今回の旅はどこに行ってみようかな。<br />そうだ！福井はまだいっていない。福井には何があるんだろう。<br />今まで、交通の便が悪いため行かなかったけれど、今回は行って見るか。<br />小松空港からバスで１時間近くかかる。今回の目的は永平寺。そして一乗谷遺跡。戦国時代の遺跡がそのまま埋まっていたなんて、まるでポンペイのよう。福井にこんなすごい遺跡があるなんて知らなかった。<br />

初福井の旅。福井にはすごい遺跡があるぞ。一乗谷朝倉氏遺跡編①

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2017/11/19 - 2017/11/21

379位(同エリア707件中)

エリア

福井市(福井)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: JALグループ

小松空港に着くと、わ～恐竜だ。

空港からバスで一時間弱、福井に着いた。1250円
朝倉氏遺跡２日間フリー切符を購入　８００円
これは一乗谷遺跡まで特急バスにも乗れます。本数はあまりないけれど…。
遺跡まで片道650円なのでお得です

ロッカーに荷物を入れ、バスに乗る。
最初に朝倉氏遺跡資料館から寄ってみます。朝倉氏遺跡とセットで230円

ここはシャトルバスが走っているため復原町並までのバスの時間を調べて中に入ります。
一乗谷朝倉氏遺跡の模型。
かなり広範囲に広がっているのがわかる。
出土品。

最も多く発掘されたのは、壺や甕、すり鉢などの貯蔵、調理具。中国製陶磁器、瀬戸・美濃焼きの椀や皿などです。
朝倉氏の屋敷

遊び道具として将棋の駒なども出土され、ほかにも碁石や羽子板、人形なども出土されている。
将棋の駒はきれいに残ってますね。今の駒と違って平べったいです

その他にも櫛、かんざし、お歯黒の道具や鏡や毛抜き、茶道具などがあり、遺跡に行く前に資料館に行って見るとよりわかると思います。

バスの時間になったので、復原町並まで行きます。
復原町並の休憩所にはお蕎麦屋さんがあったので、ここで越前そばを食べよう。
おろしが入ったそばでさっぱりとしています。
朝倉氏遺跡は５代、１００年にわたり越前国を支配した戦国大名朝倉氏の城下町跡。
朝倉館、武家屋敷、寺院、商人・職人たちの町屋それらを結ぶ道路などが、発掘で明らかになったという。
４００年以上、土の中に眠っていた町。戦国時代の様子がそのまま残っていたなんてすごい。
雨が上がって晴れてきました。

右側が町屋で左側が武家屋敷。　職人たちが住んでいた町屋は、建物が直接道路に面しています。

発掘された塀や石垣や建物礎石を使い、柱や壁、建具なども資料に基づいて忠実に復原されています。
なので復元ではなく復原の字を使うそうです。

町屋の中に入って見ます。

一件一件造りが違います。
井戸も一件に１つあります。トイレは外にあります。
生活の様子がわかります。
家の中の様子
染物屋
武家屋敷に行って見ます。

朝倉氏の有力家臣の大規模な屋敷群の跡が検出されました。
かなり広い。
大きい井戸も見られます。

武家屋敷は周囲を土塁を巡らせ、屋敷内に多くの建物があります。
人形や出土した遺物などを復原し、当時の生活を再現されている。
天井はこんな感じです。
柱には大工工事の跡も見られます。

南北約200mの道路を中心に武家屋敷と職人などの小規模な町並みを復原
当時の雰囲気がわかりますね。
武家屋敷側
武家屋敷の復原
ここにも展示室がある。
当時の街並みを再現。
この橋を渡って、朝倉氏館跡へ。
唐門

義景の菩提を弔うためも建てられた山門で、江戸時代中頃に建てられたものと推定されている。
朝倉館後は5代目当主の義景が住み、政治や諸事を行ったところです。
朝倉義景の屋敷跡
敷地面積は約1900坪で、16棟もの建物跡が発掘されたという。

屋敷の部屋の配置の表示がしてある。

平面的だとあまり実感がわかない。
とても広い。

発掘前の昭和40年以前は遺跡が土深く埋まっていて、寺として使われていたそうです。
まさかこんな遺跡が埋まっているとはびっくりですよね。
高台に上がって、朝倉館跡を眺めてみます。

この辺りでボランティアガイドの人と遭遇して話を聞き入っていました。
やはりガイドの人と一緒の方がいろいろ分かった楽しいです。
高台には4つの庭園がありますが、この湯殿跡庭園が一番古いものではないかと考えられているそうです。
荒々しい石が特徴ですね。
岡本太郎氏が当時ここを訪れたとき、感動して長時間鑑賞していたそうです。
福井県で、とても素晴らしい遺跡を見られました。

バスに乗り、福井駅に戻ってきた。
さすが恐竜の国。駅前には恐竜が…。
こちらにも恐竜がいます。
福井駅からえちぜん鉄道で三国に向かいます。
駅の中にも恐竜君がいます。

時間的に観光できるかな。
旧森田銀行は間に合いました。。大正時代に建てられ。昭和４６年まで銀行として営業していた。県内最古の鉄筋コンクリート造り。
有形文化財になっています。
中に入ると、係の人が１つ１つ説明してくれます。

高い天井と漆喰の白壁。広い空間です。

応接間
会議室
白漆喰の吹き抜けの空間。
これから三国港駅まで歩いていきます。

風も強く、人もあまり通らないため、心細くなってきましたが、頑張ろう。カニのため！

目的は田島でカニを食べること。カニ、カニ、カニ。カニを食べるぞ。

やっと見えてした、田島。
開店の同時に入ったため、人はあまりいません。　
せいこ丼を注文。

越前がにとはズワイガニのオスで、メスはせいこというらしい。
外子は、オレンジ色でプチプチしていて、内子はみそと混じって、濃厚な味。はじめて食べる。
おいしいぞ。
やっぱりカニはおいしい。4104円
三国港の駅。

何だかひっそりしていて人がいない。
何もないなあ。
しばらく電車が来るまで待っている。
あらわ湯の街駅まで戻ります。
駅近くには湯けむり横丁がある。
中にはお店やさんが入っているよ。
あとは、駅のまわりは何もないなあ。

ホテルまで歩いて行くが、周りはにはお店やさんなどもあまりなく、ちょっと淋しい。
着いた。ホテルゆ楽　　素泊まり5330円
1人では十分すぎるぐらいの部屋。
温泉に、どっぷりつかって、いい湯だ。
値段も高くないし、いいね。