2019/07/25 - 2019/07/25
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belleduneさん
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日建設計によるホキ美術館を見にいきました。内部は写真撮影禁止なので、酷暑の中、外観を撮りに覚悟して1周しました。かなりユニークな構成になっています。上空から見るとよくわかるのですが、「バランスドラーメン」という鳥居のように、内側に円弧をずらすと、中央部の構造体の重さとキャンティレバーで跳ねた部分の重さが釣り合い、柱に水平方向の力が加わらなくなることだそうです。
上部のチューブ状ギャラリー端部は、約30cmのキャンティレバーで張り出し周辺からのランドマークともなっているという。
地面レベルのチューブは、地面から約60cm浮いて設置されています。
地下のチューブ部分は、RC造、上部のスチール板の構造とは、部分的に接合しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
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入り口です。右手に見えるのは金属製の棒で、傍にある昭和の森の杉林をイメージして作られたフェンスだそうです。
年に2回、設計担当者だった鈴木隆氏による見学会が催されています。見学会では、作品以外の内部撮影が許可されています。8月は23日辺りだったでしょうか。交通の便が良くないので、電車とバスでここへ来る場合は、帰りに乗り遅れないようにしなければ... -
住宅街の中にあるため、箱型の建物ではなく、空間があるため、中庭の植栽の通風も考慮され、周囲の住宅への圧迫感も軽減されています。
このフロアは企画展で右手にずっと伸びていて、先端は宙に浮いています。 -
内部のギャラリー図
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ホキ美術館は、株式会社ホギメディカルの名誉会長である保木将夫氏が創立した私立美術館です。国内初の写実絵画のコレクションがある美術館として、2010年に開館しました。翌年、日本建築大賞を受賞。駐車場から見た建物外観です。
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保木氏所有の写実絵画を全て展示するには500mの廊下が必要だったそうですが、敷地100mに並べるには長さが不足していた上に、住宅街の中に建てるため、低層にする必要がありました。その結果、カーブを描いた幅も異なるギャラリーが少しずつずれて、地下へと潜って行くような構造となったそうです。
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このギャラリーにはピクチャーレールがありません。宙に浮いたギャラリーが鉄板構造のために実現でいたということです。絵画、説明書はピクチャーレールではなくて、強力なマグネットで固定しているそうです。東日本大震災の折にも絵画が落ちたり、ずれることもなかったということなので、この構造計算は素晴らしいものですね。
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ギャラリーにいる時は、気が付きませんんが、外から見ると。ああ。こうなっておりんだ、と理解できます。
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これから側面、先端へと歩いていきますが、揺れを抑える耐震ダンパーが先端部分などに設置されています。
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右手は住宅が並んでいます。そのため、こちら側は側面外壁のみとなっています。しかし、2層の間が空いているため、風が通り抜け、圧迫感はありません。
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ギャラリー内の照明は、世界で初めてこの美術館が全館LED照明を採用しています。
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小型のLEDを使用しているので、絵画にムラがなく、光をあてることができます。また、黄色と白色の2色で、1枚の絵画に対して、約20個のLEDを使っているそうです。全館で、8000個の照明を2m間隔で、同じ色をグループ化して、管理室で調光しています。LED照明は天井にある63mmの穴に設置されていますが、下から見上げても分かりません。ライトが入っていないものは、空調用、排煙口、煙感知器、防音スピーカー、スプリンクラーなどが設置されています。私も絵画の前のどこに立っても、影ができませんでした。
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床は、特別なゴムチップを使用してあるため、音がせず、疲れ難いものになっています。ギャラリー毎に、天井の高さ、廊下の幅、壁の色などが異なっています。
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この部分は後で休憩したカフェ部分です。
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車がガレージ入り口に停まっていますが、地下がガレージとなっています。
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こちらが1階の企画展の先端となります。最初は先端を支える柱を斜めに建てる構想もあったそうですが、綿密な計算でなしとなっています。スッキリした構造になりましたね。お見事な仕上がりです!
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逆光となっているので、木陰を探しながら撮っています。
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面白い端部です。
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地形が傾斜になっているので、ここから少し登って行きます。
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正面に見えている上の部分は、エントランス部分で、下は地下1階の展示スペースで、こちらはコンクリート造となっています。全て鉄板構造の予定だったそうですが、当時の価格が高騰したため、大幅に計画を変更して、現在のようになったという。1階は企画展のため、絵画の入れ替えが多いため、このフロアだけ、鉄板構造にし、地下階は、コンクリート造で、釘で絵画を固定してあります。
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面白い構成なので、出来れば、上空から見たいものです。カフェにあった建築雑誌にその写真が載っていました。
美術館地下2階には、建設に関わった人たちの名前がガラス板に書かれて飾られています。特に夕暮れのホキ美術館が綺麗ということなので、お勧めだそうです。 -
この斜面を登って行くと、先ほどのエントランスに出ます。
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ぐるっと一周してきました。
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更に、外側に階下の道路に下りる階段があります。
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道路から見た階段外の壁です。
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階段の入り口はこんな壁が設えてあります。
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全体はこんな感じです。
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階段を登って、カフェで一休みします。
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