2019/08/20 - 2019/08/27
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felidaeさん
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友人夫婦と4人で訪れた英国旅行の記録です。今回の旅の主目的は、兼ねてから憧れていたナローボートと呼ばれる細長い船に乗って英国運河を進んでいくクルーズです。
ナローボートを降りたらロンドンに戻って街歩きを楽しみます。
1日目 ヒースロー空港からヒースローエクスプレスでパディントン着。ヒルトンパディントンホテルで1泊
2日目 パディントン駅で大きな荷物を預けて、地下鉄でユーストン駅に移動。ユーストンから鉄道でバーミンガムに行き、バーミンガムの運河沿いでナローボートに乗船。
3日目 ナローボートに乗って幾多の水門を開け閉めしながら運河を下ります。
4日目 英国運河の旅は終わり、運河沿いの小さな無人駅から鉄道に乗りロンドンに戻ります。途中、オックスフォードで下車して大学の街を散策。ロンドンの宿はザ・ロイヤルホースガーズです。
5日目~6日目 ロンドンの街歩きを楽しみます。
7日目 チェックアウト後、サボイホテルの豪華アフタヌーンティーを楽しんでから帰国の途に
まずは前半、ナローボート編です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅のスタートは羽田から。でも今回はいつもとちょっと違ったスタートです。
この旅行を一番楽しみにしていた夫(Ma氏)が、あろうことか出発の3日前に突然の腰痛に!急きょMRI検査をして椎間板ヘルニアという結果が出たのが出発前日。
そんな~!!長い時間をかけて計画したのに今更諦めきれませんよ。
ということで鎮痛剤と杖をお供に強行出発。空港の移動は電動カートのお世話になりました。 -
ヘルニア夫は13時間に及ぶエコノミークラスを気合いと徹夜ゲームで乗り越え、無事ヒースロー空港からヒースローエクスプレスに乗車してパディントン駅に向かいます。
ヒースローエクスプレスのチケットはインターネットで30日前までに事前購入しました。確か正規料金は22£ですが30日前までの購入だと14.3£。絶対に早めの購入がお勧めです。但し払い戻しなしのチケットです。設定日当日中なら時間指定はありません。
https://www.heathrowexpress.com/
たった15分の乗車にしては高額ですが、車のように渋滞もないし、それだけの価値はあります。(当日はガラガラでした) -
あっという間にパディントン駅に到着です。
空港の入国審査が7月末から自動ゲートになったおかげで信じられないほどスムーズに入国でき、予定より1時間以上早くパディントンに到着することができました。パディントン駅 駅
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こちらは有名なクマのパディントン。十数年前に来た時と、居場所が変わっている気がしました。
友人曰く、あまり可愛くないわね…
確かに… -
近くにあるこちらのベンチのパディントンの方がおなじみのキャラクターで可愛いです。
記念撮影用のベンチです。 -
今夜の宿泊はパディントン駅直結のヒルトン・パディントンホテルです。駅ビル直結なので大きなスーツケースを引いていてもストレス無し。
ホテル自体は、日本でお目にかかるヒルトンとは別物?というか、駅ちかビジネスホテルそのものです。便利だけが取り柄。それなのにお値段は1部屋3万円以上。でもこのホテルだけが高いのではなく、これがロンドン相場のようです。
https://hiltonhotels.jp/hotel/london/hilton-london-paddingtonヒルトン ロンドン パディントン ホテル
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一応バスタブ付きの部屋でした。ホテルの案内ではスリッパがあると書かれていましたが、どこを探してもスリッパはありませんでした。
そしてセーフティーボックスは壊れていました。 -
窓からの景色。良いお天気です。もう6時過ぎなのですがまだまだ明るいです。
部屋からの景色が殺伐としているのはホテルの責任ではありません。今回の旅行でとても感じたのですが、至る所が工事中でした。
(少し前の中国みたい) -
これは朝食です。こちらもバリバリのビジネスホテルスタイル。コーヒー紅茶もセルフサービスでした。
左下のいびつな円形は自動焼き器で焼いたパンケーキ。見た目より美味しいのですが、焼く人によって大きさがまちまちになるのが愉快でした。
紙コップのコーヒーはお持ち帰りOK。 -
パディントン駅の left luggage で大きなスーツケースを預け、2泊分の身の回り品だけ携えてナローボートに乗船するバーミンガムに向かいます。(3日間の預け代は1個27.5£。安くはありません)
バーミンガムへはユーストン駅から鉄道に乗ります。パディントンからユーストンへは地下鉄で向かいます。バケーションモードの我々観光客とは違い、この日はウィークデー。朝の地下鉄は先を急ぐ速足の通勤客でいっぱいでした。 -
あろうことか地下鉄の乗換えで逆方向の電車に乗ってしまったりするおのぼりさんぶりを発揮しつつも、無事ユーストン駅に到着しました。
ユーストン駅 駅
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ここからVirgin Trainsに乗ってバーミンガムに向かいます。
イギリスの鉄道は、購入時期と方法によって値段が大きく変わってくるようです。このチケットも日本から座席指定でインターネットで購入しました。割引価格で買えますがキャンセルの返金は無しです。 -
4人で利用したのでテーブルシート、という種類の座席を予約しました。大きなテーブル付きです。
車内販売の冷えたビールを買って、乾杯! -
バーミンガムニューストリート駅に着きました。とても近代的な大きな駅です。
ナローボートの待ち合わせまで2時間近くあるので、駅構内をぶらぶらと散策。 -
この大きな屋根は外側から見ると巨大な魚の鱗のように銀色に光って見えました。
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そろそろお昼なので駅のショッピングセンターでランチ場所を探します。
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こちらは回転寿司。私たちが食後に通ったときには満席でした。
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日本食ってブームなんだな~と、良くわかります。
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私たちは、今さら回転寿司でもないので。
でもイギリスご飯はこれからいくらでも食べるので、今回はベトナムフォーにしました。
これは海老のフォー。 -
これはtofuと書いてあったけれど、厚揚げみたいなフォーでした。
他にも茸のフォーとかいろいろオーダーしましたが、どれも美味しかったです。
https://www.bullring.co.uk/eating/restaurants-bars/pho-grand-central -
まだもう少し時間があるので食後もショッピングセンター内をぶらぶら。
そして猫カフェ発見!保護団体が経営しているカフェのようです。 -
一歩外に出ると近代的な駅とは打って変わって、周囲は古い建物がたくさん残っています。
駅からタクシーに乗って待ち合わせ場所のナショナルシーライフセンター(水族館?)に向かいます。 -
ちょっとさびれた感じの水族館ですが、小さな子供連れの家族が何組も入って行きます。
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シーライフセンターのすぐ裏手が運河になっていました。
(ちょっと博多の中洲川端みたいな感じ) -
そこに、これから2泊3日でお世話になるナローボート“AT EASE”号が停泊していました。オーナーはブラウンあつこさんとその夫のアンディさん、素敵なご夫婦です。
http://www.narrowboatguide.co.uk/
出航準備の間に近くに買い出しに行きました。ワインとかビールとか。 -
ボートは町中の運河を滑るように進んでいきます
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これから始まる小旅行に心が弾みます。
まずはあつこさんから乗船中の注意事項について説明がありました。 -
・運河は浅いので、万が一ボートから落ちても慌てずに立ち上がってください。立てば水深は胸ぐらいまでです。
・ボートは必ず戻ってきますから、慌ててボートを追いかけないでください。
・ボートは水をかき分けて進むのではなく、船底に水を吸い込みながら進むようになっているので、ボートに近づきすぎると船の下に引きずり込まれる可能性もあります。 -
・ボートの底は平らになっていますから下に潜り込んでしまうと出てくることが難しいです。
・なので水に落ちた時はボートではなくて岸を目指してください。運河は狭いので直ぐ岸にたどり着けます。
・騒音対策上、夜はエンジンを停めるのでお湯が沸かせません。
・シャワーはエンジンがかかっている間に使ってください。排水口は水位より低いので、水がたまったらひもを引いて排水ポンプを作動させてください。
・トイレはいつでも使えます。 -
こちらは船首から船内をみたところです。この4人部屋の次にゲスト用のシャワールームと洗面所・トイレがあり、その次にダイニングルーム(6人で泊まる場合は2人部屋にもなります。)があります。そこまでが、ゲスト用のスペースで、その先の厨房などブラウンさん達のスペースとは区切られています。操縦させてもらうときだけ入らせていただきます。
狭い運河を航行するので船の幅も2.1メートルと狭く(narrow)、その代わりに長さは21メートルもあります。
ご覧のとおりベッドの幅も狭いのですが、予想外に寝心地が良く(マットレスが良いのでしょう)ぐっすり眠れました。
ボートの内装はすべてお二人の手作りとのこと。女性目線でのレイアウトが使いやすく、パディントンのホテルよりよほど居心地が良かったです。なにしろ、ブラシ付きのドライヤーまで完備されているのですから -
これから水道橋を通ります。
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下には道路が通っています。あちらには鉄道が見えます。昔、鉄道建設の際には資材運搬に運河を使ったために、鉄道が運河と並行しているところがあるようです。その鉄道のために運河が一時寂れることになったそうです。
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町中を抜けると、一面の緑が広がる世界に入ります。
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かなり進んだ気がするのですが、まだここはバーミンガム大学の敷地内です。
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船首部分でコーヒーをいただきながらナローボートや運河についてのお話し、バーミンガムの街についてのお話しなどを楽しく伺いました。
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運河の片側には必ず小道が沿っています。これはその昔、石炭を運搬するためのナローボートには動力が無く、ボートは馬で牽引したのですが、その馬が通るための道でした。
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今では、サイクリング、ジョギングや犬の散歩に使われていて、こちらと目が合うと、ハーイと挨拶してくれます。健康のために早歩きする人もいて、最高時速4マイル(約6.5km)のボートを追い越して行き、もう一度引き返してくるのを見ることもありました。
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少し川幅の広いところに出たので、ボートを操ってみますか?ということでまずMa氏が挑戦。夫が左手に持っているのは杖ではありません。操舵のための舵です。
写真右側に見えるレバーで速度調節と前後進をします。これは安全のため、常にアンディさんかあつこさんが操作しています。 -
この舵には素敵なワンコのオブジェが付いていました。あつこさんご夫妻と一緒に暮らしていた、今は亡き愛犬の思い出だそうです。
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川端にはアオサギ。彫像のように動きません。
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素晴らしい景色でしょう!
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トンネルに入ります。水面に出口が写って丸く見えます。土管の中を進んでいるみたいです。
トンネル内に馬が歩く小道はありません。石炭運搬船を引いていた馬はボートから離れて別の道を行きます。トンネル入口には専門の人間が待機していて、ボートから足を出して壁を蹴って進めたそうです。
もちろん今はそんなことはしません。ちゃんと動力がありますから。 -
たくさんのナローボートが停泊している船だまりは慎重に進みます。もちろん操縦はMa氏ではありません。アンディさんです。(トンネルの中もアンディさんの操縦でしたよ)
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家の色とおそろいのボートが停まっています。このお宅のボートです。
ボートには、AT EASE号のようなホテルボートのほかに、宿泊設備のない観光用乗り合いボートや、レンタカーならぬレンタルボートがあります。
この写真のように自宅の前に停泊しているボートもあれば、自宅を貸してその上がりで各地を移動して生活している年金生活者のボートもあるそうです。なにせ、英国運河は6千キロもあるのです。時速4kmですから、時間を掛けて各地を巡るのにぴったりです。 -
そろそろ夕方になりました。
停泊の準備に入ります。 -
まずは共同の水場でタンクに水を補給します。
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私たちは停泊場所の近くにあるパブで、今夜の夕食をいただきます。
“THE DRAWBRIDGE”
その間にアンディさんとあつこさんはボートのメンテナンス作業です。 -
パブではお約束のフィッシュアンドチップスとか
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チキンサラダ
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チキンウイングやハンバーガー。
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飲み物はエールビールやサイダー(リンゴを発酵させた発砲アルコール飲料)です。
食後は船に戻って急いでシャワーを浴びて、リビングルームで持参のワインを飲み、歓談し、明日に備えて早めに就寝しました。(節度あるシニアなので…) -
朝です。夜中にフクロウの声が聞こえたそうですが、残念ながら私は爆睡で気づきませんでした。
早く起きた夫の友人は、ダイニングルームで英英辞書片手に原書を紐解きながらウイスキーを飲んでいたそうです。それに引き換え、ゲーム好きのMa氏はポケモンができないと嘆いていました。電波が弱いようです。(二人は中学高校大学が一緒の友人なのですが、この違いは何なのか!) -
夜には閉じていた扉が開きキッチンから良い匂いが漂ってきます。
あつこさんが朝食の準備中です。 -
朝食を待つ間、しばしボートを降りて小道を散歩します。運河沿いには必ず馬が歩いた小道があります。
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新鮮な果物と野菜たっぷりの朝食です。
オレンジジュースと濃厚なギリシャヨーグルト、熱々のコーヒーと暖かいパンも添えられています。この後ロンドン滞在中は、ホテルの朝食に生野菜は一切出ませんでした。
さすがは日本人の好みを熟知しているあつこさん、素敵な朝食をありがとうございました。 -
朝食の片付けが終わったらいよいよ出発です。
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今日も良いお天気です。
でも肌寒いです。Ma氏はダウンジャケットを着こんでいました。でもアンディさんとあつこさんは終日半袖ポロシャツでした。 -
運河が広いところでは、小道の反対側がレンタル停泊場所になっているところもありました。停泊場所ごとに小さな小屋があり、船に積み込めない道具を置いてあるそうです。
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今日はこれからたくさんの水門を通過します。
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その前に手動の跳ね橋を上げなくてはなりません。
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男性たちはボートを降りて金具を使って橋を巻き上げます。
跳ね上がった橋の下、あつこさんがボートを進めます。 -
もとどおり橋を下ろしてからボートに戻ります。
お疲れ様でした~ -
次は水門です。
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腰痛のMa氏は今回はボートで待機でした。水位が下がったところで次へ進むことができます。
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無事通過したところでしばし休憩。
本当はそんなに疲れてしまう程ハードな仕事ではありませんのでご心配なく。時差ボケ解消でしょう。それとも朝のウイスキーのせい!? -
午後のひと仕事の前に腹ごしらえ。あつこさん手作りのランチです。
ホットサラダというのでしょうか。チキンと蒸し野菜、生野菜、新じゃがのプレートです。白い人参のパースニップとか変わった形のかぼちゃバターナッツなど、日本ではあまりお目にかからない野菜も入っていて、とても美味しかったです。 -
さて食後はヘルニアのMa氏も少しだけお手伝い。
もともとこれがやりたくてこの旅行を計画したのですから、ここは頑張らなくては! といっても、下りの場合はさほど力は要りません。 -
この日は水門を10ヵ所以上通過しました。この旅では合計19ヵ所の水門を通りますが、この日が一番傾斜がきついようです。
こちらは運河沿いのお土産屋さんです。ここでお土産を買いました。 -
そろそろ停泊する時間です。
ボートで運河を行くだけなんて、もっと時間を持て余すかなと思っていたのですが、いくつも水門を通過するうちにあっという間に一日が終わってしまいました。
(友人も重たい思いをして携えてきた原書を読む時間が余りなかったようです。) -
こちらは今夜の夕食場所。
杖をついて歩いているのはMa氏です。船から遠くないので元気に歩いています。 -
古くからあるレストランだそうで、外見は素朴なのですが
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内装はなかなかおしゃれです。
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スープ、ハンバーガー、サラダなどなど。
ビールとサイダーももちろんオーダーしました。 -
翌朝。
空気が冷えています。幻想的な朝もやの風景です。 -
またもや朝食を待つ間に小道のお散歩です。
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運河沿いにはブラックベリーやどんぐり、ヘーゼルナッツ、野生のリンゴなど様々な木の実が実っています。
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でもまだ青いのです。そして赤く美味しくなる前に鳥に食べられてしまうそうです。
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今朝も果物いっぱいです。
大好評のヨーグルトももちろんありました。 -
ボートは下船地点に向かって進んでいきます。
まだ降りたくないなー。 -
鴨です。朝食の残りのパンくずを投げてやると大慌てで泳ぎ寄ってきました。
カモ!カモーン!!など、おやじギャグ連発です。 -
鴨にひきかえ、白鳥は優雅に泳いでいます。
このあたりは停泊しているボートが多いので、パン屑もたくさん投げてもらえるのでしょう。 -
この橋をくぐるとそろそろ終点です。川と違って波がないので橋のアーチが水面に映っています。
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お名残り惜しいのですが、ここでAT EASE号とはお別れです。
あつこさんたちはこの後ストラットフォードアポンエイボンまでボートを進めて、次のお客様をピックアップするそうです。
3日間、どうもありがとうございました!
本当に楽しい体験でした。 -
ナローボートを降りて小道を上るとすぐに駅があります。
Hattonという無人駅です。ここから途中で乗り換えてオックスフォードに向かいます。田園風景とはお別れです。 -
お土産に買い求めた運河の地図です。私たちの巡った運河は残念ながら1枚の地図では表示しきれないのですが、バーミンガムからの行程の半分ぐらいが入っています。(わかりにくいですが赤いインクでなぞった部分です。)
Ma氏が苦心してスナップ写真と一緒に額に入れてくれました。
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この旅行で行ったホテル
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ヒルトン ロンドン パディントン
4.05
ロンドン(イギリス) の旅行記
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