2019/08/25 - 2019/08/25
87位(同エリア923件中)
hy-2217さん
- hy-2217さんTOP
- 旅行記213冊
- クチコミ59件
- Q&A回答15件
- 408,496アクセス
- フォロワー60人
2年前、万博公園を熟知している友人から、「ナツズイセン(夏水仙)」と言う花が咲いていることを教えていただきました。
初めて見た時から、「優美&気品&可愛らしさ&清々しさ」を兼ね備えた「ナツズイセン」に一目惚れしてしまいました。以降、「ナツズイセン」が頭の隅っこにずっと残っていました。
昨年も再会できることをを楽しみにしていたのですが、6月に発生した大阪北部地震の被害、それに続く猛暑のために断念しました。
今年も2年前と同様、咲いているかどうかが疑問であったので、最新情報を把握するため、「万博総合案内所」へTELをしました。
すると、係の人から”今が見頃ですよ。”と言う返事が返ってきました。
「ナツズイセン」を見たい気持ちは多いにありましたが、最近の天気はやっと「猛暑日」が過ぎつつあるとは言え、30℃以上の「真夏日」と雨天が続いていました。
早速、週間天気予報とにらめっこしながら、熱中症にならないように、見物する日を決めました。
〈「ナツズイセン(夏水仙)」の豆知識・・・自分自身のために予習〉
☆ヒガンバナ科
☆学名:Lycoris squamigera(リコリス・スクアミゲラ)
☆英名:Resurrection lily、Pink ladies、Magic lily
☆8月中旬から下旬に、鱗茎一つに対して1本、60cmほどの花茎を伸ばし、ピンク色の花を咲かせます。
ヒガンバナは花を咲かせて枯れた後に葉が伸びるのに対し、ナツズイセンは秋から翌年の春にかけてスイセンに似た葉を出し、葉が枯れた後に花が咲きます。
花茎が伸びる頃には葉は残っておらず、花茎と花だけの姿になります。花はピンク色のみで、蕾の先端が6裂にラッパ状に開いて開花します。
花はとても美しく、学名の「Lycoris(リコリス)はギリシャ神話の海の女神「Lycos」の名前から命名された、と言われています。
英名の「Resurrection lily」は「復活・再起のユリ」を意味するらしいです。別名では「Pink ladies」とも言うらしいですが、昔々、日本国内で若者を中心に、幅広い年代まで非常に人気があった女性デュエット・シンガー「ピンク・レディ」が頭に浮かんできますね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
「ナツズイセン(夏水仙)」が咲いている場所は、「桜の流れ」が「水すましの池」に合流する付近です。
「万博記念公園 花ごよみ」を見ても、「ナツズイセン」の名前はどこにも掲載されていません。
「万博記念公園」を熟知している人しか知らない、大袈裟に言えば「幻の花」に属するかも知れません。
※写真には、「万博記念公園・園内マップ」の一部を掲載しています。 -
いつものことですが、「日本庭園前駐車場」に車を止め、「日本庭園前ゲート」から入園し、「国立民族学博物館」の西側遊歩道を通って、「ナツズイセン畑」を目指しました。
※写真は、遊歩道から見た、南西方面(水すましの池~もみじ川)の景色です。 -
「日本庭園前ゲート」から遊歩道を移動すること約数100m、「ナツズイセン畑」の東側入り口に到着しました。
「ナツズイセン畑」内にある遊歩道は、東~西方面につながっていて、東側入り口から緩やかな上り坂になっています。
「ナツズイセン畑」は、植物を保護するために周囲をロープで仕切られ、見物者がエリア内に入れない処置をしていました。
※写真は、東側入り口から見た、「ナツズイセン畑」の景色です。
「ナツズイセン畑」の周辺は、毎年3月下旬~4月上旬にかけて多くの染井吉野桜が咲いています。 -
遊歩道の上り坂を進み、「あずまや」周辺に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
※写真は、遊歩道から見た、南方面(「あずまや正面」)の景色です。
屋根の下には、花をの~んびり見物するために木製のイスが設置されていました。 -
遊歩道を数10m上って行くと、南西方面に多くの「ナツズイセン」が咲いていました。
-
優美で&気品ある「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
もっともっと、ズームで撮って見ました。
花を見ていると、優美&気品&可愛らしさ&清々しさが伝わってきますね。 -
遊歩道を少し移動して、違う角度で、「ナツズイセン」を撮って見ました。
-
ちょっと、ズームで撮って見ました。
-
もっともっとズームで撮って見ましした。
優美&気品&優しさ&清々しさが、伝わってきますね。 -
「満開のナツズイセン」の足元を見ると、「蕾状のナツズイセン」もありました。
あと数日も経てば、蕾の先端が6烈にラッパ状に開くのだと思います。 -
周辺に咲いていた「ナツズイセン」も撮って見ました。
-
これから咲こうとしている「蕾状のナツズイセン」と「満開のナツズイセン」。
-
遊歩道の北側に咲いていた「ナツズイセン」。
周囲の緑色と「ナツズイセン」のピンク色がうまく調和していますね。 -
※写真は、遊歩道から見た、南東方面の景色です。
-
遊歩道から東方面(国立民族学博物館方面)を見ると、このような景色でした。
これから、来た道を徐々に下って行きました。 -
遊歩道の北側に咲いていた「満開のナツズイセン」と「蕾状のナツズイセン」。
蕾の一部は、開花直前の状況でした。 -
遊歩道の北側に咲いていた「ナツズイセン」。
ほぼ、満開の状況でした。 -
遊歩道の北側に咲いていた「ナツズイセン」。
「蕾状のナツズイセン」もありましたが、ほぼ、満開の状況でした。 -
ちょっと、ズームで撮って見ました。
ピンク色をした「ナツズイセン」を見れば見るほど、気持ちが清々しく、明るくなってきますね。
夏の暑さにも負けず、元気よく、生き生きと咲いていました。 -
ちょっと、ズームで撮って見ました。
実に、優美で&可愛らしく&清々しく、見事なピンク色をしていました。
-
遊歩道を下って、「あずまや」までやって来ました。
※写真は、「あずまや」から見た、西方面の景色です。
2年前には、眼の前の緑地部分にもっと多くの「ナツズイセン」が咲いていたように思います。
しかし、緑色をした地面近くには、「茎に蕾をつけたナツズイセン」が随分ありました。
これから、徐々に咲き始めるのだと思います。 -
眼の前の「蕾状&満開のナツズイセン」をズームで撮って見ました。
蕾の一部分は、先端が6裂にラッパ状に開きつつありました。 -
左側に咲いていた「蕾状&満開のナツズイセン」もズームで撮って見ました。
蕾の一部分は、先端が6裂にラッパ状に開きつつありました。 -
※写真は、「あずまや」から見た、西方面・左側の景色です。
-
※写真は、「あずまや」から見た、西方面・右側の景色です。
-
※写真は、「あずまや」から見た南方面(正面)の景色です。
緑色をした「もみじ」とピンク色をした「ナツズイセン」がうまく溶け合っていました。 -
「もみじ」の右側下部を見ると、このような状況で花が咲いていました。
-
「もみじ」の右側下部に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
「優美&清純&可愛らしい」と言う言葉が、ピッタリ当てはまりますね。 -
「もみじ」の左側下部を見ると、このような状況で花が咲いていました。
-
「もみじ」の左側下部に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
「ナツズイセン」は夏の暑さに強いのか、太陽の日射を浴びても、日蔭でも、生き生きと咲いていました。 -
※写真は、「あずまや」から見た、南東方面の景色です。
-
※写真は、「あずまや」から見た、東方面(国立民族学博物館方面)の景色です。
-
「あずまや」の東側に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
東側に咲いていた「ナツズイセン」を、もっともっと、ズームで撮って見ました。
夏の暑さにも負けず、生き生きと咲いていました。 -
東側に咲いていた「ナツズイセン」を、もっともっと、ズームで撮って見ました。
夏の暑さにも負けず、生き生きと咲いていました。 -
「あずまや」を後にして、東西を結ぶ遊歩道まで移動しました。
※写真は、遊歩道周辺に咲いていた「ナツズイセン」です。 -
遊歩道周辺に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
遊歩道周辺に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
群れから離れて咲いていた「満開のナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
群れの中で、賑やかに咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
群れから離れて咲いていた「満開のナツズイセン」をズームで撮って見ました。
-
※先日、万博記念公園を熟知している友人からメールで、すばらしい写真(2枚)が届きましたので紹介させていただきます。(1/2枚目)
私が「ナツズイセン畑」を見物して6日後、散歩中に、携帯で撮影したものです。(撮影日:2019/08/31)
僅か6日間で随分多くの「ナツズイセン」が咲いています。それとも、友人の撮影技術とセンスが良いから、群がって咲いているように見えるのでしょうか?
私が見た「ナツズイセン畑」とは思えないほど、「満開のナツズイセン」がセンスよく撮られていました。 -
※友人からメールで届いた写真。(2/2枚目)
ズームで撮られていますが、「ナツズイセン」の「優美さ&気品&可愛らしさ&清々しさ」がよ~く伝わってきますね。
”very very good!!!”ですね。 -
「ナツズイセン」の「優美さ&気品&可愛らしさ&清々しさ」を十分満喫して、「ナツズイセン畑」を後にしました。
-
帰り路は、「西大路・プラタナスの並木道」を見たいために、「ナツズイセン畑」~「水すましの池」の西側~「西大路交差点」~「下津道」~「大地の池」ルートを選択しました。
※写真は、「西大路交差点」から見た、「プラタナスの並木道」です。
昨年9月に発生した台風で大きなダメージを受けた「プラタナス」は、上部の幹&枝を伐採されました。
”台風から約1年弱経過しているので、随分復活しているだろう”と期待していたのですが、写真の通り、現実は厳しい状況でした。
元通りの状態になるまでには、まだ1年位かかるのかもしれませんね。 -
帰路の途中、右側に「ヒマワリ畑」があったので、ちょっと、寄り道をしました。
「万博記念公園 花ごよみ」によると、「ヒマワリ」の開花時期は7月下旬~8月下旬になっています。
ほとんどの「ヒマワリ」はピークを過ぎ、暑さに耐えかねて、花がお辞儀をしていました。
その中でも、暑さに負けず、一生懸命、元気よく咲いていた「ヒマワリ」がありましたので写真を撮って見ました。
※写真は、赤茶色をしたヒマワリ「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」です。
「ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)」をネットで調べて見ると・・・。
1889年に誕生したフランスのパリ市内、モンマルトルにあるキャバレーの名前と言うことです。フランス語で「赤い風車」と言う意味で、実際に屋根の上に赤い風車があるらしいです。
園芸家は、「赤茶色をしたヒマワリ」と「赤い風車」のイメージを重ね合わせたのではないかと思われます。 -
隣りの花壇にも、橙茶色をしたヒマワリ「ムーラン・ルージュ」も咲いていました。
-
すぐ近くの花壇にも、花茎が小さい「黄色のヒマワリ」が夏の暑さにも負けず、元気よく、咲いていました。
花径が大きな「黄色のヒマワリ」は、ほとんどの花が暑さに耐えかねて、お辞儀をしていました。まるで、ガキの頃に悪戯をして、罰として教室の廊下に立たされた子供のように頭をうなだれていました。
同じ「黄色のヒマワリ」でも品種によって、開花時期や耐熱性が違うのだと思います。
これで、本日の花見物は、熱中症になることなく、無事、終了しました。
夏の暑さにも負けず、元気よく咲いている花は、私に生きるためのエネルギーを与えてくれました。
その中でも、「ナツズイセン」のように、ピンク色をして、見るからに女性的で弱々しい印象を与える花が、夏の暑さにも負けず、元気よく、一生懸命咲いている姿を見ると、気持ちが爽快になりました。
「ナツズイセン」を花言葉で表現すると、「優美」「優雅」「優しい」「可愛らしい」「気品」「上品」「清純」「純粋」「清々しい」「爽やか」「凛々しい」等々が頭に浮かびますが、どの言葉でもよく似合う花だと思いますね。
園芸関係者皆様のご努力に感謝いたします。
”Thank you very very much!!!”でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- labelleさん 2020/04/23 10:38:03
- 夏水仙の美しさ
- ナツズイセンは春先に咲く水仙より背が高く、はなびらもどちらかというとツツジに似ていますね。
春の水仙は凛として気品があり、夏水仙は夏の陽射しを謳歌するように気高さに華やかさをプラスしたような感じがします。
夏になったら是非見に行きたいと思います。
ムーランルージュもさすが華やかですね。
早くコロナが終息し、何の心配もなく平和な気分で花を愛でることができるよう、祈るのみです。
- hy-2217さん からの返信 2020/04/28 22:01:27
- RE: 夏水仙の美しさ(書き込み、有難うございます。)
- labelle 様
いつも、「いいね!の投票&書き込み」、有難うございます。
> ナツズイセンは春先に咲く水仙より背が高く、はなびらもどちらかというとツツジに似ていますね。
↓
「ナツズイセン(夏水仙)」は、「スイセン」と言う名前が付いていますが、水仙とは葉が似ているだけで、花はまったく違います。
花の大きさは、「ツツジ」より遥かに大きく、「ユリ」とほぼ同じくらいです。そのためか、英名では「○○Lily」と言う名前が付けられています。
「ユリ」の花の色は多くありますが、「ナツズイセン」はピンク色だけです。
> 春の水仙は凛として気品があり、夏水仙は夏の陽射しを謳歌するように気高さに華やかさをプラスしたような感じがします。
> 夏になったら是非見に行きたいと思います。
> ムーランルージュもさすが華やかですね。
↓
万博記念公園では、毎年8月25日前後に咲きます。咲いている場所は、「旅行記」に添付している「万博記念公園・園内マップ」に表示しています。
また、「万博記念公園・花ごよみ」にも記載されていませんので、「ナツズイセン」は、極一部の人しか知らないと思います。
咲くのは、真夏の暑い季節ですが、一見するだけの価値はあると思います。
> 早くコロナが終息し、何の心配もなく平和な気分で花を愛でることができるよう、祈るのみです。
↓
まったく、同じ気持ちです。
from hy-2217
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
吹田・万博公園(大阪) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
50