2019/07/10 - 2019/07/11
290位(同エリア367件中)
ゆーちさん
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お伊勢参り2日目;伊勢市駅から近鉄特急で伊勢中川駅へ。ここからコミュニティーバスが出ており、松浦武四郎生家を訪問。 伊勢市駅の観光協会の方もこのバスと松浦武四郎をご存じないのには、逆にびっくり!
北海道の名付け親として有名な松浦武四郎は、何と六回もあの幕末の混乱期に北海道、サハリン、千島列島等を探索し、詳細な地図を作り、先住民であるアイヌ文化を守ろうとした。
途中、斎宮に寄り伊勢神宮の台所として、代々の皇女が暮らした古の風土に触れる。
伊勢市にもどり、時間があったので内宮まで足を延ばす。参拝者の少ない時間帯だったのでゆったりとお参りできた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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たけちゃんバスは伊勢中川駅前から出ているコミュニティーバス。約10分で松浦武四郎の生家で下車。
伊勢中川駅 駅
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伊勢中川駅は松阪駅から一駅北になる。広域図には嬉野町(山側)三雲町(海側)となっている。松浦武四郎記念館は雲出川のほとりで三雲町の北に位置している。
伊勢中川駅 駅
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武四郎の生家入り口に短歌と胸像が陳列されていた。
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玄関から台所(かまど)が見える。
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中庭から見た離れ。
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母屋の床の間。
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母屋を出た庭から土蔵と納屋を見た所。この土蔵に保管されていた武四郎関係の資料が当時の三雲町に寄贈されたことから、1994年に松浦武四郎記念館が開館したという。
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ちょうど居合わせた学芸員さんが生家から記念館に戻るので「乗っていきませんか?」とお誘いの言葉、せっかくなので甘え車で送っていただく。松浦武四郎記念館が見えてきた。
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受付にはNHKドラマ‘永遠のニシパ’のポスターがあり、北海道では既に放送されていたが、この地区では未放送なので楽しみにしています。と係りの方が言っていた。
松浦武四郎記念館 美術館・博物館
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武四郎の実物大の写真と一畳敷の書斎。全国から贈られた古材で組み立てられた現物が東京都三鷹市の国際基督教大学にあるという。
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来館者が通ると画面が出現するパネル展示。
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武四郎の実物大ブロンズ像。意外と小柄な人物だったらしい。
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16才で始めて旅に出て、諸国を遊歴したが、長崎でロシア南下の危機を知り、蝦夷地(現在の北海道)を目指すことを決意し、28歳で初めて蝦夷地を探査する。41才まで6度にわたる詳細な調査はアイヌ民族の協力を得て行われた。全国におよぶ松浦武四郎の足跡に驚く。永遠の旅人武四郎でもあった。
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念願の記念館訪問を達成し、10:30発の「たけちゃんバス」で10:41着伊勢中川駅へ戻りました。運賃:小学生以上200円。土日祝日および年末年始は運航しない。
伊勢中川駅 駅
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次は夫のリクエスト。近鉄斎宮線で伊勢中川駅から斎宮駅まで行く。駅北側が斎宮の入口になっており、一周1時間位でのどかな散策が楽しめる。
斎宮跡は国指定史跡。東西2km、南北700mにわたり137ha.の広い土地。昭和45年から調査が開始され、現在も継続中とのこと。出土品は重要文化財に指定されている。斎宮駅 駅
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貴族の邸宅(寝殿造)の模型。伝統的工法(釘を一本も使わない)による木造建築。
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平安時代の貴族の遊び、貝合わせ。合貝づくり(ハマグリの貝殻に絵を描く体験もできるとか。
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平安時代の生活を体験できる‘いつきのみや歴史体験館’のアプローチに咲いていた蓮の花。
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史跡斎宮跡を1/10 に縮小した模型などを設置した斎宮跡歴史ロマン広場。後方の建物はいつきのみや歴史体験館。
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斎宮の杜に通ずる道。
斎宮 名所・史跡
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斎宮歴史博物館の敷地にある奈良時代に造られた道。
斎宮歴史博物館 美術館・博物館
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斎宮歴史博物館からは歴史の道をとおって駅に戻るルートを通る。この道には12本の歌碑や塚山古墳群もあり、近鉄線の列車が時折通過する音を聞きながらゆったり散策できる。
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斎宮寮復元模型(1/400) 奈良時代後期
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斎宮跡で出土した円面硯。墨を擦るための円形の硯部と台座の部分が馬の蹄の形に似ていることから蹄脚円面硯とも呼ばれている。この出土品はこの地が「幻の宮」斎宮跡であることを解明するきっかけとなった。
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斎宮ゆかりの史跡地図。このあたりの全体像が見える。
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斎宮で出土した緑のうわぐすりをかけた緑釉陶器。 平安時代初期(9世紀)になると京都周辺や愛知県の猿投窯などの作品に緑釉が多いことから、生産地と消費地のネットワークが作られていたらしいと解説があった。
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伊勢中川駅へ通じる地下歩道
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近鉄山田線で斎宮駅から伊勢市駅まで戻る
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五十鈴川にかかる宇治橋をとおり内宮へ行ってみる
宇治橋は神聖な世界への架け橋といわれ、全長101.8m幅8.42m
欄干に16基の葱花型金物を据えた純日本風の反り橋。
通るだけで心洗われる気持ちがした。伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会
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この階段を上ったところで皇大神宮にお参りする。(内宮)
ここに祖国日本の礎が固められたという。 -
せんぐう館横にある勾玉の池。花菖蒲や錦鯉など多彩な動植物が生息している。
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