世界一周の思い出 アフリカの優等生、ボツワナ通過のたび

2007/11/10 - 2007/11/10

世界一周、アフリカ、ボツワナ

エリア ハボローネ(ボツワナ)

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日が暮れるころ、南アのヨハネスブルクを出発したバスはボツワナ国境へ。
おばちゃんに適当にピンクのスタンプを押され、オカパンゴの国、ボツワナに入国。
その後すぐに首都ハボロネの夜景が見えた。
きれいな建物が並ぶハボロネには夜到着。
すぐタクシーを捕まえてロンプラに書いてあった宿に行くも、すでに満室。
タクシーに、”お金が無い”と言ったら銀行に連れて行かれる。
明日朝の移動も頼んで、ちょっと値下げしてもらえた。
とにかくお金持ちでケチケチしていない印象。
やや高いだけあって、テレビ・お湯とコーヒーがついているホテル。

和柄。

翌朝。朝のピックを条件に値下げしてもらったタクシー、寝坊で逃す。
暗い中、地元の女性も歩いていたので近くのマタツ乗り場まで歩き、マタツで5分ほどのバスターミナルへ。
一国の首都の割には質素なバスターミナル。
お金もちの国のはずだけど・・・

ちなみに当時はプーラのほうがランドより強いと聞いた。

時間が無く走ってバスを探す。
久々の３×２バスだ。

カラハリ砂漠へゴーと思ったら若干ずれているルートをゴー。

お昼はドライブインで、ポテトとウィンナーのセット弁当とコーラ。ジャンクだぜ。
途中、同行の友人が”トイレに行きたいんだけど”と運転手に申し出たところ、助手の女性がわざわざやってきて”あと〇分でドライブンインだけど待てる？だめなら降ろすけど”と言いに来てくれた。さすが南部アフリカ、余裕あるな。

そんなこんなで途中のジャンクションにて、1時ごろバスをおろされる。

なんだか賑やかなご一行も一緒。

次のバスが通りかかるところまでちょっと移動します。

よい天気。ここはボツワナ。
ほんとはサファリとかに繰り出したかっただけどなー。
通過だけで終わります。

来る前は国民の3割がエイズに感染している国というイメージが強かったのですが、調べてみると、ボツワナは旧宗主国の影響が少なく、有能な初代大統領による民族統一政策と、ダイヤモンドの発掘で、今や中進国と呼ばれているアフリカでも珍しい国のようです。
ＨＩＶに関しても十分な対策は進んでおり、現在の感染者数は２０％強。（それでも世界第3位の感染者数、性産業従事者に至っては、実に6割が感染者だとか！）

にぎやかなおばちゃんも一緒に移動。

ここでバスを待ちます。

にぎやかな衣装のおばちゃん、ヘレロと呼ばれる部族の人々。
中世ヨーロッパとアフリカを融合させた独特のスタイル。

布で作った帽子には角みたいになっています。
大部分はナミビアに住んでいるそう。

わっさわさーなドレスです。
ヘレロのおばちゃんは、やかましくてちょっと怖いので、隠し撮りしましたすみません。

みんなでバスを待ちましょう。
右、私のバックパックとリュック。

人口たったの２００万人強の国、群馬県と一緒くらい。
ダイヤモンドはあと20年で枯渇されていると言われていて、産業の誘致が急務だが、その産業を支える労働者がいない国。
モノは南アメリカから輸入できてしまうから、わざわざ国産ブランドを作らなくてもなんとかなってしまう国。
独立したあとも平和に暮らし、首都はアフリカ随一の安全さ。
汚職を排除し、民主的に、ここまで優秀にやってきた国。
ダイヤモンドがなくなってもアフリカの良心であり続けてほしい。

アフリカに咲く花。この国そのもののよう。

それほど待つことなく、通りかかったバスに拾ってもらう。
暑くて水が無くなりそうだった。
日差しが強く、ウトウトしつつ、砂漠の中のドライブンインを1回経て、また途中のＧＳで降ろされる。
なんでもバスの終点まで行くと、ナミビアとの国境から遠くなってしまうらしい。

南部アフリカはどこに行ってもきれいなＧＳがあるし、しかもきれいなトイレや売店もあって助かる。
親切な店員がヒッチする車を見つけている間、残っていたプーラでぎりぎり買えたポップコーンを食べながら待つ。

親切なナミビア人の若者（たしか白人だったと思う）が国境からナミビア側のゴバビスまで乗せていってくれることになった。
地元のおっちゃっと一緒に、荷台でＧＯ。

青空のもと、カラハリボーダーへ。

蝶々？蛾？いっぱいやっつけてもーた。

無事、ナミビアとの国境へ到着。