この八月には60周年、還暦を迎えるハワイ州。<br />アメリカで唯一、併合された経緯を持つ王国と<br />そこに住まう方々にとっての4th of JULYって、どんなモノなんだろう？<br />そんな、極めてミーハーな興味<br />そして、月齢<br />それから、これまでの、すばる望遠鏡見学開催日をもとにした<br />私なりの開催日推測。<br />こうしたモロモロから決めた、7月第一週の滞在。<br />そして今日は、その『4th of JULY』当日。<br /><br />※日の出時刻：５時３５分～３７分<br />　日の入時刻：１９時１６分<br />　月　　　齢：２６.５(6月29日)～４.１(７月６日)<br /><br />

のんびりハワイ島2019　⑦Happy Birthday America

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2019/06/29 - 2019/07/07

2665位(同エリア3873件中)

エリア

ハワイ島(ハワイ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: レンタカー徒歩

航空会社: ハワイアン航空 ANA

旅行の手配内容: 個別手配

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まだ、鳥さんたちも目覚める前のハプナ。
繰り返す波の音を耳にしながら眠っていたはずなのに、
ぽっかりと目が開いてしまいました。
しばし悩んではみたものの、ささっと着替えて、星空撮影に！

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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ホテルエントランス前に続く、ヤシ並木(?)。
きわめて雨の少ないここでは、スプリンクラーでの水やりが日課。
夜半から朝にかけて、徐々に場所を移して散水がつづきます。
うっかりしていると、プシュ～って音と共に始まる散水を
しっかり浴びてしまうこともあります。

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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そういう意味で、ぼ～っと空を眺めてるのは危険なのですが
星座もわからなくなるほどの満天の星空
流れ星もあれば、飛行機や人工衛星・・・

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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徐々に明るさを増す空を
飽きずにながめられるのが、なんとも不思議です。

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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マウナケアの稜線もくっきりです。
別の日には、山頂近くの望遠鏡たちが発するレーザー光線の飛ぶ様を
偶然眺めることのできたことも。（もっと暗い時間帯だったけれど。）

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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腰を痛めて以来、ゴルフとは縁遠くなった私ですが
ハプナだけは、ゴルフ場によく出入りしています。
だって、深夜のゴルフ場は真っ暗で、お星さまを眺めるには最適なんです。
ココでは、ヤシの並木を抜けて階段をのぼりさえすれば、
漆黒のなかに、アーノルドパーマー設計のコースが横たわっているのですから。

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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ゴルフ場側から、ヤシ並木にむけた散水です。
奥の明るいところが、ホテルエントランスです。
なかなか、元気がいいでしょう？
要注意です！

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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4th of JULY当日が近づくにつれ、町にはフラッグが溢れ、
スーパーやディスカウントストアでは、デコレーショングッズが幅をきかせます。

フードランドファームズマウナラニショッピングセンター
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フラッグカラーのケーキやお菓子が店頭に溢れるに至っては、
メインランドのそれと変わらない、見馴れたお祭りモードとうつりました。

フードランドファームズマウナラニショッピングセンター
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町のパレードもあるの？と尋ねれば
そういえば、ちっちゃいのがあったように思うねぇと。

フードランドファームズマウナラニショッピングセンター
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そんなこと(失礼！)よりも、興味の向かう先は、花火とパーティーらしい。
おおっぴらに花火を打ち上げられるのは、元日とこの日だけとか。
なので、花火の新古を問わず、試しを含めて明るいうちからにぎやか。
ワンちゃんたちと一緒に住まう知人は、この子たちがかわいそうだと語る。

フードランドファームズマウナラニショッピングセンター
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日が落ちると、あちらこちらの町やショッピングセンターで花火があがるよ。
その随分前から人も集まるし、車もすごいこと(大渋滞の由)になるから、
自分では車出さない方がいいよと忠告してくれる知人もあった。

キングス・ショップスショッピングセンター
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４日の午後はやく、微妙に不足しそうなガソリンが気になり、
２ガロンだけ給油しに、まだ大丈夫だろうと、
至近のKings shopsのシェルへ出かけた。
そして反省した。

キングス・ショップスショッピングセンター
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まだ陽は真上を過ぎたばかりだというのに、
いつもは静かなショッピングセンターが喧騒に包まれ、
何をするにも長蛇の列。
唯一、システムエラーから復活したばかりのGSだけがスカスカ。

キングス・ショップスショッピングセンター
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ホント、こういうときの盛り上がりって、すさまじい！

キングス・ショップスショッピングセンター
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交差点毎に、
「さっさと行って行って！
　ほらほら、停まらないんだよ！」と
おまわりさんの交通整理が続きます。

キングス・ショップスショッピングセンター
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おかげで、ショッピング・シャトル、初めて見た！

キングス・ショップスショッピングセンター
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駐車場は混雑しているものの、まだ何とか停められそうなのに、19号線につながる道路（ワイコロア・ビーチ・ドライブ）の脇に、斜列(?)駐車が続く。（米国の駐車は、頭から突っ込む前方駐車が一般的。だがこの時ばかりは、日本と見間違うばかり、後方駐車の車両が並ぶ。しかも、帰宅を意識した、アクセルを踏みさえすれば走りだせるよう、帰路右斜め前方を向く徹底ぶり。）

キングス・ショップスショッピングセンター
もともと、旗の掲揚は多いんだけれど・・・

フラッグ・デイという記念日のあること、ご存知だろうか。
お子ちゃまたちが小さい頃、星条旗を作ってくる（色を塗ってくる）という宿題を持ち帰った。
50個の星、まぁ大きな問題は無かった。
ストライプも独立13州、ココまでは問題無かった。
が、ここでハタと止まった。
白・赤・白なのか、赤・白・赤なのか
インターネットなど、まだなかった時代、日没後に始まった大騒ぎ。
白地に赤は日の丸だから、赤・白・赤が星条旗だな！そうしよう。
結果として、親の権威を保つことになった宿題だった。
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そして、こんな洋服も！
うんうん、ありがちなデザイン。
実際には、5日の朝、朝食中に見かけたのだけれど。

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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裸足でペタペタ・・・
ウンウン、これもあるんだなぁ！

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ホテルから案内があった。
『今夜、ハプナとマウナケアとで打ち上げる花火
　ゴルフコースのフェアウェイから、みんなで眺めよう！』
この地図、右端中ほどにある、グリーンとバンカーの間に
皆が仲良く陣取った。
ふざけ過ぎないお子ちゃまたちと、ふざけさせ過ぎない大人たち。
こんなときの彼ら・彼女らの感覚・行動は、とってもフィットして好き。

ウェスティンハプナビーチリゾートホテル
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フェアウエィというよりは、グリーン海側のバンカーとの境に陣取る。
昼間プールで使い、しっかりと乾かしておいた、ビーチタオルを芝にひろげ
雲の広がってきた空を心配げに眺める宿泊客たち。

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予定の20時に始まったのは、午後、大混雑していた”ワイコロア”のあたり。

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”ワイコロア”の花火の終わるのを待っていたかのように
グリーン正面、少し見上げる辺りに花火があがりはじめた。

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なんせ、セキュリティーの先にある、プライベートなグリーンまわり。
「あなたたち、アメリカ人じゃないのかい？」と尋ねたくなるくらい、静か。

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花火が始まるまでの方が、お子ちゃまたちも元気がよかったような・・・
（虫をつかまえようとしていたような）

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フラッグカラーの花火にも静か
う～ん、不思議だ！

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でも、ハートの花火のときだけは、
「おぉぉぉ！」とどよめきが。

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シンクロされる大音響の音楽を伴わない　打ち上げ花火も悪くない。

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花火ではないけれど・・・
ワイメアのパーカーランチ。
4th of JULYを調べたときに、ロデオを中心としたイベントのあることを知った。
放牧されている数万頭の牛を、ハワイのカウボウイ「パニオロ」がとりしきる。
そんな彼らの誇りと伝統を示す「ロデオ」なのだろう。
惹かれるものはあったが、結局次のお楽しみということになった。

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心配した雨も、やはり降ることは無く
10分強の花火も、そろそろフィナーレ

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なんだか、日本で眺める以上に花火をエンジョイした、ひととき。

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少し寂しくはあったけれど、ね！

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真っ暗な小径には、再度、松明に火が灯された。
こんなところが、やはりアメリカらしい演出なのかもしれない。

じいちゃん、ばあちゃんたちは、何かしら感じるところがあるのかもしれないけれど、60年って年月は、とげとげしたものをまぁるくするのに十分だったんじゃないかなぁ。いまさら、アメリカを否定することもできないし、同じように、ハワイアンの伝統を否定するなんてこともできないよ。なので、これといったこともない、お祭りの一日になってるんじゃないかなぁ、今は。

そういうことなのかもしれない、少なくとも今は。

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帰国した後の15日、TMTプロジェクト工事の再開が発表され、
これに反対するハワイアンの静かな抗議行動がはじまった。
人類や宇宙の起源にせまろうというTMT
自分たちの祖先とつながる聖地を護れというハワイアン
いずれの言い分にも、「うんうん、そうだよね」と頷いてしまう自分。
ナントカならないものだろうか。
っていうか、どこでズレちゃったんだろう・・・

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