2年前に北京へ行き、万里の長城のスケールの大きさにすっかりやられてしまい、中国を旅したい！と思うように。ＮＨＫのシルクロード番組を子供のころ観て、漠然とシルクロードに行ってみたいと思っていたけど、これから実践していこう！と決意。<br /><br />この旅行記は3日目。暑い中、大雁塔と青龍寺の2か所観光した後、疲れてるけど夕暮れになるのを待って城壁サイクリングへ行きました。哀愁漂う夕暮れの中、のんびりサイクリング…とはいかず、ガタガタ道を最後はとばしました。急いだわりに写真が多いので、サイクリングだけでひとつの旅行記にします。<br /><br />その１移動編はこちら<br />https://4travel.jp/travelogue/11506183<br /><br />その２ 2日目散策編はこちら<br />https://4travel.jp/travelogue/11508059<br /><br />その３ 3日目大雁塔、青龍寺編はこちら<br />https://4travel.jp/travelogue/11509654<br /><br />中国ひとり旅が初めてのため行く前はかなり不安があったのですが、思いのほか西安の人たちが親切で、また行きたいと思える旅となりました。<br />トラベラーの方々の旅行記を参照させていただき、スムーズな旅となったことお礼申し上げます。<br />

ここからシルクロード旅を始めよう。のんびり西安一人旅その4 夕暮れの城壁サイクリング

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2019/05/31 - 2019/06/05

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エリア

西安(中国)

お昼ご飯は涼皮と温レタスで消化が良かったのか、お腹がすいたままじゃ自転車に乗れない！ 3日目にして無性に米が食べたくなり、チャーハンがあるお店を探しました。やっぱりお米の国で生まれ育っているので、米を食わないと力がでません。
バス停に行く途中のお店の外看板に、「飯」の文字があったので入りました。
ハムと卵のチャーハン10元。山盛りなのに安いな～。
パっと見、味が濃い？辛い？と思ったけど、いい塩梅でした。食べきれなかったので、ビニールに入れて持ち帰り夜食にしました。
一人旅だと一品しか食べられないのが残念。
城壁北門に近い宿に泊まってましたが、城壁を一周するには南門からというトラベラーさんたちの情報をもとに、バスで南門まで移動しました。
18:30ごろなのに、まだ日差しが強く暑いです。
入場券を買って城壁の上に上りましたが、まだ暑すぎて自転車に乗る気になれず。
城壁に見立てた壁を作ってる？一部を濃くして、それっぽく見えるようにしているなんて技ありです。
各門の開門時間。この時はまだ一周する気だったので、22時までに戻ってくればいいんだから余裕、と思ってました…が、途中で計画変更となりました。
お土産屋を見て時間をつぶし、自転車を借りました。係のお兄さんが身長に合わせて、サドルを下げてくれました。それでも以前にタイで足が十分に届かず、自転車ごとすっ転んだことがあるので、さらに下げました。
もう19時ですが、西日がきついです。
脚が長～い。あまり人がいないので、城壁貸し切りって感じです。
わたくし熊ゴローです。メイドインチャイナなので里帰りですね。得意そうな顔してます。
けっこうガタガタ道。イテテテ、と言いながら走り出します。久しぶりの自転車だし、ガタガタ揺れるので腕に力が入り、翌日は見事に筋肉痛。
城壁ランナーがいました！
西安城壁マラソンがあるようなので、出てみたいと思ってましたが、このガタガタ道を走るのはきつそうだな。
文晶門だったかな。重量感たっぷりの城壁です。
ツバメが飛び交ってます。こんなところに巣を作るなんて、うらやましいです。
トイレもあるので長いサイクリングでも安心ですね～。入ってないので、どんなトイレか分かりませんが…
城壁の間からは構想ビルが。いつごろ出来たビルか分かりませんが、だいぶ展望が変わったんでしょうね。
チベット仏教寺院の広仁寺。夕暮れのダンス開催中でしょうか。
最終日に行こうと思ってたけど、土砂降りで結局行けず。
夕暮れに光る金の屋根。行きたかったなー。上からの参拝で失礼しました。
ドドーンと迫力の高層ビル群。開発と発展は仕方ないにしろ、ビルが無かったらと思ってしまいます。城壁が出来た時代の眺めは、どんなだったんでしょう。
19:40ちょっと前。だいぶ薄暗くなってきました。
ランタンに明りが付きだしました。
暗くなってきていい雰囲気。ほっとするようなひと時です。
高層ビルのシルエットに、ちょっとだけ飛行機雲。空がいい色に一刻一刻と変わっていきます。
ほかにあまり人もいないので、城壁と夕暮れの空をほぼ独り占め。あ、熊ゴローが一緒でした。
夕暮れのオレンジが消えだすと、どんどん暗くなっていきます。
そう、暗いんです！
ランタンに明りは付きましたが、思った以上に暗い。これはマズい！視力があまり良くなく暗いところは見えにくいから、ガタガタ道を自転車で走る自信がない～～。
まだ北門の手前、南門まで一周したいけど、ここで無理して転んだりしたら翌日からの観光にも支障がでる、と北門で止めることに決定。
しかーし、北門のレンタサイクルは20時に閉まる…急がねば！写真も撮らず飛ばし、北門に着いたのは20時3分ほど前。ギリギリ間に合った～。
自転車も返して、やっと落ち着いて写真を撮れることに。外壁の外側のライトアップがきれいですが、内側にもあったら足元が見やすかったかも。
中国はあちこちが赤色で、もうお腹いっぱい！ってときもあるけど、ランタンのこの赤は夜空に映えます。
まさか門も20時で閉まって出られないのか！？と焦って、この写真の左側にある門をを覗いてたら、まだ開いていて出られそう。焦ったのは私だけでなく、周りの中国人も出口を指さして開いてるの？みたいに聞かれました。中国語はできないので、笑顔でうんうん、とうなずくしかできませんでしたけど。
街の喧騒を高みの見物って感じで、城壁にいつまでもいたい感じです。
人が少ないので静かです。中国はどこも人だらけで賑やかなイメージですが、こんな静かなところが街中にあるとホっとします。
まだ真っ暗になっていない空がきれいで、しばらく眺めてました。
名残惜しいけど、翌朝は早起きなので帰ることにします。
半周サイクリングになったけど、北門近くの宿に泊まってたので、南門から北門までで終わりにしてちょうどよかったのかも。

夕暮れから夜にかけての城壁サイクリングは、風景だけでなく、空の色も楽しめてオススメですよ～。