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秋田県東能代と青森県川部を日本海沿いに結ぶ五能線(ごのうせん)。明治41年(1908)に一部区間が開業し、全線開通したのは昭和11年(1936)のこと。<br />昭和40年代は貨車と客車をつないだ混合列車が走り、訪れる人も少ないローカル線でした。<br /><br />しかし、今や観光列車「リゾートしらかみ」が3往復(最多期)走り、旅行会社のバスツアーコースに鉄道絶景区間の乗車体験があり、五能線は地元の生活路線と観光路線が共存した鉄道に生まれ変わっています。<br /><br />能代~岩館間は大正15年(1926)に開業。当時造られた石積みの「小入川鉄橋(こいりかわてっきょう)」が今でも現役で使われています。<br /><br />今日は五能線の絶景区間の一つ「あきた白神~岩館間」約3kmを歩き、碧い海と石積み鉄橋を走る鉄道写真にチャレンジします。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・日本ジオパークネットワーク「秋田県八峰白神ジオパーク」<br />・松江の図鑑「ツリガネニンジン」<br />・現地案内板「八峰白神ジオパーク、小入川地区」<br />・ウイキペディア「五能線」「米代川」「リゾートしらかみ」<br />

美しい海岸線を走る五能線~碧い海と石積み鉄橋を渡るローカル線 2019~(秋田県岩館)

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2019/08/04 - 2019/08/04

1位(同エリア41件中)

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秋田県東能代と青森県川部を日本海沿いに結ぶ五能線(ごのうせん)。明治41年(1908)に一部区間が開業し、全線開通したのは昭和11年(1936)のこと。
昭和40年代は貨車と客車をつないだ混合列車が走り、訪れる人も少ないローカル線でした。

しかし、今や観光列車「リゾートしらかみ」が3往復(最多期)走り、旅行会社のバスツアーコースに鉄道絶景区間の乗車体験があり、五能線は地元の生活路線と観光路線が共存した鉄道に生まれ変わっています。

能代~岩館間は大正15年(1926)に開業。当時造られた石積みの「小入川鉄橋(こいりかわてっきょう)」が今でも現役で使われています。

今日は五能線の絶景区間の一つ「あきた白神~岩館間」約3kmを歩き、碧い海と石積み鉄橋を走る鉄道写真にチャレンジします。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・日本ジオパークネットワーク「秋田県八峰白神ジオパーク」
・松江の図鑑「ツリガネニンジン」
・現地案内板「八峰白神ジオパーク、小入川地区」
・ウイキペディア「五能線」「米代川」「リゾートしらかみ」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 秋田駅で「なまはげ」のお見送り<br /><br />秋田駅から出発します。<br /><br />包丁を持った「なまはげ」に気に入られ、追いかけられそうになりましたが・・・<br />

    秋田駅で「なまはげ」のお見送り

    秋田駅から出発します。

    包丁を持った「なまはげ」に気に入られ、追いかけられそうになりましたが・・・

  • 八郎潟の田園風景(車窓)<br /><br />秋田駅から奥羽本線に乗って北上し、東能代へ向かっています。<br /><br />遠くに男鹿半島の山々が見えます。

    八郎潟の田園風景(車窓)

    秋田駅から奥羽本線に乗って北上し、東能代へ向かっています。

    遠くに男鹿半島の山々が見えます。

  • 五能線の普通列車<br /><br />東能代から五能線に乗り換えます。<br />

    五能線の普通列車

    東能代から五能線に乗り換えます。

  • 五能線の路線図<br /><br />五能線は東能代から日本海沿いを走り、鯵ヶ沢から内陸部に入り川部・弘前までの路線です。<br /><br />鉄道は秋田県と青森県にまたがり、岩館駅は県境に近い秋田県にあります。<br />

    五能線の路線図

    五能線は東能代から日本海沿いを走り、鯵ヶ沢から内陸部に入り川部・弘前までの路線です。

    鉄道は秋田県と青森県にまたがり、岩館駅は県境に近い秋田県にあります。

  • バスケの能代駅(車窓)<br /><br />東能代の次に停車する駅。<br /><br />バスケの強い能代工業高校があります。<br />

    バスケの能代駅(車窓)

    東能代の次に停車する駅。

    バスケの強い能代工業高校があります。

  • 川幅の広い米代川(車窓)<br /><br />米代川(よねしろがわ)は、奥羽山脈の岩手県側から太平洋ではなく日本海に注ぐ珍しい川です。<br /><br />米代川を渡り、しばらく行くと能代市から山本郡八峰町(はっぽうちょう)に入ります。<br /><br />八森町と峰浜村が合併し誕生したのが八峰町です。<br />

    川幅の広い米代川(車窓)

    米代川(よねしろがわ)は、奥羽山脈の岩手県側から太平洋ではなく日本海に注ぐ珍しい川です。

    米代川を渡り、しばらく行くと能代市から山本郡八峰町(はっぽうちょう)に入ります。

    八森町と峰浜村が合併し誕生したのが八峰町です。

  • 風力発電の風車(峰浜付近の車窓)<br /><br />日本海の海風を利用した風車が続きます。<br />

    風力発電の風車(峰浜付近の車窓)

    日本海の海風を利用した風車が続きます。

  • 小型風車と太陽光パネル(東八森付近の車窓)<br /><br />再生可能エネルギーを利用した発電ですね。<br />

    小型風車と太陽光パネル(東八森付近の車窓)

    再生可能エネルギーを利用した発電ですね。

  • 鹿ノ浦の柱状節理(東八森付近の車窓)<br /><br />このあたりは「八峰白神ジオパーク」と呼ばれ、溶岩流が固まり柱状に割れた「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」が見えます。<br />

    鹿ノ浦の柱状節理(東八森付近の車窓)

    このあたりは「八峰白神ジオパーク」と呼ばれ、溶岩流が固まり柱状に割れた「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」が見えます。

  • 「あきた白神駅」に到着<br /><br />ここで列車を降ります。<br />

    「あきた白神駅」に到着

    ここで列車を降ります。

  • 乗ってきた列車のお見送り(あきた白神駅)<br />

    乗ってきた列車のお見送り(あきた白神駅)

  • 岩館周辺の地図<br /><br />あきた白神駅と岩館駅の中間の位置に、岩館漁港と「小入川鉄橋(正式には第二小入川橋梁)」があります。<br /><br />では、あきた白神駅から鉄道撮影ポイントを探しながら、岩館駅まで歩きます。<br />

    岩館周辺の地図

    あきた白神駅と岩館駅の中間の位置に、岩館漁港と「小入川鉄橋(正式には第二小入川橋梁)」があります。

    では、あきた白神駅から鉄道撮影ポイントを探しながら、岩館駅まで歩きます。

  • リゾートしらかみ(あきた白神駅付近)<br /><br />五能線内を走る観光列車「リゾートしらかみ(くまげら編成)」と途中で会います。<br />

    リゾートしらかみ(あきた白神駅付近)

    五能線内を走る観光列車「リゾートしらかみ(くまげら編成)」と途中で会います。

  • 道標(八森)<br /><br />国道101号線から分かれ、岩館漁港へ行く道を下ります。<br /><br />このあたりの地名は、秋田県山本郡八峰町八森・・です。<br />

    道標(八森)

    国道101号線から分かれ、岩館漁港へ行く道を下ります。

    このあたりの地名は、秋田県山本郡八峰町八森・・です。

  • 淡紫色のツリガネニンジン(八森)<br /><br />鐘形の花冠から花柱が突き出ています。<br />

    淡紫色のツリガネニンジン(八森)

    鐘形の花冠から花柱が突き出ています。

  • 岩館漁港(八森)<br /><br />かつて、ニシン、ハタハタの好漁場だったところです。<br />

    岩館漁港(八森)

    かつて、ニシン、ハタハタの好漁場だったところです。

  • 石積みの美しい「小入川鉄橋」(八森)<br /><br />鉄道撮影に最適な場所を見つけました。<br /><br />「小入川鉄橋」は大正15年(1926)に完成。<br /><br />石積みの橋脚はコンクリートの周りを安山岩の間知石(けんちいし)で固めたつくりです。<br />

    石積みの美しい「小入川鉄橋」(八森)

    鉄道撮影に最適な場所を見つけました。

    「小入川鉄橋」は大正15年(1926)に完成。

    石積みの橋脚はコンクリートの周りを安山岩の間知石(けんちいし)で固めたつくりです。

  • 風光明媚な海岸線を走る「リゾートしらかみ」(八森)<br /><br />炎天下で待つこと40分。待望の列車がやって来ます。<br />

    風光明媚な海岸線を走る「リゾートしらかみ」(八森)

    炎天下で待つこと40分。待望の列車がやって来ます。

  • 美しい石積み鉄橋を渡る「青池編成」(小入川鉄橋)<br /><br />2010年12月より走り始めた2代目青池編成。<br /><br />ハイブリッドシステム搭載のHB-E300系気動車です。<br />

    イチオシ

    美しい石積み鉄橋を渡る「青池編成」(小入川鉄橋)

    2010年12月より走り始めた2代目青池編成。

    ハイブリッドシステム搭載のHB-E300系気動車です。

  • 真夏のツリガネニンジン(八森)<br /><br />白色もあるツリガネニンジン。<br />

    真夏のツリガネニンジン(八森)

    白色もあるツリガネニンジン。

  • ハマヒルガオ(八森)<br />

    ハマヒルガオ(八森)

  • 日本海を背にした小入川鉄橋(八森)<br /><br />国道101号線に戻って岩館方面に歩き、小入川橋から真南の五能線を眺めています。<br /><br />現在の時刻は13時過ぎ。すでに逆光になっているので、ここでの撮影をあきらめ、岩館漁港へ向かいます。<br />

    日本海を背にした小入川鉄橋(八森)

    国道101号線に戻って岩館方面に歩き、小入川橋から真南の五能線を眺めています。

    現在の時刻は13時過ぎ。すでに逆光になっているので、ここでの撮影をあきらめ、岩館漁港へ向かいます。

  • 炎天下のいか干し(八森)<br /><br />漁港へ下りる道が橋の近くにはなく、岩館駅近くの「磯舟焼いか店」まで来ています。<br /><br />次の列車が来るので、焼いかを食べている時間がありません。<br />

    イチオシ

    炎天下のいか干し(八森)

    漁港へ下りる道が橋の近くにはなく、岩館駅近くの「磯舟焼いか店」まで来ています。

    次の列車が来るので、焼いかを食べている時間がありません。

  • 岩館駅を横切ります<br /><br />どうにか漁港へ下りられそうな道を見つけました。<br />

    岩館駅を横切ります

    どうにか漁港へ下りられそうな道を見つけました。

  • デザインマンホール(岩館)<br /><br />日本海の荒波を泳ぐハタハタが大漁旗を持っています。<br /><br />ハタハタが漁師も兼任しているようですね(笑)<br />

    デザインマンホール(岩館)

    日本海の荒波を泳ぐハタハタが大漁旗を持っています。

    ハタハタが漁師も兼任しているようですね(笑)

  • 路線バス(岩館)<br /><br />能代ステーションと岩館を結ぶ秋北バスの「八森岩館線」。<br /><br />1日3本しか運行していないバスにたまたま出会いました。<br />

    路線バス(岩館)

    能代ステーションと岩館を結ぶ秋北バスの「八森岩館線」。

    1日3本しか運行していないバスにたまたま出会いました。

  • 風情のある土蔵(岩館)<br /><br />小入川鉄橋へ向かっています。<br />

    風情のある土蔵(岩館)

    小入川鉄橋へ向かっています。

  • 石積み鉄橋を渡るローカル線(小入川鉄橋)<br /><br />どうにか撮影に間に合いました。<br />

    イチオシ

    石積み鉄橋を渡るローカル線(小入川鉄橋)

    どうにか撮影に間に合いました。

  • 高いところを走る五能線(小入川鉄橋)<br />

    高いところを走る五能線(小入川鉄橋)

  • 青空にそびえる橋脚(小入川鉄橋)<br />

    イチオシ

    青空にそびえる橋脚(小入川鉄橋)

  • 線路が透けて見えます(小入川鉄橋)<br />

    線路が透けて見えます(小入川鉄橋)

  • 小入川に架かる鉄橋(小入川鉄橋)<br />

    小入川に架かる鉄橋(小入川鉄橋)

  • 天空を渡りはじめる列車(小入川鉄橋)<br />

    天空を渡りはじめる列車(小入川鉄橋)

  • 天空を走る五能線(小入川鉄橋)<br />

    イチオシ

    天空を走る五能線(小入川鉄橋)

  • 石積みの美しい鉄橋(小入川鉄橋)<br /><br />橋脚は8基あり、最も長い橋脚は高さ24.9mになります。<br />

    石積みの美しい鉄橋(小入川鉄橋)

    橋脚は8基あり、最も長い橋脚は高さ24.9mになります。

  • 夏を彩るサルスベリ(岩館)<br />

    夏を彩るサルスベリ(岩館)

  • 立岩(岩館)<br /><br />鉄橋の近くの海岸に奇岩があります。<br /><br />この岩には立岩伝説があります。<br />「昔、笛が上手な若者がいて笛吹きに夢中になっていた。<br /> 若者は自分に思いをよせている乙女がいることに気づきませんでした。<br /> 乙女は悲しみ、海に身を投じてしまいました。<br /> それに気づいた若者は、あの世に旅立った乙女を想い毎日笛を吹き続けているうちに、とうとう立岩になってしまいました。」<br />

    立岩(岩館)

    鉄橋の近くの海岸に奇岩があります。

    この岩には立岩伝説があります。
    「昔、笛が上手な若者がいて笛吹きに夢中になっていた。
     若者は自分に思いをよせている乙女がいることに気づきませんでした。
     乙女は悲しみ、海に身を投じてしまいました。
     それに気づいた若者は、あの世に旅立った乙女を想い毎日笛を吹き続けているうちに、とうとう立岩になってしまいました。」

  • オカムイ岩(岩館)<br /><br />左側のジャガイモみたいな岩がオカムイ岩。小さなお社が祀られています。<br /><br />この岩にもオカムイ岩伝説があります。<br />「ある嵐の夜、小入川に住む人が自宅の窓から海の方角を見たら、沖合から光の玉が飛んできて、岸辺におちた。<br /> 翌朝、光の玉が落ちたと思われる場所に出向いたら、今まで無かった大岩が転がっていたという。」<br /><br />この年からニシンの大漁が続いたので、人々はこの岩を「オカムイ岩」として祀ったと言い伝えられています。<br />

    オカムイ岩(岩館)

    左側のジャガイモみたいな岩がオカムイ岩。小さなお社が祀られています。

    この岩にもオカムイ岩伝説があります。
    「ある嵐の夜、小入川に住む人が自宅の窓から海の方角を見たら、沖合から光の玉が飛んできて、岸辺におちた。
     翌朝、光の玉が落ちたと思われる場所に出向いたら、今まで無かった大岩が転がっていたという。」

    この年からニシンの大漁が続いたので、人々はこの岩を「オカムイ岩」として祀ったと言い伝えられています。

  • 格子の綺麗な岩館駅<br /><br />岩館駅に到着。<br />

    格子の綺麗な岩館駅

    岩館駅に到着。

  • 昭和2年の駅舎(岩館駅)<br /><br />駅舎がリニューアルされているのですね。<br />

    昭和2年の駅舎(岩館駅)

    駅舎がリニューアルされているのですね。

  • 待合室(岩館駅)<br />

    待合室(岩館駅)

  • 改札口とホーム(岩館駅)<br />

    改札口とホーム(岩館駅)

  • 手書きの駅名板(岩館駅)<br /><br />昔からある駅名板でしょうか。<br />

    手書きの駅名板(岩館駅)

    昔からある駅名板でしょうか。

  • ホームにある木造倉庫(岩館駅)<br /><br />昭和19年の建築です。<br />

    ホームにある木造倉庫(岩館駅)

    昭和19年の建築です。

  • 駅名標(岩館駅)<br /><br />岩館周辺の景色が描かれています。<br />

    駅名標(岩館駅)

    岩館周辺の景色が描かれています。

  • 交換する反対列車(岩館駅)<br /><br />これから東能代行きの列車に乗るのですが、その前に反対方向の「リゾートしらかみ」がホームに入ります。<br />

    交換する反対列車(岩館駅)

    これから東能代行きの列車に乗るのですが、その前に反対方向の「リゾートしらかみ」がホームに入ります。

  • くまげら編成(岩館駅)<br /><br />「リゾートしらかみ」は3編成あります。<br /><br />1997年に初代「青池」編成が走り始め、2003年に初代「橅(ブナ)」編成、2006年に「くまげら」編成が揃いました。<br />

    くまげら編成(岩館駅)

    「リゾートしらかみ」は3編成あります。

    1997年に初代「青池」編成が走り始め、2003年に初代「橅(ブナ)」編成、2006年に「くまげら」編成が揃いました。

  • 能代方面の列車<br /><br />リゾートしらかみの窓に、朱色の列車が映っています。<br /><br />この列車に乗ります。<br />

    能代方面の列車

    リゾートしらかみの窓に、朱色の列車が映っています。

    この列車に乗ります。

  • 小入川鉄橋を渡ります<br /><br />石積みの雰囲気は感じられませんが・・・<br />

    小入川鉄橋を渡ります

    石積みの雰囲気は感じられませんが・・・

  • 能代七夕まつり<br /><br />今晩は能代に泊まり、高さ日本一の城郭燈籠のまつりを観覧します。<br /><br />五能線の絶景を車窓からではなく、碧い海の海岸線から鉄道とともに見ることができました。<br />

    能代七夕まつり

    今晩は能代に泊まり、高さ日本一の城郭燈籠のまつりを観覧します。

    五能線の絶景を車窓からではなく、碧い海の海岸線から鉄道とともに見ることができました。

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