高雄と台北4泊5日の旅（2日目)

2019/04/26 - 2019/05/01

高雄と台北4泊5日の旅の２日目、今回は現地ツアーを使って台南の観光を行います。
訪問先は、
・億載金城
・旧英商?記洋行
・新化老街のB級グルメとおまつり
https://youtu.be/R0MJjavyZEg
・烏山頭ダム～日本との結びつき～
・八田与一記念館～足跡を知る～
などになります。

またツアーが終わり、夜は美麗島駅や愛河などを自力で街の散策をしてきましたので、その様子もどうぞ。
美麗島駅光のショー
https://youtu.be/O1ky5hc_2sA

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

宿で朝食を食べ、ツアーバスに乗ってまずは億載金城に向かいました。
億載金城は清の時代の砲台陣地で、形的には五稜郭の一辺を取って四角形にしたような感じです。
写真は入口で、昔は清の兵隊が守りを固めていたと思いますが、現代では...

億載金城 城・宮殿

帝国軍が入口の守りを固めていました。

億載金城 城・宮殿

なんとトルーパーだけではなくベーダー卿もいるという、最強の布陣で守っていました。これにはびっくり(ﾟДﾟ)

億載金城 城・宮殿

中に入ると案内図がありました。
俯瞰で見れるところがないので、この図面を参考に見ていきます。

億載金城 城・宮殿

内部に入ると、大砲が外に向けて配置され、睨みを効かせておりました。

億載金城 城・宮殿

この億載金城で印象に残ったのがこの木々です。
ヒゲのようなものがぶら下がっており、いかにも南国って感じで立派な木がたくさんあります。ガシュマルという木らしいのですが、この後のツアーコース中いろいろなところで見事な様子を見ることが出来ます。

億載金城の次は旧英商記洋行へ。
ここはイギリスの貿易商の拠点だったところで、現在は台湾開拓史の資料館となっています。この入口から入ると...

台湾開拓史料蠟像館 博物館・美術館・ギャラリー

脇にある白くて立派な洋館を見ることが出来ます。

台湾開拓史料蠟像館 博物館・美術館・ギャラリー

台湾の開拓と貿易に関する資料や、昔の地図があったり

台湾開拓史料蠟像館 博物館・美術館・ギャラリー

貿易の拠点として使われていた当時の備品等も展示されていました。

台湾開拓史料蠟像館 博物館・美術館・ギャラリー

次に行ったのが隣接する安平樹屋。
ラピュタの世界のように、ガシュマルに飲み込まれつつある、レンガ造りの建物を見ることが出来ます。

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

見学客が多いですし整備されているので、建物の内外の様子を見て回っても平気ですが、実際の密林の中で探検しろと言われると怖いような感じがするスポットです。

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

まあここも帝国軍が警備していたので心配ないですけどね(^0^;)

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

自然の力を見せつけられる、そんなスポットでした。

徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー

お昼前の最後に行ったところは、立康中草薬産業文化館です。
漢方の製造に関する展示や販売等を行っていましたが、基本的に物販のところですしあまり漢方には興味なかったので、半分休憩スポットのような感じになっていました。
私たち日本人は殆どそんな感じで過ごしていましたが、中国系の別グループの観光客はいろいろと購入していたようでした。

お昼は新化老街に行ってきました。
色々なB級グルメを楽しめるスポットなのですが、あんまりおなかが空いていなかったのでセブンイレブンでパン1個と、大苑子というドリンクスタンドにてマンゴースムージーを注文しました。
https://www.dayungs.com.tw/
で、飲んでみたのですがここのマンゴースムージーは絶品！！！
濃厚で甘くて美味しいw
これで75元なのですから日本円で250円ちょっとと超お買い得です！
台湾の飲み物は安くて美味い！

それとちょうどお店の前にいたとき、お祭りの集団に遭遇してびっくりしました。
日本のお祭りと違いド派手＆ユーロビートを効かせながらの行進にはびっくり(ﾟДﾟ)
そして大量の爆竹！その様子はこちらに掲載しておきます。
https://youtu.be/R0MJjavyZEg

ただ一つ注意点としては、店舗数に対してゴミ箱が少ないこと。
お店を出て公園で休みながら飲んだのですが、ゴミ箱は無くお店の前まで戻って捨ててきました。
台湾自体基本的にゴミ箱は少ないと思いますので、ゴミを入れられるような袋を持っていた方が安心かもしれません。

お昼を食べた後、八田與一記念公園内にある、八田與一記念館と住んでおられた家を復元したものを見学しました。
八田技師が現地に溶け込みながら、烏山頭ダムや用水路などの治水事業を成し遂げ、嘉南平原を穀倉地帯に変えた偉人の記念館は台湾に来る前から興味があったのですが、ようやく来ることが出来ました。

八田與一居住家屋 現代・近代建築

八田技師が当時住んでおられた家屋を復元した内部も見学したのですが、意外と質素な造りをしています。
この辺りも八田技師の人柄がにじみ出ていると思います。

八田與一居住家屋 現代・近代建築

家屋の中に洋間もありました。

八田與一居住家屋 現代・近代建築

家屋の敷地内に八田技師の奥さんの銅像もありました。
八田技師が徴兵され、潜水艦の攻撃により亡くなった際、烏山頭ダムの放水口の身を投げて後を追ったそうです。

八田與一居住家屋 現代・近代建築

公園の見学の後、烏山頭ダムに行きました。
そこには八田技師の銅像があり、今も烏山頭ダムを見守っていました。

八田與一像 モニュメント・記念碑

ダムというと日本だと凄い山の中にある印象ですが、烏山頭ダムは、標高が高くない中であっても満々と水を湛えている様子に驚きました。ダム１つ取ってみても、これは大事業だったことがうかがえます。

烏山頭水庫風景区 建造物

烏山頭ダムの周囲には、おそらくダムを造ったときに使用したと思われる鉄道の展示などがありました。

烏山頭水庫風景区 建造物

烏山頭ダムの湖畔には、こんなかわいいものもありましたw

烏山頭水庫風景区 建造物

最後にガイドさんのご厚意で、高雄市内にあるお土産屋さんに寄りました。
ケーキとかお菓子を売っているお店で、我々日本人ですと数個程度買っていくぐらいですが、周りの中国系のグループは段ボールごと買っていっている姿も見ることが出来ました。
この光景を見ると、インバウンド消費というのはデカいんだなと実感できました。

ツアーも終わり、宿に戻って一休みして夜になってから、高雄の地下鉄駅であるの美麗島駅に行ってきました。
ここの光のドームは、イタリアの著名なステンドグラスアートの芸術家ナルシサス・クアグリアータ氏が４年半の歳月をかけて手作業で製作したそうで、とてもきれいで見事です。
また、定期的に光のショーが行われて、その様子も素晴らしいです。
https://youtu.be/O1ky5hc_2sA

美麗島駅 駅

そうそう、地下鉄の駅にはメダル打刻機がありました。しかもこんな感じで萌えてます。
時間があれば、地下鉄内の萌えキャラを探して歩くのも良いかもしれない。

地下鉄内のエレベーターにはちびまる子ちゃんがw

地下鉄内のここにもまる子ちゃんたちがw

愛河の夜景も見てきました。これはこれで綺麗ですが、歩きすぎてだいぶ足が怠くなっています(>_<)

愛河 滝・河川・湖

塩埕埔駅に着く頃には歩きすぎてヘロヘロでしたが、途中夜店が出ていたり、招き猫みたいなのがあったりとじっくりと見たかったなあと思うのが多数ありました。
そんなことで宿に戻り、次の日に備えました。