山口どうでしょ! 角島編

2019/05/25 - 2019/05/26

オバサン五人で行った一泊二日の旅。関西のオバチャン五人組ですので、何やかんやとヤヤこしい、でも愛すべき旅となりました。こんな旅もたまにはエエやん!

行程:角島→灯台→昼食:角島イカ→元乃隅稲成神社→割烹旅館で河豚の宴

エリア 角島・下関北部(山口)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

新下関でレンタカーを借りて角島ヘレッツラゴー!　
生憎の天気ですが、車内は騒がしい。話題はこの旅行中何を食べるかです。河豚だ、瓦そばだ、焼カレーだ言ってる間に「角島大橋」到着。

「角島大橋」

曇天なのに海の色はエメラルドブルー。コレ快晴やったら、どれだけ綺麗やねん?

モニュメント。

「角島大橋」から島の端「角島灯台」まで。こういう時、車は便利。一足です。
私は車は運転しないので普段の旅行は公共交通機関を利用。その場合、どうしても限界があるのだけれど今日はそれを感じなくていい。運転してくれたKちゃん、Tゃん、サンキュー！

「角島灯台」はらせん階段で踊り場まで昇れます。
この階段が急でね。還暦近くのオバチャン達は階段上るだけでもキャーキャーうるさいのよ。でも階段上がって見えるこの景色! 返す返すも曇天が悔やまれます。

灯台の隣は元職員の宿舎。灯台長の部屋なども復元されており見学可能。

お昼がね、中々いいお店が見つからなくて。せっかくだから海鮮物を食べたいと言う我儘オバサンを乗せて車は島内を行ったり来たり。やっと見つけた「おおはま」さんで「角島灯イカ」を食す。マジ旨ッ! イカが新鮮だから透明で下のキュウリが見えますよ。イカ自身に甘味があってワサビ醤油無しでも食べれちゃいます。

ここで山口トリビア。山口県は現在"やまぐちイカ街道"と銘打って各地区でイカのブランド化に取り組んでいるそうです。

次の目的地「元乃隅稲成神社」。
私、てっきり角島内にこの神社あると思っていたら長門市にあるんですね。けっこう角島から距離ありましたよ。ってか、地図が見れないオバサン達。どうやら道を間違え変な山道に入ってしまい時間がかかってしまったようです。

2015年、CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」のひとつに選出されました。
海外からの旅行者に人気があるそうです。実はこの情報逆輸入。私は山口県には何回か行ってるのですが、この神社の事は知りませんでした。外国人の旅行者の方に教えてもらったのです。
最近、自分の国の事を外国の方から教えていただく事が多いです。"灯台下暗し"ですね。

あんな高い所に賽銭箱。地上から5mあるそうです。

稲荷神社なので狐の夫婦。

最近"御朱印"を集めてまして、といってもこの神社で三社目なのですが。
令和になつてからは初めての御朱印です。

京都の"伏見稲荷"もそうですが、外国の方って、この赤い鳥居が何十本も並ぶ光景って好きよね。

私も好きだけど。緑に赤が映える。

曇っていても海は素敵。

来るのに長い時間かかった割にはアッサリと見学終了。
オバサン達、キャーキャー言うけど体力無いからね(笑)。

そして再び角島大橋へ。何で? 　多分もう来ないので目に焼きつけときましょってことです。

一本道ぃ～!

さすがにもうイイヨってことで、本日のお宿に向かいます。

今晩お世話になる「割烹旅館寿美礼」さん。
河豚が名物の宿ってことで決めましたが・・・どうだ、このノスタルジックさは? オバサン達、若干ヒク。でも、こんな事、後で笑い話になるぐらい「寿美礼」さんの河豚の宴は凄かった。

出たぞ! 「河豚刺し」。この後も「河豚の唐揚げ」「河豚のアラ蒸し」と宴は続く。

この宿へ来る途中、道を聞いたお兄さん、"あの辺りはね・・・"と苦笑。何かあるのかなと思っていたら・・・実は、こちらの旅館のエリアは風俗街とでも言いましょうか。お隣さんは秘書○○なんて名前のお店だったりする(笑)。
オバサン達はウケてイジりたおしましたけど。"後で笑い話No2"です。

接客担当はパキスタンからの留学生。この子がね、綺麗な日本語を使う子で。関西弁のオバサン達より美しい日本語でね。"早く食べないと河豚が硬くなっちゃいますよ"とか色々教えてくれるわけ。パキスタン人に河豚の食べ方を教わる日本のオバサン達って・・・。オバサン、ダメじゃん。
将来は日本とパキスタンの橋渡しになるような事業を始めたいそう。夢を語る若者はいつだって美しいわね。

昨晩の宴を終え半分寝ているオバサン達の目を覚まさせた朝食。

「河豚の一夜漬け」で一日が始まるよ。