2019 マイル de スイス！⑥（サース･フェー、アルプスマーモット）

2019/08/23 - 2019/09/07

ちまちまと貯めてきたマイルがヨーロッパへ行けるまでになった。
昔から1度は行ってみたかったスイスへ行きたい！
クランモンタナで開催されるオメガマスターズのゴルフ観戦もしたい！
ハイキングをしてマーモットにも会いたい！
のんびり旅希望だったのにどんどん予定が...

2019/08/23　成田 ～ モスクワ ～ チューリヒ　（1泊）

2019/08/24　チューリヒ ～ サンモリッツ　（ポントレジーナ3泊）

2019/08/27　サンモリッツ ～ アニヴィエの谷　（ヴィソワ5泊）

2019/09/01　アニヴィエの谷 ～ サースフェー　（4泊）

2019/09/05　サースフェー ～ ジュネーブ　（1泊）

2019/09/06　ジュネーブ ～ モスクワ ～　（機中泊）

2019/09/07　～ 成田

エリア サース・フェー(スイス)

2019/09/01（日）10日目　ヴィソワ～サース･フェー
バス35分、列車15分、バス50分に乗ってサース谷に移動。
フィスプで乗り換えた時、あードイツ語圏に戻ってきたーと感じた。
フランス語圏はホント外国だったなー。
サース･フェー（バス車内のアナウンスではサース･フィーって言ってた）のバスターミナルで下車。まずすぐそばのインフォメーションでマップなどを入手した。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
駅にはビュルガー･パス（シチズン･パスポート）のフリーエリアと使えるゴンドラの表示があった。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
地図を見ながらアパートメントを探して歩く。うっ、坂道...キャリーがあるとちょっとしんどい。（チェックアウト時は楽勝だ）ハンニック乗場のすぐそばだった。
外玄関のドアを開けるとちょうど宿のご主人とバッタリ。
ナイスタイミング。まだお昼前だけどすぐに部屋へ案内してくれた。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
バスルームの他、ベッドルームにも洗面台があった。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
広々とした居間。収納式のベッドがあるせいだろう。収納はたっぷり。
WiFi 良好。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
居間とベッドルームの間にダイニング･キッチン。
鍋・フライパンはあるもののボウル、フライ返し、トング、ヘラといった調理器具がない。電子レンジもない。電熱調理台、冷蔵庫、ケトル、コーヒーメーカー、食洗機、ガスオーブンはあるがトースターがないのでパンはいちいちガスオーブンで焼いていた。キッチンペーパー、オーブンペーパー、ラップあり。ワンハンドル式ではないのでお湯と水の調節がめんどう。調理をしようと思っている人にとっては不向きな部屋だ。
予約の段階で、洗濯機ありとあったのだが実際にはなかった。ご主人に言うと洗濯物を出してくれれば奥さんが洗ってくれるという。う～ん。
この後何回も洗濯物はないか？と聞いてきた。前泊地で殆ど洗ってきたので頼むほどはなかった。バスルームにパイプ式の乾燥機があったので小物はこれですんだ。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
バスルーム。左手にシャワースペース。
タオルはいっぱい置いてあったがアメニティがハンドソープ1個のみ。
ドライヤー、ティッシュはあった。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
アメニティーなし。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
グランドフロアの部屋なので眺望はないが、ドアを開けはなしていると庭が見えてとても開放的だ。
ご主人はとてもフレンドリーで親切。オーナー家族が最上階に住んでいるので何かあっても安心だ。

Apartments Bergross　5泊食事なし　税込み626フラン

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
村のマップ。赤い印は飲食店、青はホテルとペンション、そしてオレンジがアパートメント！なんという数。今回はホテル予約サイトから予約したのだが、当然ながらこんな数は出てこない。
サース･フェーのウェブサイトで調べたらいっぱい出てきた。
https://www.saas-fee.ch/en/

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
今日は村のお祭なのだそうだ。宿のご主人が事前にメールで教えてくれていたので早めに到着したというワケ。どんなお祭なのかな？

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
民族衣装を着た人たちが演奏していた。
村のメインストリートには郷土料理などの屋台が出ていて、テーブルやイスも設置されていた。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
お店を出している人もお客さんも、民族衣装の人が多い。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
飲んで食ってしゃべって。どこ行ってもこんな風景をよく見る。日常なんだなきっと。
昨日までいたアニヴィエ谷では日本人はおろか東洋人にすら会わなかった。ここサース･フェーでは日本人の団体さんなどアジア人と遭遇。さすが観光地。

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
ラクレットの屋台が出ていた。ゆでたじゃがいも、ピクルス、焼いて溶かしたチーズ。初めて食べたが普通においしかった。
ピクルスすっぱーーー。（6フラン）

2019/09/01（日）10日目　サース･フェー
メインストリートを端まで歩いてお祭を抜け、スーパーに行ったらお昼休みだった。ちーん。
いったん宿にもどりカップ麺を食べる相方。現地で買っておいた日清のカップヌードルだ。味はほぼ同じだが麺が短い。すすれない外人仕様なんだろうか。さすが日本のメーカー。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー～サース･グルント
朝8時頃から一人で散歩にでかけた。お天気は曇り、ぱらぱらと小雨が降ったり...　村の東側をぐるりと歩いて駐車場の中を抜ける。この村はガソリン車の乗り入れを禁止しているので一般車はこの駐車場に入れなければならない。
車のナンバープレートを見ながら歩く。スイスナンバーの他、EU諸国も結構あった。フランス、イタリア、ドイツ、オーストリー。どれもご近所さんだ。
スーパーに寄って宿に戻ると仕事の電話中だった相方。向こうからかかってきたとはいえずいぶん長電話だ。天気が悪いので今日は仕事すると言い出した。スイスの朝は日本の夕方近く。メールが溜まっているんだと。
今の世の中どこまでも仕事に追いかけられるんだね。

という訳で、一人で隣村へ行ってみた。（フリーエリア内）バスで10分くらい。
サース･グルントのゴンドラでクロイツボーデン経由ホーサースまで。

2019/09/02（月）11日目　ホーサース
道中ほとんどホワイトアウト状態。なーんも見えませんでした。
取りあえず3,142mまで来ましたー。
ご婦人がドイツ語で話しかけてきた。英語で話してって言ったら首振って行っちゃった。えっ？英語まったくしゃべらないの？ガッコで習わないの？はたまた別の理由なのか...
ほぼトンボ返りで戻る。

午後は少し回復してきたので2人で山に行く。
アルピン･エクスプレスでフェルスキンまで行ってみたが村しか見えない。
すぐに降りてシュピルボーデンへ行くとマーモットたちがいっぱい出ていた。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
とうとう来たよ～～～ん！
念願のアルプスマーモットに会えたー、えさやれたー、触れたー！

ネズミ目リス科マーモット属、彼らは地面に穴を掘って巣穴にしている。
地面にぽこぽこ穴が見えたらマーモットたちがいる確率高し。

巣穴から身を乗り出してにんじんを食べようとしているヤツ。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
右側のマーモットがデカイ。立ち上がったときにおっぱいが見えたのでママだとわかった。とすると近くにいるのは子供たちか？
落花生の殻をむいているのだが待ちきれなくて身をのりだすこども。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
そっとくわえるとすっと後ろに引っ込むこども。まだママのように図太くない。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
もう1匹来た。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
上下の前歯が見える。彼らは決してがぶりとやらず、エサをそっとくわえていく。
1回だけ間違えて私の指を噛んだが甘噛みだった。目、悪いのかも。耳は間違いなくいい。鼻は...微妙だな。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
リスだねぇ、デカイけど。
真っ黒でつやつやの目がかわいいねぇ、どこ見てんのかわからんけど。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
下の歯と舌が見える。く～～～！

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
このマーモットは人間をちっとも怖がらない。触ってもじっとしている。
カメラマン同行だったのでマーモットに集中でき、短時間だったが充実した時間を持てた。

2019/09/02（月）11日目　サース･フェー　シュピルボーデン
どこでもこんなことが出来るわけではない。
場所はシュピルボーデンのゴンドラ駅のすぐ下に広がる急斜面の草地だ。（画像）

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー
昨日は日帰りでツェルマットへ行ってきた。それは別立てで。

旅も正味あと2日。今日も快晴だ。今回の旅はかなり天気に恵まれたと言える。
相方は今日も仕事。素晴らしいマッターホルンを見た後では、サース･フェーの山が物足りなく感じるのかもしれない。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　レングフルー
午前中はひとりでシュピルボーデンへ行き、マーモットを探したが暑いせいか1匹も見えなかった。
あきらめて上のレングフルーへ行くことにした。
ドームが迫ってくる！やっぱり肉眼で見ると迫力が違うな～。空の色が宇宙的だ。（加工なし）
ドームは山全体がスイス国内にある山としては1番高いらしい。（4,545m）

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　レングフルー
雪をかぶったアラリンホルン。きれいだー。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　レングフルー
ゴンドラ駅のすぐ横に氷河が。ザーザーと水の流れる音が聞こえてくる。
氷河が後退した跡がはっきりわかる。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　レングフルー
レングフルーのゴンドラ駅のトイレのドア。
こんなにモジモジしなくても...　（笑）

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　フェルスキン
次はアルピン･エクスプレスに乗ってフェルスキンまで行ってみた。
大きな岩の下にある駅でアラリンホルンも見えず、メトロアルピンに乗って上まで行くのでなければ来なくてもいいかなと思った。
画像はメトロアルピンに続くトンネル。寒い！

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　ハンニック
いったん宿にもどり昼食。
仕事の終わった相方と一緒にうらのハンニックに行ってみることにした。歩いて1分？
頂上駅にはヤギがいっぱい放し飼いになっている。人なれしているので怖がらない。結構暑いので建物の日陰にかたまっていた。
ここから村へ下る道は手頃なハイキングコースだ。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　ハンニック
際にあるベンチ。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー　ハンニック
遠くにアラリンホルンを望める。氷河から幾筋もの水の流れが。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー
隣のツェルマットほどではないがここもそれなりの観光地。とはいえこじんまりとしていて居心地がいい。
ゴンドラ乗場は村の中で、10分、20分も乗ればもう氷河のそばだ。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー
9月の初めだったが家々にはまだ花がいっぱい。

2019/09/04（水）13日目　サース･フェー
村は夏の夕方をのんびり楽しむ人たちでいっぱい。我々もゆっくり歩く。あーのんびりするなー。
明日はいよいよ出発だ。夕食後に明日の下調べや荷造りをする。
早々に寝る相方。旅行中はほんとによく寝てたよねー、昼も夜も。

2019　マイル de スイス！
　①準備、チューリッヒ、ポントレジーナ
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11430288
　②ベルニナ線、野外博物館　　　　　　　　
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11492988
　③氷河急行、アニヴィエ谷　　　　　　　　
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11493001
　④オメガヨーロピアンマスターズ観戦　　　
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11541628
　⑤ソルボワ ハイキング　　　　　　　　　
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11541629
　⑥サース･フェー、アルプスマーモット　　　
　　　　　
　⑦マッターホルン　　　　　　　　　　　　
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11541631
　⑧ゴールデンパス･ライン、帰路　　　　　
　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11541634