東北サファリパーク　2019年生まれの仔パンダ遠征ついに開始！！ こんにちは、キュートなムーラン（木蓮）ちゃん！！

2019/09/20 - 2019/09/20

ついに今年も秋めいてきて、２０１９年生まれのレッサーパンダが展示に出てくる季節になりました。
例年では日本国内で２０～２５匹程度の仔パンダが成育しますがが、今年は少し少な目で９園で１４匹のレッサーパンダがすくすくと成長中です（jillluca調べ）。
今年も年内に全仔パンダに会って、”日本のレッサー全員に会っている”タイトルの年内再奪取を目指します。

そして、本年、最初の仔パンダ遠征は東北サファリパークを選びました。
選んだ理由は個人的に東北サファリに思い入れがある事と、今年の仔パンダ園で一番北に位置する園なので、最初に見ておけば後の行程が楽になると言うのもありますので・・・。

昨年は蘭花（ランファ）ちゃんを出産するも上手く育てられずに人工哺育になったリーリーちゃんですが、昨年の蘭花ちゃんとの同居などの経験を糧に今年は立派に木蓮（ムーラン）ちゃんを育ててくれています。

仔パンダの成長はもちろんですが、ママの成長を見れるのも仔パンダ遠征の楽しみなんですよね。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 二本松(福島)

前日は出張終わりで郡山へ移動して宿泊。
今朝は郡山駅でレンタカーを借り東北サファリパークへ向かいます。

郡山駅から東北サファリまで東北自動車道経由で約１時間、郡山駅を８時に出発して開園時刻の９時ちょっと前に到着することが出来ました。

東北サファリの入園料は、レッサーパンダのいるウォーキングサファリのみの観覧なら１５００円です。

こちらが東北サファリのレッサーパンダ舎です。

屋外の展示場が３面あり、その他に展示場を繋ぐ通路をターシャン（稲光）君が使ったりもします。

こちら第１展示場。

ランファ（蘭花）ちゃんがお出迎えしてくれました！！

昨年生まれのランファちゃん。

キュートなルックスと持ち前の愛嬌で今や日本のみならず世界にファンのいる女の子、もう何もかもが可愛らしい子なのです。

ランファちゃんは今年お姉ちゃんになりました。

ランファちゃんと同居しているのがおばあちゃんのシーリィウ（石榴）ちゃん。

人工哺育で育ったランファちゃんですが、レッサーパンダとしての社会性を養うためにお母さん、おばあちゃんと同居をしていましたが、現在はお母さんのリーリーちゃんのが育児中のためにおばあちゃんと暮らしています。

第２展示場、第３展示場はまだ誰も出ていませんでした。

こちらが今日の予定展示シフト。
実際には第１展示場は９時からシーリィウちゃんとランファちゃんの展示になっていました。
ロンロン君の展示は１６時３０分からか・・・残念だけど今日は会えないな。

第２展示場は予定では１０時からリーリー（日暦）ちゃんと６月７日生まれのムーラン（木蓮）ちゃんとなっていましたが、こちらも実際には９時から母娘の寝室が開放されているようでした。

第２展示場横の法面は立ち入り禁止になっていました。

その結果、ターシャン君の出てくる通路は見にくくなりましたがそれはまあ仕方ないですね。

第２展示場、第３展示場の子が出て来るまで掲示物を見てすごします。

この天国組も含めた飼育個体紹介は必見ですよ。

ふと駐車場を見てみるとホワイトライオンのイチゴちゃんがお散歩していました。

結構なお転婆さんでついつい嬉しくなってキーパーさんにじゃれついて甘噛みとかしているようでした・・・キーパーさん大変ですね。

第３展示場にチュイホヮ（菊花）ちゃんとライライ（来来）君が出てきました。

あっ、今日は正キーパーさんではないようですね。

ライライ君は今年もチュイホヮちゃんとリーリーちゃんとのＷペアリングだったようで、結果としては昨年同様にリーリーちゃんが妊娠、出産となりました。

ただ、相性だけで言ったらチュイちゃんとの方がいいかも・・・そう思っちゃうくらい仲のいい２匹なのです。

チュイホヮちゃん

年齢的にもこれからママになるのは難しいかもしれませんがライライ君と一緒にいる時のチュイちゃんはとっても楽しそう。

ライライ君。

多摩動物公園からお婿入りして２匹のパパになったライライ君。
コアなファンの多いルンルン君とララちゃんの血統を見事に繋いでくれました。

第２放飼場にリーリーちゃんが出てきました。

「ねえ、ムーランちゃんは？まだ巣箱で寝てるのかな？もし、よければ連れて出てきてくれると嬉しいだけど」と思わず声を掛けてしました（笑）

昨年は上手く育てることが出来ずランファちゃんは人工哺育となってしまいましたが、人工哺育後のランファちゃんとの同居がいい効果を生んだのか今年はしっかりと子育てをしてくれています。

お姉ちゃんになったランファちゃんは・・・このタライにはお水が入っているのかな？

元が可愛いので何をやっても可愛いのです（笑）

数か月後にはムーランちゃんと同居もあるのかな？

なんだかワクワクするね！！

シーリィウおばあちゃんもムーランちゃんと同居したいよね？

シーリィウちゃん、リーリーちゃん、そして、ランファちゃん、ムーランちゃんの４匹同居見てみたいですね。

ふと、第２展示場に目を移すと・・・！！

リーリーちゃんの後ろに小さな毛玉ちゃんが！！

はじめまして！！ムーランちゃん！！

９月も中頃を過ぎ今年生まれの仔パンダが徐々に展示に出て来る季節がついにやってきました！！

展示場奥の木箱でママに甘えるムーランちゃん。

リーリーちゃんも毛繕いでしっかりと応えます。

そして、おっぱいの時間。

娘をしっかり押さえて授乳をするリーリーちゃんがとっても幸せそう。

東北サファリパークにはエビスサーキットと言うレーシングコースが併設されており、サーキットラン向けにチューニングされた騒がしい車が駐車場にやってくることも・・・東北サファリ生まれのリーリーちゃんはそんな事は慣れっこのはずですが、やはり子育て中と言う事もあり逐一安全かどうか見極める様に確認していました。

すっかりお母さんですね。

おっぱいを飲み終えたムーランちゃんが放飼場へ。

ずんずん、ずんずんこちらに歩いて来てくれました！！

生後３カ月・・・歯の生え始めかな？

なんでもガジガジしたいお年頃です。

平日の今日、レッサー舎にいる観客は僕一人だけ。

貸切状態で愛想を振ってくれるムーランちゃんに「ムーちゃんは可愛いなぁ、ほんと可愛いなぁ！！」とずっと話掛けちゃいました（笑）

そんな怪しげな男が娘をかどわかしていますが（僕がかどわかされてる？）リーリーちゃんは動じません。

初めての子育てとは思えない割と放任なお母さんです。

金網をよじ登るムーランちゃん。

この時はリーリーちゃんもさすがにちょっと心配そうな視線をムーランちゃんに向けていました。

そして、お隣から蘭姉ちゃんも妹を気にして覗いていました。

ところで、”蘭姉ちゃん”と書くと急にコナン君ぽくなりますね（笑）

さすが生まれながらにレッサーパンダだけあってちゃんと頭を下にして降りてきます。

この後、リーリーちゃんが寝室に一旦帰ってしまい、ムーランちゃんもママの後を追って寝室に行ってしまいました。
基本出入り自由になっていますが、まだ、ムーランちゃん１匹で展示場にはあまりいない様ですね。

ムーランちゃんが寝室に戻っている間にイチゴちゃんのお部屋を訪問。

アクリル越しに”遊んで遊んで攻撃”を仕掛けてくるイチゴちゃん。

やっぱり１頭で寂しいんでしょうね・・・出来る限りですが遊んであげました。
少しでも彼女の気が晴れてくらたのなら嬉しいのですが・・・。

レッサーパンダ舎に戻ると第２展示場を第３展示場を繋ぐ通路にレッサーの姿が！！

キーパーさんに置いてもらったリンゴを食べていたのはターシャン君！！

開園から２時間姿が見えず、１７歳と言う年齢の事もあり実はちょっと心配してたのですよ。
リンゴの後は竹の葉も食べていたようで元気でよかったです。

ターシャン君と同い年のロンロン君は先ほども書きました通り、第１展示場で１６時３０分から１７時までの展示で、この後の移動もあり残念ながら会う事は出来ませんでした。

ターシャン君にも会えたし、ムーランちゃんの再登場を見届けてから移動することにしました。

ムーランちゃん、今日は会えてとても嬉しかったよ！！
また、会いに来るからね！！

レンタカーで郡山駅へ戻り、新幹線「なすの号」と「あさま号」を乗り継ぎ長野駅へ。

明日の９月の第３土曜日・・・国際レッサーパンダデーです。
長野ってことはもちろんあそこの動物園に出没する予定です（笑）