2017/09/01 - 2017/09/01
2022位(同エリア2743件中)
muuUさん
サンフランシスコ2泊3日の最終日。
サンフランシスコからシカゴまで鉄道で移動します。
今回利用したのはAmtrack(アムトラック)と呼ばれる全米を走る旅客鉄道の【 AMTRAK California Zephyr号 】です。
【 AMTRAK California Zephyr号 】とは
・サンフランシスコ→シカゴまで移動する長距離列車
・乗車時間50時間以上(2泊3日)
・寝台列車(座席就寝チケットあり)
・この列車の魅力はアメリカ大陸を横断する旅ができるので、車窓から見える絶景を見ることができます。
最高なんです。景色好きにはたまりません。
・チケットはAmtrakの公式サイトから購入可能。
公式サイトから購入するのが簡単です。e-ticketが発券されるので持参必須。
・座席のみの料金:$148 - $186 +寝台料金
・wifiなし
ちなみに節約旅行の私は座席のみのチケットを購入しました。
【3日目】
・エメリービル駅行きのAmtrack社のバス停
・Amtrackの乗り場へ移動
・AMTRAK California Zephyr号に乗車
・素敵な車窓
・就寝
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 徒歩
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-
こちらがネット予約した時に発行されたAmtrack(アムトラック)のeTicketです。
【 AMTRAK California Zephyr(アムトラックゼファー号) 】はサンフランシスコの【 EMERYVILLE(エメリービル) 】から出発しています。市内からエメリービル駅行きのAmtrak専用のバスが出ています。
アムトラック専用バスとアムトラックの乗車には、eTicketの左上にあるQRコードが必要です。印刷して持っていくことをお勧めします。 -
朝早くからホテルをチェックアウトし【 7:40am発 EMERYVILLE 】行きのバス停を探しました。
サンフランシスコだからなのか、海外だからなのかバス停が非常にわかりづらいので忘備録的に書いておきます。バス停ではあるんですけど、amtrackの表示が非常に発見しづらい。
バス停の場所はgooglemapで【 Drumm & California 】を検索すると出てきます。ハイアット リージェンシー サンフランシスコ側のDrumm st.(ドラムストリート)沿いです。対向車線側には【 Ziggy's Burgers 】や【 Starbucks 】が見えます。
少し離れたところにある【 トランスベイ・テンポラリー・ターミナル・ステーション 】からでも行き先は一緒のような気もしましたが、チケットの指定の場所で待ちます。 -
だいぶ画質が悪いんですがこん感じでアムトラック停車場所が用意されています。
バス停側に交差点の信号機があります。その横にある電柱を見上げると【 Amtrack 】の看板が見えます。
ここで待ってると【 7:40am発 EMERYVILLE 】行きのバスが到着しました。
朝からいろんな種類のバスが行き交う中、バスも多少遅れたりするので場所があってるのかかなり不安でした。目的のバスが少し遅れて到着し、車掌さんがチケットのバーコードを読み取ってくれたのでやっと一安心しました。一応バスの行き先を確認してから乗車します。 -
乗車したら、ひとまず気を抜かずに一番前の席に座っておきます。
分からなければ車掌さんに聞けば安心です。
車窓からは自分で足を運ばない場所を移動するので新鮮。
こちら【 オークランドベイブリッジ 】。 -
名残惜しいですが今回はここでサンフランシスコと別れシカゴへ向かいます。
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『ラ・ラ・ランド』のオープニングを彷彿させる高速道路を通って。
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約50分かけて【 EMERYVILLE Station(エメリービル駅) 】到着。
そこそこ混んでました。
eTicketを用意して、まず受付でチェックイン。
荷物の数を聞かれたあとタグを渡されました。タグはスーツケースにつけ、待合室で乗車アナウンスを待ちます。 -
定刻の時間が近くなるとアナウンスが流れ、ぞろぞろ人が動き出したのでワクワクしながら人の流れにのってホームへ行くと既に行列ができてました。
どんな旅になるか分からなくてうずうずしていたのに10分、20分、30分、、全然電車がこない。遅くないか。
時間間違えた?でもアメリカだからこんなこと日常茶飯事だよねっと心広く待ちます。まだ涼しくて良かったけれど炎天下だと熱中症になるのではと心配になります。電車が来てないのにホームで待たされるのも謎です。これが普通なの??と思いながら、トラブルも旅の思い出だと考えを変えました。 -
この写真は来たかと思えば違う車両。期待させんといて、、(泣)
結果1時間経過した頃にやっと来しました。
4時間遅れる時もあるらしい、恐るべしアメリカ。 -
場所は違いますが、今回乗ったAmtrack車両。
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到着した列車に乗り込みます。4車両、2階建の列車になっています。車内の種類があり、コーチ(座席車)、スリーパー(寝台車)、ラウンジカー(展望車)、ダイニングカー(食堂車)で構成されています。
座席車は1、2階に分かれています。ゼファー号に関しては、座席車の2階と1階の基本自由席らしいです。後日気づいたのですが1階はご高齢の方や体の不自由な人が利用しているようでした。
私のチケットはlower level(1階)だったので座席を確保しましたが、座席点検も無く2階は席が空いてれば利用しても問題なさそうでした。
旅行中はシステムが分からず1階の席を利用しましたが、1階で良かったと思います。黒人と白人の年配女性が一人づついて、話しかけやすい人達な上、1階は基本誰もこない所だったので荷物を置いてても安心。 -
二階上がると誰でも自由に利用できる、ラウンジカーとダイニングカーがあります。ラウンジカーは大きな天窓が付いているので、広大なアメリカの景色を存分に楽しむことができます。
これです。これがゼファー号を利用して移動する魅了のひとつです。
飛行機でもシカゴに行けます。でも日本の25倍もある国の絶景を見ないで通り過ぎるなんてできません!
見たことのない土地、風景、人。
ちなみにAmtrackの乗車客の中には1組新婚旅行っぽい日本人の方がいましたが、ほぼアメリカ人か他の国から来た観光客でした。 -
ラウンジカーは席が空いていれば自由に座れます。ゆったりしたシートと側にはコンセントも付いています。
ただし【 wifiは無く、電波もない所が多いので携帯でネットも開けません 】。
電子機器のない世界で3日間過ごすのは新鮮です。仕事も忘れて、ゆったり素敵な景色を見て、この旅で出会った人とおしゃべりして過ごす。
英語が片言な私でさえ、喋る機会がたくさんありました。
私はこの列車の旅の間中、1階に荷物を置いてカメラと携帯、スケッチブックだけもってずっとラウンジカーで過ごしていました。
荷物から目を話す際は鍵をかけ、貴重品は持ち歩きましょう。誰でも荷物を触れるぐらいセキュリティーはゆるいです。
今回は必要最低限盗難防止はしましたが、1階は比較的安全だと感じました。
1階には用事がない人は来ませんし、おばあさん達がずっとおしゃべりしてて、駅員さんも年配の女性を心配してよく覗きに来ていたので二階よりは安心でした。 -
始発駅エメリービルを出発したカリフォルニアゼファー号は、カリフォルニア州を抜け、ネバダ州、ユタ州、コロラド州、カンザス州、ミズーリ州、イリノイ州と進んでいきます。
その車窓風景の移り変わりはとにかくダイナミック。乾燥した荒野、山岳地帯、渓谷…。息をつく間もない絶景が広がります。
ラウンジカーの1階にはスナック等売っている売店があります。高いので、買っていた方が良いでしょう。 -
停車はしないけれど、いくつもの街を抜けていきます。
流れて行く街並みはまさにカントリーサイドの風景です。 -
車窓風景の見所:
サンフランシスコ、ロッキー山脈、シエラネバダ山脈の雪山、ソルトレークシティ、モファットトンネル、コロラド ゴア、ドナーレイク、グレンウッドキャニオン、ウィンターパーク、トラッキー川、ドナーレイク、サンパブロベイ、カルキネス海峡
途中撮ったこの写真は有名な川らしいですが、アナウンスが聞き取れなかった。(泣) -
広大な大自然。
風景のスケッチしながら写真を撮ったり。
なんて自由で贅沢な時間。忙しい日々が嘘のようでした。 -
山岳地帯
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ポツンと家が
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ディズニーに出て来そうな自然
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山を抜けると、岩肌がむき出しになて来ました。
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砂漠エリア突入です。
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ほぼずっとスケッチしてました。
スピードドローイングにはいいかも。にしても車窓の移り変わり早いけど。
話好きなアメリカ人がたまに話しかけてきたりして英語できないけど、会話を楽しんだり。 -
バックテューザフューチャーの世界ですか。
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砂漠を抜けて川や緑がちらほら。絶景すぎる。
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車のサイズがこれ。
広過ぎですよ。 -
そしてまた広大な砂漠地帯
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日が傾いてくる頃にはお腹が空き、
初日だとゆうこともありダイニングカーで食事をとることにしました。 -
一緒に席に着いた人はどちらもアメリカ人。
一人は年配の女性、もう一人は20台後半ぐらいの男性。
二人とも寝台車でした。
ワイルドホースが見えるらしい会話をしたり、どこに行くのか、ひとり旅する時ホステルのどの段で寝るのが便利かとか、短い単語で会話。
もっと他国の人を知れたらと思いました。
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