2016/09/16 - 2016/09/16
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わになのかさん
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ヨーロッパの食卓ではどれくらいシーフードが食べられているのか、その感覚を伝えるのは難しい。決して食べないわけではない。茹でてドレッシングをたっぷり絡めたサラダ仕立てのものはお惣菜として売られているし、いわゆるフィッシュアンドチップスのように揚げた魚は日常的に食べられている。少し凝ったものだと香草をしっかりと効かせたグリル、またはスープ仕立て。生食はないかというとそうでもない。イタリアのカルパッチョ、フランスの生牡蠣、オランダではハーリング(ニシンの酢漬け)なんてものもある。しかし、では日本人ほど魚を食べるかというとイエスと言えないのは何だろう。挙げた料理は全部美味しい。でもそれらを毎日食べたいかというと、なんか違うのだ。毎日カレーでもいいのか、と聞かれてるのに近い。
日本では魚は朝食、昼食、夕食、そのどれもにメインのおかずとして食卓にのぼってもおかしくない、と感じる。毎日でもよい。そのとき想像する"魚"はさっき挙げた料理とは違うのだ。ではそれはどんな料理だろう?目をつぶって思い出してみよう。夕暮れどき、近所を歩くとふわりと香る良い匂い。脂がのった鰯、鯖、鮭が網の上で炙られる香ばしい匂い。ああ、そうだ。ヨーロッパにはあれが足りないのだ。どんな魚でも合う。シンプルイズザベスト。そう、塩焼きだ。(個人の感想です。)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
テージョ川沿いに中央に戻ってきた僕たちは、昼食をとるべくロシオ広場にほど近いレストランへと入った。
A LICORISTA O BACALHOEIRO
赤のチェック柄のテーブルクロスが印象的な、明るい雰囲気の食堂といった感じだ。早速僕はビールを、妻と子供たちはジュースを注文する。冷えたドリンクとともに小さなカゴに盛られた揚げ物が運ばれてきた。ドイツなどでは運ばれてくるのはパンで、基本は食べ放題なのだが、ポルトガルでは前菜が運ばれてきて、食べた分だけお金がとられるそうだ。知ってはいたが、食べてみたかったタラのコロッケだったのでみんなでつまんだ。しっかりと魚の身が感じられる素朴な味わい。結構食べ応えがある。
さて、メインはもちろん、鰯の塩焼き。そしてイカリングを注文した。豪快に5尾の鰯が一皿に盛られてくる。鰯はレモンをしっかり絞り、オリーブオイルをかけて食べる。しばらく食べなかった香ばしい塩焼きを堪能した。しかし、フォークとナイフで食べるのはなかなか難しいな。 -
ランチのあとは主要な観光名所を一巡りするルートのトラムに乗ることにした。細い路地をどんどん進むトラムはなかなか爽快だ。運転席からの眺めも客席から見えるため、路地をすり抜けていく様もしっかり見ることができる。
「これはおもしろいな」
と娘に話しかけると、
「Zzzz]
既に寝ていた。息子も抱っこひもの中ですやすや寝ている。
炎天下の外に対し、トラムの中はクーラーが効いているから気持ちいいもんね。 -
イチオシ
「子どもたちも寝ていることだし、このまましばらく乗っていようか」
「そうね、どうせぐるっと周って同じとこに戻ってくるはずだし」
妻と相談した結果、のんびりトラムによる周遊を楽しむことにした。しかし、思ったコースは通らず、いつの間にか見たこともない広場で降ろされた。
「どこやねん、ここ」
「さあ」
とりあえず、近くにロシオ広場行きの番号のトラムを見つけて乗り込む。 -
しかしこのトラム、ロシオ広場を素通りしてしまった。そして停まる気配もない。
「なんでやねん」
「さあ」
子どもたちが昼寝している間は特に行き先もない僕たちはのんびり構えていたが、もちろんロシオ広場を目指して乗った乗客もいるのだろう。徐々に車内がざわざわしだす。基本的に動じないヨーロッパの人たちをザワザワさせるなんて、なかなかのもんですよ。 -
いやはや、この適当さ加減。トラムの時間もあってないようなものだ。前後のトラムの間隔が詰まれば、停留所で立ち話して適当に時間をつぶして過ごすのが彼ら流らしい。主電線からトラムへ延びる電線がカーブでひっかかって、運転手が手でそれをえいやっと直して、ものすごい音と火花が飛び散っていたり。もう笑うしかないが、なんとなく憎めない。
「これが南ヨーロッパの気質なのね。」
つぶやいた妻に僕はうなずく。
「そうだね。とにかく、時間に追われた日本人的な旅行ではなく、ゆっくりゆったりと彼らの時間に身を委ねて。。」
「うん、それは良いけど、どこまで行くの?子供たち起きたんだけど。」
「運転手さん、次降ります!!」
また展望台近くで降りることになった。
起きた娘がぶーぶー言ったことは言うまでもない。 -
ホテルで少し休憩した後、テージョ川沿いのカイス・ド・ソドレ駅へバスに乗って繰り出した。お目当ては駅の向かいのリベイラ市場だ。この市場、二階が一大フードコートになっていて、色んなお店がオープンキッチンで食べ物を出していた。いくつかテイクアウトして、駅のスーパーで買い出しをしてホテルに戻った。すごい荷物が重い。その理由は・・
-
ポルトガル名物、ポルト・ワイン。酒精強化ワインで独特の甘みとコクが特徴だ。と同僚が言っていた。せっかくなので買ってみた。かなりアルコール度数が高い。糖度も高いのでとろっとした感じ。できれば夏ではなく冬の寒いときに飲みたいな。
疲れていたのもあって、少し飲んだら眠たくなってきた。酒を飲むのは家族で僕だけである。このボトル、飲み切って帰れるのか?・・・Zzzz
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