桃を求めて

2019/08/24 - 2019/08/25

桃が好きだー!ということで、桃を求めて福島に行きました。行ってみたかったサザエ堂や宿にも泊まれて大満足です。ただし美味しいものを食べすぎたせいか、思った以上に体重が増加してしまいました。罪深いぜ、福島。

エリア 福島

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

休息がてらに寄った中郷サービスエリア。

茨城県と福島県の境が近いのね。

サービスエリアの美味しいそうなものの誘惑をはねのけつつ、いわきにあるうろこいちへ。

お目当ての海鮮丼
エビが大きい！

メニューを見て思わず頼んでしまったあなごの白焼き。
皮はパリパリ、身はふっくらジューシーでものすごく美味しかった。
あなごってこんなに美味しかったんだ。

丼についてきた味噌汁にはなんとカニが入っていました。
良いお出汁でてます。

大満足のおなかを抱えていわき市内にある一二三屋へ。
こちらのお店には手に入れたいお酒が置いてあるんだよね。
あと、美味しいたい焼きが売っているのです。
お腹いっぱいなはずなのに一個買って友人と半分こ。
皮がサックリ、あんこいっぱいで美味しい。
凍天が倒産してしまって、テナントがなくなっていたのは寂しかったな。

高速に乗って大内宿へ。
駐車場に車を停めて歩きます。

橋を渡って階段を登り、

神社横を歩くと

大通りに到着

うわー！茅葺！
綺麗な街道！
めっちゃ古民家手入れされてる！
と、やたらテンションが上がる。

保存区域についての案内が出ていました。

この先にお社があったのですが、友人が悪い感じじゃないけれどあまり近づきたくない感じといっていたので、こちらには行きませんでした。土地神様？

遅い時間だからか、人も疎らです。
逆に歩きやすくて良い感じでした。

家の前には必ず何らかの植物が植えられていました。

立派なお屋敷は大内宿まちなみ展示館。
遅い時間だったので閉まってました。
外から見ても見ごたえ十分。

まだお店もちらほら開いていましたが、

閉まっているところも何軒か。

大きな鳥居がどーん。
この奥には高倉神社があります。
しめ縄つけている鳥居を初めて見ました。

色とりどりの花が町並みに映えて、通りを一層、魅力的にしてます。

こちらは蔵を改装した宿泊所。
どんな泊まり心地なんでしょうか。

こちらの名物はネギで食べる蕎麦。
食べにくそうだけれど意外と楽しいのかも。
片づけは少しだけ楽になるね(笑)

中部地方の宿場町と違って広々なだらかな街道。
あちらとこちらの地形の違いをしみじみ感じます。

さあ、帰ろうか。
もと来た道をもどり、駐車場に向かいます。

帰りも橋を通ります。
この橋、一部分だけ穴が開いていました。
吊り橋じゃなくてよかった。

駐車場に戻った時点で、宿に一時間遅れで到着が決定したので
宿に電話をかけると
食事の最終時間ぎりぎりに到着することが判明し焦ります。

高速を飛ばして会津若松から飯坂温泉へ。

何とか時間までに宿に着きました。
部屋に荷物を置いたら…

夕食!

これを目にした瞬間、友人のテンションが最高潮になり、
歓喜の顔で席についていました。

わかりみが深い。

令和記念プランについていた梅酒の食前酒。
飲みやすくて、良い感じ。
食欲が一気に加速されます。

令和記念プランについていた福島県産黒毛和牛の溶岩焼き。
サシが綺麗に入っています。

令和って切り抜きしてある。

魚素麺。
良いお出汁の中に冷たい素麺は最高です。

鶏肉と鱧のジュレ。
夏ですね。
酢橘が良い感じで味を締めていました。

お刺身。
もちもちマグロ。

金目のパイ包焼き。
旨みがパイ生地からジュワっと出てきて美味しかった。

二層重ねのあんかけ茶わん蒸し。
スプーンを入れて吃驚。
あんかけふくめて美味しいが三層ある。

鱒の酒粕和えっぽいもの
日本酒が飲みたくなったけれど、米があるから我慢。

さっぱり食べることができたハム。

福島の郷土料理。ニシンの山椒漬け。

なんと一人ずつ炊き込みご飯の釜が付いていました。
火をつけてその場で炊いて、炊き立てをいただけるようになってます。

デザートもプリンの中身が凝っていて、美味しかった。

食後の温泉に行く途中、エレベーターにこんな椅子があった。
温泉は内風呂だけ、且つ、熱めでしたが、気持ちがよかったです。

風呂上がりには日本酒を飲みつつゴロゴロ。
最高の状態で就寝。

おはようございます。
朝食を食べる前に一風呂浴びてきまーす。

温泉を堪能して目が覚めた後は、無料のマッサージ機でさらに体をほぐします。いやぁ、極楽。

目の前にはこんな景色。

さて、お待ちかねの朝食です。
自分で好きなだけご飯をよそって、飯坂温泉名物ラジュウム温泉卵を割り入れて。食べすぎないように気を付けつつも…お米が美味しいからついつい食べちゃうんだよな。

出発までの間、ロビーで売っていた桃ソルベを友人が一個購入。

ソルベを一口もらったら、さっぱりした桃でした。
75％の桃は伊達じゃないね。

ソルベを堪能しながらロビー外でのんびり。
程よい暑さの中、鳥の声が聞こえて和みました。

また来たいねといいながら宿を出発。

目的地はこちら。

桃がたっぷりの桃パフェを食べることができるのです。
桃好きとしては外してはいけない場所。

開店少し前に到着したのに、一時間半街でした。予想以上の込み具合に、とりあえず受付待ち一覧表に名前を書いて、さてどうしようかと思案。

んじゃ、フラフラここらを観光するかと出発。
とりあえず2リットルの水分を購入して車を走らせました。

あれ？なんかある。

桃の無人販売機じゃん！
3つで200円。
ちょっと痛んでいたけれどこの値段なら気にしないでお買い上げ。

車を止めたところに落ちていた桃。

流石、飯坂桃の里。

滑滝という変わった地形の滝があるということで車を走らせるも気づかず過ぎて大きな橋まで来てきまう。橋の上から、摺上ダムが見えました。

橋の上から見えた広場に行くってみると、お店と温泉がありました。

あー、滑滝だいぶ過ぎてたね。

トイレを借りがてら、売店に入ってみました。

カンジキ売ってる(*'ω'*)
雪国だなと思いました。

大粒の国産ニンニクがたくさん入ってお安く売っていたのでお買い上げ。お店の奥には食堂もあります。

お隣の温泉、もにわの湯。
夏はキャンプ場利用のお客さんなどで賑わうようです。

来た道を戻っているときに、滑滝を確認。

あったー！

ここで泳いだら楽しそうです。
度胸試しに岩から川へ飛び込む小学生が目に見える。

カフェまで戻ると、丁度良い感じで店内に入れました。

念願の桃パフェ（次女）。

食べても食べても、桃・桃・桃・桃。
1.5個の桃は伊達じゃないね。
下まで桃がぎっしり。
なんて幸せなパフェだろう。
当にパルフェ！

ポケモンとコラボをしていたようで、コースターもらいました。

シーズンによってこんなパフェもあるようで、近かったらまた来るのにと思ってしまいます。

カフェから果実園の小道を通って

販売所へ。
団体さんがたくさん来ていました。

試食もあって、３種の桃を食べ比べた結果、友人はトロッとしているあかつきを購入。私は自販機で桃を買っちゃったから我慢。

高速道路に乗り、一路、会津若松へ。
途中で道の駅で休憩。

磐梯山がよく見えます。
それにしても良い天気。

福島の郷土料理「こづゆ」発見。

ホタテの出汁がよく出ていておいしかったです。
確かにこれはおもてなし料理。

レストランでは納豆そばなどを食べることができます。
お昼時を過ぎていたので、程よい混み具合でした。

情報館もありました。

外のワゴン販売車は大行列。
ブリュレクレープを作るのに時間がかかっているようでした。
美味しそうだったので並んだけれど、あまりに時間がかかるので断念。

もう一度高速に乗って、会津若松へ。
無料駐車場に車を停めて、目的地まで歩きます。

飯盛山に到着。

噂の動く坂道（エレベーター）

白虎隊記念。高速道路使用者は自己申告で入館料が二割引き。

白虎隊記念からほど近いところには天然記念物の太夫桜。
花見の折に殺害された太夫をしのんで植えられたもので、現在は二代目。

鳥居をくぐって

境内へ。

左手側には白虎隊が潜ったといわれる戸ノ口堰洞穴。

なかなかに冷たそうです。

右手側の坂を上り、

お目当てのサザエ堂（円通三匝堂）に到着。友人共々、一度は訪れたかった場所だったので思わずはしゃぐ。

お金を払ったら、いざ出陣！

いらっしゃーい

サザエ堂を建てた郁堂禅師がお出迎え。

上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の珍しい構造の建物なので、他者の声はすれども姿は見えず。

堂の中心部はこんな感じ。

一番上はこんな感じになっていました。

凄い(''Д'')

降りる側にあった梯子と縄が良い感じです。

中から外を見ると…なかなか高いね。

ところどころに絵とお話しが飾ってあったり

祭壇があったり。

お帰りは残夢大禅師がお見送り。

サザエ堂を満喫しました。

宇賀神社で手を合わせた後は、

お隣のお土産屋へ。

ここで御朱印がもらえるんですね。

そういえば八重の桜って会津若松だったね。

気になったけれど試さなかった下駄。
今の足じゃ、たぶん扱ける。

お店横にある三角コーンが可愛かった。

更に上に登り白虎隊のお墓へ。

お参りしている方が何組かいらっしゃいました。

お墓前の広場を右手側に行くと白虎隊自害の場所があるのですが、友人がやっぱり何か感じ取ってたのでそちらには行かず。

もと来た道を戻って階段の少ないサザエ堂の方へ。

気になっていたおみくじを引いてみる。

人形がおみくじ持ってきた。

坂道を下り、境内を出て駐車場の方に向かいます。

白虎隊伝承記念館

さあ、帰りましょう。
バイバイ、会津若松。
今度、来るときは鶴ヶ城にいくよ。

帰り道はいわきで温泉に入ります。熱いけれど、とてもいいお湯。２３０円なのも嬉しいところ。

増税に合わせて料金値上げするのね。

この後、高速道路を走っていた時に前が見えなくなるくらいの集中豪雨にあたりました。福島と茨城の間は大洪水。

空が晴れた頃にがんこやに着きました。

みぞれラーメンを食べて旅は終了。
大根おろしと梅干が体を癒していく。

買った桃３個は次の日には無くなりましたとさ。