知らない浅草①　隅田川 とうろう流し

2010/08/08 - 2010/08/08

隅田川でのとうろう流しは、終戦の年、
東京大空襲での犠牲者法要が始まりと言われています。
毎年我が家の近所の川（東京東部）でも
何カ所も同じ様なとうろう流しが行われておりますが
おそらく浅草 隅田川のものが一番規模が大きいです。

今年（2019年）は明日8月10日、一基￥1500、
13:30から受付開始、18:30式典スタートです。
当日でも参加可能（無くなり次第終了）、
近くで見るだけでも綺麗なので、明日急にお時間有る方
又は明日浅草に行かれる予定の方、見てみては如何でしょうか。
吾妻橋の水上バス乗り場前です。

エリア 浅草(東京)

浅草の灯籠流しのスタイルはちょっと変わってて
（ 川が大きく、川面まで行けないから）
川に直接流さず、巨大な「流しそうめんマシーン」
の様な物に灯籠を流します。

すると灯籠が水に流されて行って「隅田川に落ちる」感じです。
この着水が難しく、ひっくり返って沈没する灯籠も多かった。
（当時。今は改善されてるかも）

着水が難しいので、手前には灯籠が少ししか流れていません。
自分で灯籠を流しに来られない人の灯籠は、向こうのボート担当。
ボートから慣れた人が手で流すので、向こう側には灯籠がたくさん流れています。

以前から浅草では「浴衣（または着物）着て来て」
キャンペーンを地味にやっています。
その成果というより外国人観光客のレンタルで
今はとても浴衣着物率が高い。
浅草は着物警察が出ないので、そういう自由な感じが大好き。
でもビーサンを履くとか、帯を横にしてリュックを持つとか
もっと自由に着ても良いのでは。

灯籠を流す人の、長い列。

親戚のおじいさんが「浅草」という単語を聞くと
スイッチが入って「あの頃ここは焼け野原だった……」
と話が始めるのですが、最終的に必ず
「戦争が始まるまでは、東京では皆がやっていない
かき氷のシロップを作って売ってぼろ儲けだった（ドヤ顔）」
で話が終わるので、悲しい話？楽しい話？どっちなの
おじいちゃん……といつも思っていました。

とうろう流しだけだと写真が少ないので
その前に食べたものも。

「浅草うまいもの会」加盟店の洋食屋さん、ヨシカミ。

ポークソテー。厚さは1.5cmくらいあります。
「美味しい」って言う前に
「むふっ」って笑っちゃうくらい美味しかった。

新観音通りのジェラート屋さんで、スイカのシャーベット。

食後すぐ煮込みまたはもつ煮ストリート。
その名の通り、赤提灯、もつ煮のお店が並んでいます。
何このカップル。（八つ当たり）

ここに入る。

カウンターで寝るお姉さん。

テレビは必ず競馬中継。

食べて飲んでこの日のお昼より安い。
（ウーロン茶なんで特にかも）
飲み物を注文さえすれば、お酒飲まなくても
全く問題ないです。

みんな楽しそう。

仕上げに昔から大好きサーティーワンの
「ナッツトゥーユー」。（食べかけ）

わりと最近（2019年近辺）の情報も入れとくと
デイリーヤマザキは31のお店とちょっと違って
限定味で「ナッツフォーユー」があって、
（出たのは結構前だけど）それもそれでウマいです。おしまい。