美しき北欧４カ国周遊 【02】＜オスロ / フィヨルド・ノルウェー編＞　2019年 8月

2019/08/10 - 2019/08/11

第2カ国目はノルウェー王国
昨夜からの船旅で、朝首都オスロに
入ります。
市内の数カ所を観光後
この旅のハイライト、フィヨルド観光に
向けて一路バスを走らせます。

フィヨルド内のホテルに一泊して
翌朝ネーロイフィヨルドをクルーズ
その後フロム鉄道、ベルゲン鉄道と
乗り継いでフィヨルド内部の景観美を
堪能した後、ツアーバスでオスロへ。

ずっと雨予報、特にフィヨルド観光日は
ヘビーレインの予報に半分諦めモードで
出発しましたが、晴れ女の本領発揮？！
天候にも恵まれて、最高のフィヨルド
観光となりました ♪

エリア ノルウェー

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

オスロに到着しました ♪

早速バスで移動。最初の観光地は
アーケシュフース城

アーケシュフース城砦 城・宮殿

『アナ雪』のアンデール城のモデルと
なったそうですが。。

ギフトショップに飾られていた
ミニチュアフィギア

港が見渡せる場所に位置する
オスロを長い間守ってきた城郭

ウェディングのカップルも
いらっしゃいました ♪

北欧らしい風景

シャツのオブジェ
カラフルで楽しい ♪

市庁舎広場

こちらでもカップル ♪
市庁舎では結婚式が出来るそうです。

オスロ市庁舎 建造物

市庁舎の壁には、北欧らしい

彫刻が刻まれています。
スレイプニル：北欧神話に登場する
神獣。主神オーディンが騎乗する
8本脚の軍馬だそうです。

ここ見覚えがありますね。

マララちゃんが受賞されたのは
もう5年前、2014年だったんですね。

カラフルに描かれていますが

この広間の絵には、ノルウェーの歴史や
思想の変遷が描かれている様です。

素晴らしい時計が市庁舎の壁に
掛かっています。

白鳥がデザインされた噴水がある
市庁舎広場

フリチョフ・ナンセン
ノルウェーの科学者であり冒険家。
北極を探検し帰還している。
第一次世界大戦後、国連の難民高等
弁務官に就任しソ連政府との交渉
45万人以上の捕虜交換帰国プロジェクト
を成功させ、戦争難民のために
「ナンセン・パスポート」と後に
呼ばれた証明書を発行した方。

市庁舎の壁にモニュメントがあります。

籠を編んで売っていたご婦人。
日本とおんなじ作り方や…と…

でも、乾燥が進んでない物を原料に
してはるんやね。。

ガードマンさんかと思ってたら
ポリスマンだそう。。
皆んな若かったよん。。

本日はバスで大移動です。

ティリフィヨルド湖

すっかり秋の気配を感じる

車窓の景色

ぶどうは限界線を超えてるので
林檎畑ですね。。

ランチはチキンのグリルがメイン
日本でも頂けそうなお味で
お肉も柔らかく美味しかったです。

ワインは国産品ではない為
国産ビールを頂きました。
ピルスナーとありますが、コクもあり
こちらも美味しかった ♪

Rustad kafe

レストランの入り口には
動物たちの剥製。

途中スターブ教会に立ち寄りました。

トルポスターブ教会

草ぶき屋根
天然の断熱材になる、フィヨルド地方
独特の家の建て方だそうです。
屋根の腐食を防ぐ為、家の寿命を
伸ばしてもいるそうです。

角みたいなのないなぁ…

彫刻も素晴らしい

スターブとはこの太い支柱の事

壁画が素晴らしく残っている事にも
感動

バイキングの造船技術を使って
建てられた木の建物。

細やかな彫刻や木の杭など
日本の宮大工さんに通じる物を感じて
親近感が湧きました。

この教会の元の姿だそうです。
現在は向かって左側の写真の半分しか
残っていない…
ここで徴収する入場料などを元手に
現在でも維持管理しているそうです。

壁の一部が切り取られているのは
当時蔓延したパスト患者達も
外から牧師様のお話が聞ける様にと
開けられた穴

墓碑に「SATO」とあるのを見て
誰かが、日本人？！と質問。
教会のガイドをしてくれたお嬢さんが
目をパチクリ！ どう見ても現地の人で
「私は日本人ではありませんが
私の名前もSATOです。
この村に日本人がいた事はない…」と。
日本ではSATOはポピュラーな名前だと
話すと、驚かれていました。

森林限界線に達した様です。
草ぶき屋根の集落

かなり標高が高い所を走っている様
です。所々に雪が残っています。

この花はあちこちに咲いていました。
ヤナギランという花だそうです。

お土産屋さんで切手を購入

お土産屋さんの裏には滝があるのです。
但し、かなり覗き込まないと
分からない様な場所に…

昔、覗き混みすぎて転落してしまった
方の慰霊碑があるものの、柵などは
ありません。慰霊碑で注意勧告しては
いますが、景観重視がこの国の考え方。

皆様も気をつけてご覧になって下さい。

本日のお宿に到着しました。

ヴェーリングフォス ホテル ホテル

リゾートホテル、ロビーも広くて

お部屋もフィヨルド側
バスタブもあって広々

19:00頃ですが、まだまだ明るいです。

夕食の前にホテル周りをお散歩

ホテルの奥にはキャンプ場みたい
なのがあるみたい…

ウッドデッキ

灯りが着き始めましたね。。

フィヨルドの端っこ

今日のお客様は
英国人とスパニッシュ、そして我々
ジャパニーズだ！

街路樹も林檎だ。。

明るいですが、今から夕食

本日はビュッフェスタイルの夕食
ローカルサイダーという、このホテル
オリジナルのお酒を頂きました。
スパークリングワインみたいな感じ…
ビュッフェは好きではありませんが
ミートボールもサーモンも美味でした ♪

22:00頃でしょうか。。
フィヨルドの夜も更けて行きます…

おはようございます。
朝出発は早いのですが、折角清々しい
朝なのでお散歩に出てみます。

ヘビーレインの予報ですが

ジョウビタキが良い声を
聞かせてくれています。。

この辺りはエイドフィヨルドと
呼ばれているんだね。

細かい切り込み一つ一つに
名前がついているそうです。

水溜りに逆さホテル

逆さフィヨルドも… ^^

ホテルに戻り、朝食を頂きます ♪

ウィンナーいつも外れが多いのですが
こちらのものは私好み ♪
ライ麦パンも美味しいです ♪

ノルウェーのフィヨルドで作られると
いう、ヤギのチーズ！
以前にテレビで観て、是非試して
みたかったもの。
本当にキャラメル味で、臭みも無く
美味しい ♪

この橋のお陰で、フィヨルド観光が
とても楽になったそうです。
今日の出発も早いですが、橋が出来る
前までは後一・二時間は早く出発して
いたそうな…

ハルダンゲル橋

橋だけでなくトンネルが増えた事も
時間短縮の理由だそうです。
中でもここはトンネル中にロータリー
がある変わった物の一つ。

橋の両側に同じ様にあります。
近未来な感じがする！
Cool！！

吊り橋を通過中

沢山フィヨルドや湖を通過

雨上がりの幻想的な景色も…

湖面に水鏡も…

キャンピングカーで旅する人が多く
キャンピングカーが泊まれる施設が
あちこちにあります。
利用者に便利な上に治安も良くなるね。

大きな滝が現れました。
ツヴィンネの滝
この滝の水を飲むと寿命が延びる
そうな…

目的地はもう間も無くだそう。。

草ぶき屋根の売店には

バイキンググッズやトロールなどの
お土産物が売っています。

木彫りのバイキング像で記念

雰囲気ある橋では、バイキングの
コスチュームで現れた売店の方と
思われるおじさまと記念撮影

岸辺の崖には人の顔の様な自然の彫刻。
私には、神さまと十字架にも
バイキングとカモメの様にも見えます。。

乗船時刻が近付いて来ました。
先に並んでいたのに、後から来た中国人
たちを先に案内した係の人。

船の後方にある座席を占領されてしまい
必然的に我々は先頭方向へ行くしか
なくなりました。

グドヴァンゲン港 その他の交通機関

結果オーライで、お陰でお写真撮る
には最高の場所をキープ出来ました。

エサをやらないで。と書かれてあった
らしく誰もあげなかったのですが
「来たよ！」と猛烈アピールの
カモメたちでした。

日本なら、船員さんがカッパえびせん
あげるくらいなのに。。
何事も自然に… がモットーなのですね。

滝と海面が織りなす絶景
この村は船でしか訪ねる術は無いの？

カヌーを楽しむ方々

奥の山の方はノルウェー最大の
ソグネフィヨルドが広がっています。

西ノルウェーフィヨルド群‐ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド 海岸・海

ヘビーレインって…
みんなの日頃の行いが良いんだね！

崖の上にある果樹園

本当に美しい景色が続いています。

雪解けの頃だと、滝の迫力が違うの
でしょうね…
今でも充分な水量ですが。。

畑も見えます。

90分の船旅も、もう終わり。。
フロムに到着した様です。

フロム港 その他の交通機関

小さな魚が沢山見えます。

お天気良くて最高のクリージングでした ♪

フェリー (フロム～グドバンゲン) 船系

フロム鉄道のフロム駅

フロム駅 駅

改札口の無いフリーな駅です。

電車の前に、先ずはランチへ

本日のメインはタラのグリル ♪
ビールはノルウェー産のIPA
タラはパン粉をつけて香ばしく焼かれ
柔らかくて美味しかったです ♪
ムースも甘すぎずで良かった。

Ægir microbrewery

お茶目なトロール君たち ♪

駅の切符売り場

発車案内

もう、乗車が始まっています。

かなりの勾配を登って行く山岳列車
だとか。。
頑張ってね！

フロム鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

我々は先頭車両でした。
二号車の様子

車窓からは村

ノルウェー産のタラは有名ですが
沢山取ったタラの血を無駄にせず
家の外壁に塗装したそうです。

ノルウェーの家が赤いイメージなのも
ここからなんですね。

酸化することで、家の強度も増すとか
一石二鳥、昔の人の知恵はどこの国でも
優れていますね。

フロム行きの列車とすれ違います。

そう言えば、自転車の人々とも
すれ違います。
この山の中を、自転車で駆け抜けて
行かれる方も多いのです。驚

急勾配をグルグルと回りながら
登って行きます。

フロム鉄道では途中5分程停車します。
ショースの滝です。

ショース滝 滝・河川・湖

ここでは妖精フルドラが現れて
ダンスを披露してくれます。
音楽に合わせて踊りながら
山側と滝近くとに現れるのですが
実は二人のダンサーが上手く呼吸を
合わせて、あたかも妖精が飛んでいる
様に魅せているのだとか。。

一号車までは、頑張って帰る感じ
でしたが…
前を行かれる方も頑張ってる！笑

フロム鉄道のトンネルは
全て手彫りなんだとか。。凄いね！

ミュルダール駅に到着。
ここで列車を乗り換えます。

フロム鉄道の列車内で書いておいた
絵葉書を投函します。

ミュルダール駅 駅

列車が入線して来ました。

今度は座席指定です。

更に山を登って行く様で、車窓の景色も
変わってきます。

ヘビーレインになりました！
列車に乗ってる時間で良かった。

ヤイロ駅に到着。ここで我々は列車を
降ります。

バスに乗った瞬間に又々ヘビーレイン！
バスのドライバーさんも
「さっきまで降って無かったのに
全員が乗った瞬間に降り出したね！」
と、呟かれたそうです。

昨日走った道を又オスロに向けて
戻ります。

右側の緑の箱は、郵便箱。
道路脇に村中の郵便箱が置かれています。

又晴れて来ました。
5分で変わるという北欧のお天気

スターブ教会が見えてきます。
こちらのものはレプリカだそう。。
本物は博物館に移築されているのだとか。。
最盛期には1,000個以上建っていた
そうですが、現存するスターブ教会は
28個だそうです。

トイレ休憩を兼ねて、ショッピング
モールへ立ち寄りました。

中のスーパーで時間までお買い物も ♪

添乗員さんが色々なお話を聞かせて
下さり、4時間の移動も楽しく
過ごせました。

本日も定刻前にホテルに到着。
今回の中では一番小さなお部屋でしたが
デザインはオシャレでした。

Quality Hotel 33 ホテル

ロビーなどもオシャレですが
周りは何も無い感じ。
出歩く事は無かったです。

夕食は、ホテルでビュッフェ。
メインはラザニアです。
今夜もノルウェービールを頂きました。
今回の旅で頂いたビュッフェは
どれも美味しかった ♪
ブラウンチーズも、もちろん ♪

道路の向こうに民家がある様です。
時々列車が横切って行くのが見えました。

少し時差にも慣れて来た様です。


= 【03】スウェーデン編に続きます。=