2019/07/25 - 2019/07/29
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yk-papaさん
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今回の旅行は、家内と2人でインドネシアはジャワ島中部の古都ジョグジャカルタとその周辺に位置する世界遺産、ヒンドゥー寺院プランバナンと仏教寺院ボロブドゥールの2つの遺跡を訪ねることにした。以下は、還暦を目前に控えた熟年夫婦のJAL修行を兼ねた2人旅の記録である。(笑)
旅の後半(後編)は、バティックの工房、ボロブドゥール寺院の遺跡、銀細工の工房などを観て回った。最終日にはジョグジャカルタからGA、MH、JALのフライトを3レグ乗り継ぎ、ジャカルタ、クアラルンプールを経て成田へ到着。バスで羽田に移動して、羽田発のJAL便で新千歳へ帰着した。
(飛行機と空港ラウンジに関する記述がやや多いので、興味のないカ所は読み飛ばしてください。バリ島以外のインドネシアに興味・関心のある方にとって、少しでも参考になればうれしく思います。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルの朝食ブッフェ
<7月27日>
3日の朝は6時半に起床、シャワーを浴びてから身支度を整えて、朝食を食べにロビー階にあるレストランへ向かう。この日は土曜日だったためか、インドネシアの団体客が多く、朝食会場は早朝から賑わっていた。 -
ホテルの朝食ブッフェ
中庭にはオープンエアの席もあり、爽やかな早朝の空気が心地よさそう。 -
ブッフェは料理の品数も多く、とても美味しくいただいた。
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頼めば、スタッフが目の前でパンケーキを焼いてくれるコーナーもある。
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この日は、昨日もお世話になった現地旅行会社エンジェ・ウィサタ・ツアーズのガイドさんとドライバーさんが、午前9時にホテルのロビーまで迎えに来てくれた。
ホテルを出発して最初に向かったのは、車で15分ほどのところにある、今回の旅の目的の一つ、老舗のバティック工房"Batik Plentong"。 -
工程①:白い生地上に職人さんが鉛筆で下絵を描いていく。
インド発祥の更紗がインドネシアに伝わり、さらに蝋を用いた独特の染色技法を用いて今日の姿に進化したのがインドネシアのジャワ更紗(バティック)なのだそうだ。この工房では、バティックづくりの工程をひととおり見学することができる。 -
工程②:下絵に沿って、職人さんが注蝋器を用いて融かした蝋で生地に絵柄を描いていく。
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工程②’:こちらは下絵と注蝋器は使わず、木製の型を用いてスタンプのように生地に蝋を押しつけていく。
こうしてつくられるバティックは"Batik Cap(バティック・チャップ)"と呼ばれる。型押しバティックである。 -
境目がわからないように、緻密に合わせて押しつけていく技が凄い!
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工程③:蝋で描かれた柄の一部分を手書きで染めることもある。
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工程④:蝋で柄模様が描かれた生地を天然の染料で染めているところ。
蝋がついている部分が染料の色に染まらず白く残る。 -
工程⑤:染料で染められた生地をお湯で洗い、蝋を溶かしておとしているところ。
ちなみに、シルクのバティックの場合はお湯を使うことができない。生地がシルクの場合は、蝋を除去する工程には有機溶剤が用いられる。 -
工程⑥:お湯で蝋が溶かしおとされた生地を干して乾かしている。
この後、再び②~⑥の工程を幾度か繰り返して、カラフルな柄に仕上げていく。 -
②~⑥の工程を繰り返した生地に、さらに蝋で柄を描き加えて、複雑な絵柄に仕上げていく。
こうして手書きで描かれたバティックは"Batik Tulis(手書きのバティック)"と呼ばれる。時間と手間をかけて丁寧に仕上げる手作業の伝統工芸品だ! -
こちらは工房直営のバティックショップ
さまざまなサイズ、柄模様の生地が売られている。Batik Plentong といえば、インドネシアではジョグジャカルタの有名ブランドとして知られている。 -
男性用のシャツや女性用のワンピースなどもある。
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スカーフやネクタイ、ランチョンマットなども売られている。
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今回、ここで自分用に購入したバティックのシャツ
左側はBatik Tulis(手書き)、右側はBatik Cap(型押し)のバティックだ。
店頭表示価格より2割引いていただいて、2枚でおよそ¥24,000。これをジャカルタで買えば¥60,000はすると思われる。質の良い品が安く手に入るので、わざわざジャカルタからバティックを買いにジョグジャカルタまで来る人も少なくないのだそうだ。
ちなみに、インドネシアでは、ドレスコード指定の式典やパーティなどでは、「バティックのシャツ」は「スーツとネクタイ」と同等とみなされる。バティックのシャツと黒色の長ズボンを合わせれば、オフィシャルなパーティーに着て行ってもOKなのだ! -
王宮"Kraton" 入り口
次はジョグジャカルタの王宮を訪ねた。
インドネシア共和国は34の州(最高位の地方自治体)から構成されている。州知事は選挙によって選ばれるが、インドネシアの法律により、ジョグジャカルタ特別州だけは例外的に王(スルタン)が州知事を務めることとされているのだそうだ。
ジョグジャカルタの王室は、古くから日本の皇室とも交流がある。
ちなみに、ジョグジャカルタ特別州の州都ジョグジャカルタ市は京都の姉妹都市でもある。 -
宮廷の儀式などで使われていた打楽器ガムランなど
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王宮の建物
王様が実際に住んでいるそうだが、王様は日中は知事として州政府で執務しているとのこと。 -
大広間
舞踏会や晩餐会などが催されるスペースだ。 -
王宮の敷地に隣接するレストラン nDalem Ngabean Resto & Butik
オープンエアのこの建物は中部ジャワの伝統的な建築様式で建てられている。 -
ゆったりとしたガムランのしらべに耳を傾けながら、この日のランチをいただいた。
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ここのランチブッフェは、1人100,000Rp(約760円)とお手頃価格だ。
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ランチブッフェの料理
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ランチブッフェの料理
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ランチブッフェは料理の種類が豊富でどれも美味しくいただけた。
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ここでもつい食べ過ぎてしまった!(笑)
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ボロブドゥール寺院の遺跡 オフィスのインフォメーションボード
ランチでお腹が満たされたところで、次は今回の旅のメインの目的地、ボロブドゥール寺院の遺跡へと向かった。ここでもまず、オフィスで入場料を支払う。この日は大人1人350,000Rp(およそ2,700円)と表示されていた。プランバナンと2カ所セットで購入すれば630,000Rpに割り引かれるが、セット割引は同日訪問でなければならない。 -
ボロブドゥール寺院を背景に、石造りのステージでは民族舞踊が披露されていた。
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元々は8世紀末から9世紀に建てられたとされるこの寺院は、9階(段)建ての構造になっていて、7段目のテラスまで急峻な石段を上っていく。現在の寺院は、ユネスコの主導により、1973年から1982年まで、10年の歳月と巨額の費用をかけて修復された後の姿なのだそうだ。
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一つ一つのドームは「ストゥーパ」と呼ばれ、中に仏像が祀られている。
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ストゥーパの中の仏像が見えるところもあった。
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テラスから観るストゥーパ群
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テラスから観るストゥーパ群
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ボロブドゥール寺院(遠景・全体像)
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"ANSOR'S SILVER" 入口
ボロブドゥール寺院の遺跡を後にして、次は銀細工の工房"ANSOR'S SILVER" を訪ねた。 -
工房直営のショップ
工房で製作された銀細工のアクセサリーが販売されている。ここでも銀製品は、アクセサリーに必要な強度を得るため7.5%の銅が加えられ、92.5%の銀(Silver925)でできているとのこと。欧米の銀製品と同じ純度だそうだ。 -
工房直営のショップ
指輪、ネックレス、ブレスレット、ブローチなどが売られている。
表示されている価格は、ジャカルタやバリなどの銀製品よりかなり安価だと思う。いろいろ眺めていると表示価格から20%OFFでOKとのこと。なかなかの商売上手だ!(笑) -
家内は、自分使いと留守番を頼んだ娘へのお土産に指輪やネックレス、ブレスレットを購入。ブレスレットは腕の太さに合わせてサイズの修正をお願いした。
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ブレスレットのサイズを修正して、再度バーナーで溶接してくれた。
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バーナーで溶接したあと、銀磨きで磨いてきれいな白銀色に仕上げ直してくれた。
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この工房にはレストランも併設されていた。
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マリオボロ通り
最後はジョグジャカルタのメインストリート、マリオボロ通りを歩いてみた。 -
マリオボロ通り
通りには、自動車やバイクの他に、馬車や自転車式の人力車「ベチャ」が多数停車して客待ちをしている。 -
マリオボロ通り
土曜日の夕方、通りはおびただしい人波だ! -
マリオボロ通り
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マリオボロ通り
通り沿いの両替商で少々現地通貨ルピアを調達・補充してなんとか車と合流、渋滞の中をホテルに戻り、お世話になったガイドさん、ドライバーさんと別れた。 -
ホテルでは、昨日と同じ中華レストランで夕食をいただき、部屋に戻って早々に眠りにつく。
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ホテルの朝食ブッフェ
<7月28日>
ジョグジャカルタ滞在最終日は6時半に起床、身支度を調えて朝食レストランに降りる。今日は日曜日だが、レストランは、早い時間から地元の団体さんで賑わっていた。 -
インドネシアの国民食”Nasi Campur”(ナシ・チャンプルー)のコーナー
オーダーすると係のお姉さんが盛り付けてくれる。 -
この日もやはり食べ過ぎてしまった!
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ロビーでは、ガムランの演奏も
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メリアプロサニ ホテル外観
朝食の後、出発まで少し時間があったので、ホテルの周囲を歩いてみた。 -
お祭りでもあるのか、ホテルの周囲の通りにはカラフルな飾り付けが施されている。
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日曜日の朝だが、車やバイクの他に、ベチャを利用している人もいる。
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こちらは、ホテルのお土産ショップ。
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宿泊の記念に、遺跡のポストカードや銀細工などを少々購入。
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9時半にホテルを出発、空港へ向かう。前日まで2日間お世話になったドライバーさんが車で迎えに来てくれた。幸い渋滞もなく順調に空港に到着、ジャカルタ行きのチェックインを済ませて、スカイチームのラウンジに入る。
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ローカル空港のラウンジなので、種類は多くはないが、ちょっとした食事と飲み物は用意されていた。
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ジョグジャカルタのアジスチプト空港には搭乗橋がないので、乗客は沖駐めの飛行機まで、空港内を徒歩で移動する。
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ジャカルタからのガルーダ便が定刻に到着、この便の折り返し便でジャカルタに向かう。
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ラウンジの席からは、給油や荷物の積み卸しの作業の様子が目の前にみえる。自分たちのスーツケースが積み込まれる様子を目視で確認した! これでロスバゲの心配はない!(笑)
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タラップから搭乗開始
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ジャカルタ行きGA207便 Boeing737-800型機
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新しい飛行機なので、機内は明るく清潔だ!
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短距離の国内線だが、この便でも簡単なミールボックスが配られた。
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ジャカルタ スカルノ・ハッタ国際空港に到着。
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スーツケースをピックアップして、第3ターミナル3Fにある国際線のチェックインカウンターまで歩いて移動する。
マレーシア航空のチェックインカウンターで、クアラルンプール行きMH720便と成田行きJL724便のスルーチェックインをお願いする。両社ともワンワールド陣営なので、別切りのチケットでも問題なくスルーチェックインを完了。 -
MH720便の出発まで、ジャカルタのsaphire ラウンジでしばしくつろぐ。
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大きな窓に面して新しく設えられたラウンジは、明るく広々としている。
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食事や飲み物もいろいろ取りそろえられている。
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クアラルンプール行きMH720便 Boeing737-800型機
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出発時刻が近づいてきたので、ラウンジを出てMH便の搭乗口へと移動する。
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MH720便は、ビジネスクラスへのUG入札に460MR(約¥13,000)で応札してUG成功! 2時間ほどの路線なのでエコノミーで十分なのだが、試しに入札に応じてみたのだ。
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UGは安くはなかったが、ビジネスクラスの食事(ビーフの料理)がなかなか美味しかったので、これはこれでよしとする。(笑)
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MH720便はほぼ定刻にクアラルンプール国際空港に到着。エアロトレインでメインビルからサテライトビルへ移動する。今回の旅程では、マレーシア航空、ガルーダインドネシア航空の合計4便ともに定刻もしくは早着という、信じられないというか、うれしい誤算となった!
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トイレ掃除の評価を求めるボード(ジャカルタ;スカルノ・ハッタ国際空港)
羽田や成田など、日本の空港のトイレの清潔ぶりが訪日外国人に注目・評価されて久しいが、これに触発されたのか、インドネシアとマレーシアの空港でもトイレの清潔度を利用者に評価してもらう試みが行われていた。 -
トイレ掃除の評価を求めるボード(クアラルンプール国際空港)
こちらは、クアラルンプールの空港のトイレの評価ボード。どちらのトイレも清掃が行き届いており、気持ちよく利用できた! このような競争なら大歓迎!(笑) -
クアラルンプールではサテライトビルのマレーシア航空ゴールデンラウンジに入る。
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ワンワールド・エメラルド対応のラウンジは広くて落ち着いたインテリアだ。
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専用のレストランでは、コース料理をオーダーできる。
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今回はメインはパスして、前菜とスープにデザートのフルーツをいただいた。
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季節のフルーツ盛り合わせは彩りも鮮やか!
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JL724便も成田へ向けて定刻に出発。夜便なので、離陸後はワインと軽食のみいただく。
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シートをフラットに倒して一眠りした後、早くも朝食の時間となる。
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帰りは6時間少々のフライトなので、朝5時頃には沖縄を過ぎて既に九州の南海上にまで来ている。
JL724便 Boeing787-9型機は強い追い風に乗り順調に飛行を続け、定刻より少し早く成田国際空港第2ターミナルに到着した。 -
新千歳行きJAL511便 Boeing777-200型機
成田到着後は速攻でイミグレを通過、スーツケースをピックアップして羽田行きのリムジンバスに乗る。早朝なので渋滞もなく、バスは定刻に羽田へ到着。グルーバルカウンターで新千歳行きJAL511便にチェックインを済ませる。 -
新千歳行きJAL511便へ搭乗、シートはクラスJの最前列だ。この後新千歳に着けば 3泊5日の短い旅もこれで終わりとなる。
(長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。)
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この旅行記へのコメント (2)
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- yk-papaさん 2019/08/17 06:07:06
- BAで、調べてみましたか?
- Daisy さん、こんにちは。コメント、ありがとうございます。
そうなんです。私も、毎回朝食を食べ過ぎています。(笑)
ところで、ポルトガルとモスクワへのご旅行、いいですね~! 私も、チケットが別切りでも、ワンワールド同士なら、当然スルーチェックインできるものと思い込んでいました。確認してよかったですね!
同じような場面での私の経験からですが、モスクワ(シェレメチェボ)からアエロフロートでヘルシンキへ飛んで、JALの成田行きJL414に乗り継いだことがあります。チケットは別切りでしたし、アライアンスも違うので、モスクワ(アエロフロートのカウンター)で成田行きのJAL便までのスルーチェックインはできませんでしたが、ダメもとで交渉したら、スーツケースはJAL便に積み替えてもらえました。いわゆるバゲージスルーの扱いです。
それから、ヘルシンキ⇒リスボンの移動ですが、BA便は調べてみましたか? ヘルシンキをフィンエア運航(BAがコードシェア)便で16:00もしくは17:00に発ってロンドンへ、ロンドンでBA運航便に乗りついで、リスボンに23:10到着というルートがありました。BAの通し発券です。
でも、マドリードに一泊して短時間でも観光するのもまた、旅の楽しみですよね!
私は、スペインへは行ったことがありませんが、今年、娘が2回行っています。モスクワからロンドン乗り継ぎのBA便を使いました。ロンドンからマドリード、もしくはバルセロナはIB運航便でした。BAの通し発券だったので、往復とも出発地でスルーチェックインOKだったそうです。
Daisy さんの「続き」と次の旅行記も楽しみにしていますね!
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- Daisyさん 2019/08/17 00:39:39
- スルーチェックイン!
- バティックは時間と手間をかけて丁寧に仕上げられているのですね。
ご購入された手書きと型押しのバティックのシャツ素敵でした。
ホテルの朝食、ビュッフェだとつい食べ過ぎてしまいますね。
私もいつも食べ過ぎております(笑)
ところでマレーシア航空とJALも別切りでスルーチェックインしてくれるのですね。
10月モスクワの前にポルトガルに寄るのですが、同じ系列なのにフィンエアとイベリアの別切りについてフィンエアにスルーチェックイン出来ないと回答されました。出来たら当日中にヘルシンキからマドリード経由でリスボンまで移動したかったのですが・・・時間的に不安なのでマドリード泊を組み込むことにしました。もしかしたら照会したからで実際は空港でやってくれたかもしれませんが、短いマドリード滞在も楽しむことにしました!
また旅行記を楽しみにしております!
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