2019/06/02 - 2019/07/01
25位(同エリア36件中)
スタリモストさん
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ナリンから180kmほど離れた所にある「タシュラバット」(15世紀頃に建てられたキャラバンサライ)を見学に出かけた。
たまたま、同宿していた4人のドイツ人グループの日程と合致し、宿のオーナー、アーシャの計らいで、彼らの車に便乗して向かうことになった。
6/2.3出発・タシケント→6/4.5サマルカンド→6/6バス泊→6/7ビシュケク→6/8.9.10.11カラ・コル(アルティン・アラシャントレッキング/家畜市)→6/12ボコンバエバ(スカスカ)→6/13コチコル→6/14.15.16ソンクル湖へホーストレッキング→6/16.17.18.19ナリン(タシュラバット)→6.20.21.22.23.24ジャララバード(アスランバブ/カラルマ)→6/25.26.27コーカンド(リシタン「NORIKO学級」) →6/28.29.30タシケント→7/1帰国
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■17日目(6/18火)
タシュラバット行くことも、ナリン滞在の目的の一つだった。
宿のオーナーのアーシャが昨日、「ドイツ人グループが今晩泊って、明日タシュラバットに行くので、同乗したらどう?。」と勧めてくれたのだ。
この宿に決めて良かった!!。まさに、アーシャからのビッグプレゼントだった。
ダライバーに心づけとして1人500ソム払った。
※タシュラバットに向かう公共バス等はなく、CBTでアレンジしてもらうか、タクシーをチャーターする必要がある。そうなれば3000~5000ソムほどかかる。
10時過ぎ出発。
ドイツ人グループはタシケントからマルシュをチャーターしていて、通訳も同行していた。
あわせて、アメリカに嫁ぎ里帰りしていたアーシャの娘とその息子、そしてアーシャの長男もガイドとして乗り込んだ。
※雪を冠した山なみ、そして放牧された羊たち・・・まるで絵葉書のように美しい。 -
※道路沿いには、ここでも集団墓地が見られた。小さいながらしっかりとモスクが作りこまれている。
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牛たちの移動・・移動の最中でもメスにアタックするオスがいた。
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トシュラバットへの道にはこうした山岳風景が続く。
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大きなトラックが行き交う。このトラックは中国から来た。
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幹線道路を左に入っていく。未舗装の道が遺跡まで続く。
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ツーリスト用の宿営地があった。ここを起点にしたり、立ち寄ったりするツアーもあるのだろう。
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ここも、マーモットの生息地で、巣穴のあちこちから、顔を出してこちらをうかがっていた。
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標高3000mの高地の、遺跡のある奥部に12時20分に到着。
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同乗したマルシュ
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アーシャの息子が、遺跡近くの宿営地から女性を呼んできて解錠する。(入場料100ソム)
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石造りのタシュラバットは、周りの山岳風景に溶け込み、大地に根を張るように建っていた。
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中国との国境であるトルガルト峠に近く、東西を結ぶ交易に大切な役割を果たした。
まさにシルクロードの生き証人だ。 -
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入ってすぐ
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入口を振り返る
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メインの部屋
みなさんここで記念撮影・・・ -
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往時は、石組の上に漆喰が塗られて成型されていたようだ。
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このホールは、どこかモスクのような、あるいはキリスト教教会のような印象を受けた。
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建物には、明かり取りから鋭い光が差し込み、荘厳な雰囲気が漂う。
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石壁で仕切られた部屋がたくさんある。
部屋数はいくらあるのだろうか。「数は、複数回数えても一致しないのよね。」とアーシャの娘から言われて挑戦してみたが、途中でややこしくなってやめた。 -
日差しが強いので、小さいな開口部だけで室内は明るい。
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ダイニングルームだろうか。
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地下監獄と言われている。
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建物の上
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離れて見ると・・
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しかし、山の中の辺鄙なところに、どうして建てたのだろう。
・・と疑問がわく。
往時には、このあたりに山を縫うように広域の道があったのだろうか。 -
このエリアにも観光用のユルタが並んでいる。
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手洗い用のシンクがカワイイ。
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中にはベッドが用意されていた。
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アーシャの娘とその息子・・すごく感じの良い人だった。アメリカとキルギスの生活と文化のギャップについて、色々話してくれた。
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遺跡見学だけにとどまらず、楽しいピクニックのひと時となった。
私たちは、手作りサンドイッチを用意していた。ハム、キュウリ、トマトにソーセージを挟みマヨネーズを加えたシンプルなものだったが、こうしたロケーションで食べると、俄然美味しさが加点される。
ドイツ人には、宿が食材を用意していた。 -
ドイツ人一行と一緒した。
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ヨーロピアンや、日本人に興味を持ったキルギスの男が写真を所望。
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なので、こちらも激写した。金歯が光る。
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キルギスの人たちもピクニックが好きなようで、あちこちでそれぞれにランチを囲んでいた。
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すぐ近くでジュータンを広げていた家族が、手招きしてくれたので、腰を上げた。願ってもない招きだ。
馬乳酒(クムズ)を振る舞ってくれた。3度目で慣れてきたせいか、ゴクゴクと飲み干した。 -
お返しに、持参していたオリガミでその場で折鶴を折ってプレゼントした。
キルギス帽子(カルパック)をかぶらせもらったりして、愉快な時間が持てた。
この老人は、熱心なムスリムで、家族から抜け出し、一人大地に頭を何度も付けて祈りをささげていた。 -
帰路につく・・幹線道路を中国方面に走るトラック。
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まっすぐに伸びる道
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一日快晴に恵まれ、車窓から美しい景色を眺めながら宿に戻った。
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