街並み遺産・・・高山

2019/08/08 - 2019/08/09

郡上八幡から高速バスで1時間15分　高山駅隣の濃飛バスセンターに着いた。
郡上八幡の高速バス停では30分ほど待った。旅行客が多く、荷物の出し入れに時間がかかったのだろう予定より30分遅れの到着だった。
駅前から荷物を引いて歩くこと10分。今日の宿　善光寺宿坊はすぐに見つかった。
まだ、チェックインには早かったので荷物だけ預かってもらって　高山陣屋へ向かう。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

高山陣屋は宿から歩いて数分
日本で現存する最古の陣屋だという。江戸時代からずっとこの姿を維持保存してきた町の人たちにも感動する。

中には　将棋の対局で使われた部屋もあった。
自由に観覧でき、座って一休みするもよし。とにかく奥が深くて広い作りだった。何百人という役人が働いていたのだろう。

奥の台所もいくつも窯があって広いたたきがあった。そこで大勢の食事の支度をしていたおかみさんたちが目に浮かぶ。

入口の白砂に書かれた青海波の模様　

宮川にかかる中橋
赤い欄干が人目を惹く。ここを高山祭の屋台が通るのだろうか？

上三之町の古い通り
軒下の緑が涼しさを演出している。側溝を流れる水も美しい。時折、水を汲んで　打ち水をする人の　ありがたいこと。

飛騨牛の握りを食べようと入った店。後で調べたら、梗絲（きょうし）という有名店だった。持ち帰りのもあって、店の前には外から注文して食べるお客さんのための長いイスが。
飛騨牛寿司と牛すじ丼　どちらもおいしかった。

高山陣屋　開館時間が終了して閉まった門　夕方になると提灯に明かりが入る。

料亭の明かりは　なんとなく高級感が・・・　人力車でも止まりそうな。

朝の町は人通りも少なく、落ち着いていた。本来はこんなものでしょうか。

産婦人科の看板なのだが、有名な方が書いたようで　たかが看板でも町の品格を感じる。色を抑えた感じがしっくりと街になじんでいた。
立派な作品でしょう。

有名な宮川の朝市　暑い季節だからか　店はまばらだった。

朝市の脇を流れる宮川には　錦鯉が泳いでいた。鴨も仲良く水浴び。

かじ橋コーヒーは宮川朝市の向かい　かじ橋と宮川を見ながらモーニング
優しそうなご主人が丁寧にモーニングセットを運んできた。

入口の階段下に見本がラップして置いてあったが　見本と全く同じものが出てくるとは驚いた。フルーツ3種盛がこの安さでついてるとは・・・

千切りキャベツのサラダとトマトだけでもいいのにね。すごくお得です。フルーツ好きにはうれしい。

トーストは小さく切ってあって食べやすく、バターたっぷりふわふわでした。

アイスコーヒーには　コーヒーを凍らせた氷が。溶けてもコーヒーが薄くならない心遣い。

お願い事をしながら　さるぼぼの像をなでる。頭がよくなりたいから、ではなくてボケないように頭を。

国分寺にある　さるぼぼ神社　絵馬ではなくさるぼぼが奉納されていた。かけていいのはさるぼぼだけ、だそうな。

桜山八幡宮　秋の高山祭の中心　立派なお社だがあまり訪れる人もなく静かに。

屋台会館の中には　常時4台の屋台と1台の神輿が置いてあるらしい。4台の屋台は時々交換するとか。無料のガイドフォンで説明を聞きながら見て歩くことができる。この大きな屋台　一台を20人で引くというから　氏子さんたちの大変さが伝わってくる。

軒下のブドウはまだまだ青い。

坂口屋の飛騨牛カレー
やはり夏はカレーでしょう。ミディアムレアの牛ステーキがついて　ピクルスのパプリカの色どりもよく。キーマカレーのようなひき肉を使って　濃い味だが辛さは程々で　サラっとスッキリ。

高山町役場　和と洋とがミックス　
なぜか高山の町並みには　やはり松が似合う。松は時代を超えて和風建築のパートナーみたいなものなのかな。

無料で入ることができるので　暑さを凌いで涼みに行ってみる。

宮川から駅に向かう途中に見つけた甘味処　花筏
店内入口には　高級な和菓子がいくつも並んでいた。

和菓子屋さんの喫茶　今はかき氷やスムージーがおすすめらしい。
若いお嬢さんやカップルに人気の店らしい。後から老婦人が二人連れでやってきてお抹茶が飲みたいのよねと言っていたが。和菓子の年齢層は広い。

暑い中を歩いてきて、涼しい店に入ったので、あったかいものを食べてみようと注文。
きんつばにほうじ茶をかけて崩して食べるというもの。初めての食べ方に興味津々。
お汁粉のようなものに変身した。
アツアツのほうじ茶はたっぷり2杯分。