マレーシアの国教、イスラムの世界を垣間見る

2019/07/13 - 2019/07/15

空港ラウンジが使えるようになってから、各地のラウンジを楽しみにしています。
クアラルンプール空港のラウンジも評判が良かったので行ってみました。

せっかくホテル代も安いマレーシアなので、ラウンジアクセス付のホテルにも泊まってみました。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

マレーシアで有名モスクは、ピンクモスクやマラッカ海峡に浮かぶ水上モスクだと思いますが、近場の隣駅でまずはモスクデビューをしてきました。KLセントラル駅の隣、クアラルンプール駅にある国立モスクです。
入口っぽい階段はいくつもありますが、観光客用の入口はクアラルンプール駅から行った側にあります。肌を露出している場合は入れないので、貸し出しのローブなどを身につけます。

入ると多くの柱で支えられた空間があります。壁は透かしで飴が入れば濡れると思いますが、熱帯地方のクアラルンプールにはこれが自然の光と風が入れられていいのでしょう。

お祈りをするためのモスクはブルーがきれいなドーム状の空間です。

中には何組かの団体がいましたが、イスラムの教えを勉強している、そんな雰囲気でした。

3分ほど先にはイスラム美術館があります。国立モスクと対になるような色調。観光客はそう多くありません。

２階の展示場に入ると、各国のモスクの紹介がしてありました。

イスラム教には付き物の塔はありますが、これもモスクか?というものもありました。

こちらも高床式。東南アジアの雰囲気ですね。

コーランの展示もありました。修復されたもので、その過程のビデオは１階のチケットカウンター横の部屋で紹介されていました。

こちらはブックカバー。レザー製です。

木製の玉座。インドの若い王のためのもののようです。

宝飾品は多く展示されていました。美しいけれど、かなり重かっただろうことも想像できます。

精巧な造りの工芸品はどこでも見られますが、アジア系はヨーロッパの金銀よりも木製が多いように思いました。

こちらは彫り物です。INLAYと書かれているのではめ込み式のものでもあるかもしれません。

食器類は・・・ほしいものばかり。落ち着いた色で味わい深い。鳥が描かれたものもあります。

こちらも素朴でいて、使い勝手が良さそう・・・ほしい・・・

絵付けのお皿も美しい。ちょっと中国っぽい雰囲気もありますね。もちろん、中国から渡ったものも展示されていました。

同じ絵付けでも動物バージョン。動物が多く登場するのはヒンドゥですが、これも関連があるのでしょうか。そういうところまで関心をもって見学できたら、もっと奥深いと思います。

館内の雰囲気はこんな感じ。人を避けて撮ったわけではなくすいています。

パンフレットがこちら。館内案内です。

ショップも広かったし、体験できる場所もあるようです。
入場料は14リンギットで400円ぐらい。おススメです。