アンコールワット遺跡巡り旅行　その１（アンコール・トム、アンコール・ワット）

2019/08/09 - 2019/08/11

普段はツアーを利用することがあまり無いのですが、今回は事前にどこをどういう順番にどういう交通機関を利用するのかなどを調べる余裕がなく、広い遺跡群を廻る場合の家族のことも考えて、時間をお金で買った形でJTBの我々家族専用のツアーにしました。
結果的にツアーにして色んな意味で大正解でした！

1日目午前　移動
1日目午後　アンコールトム、アンコールワット、サンセット

2日目午前　サンライズ、バンテアイ・スレイ
2日目午後　タ・プローム、オールドマーケット

3日目午前　トンレサップ湖
3日目午後　移動

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

初日
シルクエアーでシンガポールからシェムリアップ空港へ。
時間通り、現地時間の11:15に到着です。
空港は小さく、どの飛行機も一旦地上に降りてから歩いて入国審査へ行きます。

シェムリアップ国際空港 (REP) 空港

まずはVisa On Arrival(VOA)のカウンターへ。
e-VISAを取得していれば、そのまま入国審査の列に並べます。
VOAのカウンターでは、パスポートと入国用紙を出して30 USDを払い、証明写真も必要とのことで持参していきましたが、必要ありませんでした。
（今回だけ必要なかったのか、今は必要ないのかまではわかりません）
次にVOAが発行されるカウンターへ並ぶよう言われ、そこで待っているとパスポート顔写真のページを見せられて、自分のものであれば取りに行きます。
そこからようやく入国審査の列に並べることができるので、時間短縮のためにも事前にe-VISA取得をお薦めします。
VOAから入国審査が終わるまで、丸1時間かかりました。

シェムリアップ国際空港 (REP) 空港

無事に入国するとJTBのサインボードを掲げたスタッフが待っていました。
今回は我々には珍しく、ツアーを予約していたのです。

アンコールワットは広いので、どこをどういう順番にどういう交通機関を利用するのかなど事前に調べる余裕がなく、家族のことも考えて今回は時間をお金で買った形でJTBの我々家族専用のツアーにしました。
（結果的にはツアーにして色んな意味で大正解でした）

ガイドは日本語の上手なカンボジア人で日本に行ったこともなく、1年間日本語学校に行ったとの事ですが、1年でよくもそんなに流暢に話せるのかと感心しました。
長年勉強してきても英語ができない自分が恥ずかしい・・・

シェムリアップ国際空港 (REP) 空港

車に乗り込むと、今日1日の行程を説明されますが、ホテルにチェックインすることなく、まずはランチ直行！
（写真はランチ場所のMEMOIRE SIEM REAP HOTEL)
その後、そのまま観光とのこと。

メモワール シェムリアップ ホテル ホテル

ランチです。
今回すべての食事はツアー料金に込みですが、ドリンクだけは個別支払いでした。
ランチ場所には、日本人がいっぱいでした。
全部JTBのツアーかな？

メモワール シェムリアップ ホテル ホテル

その後、移動して、写真の場所で3日間有効のチケットを購入します。

カウンターで顔写真を撮られますが、下から撮られるような形で、顎を引かないと不格好な顔写真になるので要注意です。

移動中、メインの国道6号線以外の細い道はだいたい写真のような感じです。

まずはアンコールトムの南大門前の橋へ。
ここで"乳海かくはん"というヒンドゥー教の説明を聞き、右側が鬼一向が綱を引いており、左は神一向が綱を千年もの間引き合い、海が乳海になるそうです。

普段はツアーを利用しないので、ガイドからこういう説明聞くと理解度が深まって、ただ見るのとは違いますね！

後で行くアンコールワットにも乳海かくはんのレリーフがあります。

アンコール トム 南大門 史跡・遺跡

アップの写真です。
こちらは橋の右側の鬼の綱引きの列です。

アンコール トム 南大門 史跡・遺跡

こっちは橋の左側で神の綱引きの列です。
なるほど、右の鬼とは全く顔が違いますね。

アンコール トム 南大門 史跡・遺跡

これが南大門です。
上の方に見える南大門の四面塔は、3mもの大きさとのこと。

アンコール トム 南大門 史跡・遺跡

南大門を見終わると、橋の手前で降ろしてくれた車が南大門の傍でスタンバイしてくれていて、そのまま車に乗り込み、メインのバイヨンへ。
個人旅行では有り得ないセレブ的な感覚に家族一同感激！

バイヨンの目の前で降ろしてもらうと要塞の感じにいきなり圧倒です。

アンコールトム 建造物

最初からなかなかの迫力です

バイヨン 史跡・遺跡

第一、第二と回廊を廻っていきます。
途中、たくさんのレリーフの写真を撮ったけど、アップするとキリがないのでやめておきます。

バイヨン 史跡・遺跡

第二回廊の内側には、観世音菩薩が凄いです

バイヨン 史跡・遺跡

凄い！
歩いている間、ずっと「凄い」の言葉しか発しておらず、ボキャブラリーの無さにへこみます・・・

バイヨン 史跡・遺跡

裏側に廻ってのショット

バイヨン 史跡・遺跡

少し引いた写真。
観世音菩薩がたくさん見えて、凄い迫力です。

バイヨン 史跡・遺跡

その後、バイヨンから出て外塀を廻りながら像のテラスまで歩きます。

像のテラスです。

既にここまでで暑くてバテバテでした。
テラスを見終わると車が待ってくれていて、中に入ると冷たいペットボトルの水をもらい、生き返りました。
ここでもまた、家族一同ツアーの良さに感激です。

次にいよいよアンコールワットです。
車を降りるとトゥクトゥクのグラブがあったので思わず写真撮ってしまいました。

西参道の表面橋の前に７つ頭の大きな蛇がありました。
この正面の橋は工事中で渡れず。

アンコールワット 史跡・遺跡

堀を渡る前のアンコールワット

アンコールワット 史跡・遺跡

西塔門正面の橋が修繕工事中で少し右側にフロートの橋ができていました。
この橋は水に浮いています。

アンコールワット 史跡・遺跡

西塔門です。
アンコールワットを除いては基本的に東向きに建っているそうですが、アンコールワットは巨大なお墓の為、唯一西向きに建っているそうです。

アンコールワット 史跡・遺跡

西塔門の中です

アンコールワット 史跡・遺跡

西塔門を過ぎると目の前にアンコールワットが見えます

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコールワットの中に入り、十字回廊付近の廊下です。

アンコールワット 史跡・遺跡

十字回廊に４つ沐浴池の跡があります。

アンコールワット 史跡・遺跡

森本右近太夫の書かれた跡

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊の建物です。
昼からアンコールトムとここまで暑い中歩き続けて、汗だくでかなり疲れた後にこの建物が・・・

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊には、この急な階段を上っていくことになり、暑さで疲労がピークに・・・
とにかく暑くてバテバテです。

最初登るのをためらいましたが、やはりここまで来て行かないは有り得ないので力を振り絞り登りました。

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊からは、こんな感じで第2回廊から出た人たちを見れます。

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊です。

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊から見上げると中央祠堂が。

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊からの眺めはとても良く、日本での山城の最上階から見る雰囲気に似てました。

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊のレリーフを1枚どうぞ。

アンコールワット 史跡・遺跡

第三回廊を下りて、第二回廊の外壁の一部です。

アンコールワット 史跡・遺跡

裏参道側から戻る途中の第一回廊のレリーフです。
ここでは天国と地獄の絵が上下3段に分かれていて、真ん中が天国と地獄の判定を待つ人たち、下が地獄の絵、上が天国の絵になっています。

アンコールワット 史跡・遺跡

これはアンコールトムの南大門にもあった乳海かくはんの綱引きでの鬼側です。

アンコールワット 史跡・遺跡

こっちは乳海かくはんの綱引きの神側です。

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコールワットを見終わって、入り口と反対側の裏参道側から出たところです。
こっち側にはほとんど人がいません。

アンコールワット 史跡・遺跡

裏参道からみたアンコールワットです。
西向きなので逆光ですが、サンセットの時間だと綺麗だと思います。
個人的にはこちら側からのショットは人もおらず、綺麗に撮れると思いました。

アンコールワット 史跡・遺跡

裏参道から表参道へ北側から歩いて戻る途中のショットです。

アンコールワット 史跡・遺跡

これも北側からのショット。
表参道以外は人がほとんどおらず、穴場と思います。

アンコールワット 史跡・遺跡

表側（西側）に戻って、有名な池に映るアンコールワットです。
写真には人を入れてませんが、とにかく人の数が凄いです・・・

アンコールワット 史跡・遺跡

帰りながらの引いたショット。
少し夕日の影響からか色が違って見えました。

アンコールワット 史跡・遺跡

戻る途中、大量のサルが発生していました。

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコールワットの敷地内は17時半で追い出されるようで、西塔門そばでサンセットを待ちました。

サンセット時間は18時ですが、見ての通り雲が多く、残念ながらサンセットを見れずに、この場所も18時に追い出されました。

ちょうと雨季の時期なのでサンセット・サンライズはなかなか難しいようです。
まあ雨が降らなかっただけ良かったと思うようにしよう！

アンコールワット 史跡・遺跡

汗だくで一旦ホテルに帰ってシャワーに入ってからディナーに行くことに。
ホテルはAngkor Century Hotelという少しシェムリアップ市街からは離れたところですが、良かったです。

かなり疲れていたので、シャワーの時間が有難かった！
体力回復です！

アンコール センチュリー リゾート & スパ ホテル

ディナーはクーレンというアプサラダンスショーを見れるバイキングレストランです。
結構広い場所ですが満席でした。

最後にアプサラダンスの踊り子達とステージに上がって写真を撮れます。

1日目は21時頃にホテルに戻り、疲れですぐに寝ました。
その2に続きます。

クーレン2 地元の料理

この旅行記へのコメント （2）

• ちえさん 2019/10/21 23:41:13

  ありがとうございます！

  Atuhさん、フォローしていただきありがとうございました。私もフォローさせていただきましたので、今後ともよろしくお願いいたします！
  
  私も今年7月にシェムリアップに旅行いたしまして、懐かしい気持ちで旅行記拝見しました。
  バンテアイスレイの暑さが蘇りました、笑
  
  ガイドさん付きの観光、私も満足できました。個人で行ったら乳海攪拌なんて見逃してます。
  ちえ

  Atuhさん からの返信 2019/10/22 21:16:40

  Re: ありがとうございます！

  ちえさん、書き込みありがとうございます。
  夏休みの旅行が遠い昔に感じます。
  今後とも宜しくお願いします！