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12時15分過ぎ、イグアスの滝ブラジル側の散策を開始。地理的には滝のうちブラジル領となるのは、悪魔の喉笛(Garganta do Diabo)で有名なウニオン滝(Salto Union)のブラジル側手前(右岸)寄りのフロリアーノ滝(Salto Floriano)など、全体の20%程度なのだが、左岸に広がる残り80%の部分も含めて全体が把握できる点ではアルゼンチン側より優れている。確かに最初に川が見えた時に見た流れ落ちる滝群には言葉が出なかった。いや、なんちゅう数になんちゅう水量。この時にはまだ把握できてなかったが、最初に見えたこの部分は翌日訪ねたアルゼンチン側のアッパートレイル(Circito Superior)やロウワートレイル(Circito Inferior)の終点辺りで、川がUターンしているので川幅が広がっているが、その回り込んでいる一番外側の部分で、その左手にあるのは滝に削られずに残っているサンマルティン島(Isla San Martin)だった。凄いとしか云いようがない・・・<br /><br />しばらく滝に感激した後、川の右岸に続く遊歩道を上流に向かう。ここから1.2㎞ほど遊歩道が続く。10分も行かないうちにサンマルティン島の上流側に抜けるが、ここは滝が2段になっており、奥に続く水のベールと、すぐ向かいの2段目の滝群を見通せる展望台がある。私も並んで写真を撮ってもらう。すぐ向かいにある2段目の滝は三銃士の滝(Salto Tres Mosqueteiros)と云い、上の段のリバダビア滝(Salto Rivadavia)から続いている。雨は上がったのだが、水しぶきがすごい。ここから上流の悪魔の喉笛方向が見えるのだが、先は水しぶきで見通せない。三銃士の滝を過ぎたところにも展望台がありそこでも記念撮影(下の写真1)。<br /><br />この遊歩道、たくさんハナグマ(Coati)がいることいること。正確にはアカハナグマ(South American Coati)で、南米の中央部の森林、低地の草原地帯に棲息しているアライグマ科の動物。アライグマ(Raccoon)同様、見た目は可愛いが結構狂暴と云うことで手を伸ばすようなことはしなかったが、確かに可愛い。以後、イグアスの滝ではアルゼンチン側も含めて山ほど見掛けた。あと、オオトカゲ(Monitor lizard)もたくさんいた。<br /><br />ゆっくり写真を撮りながら歩いたので30分ほど掛かって、一番奥の滝に到着。これがフロリアーノ滝(下の写真2)。目の前を泥水が大量に流れ落ちる。声が出ない。このフロリアーノ滝も2段になっており、2段目のサンタマリア滝(Salto Santa Maria)の上を悪魔の喉笛の手前まで遊歩道が繋がっている。しっかり防水していよいよ先端に向かう。足元を通った水がサンタマリア滝を流れ落ちるのも凄い。で、一番先端、悪魔の喉笛のウニオン滝の滝壺が見えるところまで進んだが、凄い水しぶきで正直あまり何も見えない(下の写真3)。ウニオン滝は約50mの落差の1段滝なので、一気に流れ落ちてる。<br /><br />フロリアーノ滝の袂まで戻り、エレベータで上階に上がると、そこからの景色もまた少し違って見えてなかなか面白い。2時前になったので、滝の上部部分にある休憩所ポルトカノアス(Porto Canoas)のファーストフードでハンバーガーのお昼とする(下の写真4)。29.99R$だったので1100円くらい。この休憩所からは滝の手前の部分が見える。アルゼンチン側の悪魔の咽笛手前の遊歩道の先端に人が溢れているのもよく見える(下の写真5)。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874176532652362&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/videos/vb.100001801017376/1874305405972808/?type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />その後再度遊歩道を歩いたりして3時半頃にポルトカノアスからマクコサファリ(Macuco Safari)へバスで移動し、ボートツアーでイグアス川(Rio Iguacu)を上る。ツアーは215.4R$(約7500円)とちょっと高いけど、しゃあない。チケットを買ってまずはグループになって電気自動車で移動、その後ボート乗り場まで10分ほどジャングルを散策。濡れてもいいように水着に着替えてボートに乗船。ここからまずは今日最初に滝が見えたサンマルティン島のところまで川を遡る。これが10分ほど掛かる。ちょうどここら辺りで晴れてくる。ここでタイミング待ちを5分くらいして、ボートはいよいよ滝に突入。この時には分かってなかったが、ブラジル側のボートツアーで突入するのは遊歩道から見てた三銃士の滝。水の下に何回も突っ込んでくれる。まあ、なかなか面白い体験だった。ちなみにアルゼンチン側のボートはタイミング待をしてた辺り、ローワートレイルのサンマルティン島の向かいからボートに乗り込み、奥のサンマルティン滝(Salto San Martin)に突っ込むようだ。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874194342650581&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br />5時15分頃ボート乗り場に戻り、本日の観光は終了。再度着替えて電気自動車でバス道に戻り、バスでゲートに戻り、路線バスで町に戻る。ホテルには7時頃戻る。翌日の朝、アルゼンチンの移動、ここに来るまではバスで国境へ移動し、いったんバスを降りて出国し、次のバスでアルゼンチン側に橋を渡り、またバスを降りて入国審査して、三度バスを待ってアルゼンチン側の町に移動しようと思っていたのだが、大きなスーツケースを持ってのこの移動は無理と判断。アルゼンチン側のホテルまでへのタクシーを頼むことにする。ところが、朝には英語しゃべれる兄ちゃんがいたのだが、ホテルのフロント、誰も英語が喋れない。結局、その兄ちゃんに電話してくれて、ようやくOK。ああ、しんど。まあ、でもこういうシチュエーションは40年前に初めてヨーロッパに旅行した時から何度も経験しており、なんとかなるもんだ。<br /><br />少しンホテルで休んだのち、8時頃から夕食。ブラジル最後の夜と云うことで、再びシュラスコ(Churrasco)を食べに、10分ほど歩いてシュハスカリアトロピカーナ(Churrascaria e Pizzaria Tropicana)へ。たっぷり食べたわ。ビール飲んで、ワイン飲んで、90R$(3000円足らず)だったので、満足! 帰り道で道端で売ってたTシャツを購入して9時過ぎにホテルに戻った。この日は2万1千歩越えで、ブラジルではサンパウロ、リオと併せて毎日よく歩いた。4日間で10万歩以上。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874203539316328&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />イグアスの滝、アルゼンチン編へ続く。

ブラジル イグアスの滝(Cataratas do Iguacu, Brasil)

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2017/11/18 - 2017/11/18

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旅行記グループ イグアスの滝

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ちふゆ

ちふゆさん

12時15分過ぎ、イグアスの滝ブラジル側の散策を開始。地理的には滝のうちブラジル領となるのは、悪魔の喉笛(Garganta do Diabo)で有名なウニオン滝(Salto Union)のブラジル側手前(右岸)寄りのフロリアーノ滝(Salto Floriano)など、全体の20%程度なのだが、左岸に広がる残り80%の部分も含めて全体が把握できる点ではアルゼンチン側より優れている。確かに最初に川が見えた時に見た流れ落ちる滝群には言葉が出なかった。いや、なんちゅう数になんちゅう水量。この時にはまだ把握できてなかったが、最初に見えたこの部分は翌日訪ねたアルゼンチン側のアッパートレイル(Circito Superior)やロウワートレイル(Circito Inferior)の終点辺りで、川がUターンしているので川幅が広がっているが、その回り込んでいる一番外側の部分で、その左手にあるのは滝に削られずに残っているサンマルティン島(Isla San Martin)だった。凄いとしか云いようがない・・・

しばらく滝に感激した後、川の右岸に続く遊歩道を上流に向かう。ここから1.2㎞ほど遊歩道が続く。10分も行かないうちにサンマルティン島の上流側に抜けるが、ここは滝が2段になっており、奥に続く水のベールと、すぐ向かいの2段目の滝群を見通せる展望台がある。私も並んで写真を撮ってもらう。すぐ向かいにある2段目の滝は三銃士の滝(Salto Tres Mosqueteiros)と云い、上の段のリバダビア滝(Salto Rivadavia)から続いている。雨は上がったのだが、水しぶきがすごい。ここから上流の悪魔の喉笛方向が見えるのだが、先は水しぶきで見通せない。三銃士の滝を過ぎたところにも展望台がありそこでも記念撮影(下の写真1)。

この遊歩道、たくさんハナグマ(Coati)がいることいること。正確にはアカハナグマ(South American Coati)で、南米の中央部の森林、低地の草原地帯に棲息しているアライグマ科の動物。アライグマ(Raccoon)同様、見た目は可愛いが結構狂暴と云うことで手を伸ばすようなことはしなかったが、確かに可愛い。以後、イグアスの滝ではアルゼンチン側も含めて山ほど見掛けた。あと、オオトカゲ(Monitor lizard)もたくさんいた。

ゆっくり写真を撮りながら歩いたので30分ほど掛かって、一番奥の滝に到着。これがフロリアーノ滝(下の写真2)。目の前を泥水が大量に流れ落ちる。声が出ない。このフロリアーノ滝も2段になっており、2段目のサンタマリア滝(Salto Santa Maria)の上を悪魔の喉笛の手前まで遊歩道が繋がっている。しっかり防水していよいよ先端に向かう。足元を通った水がサンタマリア滝を流れ落ちるのも凄い。で、一番先端、悪魔の喉笛のウニオン滝の滝壺が見えるところまで進んだが、凄い水しぶきで正直あまり何も見えない(下の写真3)。ウニオン滝は約50mの落差の1段滝なので、一気に流れ落ちてる。

フロリアーノ滝の袂まで戻り、エレベータで上階に上がると、そこからの景色もまた少し違って見えてなかなか面白い。2時前になったので、滝の上部部分にある休憩所ポルトカノアス(Porto Canoas)のファーストフードでハンバーガーのお昼とする(下の写真4)。29.99R$だったので1100円くらい。この休憩所からは滝の手前の部分が見える。アルゼンチン側の悪魔の咽笛手前の遊歩道の先端に人が溢れているのもよく見える(下の写真5)。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874176532652362&type=1&l=8a89379cb0
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/videos/vb.100001801017376/1874305405972808/?type=1&l=8a89379cb0

その後再度遊歩道を歩いたりして3時半頃にポルトカノアスからマクコサファリ(Macuco Safari)へバスで移動し、ボートツアーでイグアス川(Rio Iguacu)を上る。ツアーは215.4R$(約7500円)とちょっと高いけど、しゃあない。チケットを買ってまずはグループになって電気自動車で移動、その後ボート乗り場まで10分ほどジャングルを散策。濡れてもいいように水着に着替えてボートに乗船。ここからまずは今日最初に滝が見えたサンマルティン島のところまで川を遡る。これが10分ほど掛かる。ちょうどここら辺りで晴れてくる。ここでタイミング待ちを5分くらいして、ボートはいよいよ滝に突入。この時には分かってなかったが、ブラジル側のボートツアーで突入するのは遊歩道から見てた三銃士の滝。水の下に何回も突っ込んでくれる。まあ、なかなか面白い体験だった。ちなみにアルゼンチン側のボートはタイミング待をしてた辺り、ローワートレイルのサンマルティン島の向かいからボートに乗り込み、奥のサンマルティン滝(Salto San Martin)に突っ込むようだ。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874194342650581&type=1&l=8a89379cb0

5時15分頃ボート乗り場に戻り、本日の観光は終了。再度着替えて電気自動車でバス道に戻り、バスでゲートに戻り、路線バスで町に戻る。ホテルには7時頃戻る。翌日の朝、アルゼンチンの移動、ここに来るまではバスで国境へ移動し、いったんバスを降りて出国し、次のバスでアルゼンチン側に橋を渡り、またバスを降りて入国審査して、三度バスを待ってアルゼンチン側の町に移動しようと思っていたのだが、大きなスーツケースを持ってのこの移動は無理と判断。アルゼンチン側のホテルまでへのタクシーを頼むことにする。ところが、朝には英語しゃべれる兄ちゃんがいたのだが、ホテルのフロント、誰も英語が喋れない。結局、その兄ちゃんに電話してくれて、ようやくOK。ああ、しんど。まあ、でもこういうシチュエーションは40年前に初めてヨーロッパに旅行した時から何度も経験しており、なんとかなるもんだ。

少しンホテルで休んだのち、8時頃から夕食。ブラジル最後の夜と云うことで、再びシュラスコ(Churrasco)を食べに、10分ほど歩いてシュハスカリアトロピカーナ(Churrascaria e Pizzaria Tropicana)へ。たっぷり食べたわ。ビール飲んで、ワイン飲んで、90R$(3000円足らず)だったので、満足! 帰り道で道端で売ってたTシャツを購入して9時過ぎにホテルに戻った。この日は2万1千歩越えで、ブラジルではサンパウロ、リオと併せて毎日よく歩いた。4日間で10万歩以上。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.1874203539316328&type=1&l=8a89379cb0


イグアスの滝、アルゼンチン編へ続く。

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  • 三銃士の滝をバックに

    三銃士の滝をバックに

  • フロリアーノ滝全景

    フロリアーノ滝全景

  • 遊歩道の先端

    遊歩道の先端

  • 昼食

    昼食

  • アルゼンチン側の遊歩道の先端

    アルゼンチン側の遊歩道の先端

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