2019/08/03 - 2019/08/05
2376位(同エリア3232件中)
旅四郎さん
静岡から甲府、甲府から河口湖にそれぞれバスを使って移動。河口湖を周辺の観光名所を散策。西湖、精進湖、本栖湖とバスで周遊。静岡で見えなかった富士山も富士五湖周辺では堪能できた。
8月3日(土)新静岡駅からバスで甲府駅に行き、甲府城、武田神社などを巡る。
4日(日)甲府からバスで河口湖まで行き、周遊バスで河口湖周辺の観光施設を巡る。
5日(月)周遊バスで河口湖から西湖、精進湖、本栖湖と回りながら名所を観光。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月3日(土)静岡から甲府へは電車で行こうと思っていたが、静岡鉄道のバスが土日だけ出ていて、電車より安くて早いのでバスに決めた。予約をしていなかったが、新静岡駅に行き午前7時30分発のバスに乗ったが、うまい具合に席が空いていた。
甲府駅 駅
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午前9時40分頃に甲府駅前ロータリーに到着した。甲府駅ビルの南口には多くのバスが発着する。
甲府駅 駅
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甲府駅の近くにある藤村記念館に行く。1875年(明治8)に睦沢学校の校舎として建てられた。1967年(昭和42)には国指定の重要文化財となり、郷土の民俗・歴史・教育・考古資料の展示館として使われている。ここで荷物を預かってもらって市内観光をした。
甲府市藤村記念館(旧睦沢学校校舎) 名所・史跡
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藤村記念館から少し歩くと甲府城山手御門に着く。甲府城の城外から木橋と土橋で堀を渡った先に山手御門がある。現在は甲府城と山手御門の間にJR中央線が通っている。山手御門内には歴史や出土品を説明する展示室がある。
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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山手御門を出て線路沿いに歩くと甲州夢小路がある。甲府時の鐘が目印で、蔵造りの町並みに山梨県産の食材を使った料理や甲州ワインや工芸品などが楽しめる。
甲州夢小路 専門店
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甲州夢小路にある和カフェ「黒蜜庵 きなこ亭」で桔梗信玄氷を注文。この日は非常に暑かったので美味しかった。
黒蜜庵きなこ亭 グルメ・レストラン
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甲州夢小路から線路を超えて甲府城跡がある舞鶴城公園へ。正面の見えるのが復元された稲荷櫓で内部は資料館になっている。甲府城は武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城された。
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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本丸の南側にある2階建て櫓門が鉄門。中に入ると天守台や謝恩碑などが見られる。
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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明治時代に甲府城は廃城となり、城内の主な建物が取り壊された。天守台が残されているが、天守の存否については文献・考古両面から確定的な判断を下せる資料がなく復元に関しては否定的である。
舞鶴城公園 (甲府城跡) 公園・植物園
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山梨県庁舎別館を展示施設にした山梨近代人物館がある。近代山梨の発展に貢献した人物について紹介している。
山梨近代人物館 美術館・博物館
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創建時の旧知事室を復元している。
山梨近代人物館 美術館・博物館
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3階にある正庁は県庁内の特別な行事を行う場所で、残された写真から、当時の姿によみがえった。
山梨近代人物館 美術館・博物館
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甲府駅から歩いて4~5分の場所にある「ちよだ」は山梨の郷土料理のほうとうの名店。
ちよだ グルメ・レストラン
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ほうとうは山梨の郷土料理で戦国時代から伝わる伝統食。味噌風味のスープに太めの平打ち麺とカボチャなどの季節野菜を入れて煮込んだもの。注文してから料理が出てくるまで30分ほどかかる。
ちよだ グルメ・レストラン
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冷たい麺を温かいつゆにつけて食べるつけ麺のおざら。おざらはほうとうを使って夏場に提供したのがきっかけに人気は瞬く間に広がった。
ちよだ グルメ・レストラン
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ちよだから甲府駅に向かうと南口に武田信玄像がある。駅の構内を通って北口へ。
武田信玄公銅像 名所・史跡
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甲府駅北口のバス停から約8分で武田神社に到着する。武田信玄を祀っている武田神社は父信虎が永正16年(1519)に築いた躑躅ヶ崎館跡に建てられた。
武田神社 寺・神社・教会
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武田神社からバスで甲府駅に戻り、藤村記念館に預けた荷物をとって、南口のバス停から午後3時40分のバスで山梨県立博物館に向かう。午後4時15分に到着。
山梨県立博物館 美術館・博物館
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常設展示だけを見学した。上空から山梨の姿を映し出した導入展示「山梨の舞台」、山梨の人々のくらしや文化の歴史を、19のテーマに沿って紹介する鑑賞・学習型展示「山梨の自然と人」、山梨の歴史と文化を、五感で体験できる体験型展示「歴史の体験工房」。時間は足りなかったが、豊富な資料やジオラマ、最新鋭の映像・情報機器を使って十分に楽しめる内容だった。
山梨県立博物館 美術館・博物館
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博物館を午後5時15分に出るバスで約30分乗って城東三丁目というバス停で降りて、10分ほど歩いてこの日宿泊するホテルクラウンパレス甲府に行く。
ホテルクラウンパレス甲府(HMIホテルグループ) 宿・ホテル
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8月4日(日)城東三丁目のバス停を午前7時49分発のバスで河口湖に向かう。午前8時58分に河口湖駅に到着。駅のコインロッカーに荷物を預けて、ロープウェイと遊覧船、周遊バスのセットになったチケットを2800円で購入。
河口湖駅 駅
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この日は河口湖周遊のレッドラインを使って、大石公園に行く。富士山をバックに季節のたくさんの花が咲いている美しい公園。
大石公園 公園・植物園
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レッドラインは便数が多いので好きなところで乗り降りできるの便利。次に、久保田一竹美術館に行った。この門を含めて建物のユニークさが目を引く美術館。
久保田一竹美術館 美術館・博物館
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写真の建物が本館で右に太い柱が見えるが、千年を超すひばの大黒柱16本を使ったピラミッド型の建物だ。久保田一竹は室町時代の紋様染め「辻が花染め」を研究し、独自の「一竹辻が花」を発表。日本の秋から冬をテーマにした30連作の辻が花染めの着物が本館に展示されており素晴らしい。庭園も見もので行って損はない。
久保田一竹美術館 美術館・博物館
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河口湖オルゴールの森美術館も素晴らしかった。インターネットで当日でも割引チケットが手に入る。コンサートホールやオルガンホール、レストラ、カリヨン広場で随時音楽イベントが実施されていて楽しい。
河口湖音楽と森の美術館 美術館・博物館
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写真はコンサートホールで行われた自動演奏楽器とオペラ歌手によるモーツアルトの「魔笛」の公演が行われた。
河口湖音楽と森の美術館 美術館・博物館
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富士山パノラマロープウェイで標高1075mまで3分間の空中散歩。
富士山パノラマロープウェイ(カチカチ山ロープウェイ) 乗り物
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ロープウェイのかかっている天上山は昔話『カチカチ山』の舞台となった場所。富士山をバックにカチカチ山の一場面を表したオブジェが置かれている。
富士山パノラマロープウェイ(カチカチ山ロープウェイ) 乗り物
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ロープウェイを降りて湖岸に行くと河口湖遊覧船アンソレイユの乗り場がある。一周約20分間の湖上遊覧を楽しむ。
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この日は遊覧船から少しかすんでいるが富士山が良く見えた。
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遊覧船を降りて、周遊バスで河口湖駅に行き、ホテルの送迎バスで富士ビューホテルへ行き、チェックイン。ホテルから少し歩いたレストランカフェ・パルティータで夕食。店内は電気が消えていて休みかなと思ったが、暗い店の庭に店の人がいたので、聞くと営業しているとのことで、入店する。
パルティータ グルメ・レストラン
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このレストランはイタリア料理の店で、まずトマトとバジルのパスタと白ワインを注文。店の中にはいろいろな楽器や趣味のものが置かれお洒落な空間を演出している。小さなワイアー・フォックステリアが店の中で大人しく座っている。庭には大きなエアーデルテリアがいる。
パルティータ グルメ・レストラン
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普通は予約客が中心のようだが、特に問題はなかった。次にシーフードピザを注文。他に客もおらずのんびりした時間が過ごせた。
パルティータ グルメ・レストラン
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8月5日(月)宿泊した富士ビューホテルは大浴場があり、部屋からの眺めも素晴らしく、庭にはたくさんのアジサイが咲いていた。。チェックアウトしてホテルに荷物を預けて、周遊バスを使って河口湖以外の湖を回る。ホテルのすぐ近くにグリーンラインの敷島の松というバス停があり、午前9時27分発のバスに乗車し、午前9時59分に富岳風穴に到着。
富士屋ホテル河口湖アネックス 富士ビューホテル 宿・ホテル
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富岳風穴で便数の少ないブルーラインに乗り換え、午前10時4分発のバスで精進湖に向かう。精進湖岸にある子抱富士ビューポイントに午前10時13分に到着し、ここで下車。雲はかかっているが富士山が良く見える。午前10時48分発のバスで本栖湖に向かう。
精進湖 自然・景勝地
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午前11時2分に本栖湖に到着。バス停から湖岸に下りて爽やかな風を感じながら散策。10分ほど遅れた午前11時36分発のバスで紅葉台に午前11時56分に到着。下車するが、展望台まで遠そうだったので、午後12時2分のバスが来たので乗車。
本栖湖 自然・景勝地
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午後12時3分に鳴沢氷穴に到着。バス停から少し歩いてチケットを販売している売店に到着。
鳴沢氷穴売店 グルメ・レストラン
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ヘルメットを着けて氷穴の中に入る。階段を下りていくと温度が変わっていくのがわかる。暑い外とは別世界の涼しさ。総延長153mの氷穴の中は狭くなっている所もあり何回も頭が天井の壁にぶつかる。氷穴の中には氷の柱や青く輝く氷があり幻想的な世界が広がる。
鳴沢氷穴 自然・景勝地
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富岳風穴は鳴沢氷穴の西に約800mの位置にある。16㎞四方に跨る溶岩地帯の上に長い間蓄積した樹木の葉や苔などの養分や水分を吸収して木々が成長し密生する原生林が出来上がった。これが青木ヶ原樹海で溶岩の切れ目に木々の根が広がる不思議な光景を見ながらの森林浴を楽しむ。
鳴沢の熔岩樹型 自然・景勝地
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富岳風穴も平均気温は3度で階段を下りる毎に涼しくなる。国の天然記念物に指定され、昭和初期までは、蚕の卵の貯蔵に使われていた。
富岳風穴 自然・景勝地
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総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、壁は玄武岩質で音を吸収する性質をもっているので内部は音が反響しない。風穴の中には夏でも溶けない氷柱や、溶岩棚、縄状溶岩などが見られる。森の駅風穴で昼食をとり、午後1時59分発のグリーンラインのバスで西湖コウモリ穴に向かう。
富岳風穴 自然・景勝地
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午後2時4分に西湖コウモリ穴に到着。ヘルメットを着けてコウモリ穴まで行く。
西湖コウモリ穴 自然・景勝地
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コウモリ穴は富士山麓の溶岩洞窟の中で最大規模で総延長350m以上あり、他の洞窟ほど涼しくない。内部には鍾乳石や縄状溶岩が見られる。狭い場所はここが一番狭くかなり屈まないと通れない。何回もヘルメットを天井の壁にぶつけることになる。コウモリは見なかった。午後2時34分発のバスでいやしの里根場へ。
西湖コウモリ穴 自然・景勝地
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午後2時40分にいやしの里根場に到着。西湖畔の根場地区は富士を背に茅葺き屋根が並ぶ美しい集落だった。 昭和41年(1966)の台風で壊滅的な被害を受けた。
西湖いやしの里根場 名所・史跡
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平成15年(2003)に茅葺き屋根の集落を甦らせよという「西湖いやしの里根場」創設事業が始まり、現在は20棟の茅葺き集落となり、のどかな農村風景を再現している。午後3時15分発のバスで河口湖ミューズ館・与勇輝館へ向かう。
西湖いやしの里根場 名所・史跡
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午後3時37分に八木崎公園の一角に立つ河口湖ミューズ館・与勇輝館に到着。平成5年(1993)にオープンした与勇輝の人形作品(ミューズたち)を常設展示する町立美術館。
河口湖ミューズ館 美術館・博物館
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この日の展示は「ほほえみ」というテーマ。与勇輝の人形にはにっこり笑った顔はほとんどない。それは「ずっと笑顔でいると疲れちゃうから」と解説されていた。山内若菜の作品展が併設企画展として開催されていた。写真はただ一つ写真撮影が許されている人形。
河口湖ミューズ館 美術館・博物館
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喫茶「ドールカフェ」が閉店したので、ミューズガーデンにある売店でラベンダーのソフトクリームを買って河口湖を見ながらベンチで食べた。周遊バスのブルーラインは本数が少ないので、計画的に使わないとうまく回れない。
河口湖ミューズ館 美術館・博物館
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ミューズガーデンに設置されているミューズ像。午後4時53分のバスで富士ビューホテルに戻って、荷物を受け取り、午後5時30分に出るホテルの送迎バスで河口湖駅に向かう。
河口湖ミューズ館 美術館・博物館
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河口湖駅から10分ほど歩いて河口湖ビジネス&リゾートsawaに行きチェックイン。
河口湖ビジネス&リゾートSAWAホテル 宿・ホテル
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この日は河口湖湖上祭で花火大会が行われていた。湖から離れているがホテルの前から美しい花火がはっきり見えた。
河口湖湖上祭 花火
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夕食はホテルの向かいにある金蔵に行く。
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厚切り牛タン、串カツ、子持ちししゃも、湯豆腐を注文。飲み物はビールと甲斐の地酒4種類の飲み比べを注文した。
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