「歩き方」では245元(約4000円)とあります。
中国の観光地の入場料がバカ高いのはいつも言うところですが、武陵源のような有名どころになれば、そんなものでしょう。
こうした有名どころはともかく、もっとマイナーな場所が、この半額程度、約2000円ほどするのが信じられないことです。 -
ゲートからバスで移動したのち、天子山ロープウェーで山上に上がります。
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同上
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同上
ニョキニョキとした岩山が武陵源らしくなってきました。 -
ロープウェイを降りて、またバスで短距離を移動したような・・・(いろんな場所で乗ったり、降りたりしていますので、記憶も定かではありません)
多分、そのバスを待つ間に、「何だろう?」と撮った写真。石焼の栗ですかね。 -
でもって、ここからが遊歩コース
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この歩道はちょっと面白い歩道です。
何が面白いかと言えば、敷石のいたるところに無数の化石が埋まっています。
それも鮮やかな化石です。 -
こんな感じ。
武陵源の起源は1億8千万年前に始まった地殻変動にまで遡ります。
当時、武陵源一帯は海でしたが、隆起した海底の砂岩層の風化により誕生したとされています。
この敷石の化石は、そんな地殻変動の名残ということでしょうか。
ただ、この石がこの一帯で切り出されたものか、遠方で切り出されたものかは知りません。 -
化石はそこら中にゴロゴロ埋まっています。
まさか、化石模様に敷石ということもないとは思いますが。(なにぶん、中国なので・・・) -
この化石に気をとられていると先に進みませんので、敢えて無視して先を急ぐことにしましたが、数十cmあるような大きなものもあって、化石好きの人なら、たまらないと思います。
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武陵源は非常に広い景勝エリアですが、最初にやってきた天子山自然保護区は武陵源景勝地の北部に位置しています。
その天子山自然保護区には、いくつかの絶景ポイントがありますが、そのひとつが「御筆峰(ぎょひつほう)」 -
画像中央の、細く切り立った岩が「御筆峰」
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ズームするとこんな感じ。
皇帝が使う筆「御筆」を逆さにして挿されたような様子から、この名前がついた・・・とも。 -
この一帯の少数民族は土家族(トゥチャ族)という人々のようです。
「人口約800万人、中国の民族の中で8番目多い。言語はチベット・ビルマ語派に属する。長く漢族と交わって暮らしてきたため、現在ではトゥチャ語を母語とする人口は10万人程度とされ、ほとんどが中国語を母語としている。」【ウィキペディア】
トゥチャ語を話せる人が少なく、文化的には危機的な状況にあるようです。 -
天子山自然保護区の眺め・・・非常にアバウトですね。
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同上
手前、非常に細い岩です。 -
「武士訓馬」というスポットが下の写真。
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武士と言うか、男性の横顔に似ている・・・・と言われれば、なるほど・・・という感も。
「馬」は何なのかは知りませんが・・・。
これなどはわかりやすい方でしょう。 -
次なるスポット「仙女散花」になると、想像力がついていけません。
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画像中央部の岩が「仙女散花」のようですが、なんのことやら・・・
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ズームすると・・・。
左の岩の上部が仙女の頭部で、胸の前に花を抱えた手を・・・ということでしょうか。 -
この岩も何かいわれがありそうですが、忘れました。
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今歩いているのは、広い武陵源の片隅、画像案内図の右上の橙色の楕円のあたりです
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一区切りついたところで、早めの昼食を。
ガイドの朱さんお勧めのマクドナルドで。
この一帯のローカルフードのお店はお勧めできないとのこと。
昼食代は旅行費用のなかに含まれています。
予算の都合とかいろいろ事情はあるのでしょう。基本的にガイド指示に従います。 -
普段、マクドナルドを利用することはありませんので(ハンバーガーって結構カロリーがありますので)、私にとってはローカルフード以上に“珍しい”食事です。
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食後、バスで「袁家界(えんかかい)風景区」へ移動
バスはどこでも長蛇の列ですが、大量のバスを使ったピストン輸送していますので、それほど長時間待つこともありません。 -
「袁家界(えんかかい)風景区」の眺め・・・超アバウトですが。
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同上
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同上
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同上
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「袁家界」でも有数の観光スポット「天下第一橋」
天然の石橋ですが、撮影角度が悪いのと、木々で覆われている関係で、判然としませんね。 -
まだよくわかりませんね・・・
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黒丸部分が大きくアーチ状になっており、赤楕円部分が橋状になっている・・・・という造形です。
幅3m、厚さ5m、長さ50m、地面からの高さ400m
天然の岩橋はあちこちにありますが、高さ400mというのは圧巻ですね。 -
中国旅行会社サイトの画像からの借用です。
これならよくわかりますね。 -
眼下にニョッキリとした岩柱が見えます。
「面白いね・・・アバターの世界だね」と見ていると、ガイドの朱さんが「こんなもんじゃないです。アバターの世界はこれからです」と。 -
「袁家界」の眺め
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同上
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同上
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同上
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目の前にそそり立つ岩柱
もっとよく見える場所があるとのこと。 -
それがここ。
素晴らしいですね。武陵源で見た景観のなかで、これが一番インパクトがありました。
岩柱の高さは150mとも、200mとも。
視覚効果のせいか、根本の方が細く見えます。 -
武陵源は、映画「アバター」の「ハレルヤ・マウンテン」のモデルになったということで有名にもなりました。(実際のところは知りませんが)
200m級の岩の柱がニョキニョキした眺めは「確かに・・・」という感じです。
これで、よく旅行社サイト写真にあるように「霧に浮かぶ岩柱」状態なら申し分ありませんが、実際問題としてはないものねだりです。
もし霧がかかると、すべてが真っ白で何も見えなくなる危険の方が大きくなります。 -
映画「アバター」から
雰囲気はそっくりそのままです。 -
映画製作会社の許可を取っているのかどうかは知りませんが、アバターのドラゴンも設置されています。
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袁家界の眺め
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同上
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同上
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今日の「天子山」「袁家界」観光を終えて、(多分バスで移動したのち)エレベーターで下界に下りますが、写真がエレベーターに乗る前か、後かはわかりません。
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画像上部に写っているのが、絶壁に沿ってつくられたガラス張りの「百龍天梯」という、このエリアのウリのスポットです。
世界一高い野外型エレベーターで、326メートルの距離を66秒で移動するそうで、「アバター」のドラゴンに乗って滑空する気分が体験できる・・・というもの。
実際は、景色は大したことありませんし(外が見渡せるのは最初のうちだけ)、何より大勢をエレベーター内に押し込みますので、暑くて息苦しく、正直閉口しました。 -
下界から眺める武陵源の景色
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なかなかいい景色です。大勢の観光客だ記念撮影。
武陵源はまた明日も観光しますが、今日はこれでおしまい。ホテルに戻ります。 -
ホテル正面
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室内
ベッドは三つもいらないのですが。 -
張家界のホテル周辺
左の若い男性がガイドの朱さん
ホテルで2時間ほど休んだのち、少数民族文化をテーマにしたショーをやっているということで、ショー見物にでかけました。
劇場まで朱さんが案内してくれます。 -
張家界の街並み
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帰りは、暗い中を一人ですから、迷子にならないように、あちこち街中の写真を撮影して記録。
劇場まではかなり(20分程度)歩きました。
かなり疲れを感じたのですが、暑さのせいだと思っていましたが、翌日微熱が出たところをみると、すでにこの時点から体調はよくなかったのかも。 -
劇場内
ガイドの朱さんとはいったん別れます。
開演までの時間、両サイドの大型画面に観客のアップが映し出されますが、例えば奥さんに内緒で愛人と来ているとか、大写しにされると困る人もいるだろうに・・・と余計な心配を。
個人情報に対する考え方が日中では異なります。 -
開演
室内で1時間ほど演じられたのち、舞台を屋外に移して第2部があるようです。
室内は指定席ですが、屋外野外は自由席。 -
出演者は少数民族風の衣装は着ていますが、内容はアクロバティックな雑技ショーみたいな感じ。
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正直な印象としては、高い料金と時間を使って観るほどの内容はないように思えました。
陽朔でも野外ショーを観ましたが、向こうは超大規模水上ショーというウリがありますが、こちらはそういうものもありませんので。 -
外国人用にスクリーンに解説が表示もされるのですが、英語・ハングル・ベトナム語で、日本語はありません。
数年前に見たショーでも同様でした。
これは単に、日本人観光客の数が少ないということの現れなのか、それとも、日本語を表示することに躊躇するものが中国側にあるのか・・・・そのあたりはわかりません。
屋内ショー終了時点で、自由席の屋外ステージのいい席を確保したいという観客が殺到するだろう・・・・ということは容易に想定できます。
実際、そのような展開になりましたが、別にこれを嗤うつもりもありません。
私も、本音ではいい席が欲しいとは思っていますが、ただ、我先にと殺到するのは見苦しいという意識で抑制しているだけです。
よく中国人はメンツを重視すると言われますが、いい席を求めて殺到するような見苦しいまねはしたくないというのは、一種の日本人のメンツでしょう。
何に対してメンツを考えるかの違いです。 -
屋外でのショーも日本人にはよくわからない面白くなさそうな導入だったので、数分観てホテルに帰ることにしました。
帰路の広場で、例によってオバチャン達の「広場ダンス」
中国の若い人たちも、大音量で我が物顔に踊るオバチャンには閉口しているようですが、そんなことお構いなしのオバチャン達です。 -
ショーから帰る時点で、朱さんに電話連絡
ホテルで待ち合わせて、夕食をとるレストランを探してもらいました。
結局、ホテルのすぐ隣のお店で食べることに。
朱さんは、オーダーするところまで付き合ってくれました。仕事とはいえ、面倒見はいいです。
以上、張家界1日目は終了。
明日も武陵源を観光します。それは次編で。
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