2019 夏 イギリス 久しぶりの夫婦旅 産業革命を巡りながら、フットパスも歩こう！ ①出発から２日目 ナロウボート体験

2019/08/13 - 2019/08/20

お盆休みに息子達が留守番をしてくれるというので、還暦祝いに夫婦でイギリスに行きました。
それぞれのリクエストを、出来るだけ叶えられるように計画しましたが、さて、うまく行ったでしょうか。
出発の1週間前からイギリスの天気予報を確認しては、溜め息をつく日々。
イギリスって雨が多いんですね。予報では毎日雨になってました。
気温も１７℃から２０℃ぐらい。
連日38℃ぐらいの京都から比べると天国のようですが、何を着ればいいのか迷ってばかりでした。
ホテル選びも難航しました。一ヶ所にとどまって、軽装で出かけるというのが理想ですが、全然そうならないのが我が家。大きな荷物を持って移動する事になりました。

初めてイギリスに一人旅してから8年経ちました。まずは思い出深いパディントンの駅に降り立ちます。


8月13日(火)
関空→ヘルシンキ→ロンドン

8月14日(水)
メリルボーン駅→ウィルムコート、ナロウボート体験→ストラトフォードアポン エイボン→ミックルトン、キフツゲート
宿泊 スリーウェイズハウスホテル

8月15日(木)
ミックルトン→モートン・イン・マーシュ→スローター、フットパスを歩いてアッパースローターへ→ウィンチカム、蒸気機関車に乗車→ブロードウェイ→モートン・イン・マーシュ
宿泊 レズデールアームズホテル

8月16日(金)
モートン・イン・マーシュ→ボートン・オン・ザ・ウォーター→ストウ・オン・ザ・ヴォルド→モートン・イン・マーシュ
宿泊 レズデールアームズホテル

8月17日(土)
モートン・イン・マーシュ→ロンドン、パディントン→ノッティングヒル、ポートペロー蚤の市
宿泊 ヒルトン・パディントン

8月18日(日)
私 ロンドン、セント・パンクロス駅→ライ→ロンドン
夫 ロンドン、ウォータールー駅→ソールズベリー→ストーンヘンジ→ロンドン、大英博物館
宿泊 ヒルトン・パディントン

8月19日(月)
ロンドン、パディントン→ヒースロー空港→関空

8月20日(火)
関空→自宅


☆写真は二人で撮ったものがごちゃ混ぜになってます。

エリア ストラトフォードアポンエイボン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月13日(火)

関空、快晴です。

席はエコノミーコンフォート、追加料金で足元が少しだけ広い席です。

ヘルシンキ、ヴァンター空港14:40到着

機内食イロイロ。

乗り継ぎ時間が短くてゆっくり出来ず。

16:00発のヒースロー行きのゲートは一番端っこで、空港内で買い物したくても出来なかったです。

やった！
マリメッコの飛行機だ！

ヒースロー到着。イギリス現地時間で17:00です。
だいたい時間通りに着いたと思います。

それぞれに時差があり、何時間乗ってたのかな？

以前ヒースロー空港の入国には大行列が出来ていて、いつになったら入国できるのかしらと思ったのですが、今年の6月に自動のチェックイン機が出来て、パスポートをかざすだけで、あっという間に終わりました。ほんとに便利！

スーツケースも無事に出てきました。
よかった。

パディントン駅迄、ヒースローエキスプレスを利用します。

早く行けるけど、値段が高い！

何とか安く行ける方法はないかと調べたら、デュオ・セイバーという同じ電車に２人で乗ったらお安くなりますよ、というチケットがありました。ただし、月曜から金曜の6：30から9：30と16：00から19:00の間、使用できるというもの。

今回はこれに相当したので、このチケットを日本で購入しておきました。
送られて来たQRコードを改札に通してオッケー。

15分ほどでパディントン駅に到着！

ああ、懐かしのパディントン駅！

私の海外一人旅はここから始まりました。
思い出の駅です。

なんか、綺麗になって、明るくなってる。

おお！2階建てバス！
ロンドンや！

メルキュール・ロンドン・パディントン

パディントン駅から歩いて2分、立地はいいです。
バスタブ付きの部屋にしました。

今夜１泊と週末２泊の予定でしたが、コッツウォルズに移動中の３日間、スーツケースは預かれないと言われ、急遽ホテルを変える事にしました。

パディントンくん、こんにちは。

この柱の近くに荷物預かり所がありました。
１日預けて￡12.5ですって。
ホテルで預かってくれないので、一応この預かり所をチェック！

日本で予約した翌日のウィルムコートまでのチケットを発券しようと、パディントン駅の窓口に行きましたが、ここではわからないと言われ、メリルボーン駅へ行ってみます。

地下鉄の駅でオイスターカードを購入。
日本語に表示出来るので、割と簡単に買えました。

ひえ～！！！
こんな深いエスカレーターは無理！
真ん中の階段でホームへ。

ロンドンの地下鉄、初めてです！

前に来た時、乗ってないので^ ^
夫が一緒なのでホームまで降りる事が出来ますが、一人では出来ません。
なので、一人の時はバスで移動します。

メリルボーン駅

うわぁ、なんか素敵！

窓口で切符の事をたずねると、今夜11時過ぎにQRコードがスマホに送られて来るので、それで乗車出来ます、との事。

メリルボーン駅内のスポーツバーです。

店内には大小のモニターがあり、色んなスポーツを映していました。

イギリスに来て最初の食事は、フィッシュ&チップス ♪

脂っこいやろ？と引きぎみの夫でしたが、ひと口食べて「美味しい！」と。

この店のフィッシュ&チップスはなかなか美味しかったです。

8月14日(水)

昨夜メリルボーン駅のカフェで買ったクロワッサンと部屋のコーヒーで軽く食べた後、Booking.comでパディントン駅内のヒルトンホテルを予約して、メルキュールをキャンセルしました。

荷物を全部持って、ヒルトンホテルに行きます。

ヒルトンホテルでは、土曜日までの３日間スーツケースを預かってくれました。
良かった。
宿泊費は、預かり所に払う分を差し引いてもメルキュールに泊まるより高くなってしまいました。
でも、雨の時濡れずにホテルに入れるのは、本当に助かりました。

この写真はメリルボーン駅です。
思ったより大きな駅ですね。

駅構内にパティスリーのお店があり、美味しそうなケーキやパンが並んでいます。

クロワッサンサンドとコーヒーで、も一度朝ごはん^ ^

今日は早くも旅のメインイベント！
ナローボート体験です。
インターネットで探して、日本人の方がオーナーのNarrowboat Guideのショートクルーズに申し込みました。
3時間ほどのショートクルーズで1人￡50、2人で100ポンドでした。
先にデポジット40ポンドをカードで支払いました。

夫のリクエストですが、私も乗ってみたかったので、ワクワクしてます。

8:14発のバーミンガム行きに乗って、リーミントンスパ（Leamington Spa）でストラトフォードアポンエイボン行きに乗り換えて、ウィルムコート（Wilmcote）で降ります。

スマホに送られてきたQRコードで改札を通ります。

ホームがわからず、ウロウロ。
一番端のホームでした。

綺麗な電車です。

なんだか雲行きがあやしいぞ

リーミントン・スパに到着。

地下通路を通り、向こう側のホームへ移動します。

この電車に乗り換えてウィルムコートに行きます。

ローカルな感じで乗客も少ないです。
同じ電車に今日のナローボートでご一緒する方がいらっしゃると、オーナーのあつこさんからの連絡で知りました。

いらっしゃいました！
同じぐらいの年格好のご夫妻が乗っておられました。

10:10ウィルムコートに到着。
ホームであつこさんが迎えてくれました。
ガイドはアンディさんとあつこさん。

ウィルムコートは無人駅。
陸橋を渡り向こう側へ。

ウィルムコートの駅を出て、道路を横切ると川が見えます。

結構車が通ります。
みんなスピードを出しているので気をつけて歩きます。

道路を少し歩くと川が見えました！

うわぁ、この船やね。
きれーい♪

『AT EASE』号です。
のんびりとくつろいだ船旅ができそう ♪
赤い色が素敵。

ナローボートガイド（Narrowboat Guide）
http://www.narrowboatguide.co.uk/home

すれ違ったボートにワンコが乗ってました^ ^

ボートのキッチン

キッチンでは美味しそうなキッシュのいい匂いがしています。

トイレもシャワーもあります。

本日のゲストは、同じ電車だったFご夫妻と私達2人、それにKファミリー。
全部で８人です。

Kファミリーが来られるまで、しばしのティータイム ♪

全員揃ったので、あつこさんから説明を聞きます。

フムフム、ボートから落ちても胸の辺りまでの深さ。
慌てずに岸に上がって待ってると、迎えに来てくれる。
でも、未だかつて落ちた人はいない。
よかった^ ^

Kファミリーはフジサントラベルのツアーとして参加されてるようでした。
ご家族でこういう現地ツアーに参加するのは効率的でいいですね。

AT EASE号は静かに運河を進んで行きます。
途中で何度か他のボートとすれ違いました。

クボタのエンジンですって。

黒いボートが多いです。

時々、操縦させて貰えます。

嬉しそうです。
舵取りはなかなか難しいです。

舵に付いてた飾りが可愛い。

ゆっくりと進みます。

あー、晴れてたら綺麗な景色なのになぁ

橋の下をくぐります。

ギリギリ！ ぶつからないかな？ 大丈夫かな？

大丈夫です！

次に水路閣の上を通ります。けっこう高い！
ひぇ～！怖いよぅ。

下は線路でした。

線路の上を通っています。

水路閣を通る時は一艘しか通れないので、順番待ちのボートが並んでいます。

お先に失礼しました。
いってらっしゃい～

次は水門です。
あつこさんとKファミリーの若いお二人が水門を開けてくれました。

水門の中に入りました。
入ったら門を閉めます。

もう片方の水門の下を開けて水を入れます。
Kファミリーのお婿さんが頑張ってくれました。

ボートがだんだん浮き上がって来ます。

ほら！地面に移れます。

もう一方の水門を開けて向こう側へ。

しばらく行って、川幅の広いところで向きを変えます。
AT EASE号は長いのでこの川幅ギリギリなんですって。

私達は降りてUターンの様子を見てました。

再び水門を開けてさっきと同じ事をします。

今度は夫とFさんで水門を開け閉めします。

このあとは、同じコースを最初に乗った場所まで戻って終了です。

ランチはご夫妻お手製のキッシュとサラダ♪
とても美味しかったです。
アンディーさんとあつこさんは、このボートでずっと暮らしているそうです。
そういう生き方もいいなぁ、でもうちには猫がいるからなぁ。

3時間のショートクルーズでしたが、とっても楽しかったです。
次は是非とも晴れの日に又乗りたいと思いました。

アンディさん、あつこさんと別れてウィルムコートの駅に向かいます。

駅に着くとすぐに電車が来ました！
グッドタイミング！
間に合って良かった～。

ストラトフォードアポンエイボンまですぐです。

駅から歩いて町の中心部へ。

大きな町ですね。

ストラトフォード・アポン・エイボン

ストラトフォード・アポン・エイボン

テディベアのお店

おもちゃ屋さん

町のあちこちにワンコのお水が用意されてます。

シェイクスピアの生家

ここは観光地ですね。
観光客が大勢で、テーマパークのように見えました。
あまり観光せずに、次のミックルトンに向かう事にしました。

バスに乗ってミックルトンへ。

ジョンソンズ エクセルバスの２番に乗ります。
時刻表には14:48とあります。

Johnsons Excelbus
http://www.johnsonscoaches.co.uk/timetables/


コッツウォルズワンデーパスのサイトにはバス会社の路線が載ってます。
https://www.cotswoldsaonb.org.uk/visiting-and-exploring/cotswolds-train-station/discoverer-one-day-pass/

30分ほどで到着、ミックルトンのスリーウェイズハウスホテル前で降ります。
親切なマダムが次ですよと教えてくれました。

只今午後3時過ぎ、今からならイングリッシュガーデンに行けるかな？。

イギリス旅その②に続きます。

この旅行記へのコメント （4）

• Eiji Haitaさん 2020/06/15 18:46:10

  良いですね

  私の旅行記ご来訪有難うございます。
  この旅行記良いですね。以前一度だけ英国行ったことありますが、レンタカーで周り、やや不満が。
  ナローボートとフットパス、私の宿題です。是非挑戦しようと今思案中です。
  ただ、その前に、イタリア・スペイン・ポルトガルに行かねば。
  これから、これ以降の旅行記楽しまさせて頂きますね。

  ティコママさん からの返信 2020/06/15 23:04:32

  Re: 良いですね

  Eiji Haitaさん、こんばんは。
  
  この度はご訪問、そしてコメントをありがとうございます。
  ナローボートはショートクルーズでしたが、とても楽しくていい思い出になりました。夫はもっと長い事（1泊とか2泊とか）乗りたかったようですが、時間の余裕もないので、午前中だけの体験でしたが、のんびりと運河を滑る様に走るボートは、自然の中で気持ちもゆったりして、こんな生活もいいなぁと少し思ったりしました。
  フットパスも途中で迷子になって不安でしたが、それなりに楽しい思い出です。途中で羊に出逢ったりしたらもっと楽しかったと思います。（糞しか見なかったので）
  
  私もイタリアとポルトガルには行った事が無いのですが、脚が動くうちに是非行ってみたいと思います。
  
  よろしければまたお出で下さい。
  どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
  
  ティコママ

• ティコママさん 2019/09/19 08:50:07

  ゆっくり、のんびり、時々必死！

  Michyさん、おはようございます。
  
  いつもありがとうございます。
  ナローボート、初体験でしたが楽しかったです。
  
  夫の希望で調べたら日本人の方がオーナーのこちらのナローボートが見つかり、早速ネットで予約したのですが、日本語で話せるので何の問題もなく、夫も大喜びでした。
  
  水道橋の上を通る時は、ドキドキしました。
  歩いてらっしゃる方を横目で見ながら悠々と通りましたが、下を見たら怖かったです。
  Michyさんが歩かれた水道橋よりはずっと低いのですが（笑）
  
  私達は３時間のショートコースでしたが、何日も過ごす事ができるそうです。
  
  Michyさん、是非ナローボートに乗ってみて下さい！
  おススメです。
  
  ティコママ

• Michyさん 2019/09/18 23:49:42

  憧れ！ナローボートの旅

  ティコママさん、こんばんは～。
  
  素敵なイギリスの旅、楽しく拝見させて頂いてます。
  特にナローボートの旅、憧れなんです。
  2014年にポンテカサステ水道橋を訪れた時に、ナローボートが優雅に流れるようにゆっくりと水路を移動している隣で、こちらはその横の歩道を目もくらむ高さからてくてく水道橋を渡ったことを思い出しました。
  私もその時偶然水門を開けるところを見ましたが、実際にされた写真を見て納得。
  良く出来てますよね。
  
  船の中も広いのですね、お茶を飲みながらナローボートから眺める景色はきっと最高だろうな～。
  
  またイギリスへ行きたくなってしまいました♪
  
  Michy