中国の旅2018#3

2018/03/20 - 2018/03/29

西安空港から敦煌へ
多少遅れたので１５時頃敦煌に到着した。
タクシーの一日貸し切りがシーズンの夏でだいたい5~600元程度と聞いていたので、シーズンオフかつ半日なら時間がなく急かせたとしても半額程度と考え交渉してみた。
結果、陽関、玉門関と漢長城を巡って宿までで300元となった。あっさり決まったのでもっと安くてもよかったのかもしれない。

エリア 敦煌(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

玉門関

まずは入ってすぐの博物館
張騫像

シルクロード

玉門関は漢と唐の時代に造られた
唐のものが現存している

周りは何もない

通称小方盤城

続いて漢長城
漢代、武帝により造られた長城の西端

ここが当時の中国の最西端

やっぱり周りは何もない

陽関博物館

張騫像

役所や宿舎、民家などが再現されている

陽関都尉府
陽関を守る部隊の本営

甘草
初めて植物そのものを見た。
偽アルドステロン症に注意

酒を勧めている王維像
陽関は王維の、

渭城朝雨潤軽塵
客舎青青柳色新
勧君更尽一杯酒
西出陽関無故人

の漢詩で有名

烽火台跡

確かにここから先に酒を酌み交わす知人はいないだろうという気になる

ここまでが漢の支配域

陽関の全景

鳴山路沿いにあり、鳴砂山から歩いて15分くらいのところにある宿の集合地
シーズンオフなので１泊1500円程度だった

夜8時半ごろの到着な上シーズンオフなので食事をとれる店もほとんど閉まっていた。店じまいをしているところがあったのでなんとか1杯作ってもらう

1杯10元のビャンビャン麺。目の前で麺を打ってくれた。
この旅の中で一番おいしいビャンビャン麺だった。

翌朝は日の出前に鳴砂山へ向かう

砂山を登って

日の出を見た

日の当たる向きと光量によって色が変わり綺麗だった

鳴沙山 月牙泉 砂漠・荒野

月牙泉
砂漠のオアシス

水はそれほど綺麗ではなかった

全景
ネットでは6時から開いているという情報もあったが実際は7時開園だった。
暗闇の鳴山路を歩いていると放し飼いの犬に追われるので、爪で傷つかないよう長ズボンを履き、開園まではゲート横の24時間ＡＴＭに隠れるといい。

8時過ぎに退園

タクシーで莫高窟へ

シルクロード全景

バスで近くまで移動する
乾期なので干からびた川

人数制限がありネットで前もって予約する必要がある

窟だらけ

ガイドの説明を受けながら回る
日本語ガイドもいる

世界遺産

有名な第96窟

正面から

隋から明、清まで中の像や絵の作られた時代は広範囲に渡るが、それぞれの様式の違いがよく分かって見比べると面白い

莫高窟を出て敦煌中心部に出る

バスに乗って2時間ちょっと

柳園駅に到着

11時前の列車まで、近くの店で売っていたカップめんを食べて待機

夜行列車でウルムチへ