ウズベキスタン１０日間の旅（５）　カラ回り

2010/11/24 - 2010/12/03

ウズベキスタンのサマルカンド、シャフリサブス、ブハラ、ヒヴァ、タシケント等を10日間で回る団体ツアーに参加しました。青の都と呼ばれるウズベキスタン。どんな風景に出会えるでしょうか？

詳しい内容は、こちらをご覧下さい。
　⇒http://000worldtour.web.fc2.com/039_uzbekistan_01.html

エリア ウルゲンチ(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ウズベキスタン航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

８日目は、バスでカラ回りへ出発です。カラとは、古代ホレズム王国の都城跡のことで、アムダリア川から数百ｋｍにわたって1000箇所以上ある遺跡です。ヒヴァの街を離れ、約２時間何にもない荒野を走ります。そして、ひとつ目のアヤズ・カラに到着しました。小高い山の上に、何やら茶色の遺跡が見えます。手前の小さい山にひとつと、その後ろの少し高い山の上にひとつ。６～７世紀頃の都城の跡だそうです。

まず、その左手にある遊牧民の住居で昼食をとりました。モンゴルのゲルだ！と思ったら、ウズベキスタンでは”ユルタ”と呼ぶそうです。

一番手前に、木製の組み立て式の骨組みが置いてありました。この上に、動物の毛皮を巻いて出来ているんですね。

中に入ってみると以外と広く、温かくて照明も付いてて快適でした。ウォッカと共に、ウズベキスタンの郷土料理を頂きました。おいしかったです。

食事の後は、アヤズ・カラに向かいます。枯れているように見えるラクダ草しか生えていないような砂地を歩きます。

大きな土の壁が見えてきました。雨風で、だいぶ崩れていますね。

近くまで来ると、かなり大きな土壁です。日干し煉瓦を積み重ねて出来ているようです。

恐竜の背びれのような壁に沿って歩きます。外壁部分のみが、ところどころ残っている状態です。

土で出来たトンネルがありました。くぐってみると、ちょっと楽しかったりします。

崖になっているところから、隣にあるひとまわり小さいカラが見えます。周りは、特に何もない荒野です。地平線がはるか彼方まで続いています。

ズームしてみると、隣のカラは壁がキレイに残っていますね。天井も残っているように見えます。これは見学できないんでしょうか？

ぐるっと外壁の内側を歩いて、ユルタに戻ります。ユルタの向う側には、白い湖のようなものが見えます。塩湖みたいです。

地面に目をやると、キレイな砂の波紋ができていました。ここは、砂漠地帯なんですね。バスに乗って、ふたつ目のトプラク・カラを目指します。

１時間弱で、トプラク・カラに到着しました。小高い山の上に遺跡が見えます。

バスを下りて、歩いて丘を登って行きました。ここは、紀元前１世紀～紀元後５世紀の間に作られた都城跡です。

左手に、日干し煉瓦で出来た壁に囲まれた広い空間がありました。住居跡か倉庫跡か。壁の上の方から木材が飛び出していました。

その先には、地面にボコボコと穴がたくさん作ってありました。まるで、無数の落とし穴のようです。

一番高い山の上から見下ろすと、土壁でたくさんの部屋が仕切られていました。たくさんの人々が住んでいたんでしょうね。ふたつのカラを見て、カラ回りは終了です。スケジュールの中で、この日だけどういう場所を見学するのかよくわかりませんでした。しかし、わざわざ１日つぶして見学する価値は十分ありました。

バスで、ウルゲンチに到着です。飛行機まで時間があるので、近くの公園でフリータイムです。白い大きな時計塔がありました。キレイで大きな公園です。約１時間散策しました。人も少なくて癒されました。

詳しい内容は、こちらをご覧下さい。
　⇒http://000worldtour.web.fc2.com/039_uzbekistan_01.html